Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

ホイールのフランジ部分を製作しました

2021-03-31 21:30:23 | Wさんの1/18 AMG560SEC
本日の山陰もかなり天気が良かったですね。
起床しますと昨日とは全く違い空が青いです

定休日の二日目に出勤し行った作業は・・・
中庭の手入れですね
家内がクリスマスローズの苗を頂いてきましたのでガーデンの薔薇の脇の方に植えておきたいのですよ
というのもクリスマスローズはまだ冬の寒いときに花が咲きますので中庭が明るくなった様な気がするのですよ。

十数本いただきましたのでそれを全部植えるには結構な時間が必要になって来ます・・・まあ穴掘りなど家内にはちょっと重労働なので・・・
穴を掘って堆肥を入れて寒肥も入れて混ぜてから家内が植えてゆきます。

ここで季節の話題など・・・
先日、懇意にしているI藤さんがいらっしゃいましてCafeの玄関から外に出られたときに「これは何?」っておっしゃったのがこちらのものです

これは玄関前に数年前に植えたポポーの木に付いた花芽ですね
何年かしないと実が成らないと聞いてはいましたが・・・
今年はポポーが食べられるのかもしれませんね。

午後からは本業を進めますよ
昨日作ったホイールのピアスボルトがつくフランジの部品は途中でハンダが外れてしまって歪んでしまいました
今日は最初からやり直しですね
でも今日はその部分はオミットしておきましょう・・・同じ部分をご紹介しても面白くないでしょうからね〜
で・・・
今日作り直した部品からですね。
内側も外側も旋盤で綺麗に整形できました

ピアスボルトの穴をあけなければなりませんね
実車のピアスボルトの数を数えてみますと
35個のボルトで止められていますね
・・・割り出し円テーブルで35分割を見ますと一回転と6個の穴をずらして穴を開ければ35分割は大丈夫のようですね

穴を開けかけています
この縁の幅は1.0mmで穴は0.5mmの穴を開けています
少しずれてしまいますと・・・この円形の部分から外れてしまいます・・・。
なんと難しい・・・
こんな作業をしていますから途中で呼びがしがかかりますとついつい「イラッ」としてしまうんですよね。
まあ機会に任せて作業をするわけですから私がそんなに感情移入しなくてもいいかもしれませんが・・・

やっと全鵜の穴を開けました・・・
ちなみに穴の直径は0.5mm深さは2.0mmです
直径に対して結構深さがありますからキリをおらないように気をつけなければなりません。

割り出し円テーブルから外して・・・
実際に手で持って確認しますと・・・なんと美しいことでしょう(笑)

数日前に作ったアルミ製のリムを合わせてみましょう
なかなかいい感じじゃないかと・・・ぴったりですね。

続いて先ほど加工していた部品にハンダゴテを当てて分解致しましょう
この部品は分解しないと使えないのです。

熱したハンダゴテで分解しました
真鍮の部分にハンダゴテを当てていますと洋白の部分がぽろっと外れましてね・・・意外と簡単に外れてくれたな〜と思っていました

フランジの部品に再びハンダゴテを当ててさらに分解致します・・・が
穴の空いたフランジ部分は・・・どう数えても6枚しか無いんです
で・・・厚みも測ってみましたが大体全部0.2mm

なので真鍮の部分にあと2枚くっついているのでは無いかと・・・
さらに真鍮の部分にハンダゴテを当てていますと・・・2枚分剥がれました
あ〜良かったです
これで8枚全部無事に回収できました。

2枚の部品を分解して一安心ですね。
無くなったら最初からやり直しですからね〜
もう一度同じ作業をしろと言われると・・・ちょっとね〜
気持ちが萎えてしまいそうですね

分解したフランジの部品は・・・当たり前ですがハンダがごってりとつきまして・・・
とても綺麗とは言えない状態ですね

こんな場合はホームセンターに売っている半田を吸着してくれるこんな物を使っています
銅線を編んだような物なのですがこれを部品に当てて熱したハンダゴテをあてますと
溶けたハンダがこの銅線に染み込んでゆきまして余分なハンダが吸着しますので綺麗になりますよ

ハンダ吸着後は・・・
こんなに綺麗になります

続いて・・・
フラックスが沢山付いていますから水洗いをしましょう
フラックスが残っていますと後で青錆が出たりしますので綺麗に洗浄しておきましょう

明日からホイールの組み立てを始めましょうかね
あまりイライラさせないでよ〜(笑)



最終のホイールの部品を作り始めました

2021-03-30 21:49:53 | Wさんの1/18 AMG560SEC
本日は定休日なので少し心がウキウキですね。
で出勤しましたが本日の山陰はこんな調子です・・・普通なら遠くに中国山地が見える能義平野ですが、どよ〜んと白く霞んでいますね。
そうなんですよこれが黄砂です
山陰は本州の一番西の果てなので中国からの季節風や黄砂の影響を受けるのですよね。

今日は定休日ながら出勤して最初にした仕事は畑の草刈りですね。
タマネギの畝の間の歩く部分に雑草が生えていましてね〜肥料をするから結構勢いがいいんですよね。
2時間ほどで終わってまして少し早めの昼食&休憩です
今日は家内の友人んが岡山から訪ねてくるらしく・・・
私は邪魔をしないように、アトリエで静かに昼食を食べました(笑)
まあ女性同士のお話があるのでしょう・・・

午後からは本業を進めます
まずは少し前にkamasaさんからコメントを頂いていたBBRのF40のリアウインドウにメイクアップのF40のリアウインドウのパーツが使えるかどうかの検証です。
使ったのは2種類のBBR製のキットでして1個はこのキットですね
このタイプはリアウイングのステーが少し大きめになっているタイプでしてひょっとしたらノーマル形状のものとは原型が違うかもしれないな〜と思って参加してもらいました。

もう一つは普通のF40のストリートです
メイクアップのアイドロンのリアウインドウをあてがってみますが・・・
一見使えそうにみえますが

リアウインドウの後ろ側のRの部分が少し寸法が足らないのです

両サイドの前側の斜めの直線の部分は少しウインドウが大きめで寸法に余分があります

そして全体の前後長が少し不足していますね
まあ強引に使おうと思えばパテで裏打ちをしてウインドウの形状をアイドロンに合わせればなんとか使えるかも知れません

前後長の不足はこちらの写真の方がよくみえますかね??
エッチングの部分がギリギリなんですよね。

そしてこちらがリアウイングのステー部分が大きいタイプですね
基本的にリアのウインドウの形状はステーの小さなストリートのタイプと変わらないようですね。
やはりリアの丸い部分は寸法が足らないですね

全体的なRは接着すれば解決するのかもしれませんね。

左右の上側の斜めの直線部分はウインドウの寸法が余裕がありますね

こちらがBBR製のリアウインドウです
kamasaさんにはこちらのパーツをお送りする事にいたしました
普通の方は複製ができないでしょうし・・・
ボディ側の形状を直すのもね〜大変でしょうから少し黄ばみがありますので当方ではもう使わないでしょうから・・・
当方が作る場合は他のキットから原型を作ってバキュームパーツを複製しますので心配はありません、それよりもこのキットを私が作る時間があるかどうか・・・それが問題ですね。


さて本業です
あ〜今までのは始業前点検みたいなものです(笑)
本日作るのは今回のホイールの制作の中でも一番難しい部分なのです
どこだと思いますか?
ディッシュ部分はもう作って塗装まで終わっていますし、リムの方はアルミホイールということでアルミで作っていますよね。
わかりにくいかもしれませんが・・・
まだ必要な部品があるのです
ディッシュとリムを結ぶピアスボルトのつく部分なんですよね
流石にその部分をアルミでリムと一体に作るのはなかなか難しいので(技術的には可能ですが同じ作業を8回も繰り返さないといけないのでコスト的に合わないのです)別々の部品で作ります。
しかも磨いてアルミと違和感のない質感を得るために洋白を使います。
まずは0.2mmの洋白板に19mmの円形でケガキ線を書いています
それをハサミで切り出しています

8枚のフランジを作りたいので洋白板は8枚ですね
重ねてハンダつけをします

そして真鍮の丸棒にハンダつけをしたいのですが・・・
ちょうど直径が20mmある真鍮の丸棒が5mmほどの長さしかなかったのです・・・
その長さでは旋盤に固定できないので・・・中央部分に10mmの穴をあけまして直径10mmの真鍮丸棒を差し込んでハンダつけしました・・・この部分を旋盤にチャックさせるわけです

次に例の8枚重ねた洋白板を真鍮のアダプターにハンダつけします

少々綺麗ではないですが・・・(笑)
がっちりと付けないと加工の最後まで持たないかもしれませんからね〜
ここは強度が必要なのです

旋盤に固定して周囲を削りました
ここまでは強度は十分ですね

そして
センタードリルでセンターを決めて少しずつ穴を大きくしてゆきます

ここまで大きくしたところで・・・
ハンダつけが剥がれてしまいました・・・
洋白板が歪んでしまったのでもう一度明日やり直します


ここまでやって失敗はなかなか辛いところですよね
ただ良かったのは今日も明日もお休みであるということです
この先の複雑で神経を使う様な作業中に厨房からの呼び出しがあったりしますと・・・頭の髪の毛をクシャクシャにしたくなるくらいイライラする事になるのですよね(笑)
さすがに私でもこんな作業は落ち着いてゆったりとした気分の中で行いたいですからね。


BBR1/43ケーニッヒテスタロッサの修理

2021-03-29 20:42:11 | ミニカー修理
本日の山陰は晴れて暖かい(暑い!?)一日となりました。
まだギリギリ3月なのにね〜
アトリエの中も暑くなりまして・・・窓を開けると風が通って涼しくなるのですが今日は黄砂が酷くて窓を開けられないのですよね
1〜2km離れた所に山が有るのですが白く霞んでボ〜ッと見えています。
なのでエアコンを稼働しました〜!勿論冷房ですよ。
一昨日まで朝はまだ暖房を使っていましたが・・・まあ黄砂の影響も有りますけど数日後に冷房とは・・・エアコンも忙しいですよね。

今日は出勤前に時間が有ったので昨日のコメントの件でBBRのF40のキットを探しました。
なんでもBBR製のキットを持っておられるらしいのですがリアウインドウが無いので・・・と言うコメントを頂いていたんですよね。
F40のリアウインドウはバキュームパーツなので他の窓と違い平板で作る事は出来ないのです。
アイドロンのリアウインドウならいくつか持ち合せが有りますのでお譲りする事も出来るのですが・・・形状が合わなければ仕方が無いのです。
まあ自分のキットなら少々手間がかかってもBBRのキットを持っていますので複製してリアウインドウを作るのですが一般の方ですとそう言う訳にも行かないでしょうからね〜。
こちらが自宅在庫のBBR製キットです。
一見したところではそんなに多い方じゃない様に見えますが・・・この棚の中には3列になってキットが収まっていますから・・・
そしてここが全てじゃないので・・・(笑)

出勤してから最初の仕事は・・・
2台の軽自動車のタイヤ交換です。
冬用タイヤから夏用タイヤに交換し洗車して室内の掃除もしておきます。

中庭を見ますと・・・
なにやらカラフルになってきました
先日までは隣りの畑に有るプラムの花が白く目立ちましたが・・・
今日は艶やかな赤とピンクですね〜
そうなんです花桃が咲き始めました。
アーモンドも咲きましたので中庭はお花見が出来ます。

そう言えば・・・畑のジャガイモは?
と思ってレタスの苗の灌水を終わらせてから見てみましたら・・・
芽が出ていました!!
まだ少しだけですけどね〜。
今年の春ジャガイモはどうかな?
・・・これで出来なかったら他の原因という事になりますよね〜。


さて本日も本業にかかります
今日は修理ですね・・・そろそろ溜まってきまして、片付けておかないととんでもない事になりそうで怖いです。
東京のK林さんからのご依頼でBBR製のケーニッヒテスタロッサスパイダーなのです
ドアミラーが無い/リアのメッシュの取付け/展示ベース及びケースへの取付けがご依頼内容ですね。
お客様がお調べになられた所ではドアミラーは2種類有って角張ったタイプと楕円形の物が有るらしいです。
今回は楕円形の物をご希望だったので少し前にBBR製ケーニッヒ360モデナのキットから複製をしておきました。
形状から考えますとこれが一番近い感じだったのですよね。
サフを塗りました

今回最大の問題はドアミラーの色だったのです。
と言うのもドアミラーはボディカラーと同じ赤で塗られているのでどの塗料が一番近いのか・・・
どのカラーから合わせるのか・・・これが大きな問題だったのです。
ボディカラーと少しでも色が異なりますとかなり不細工な事になります。
クレオスの赤などを試しますが・・・いずれも少し黄色みが強過ぎます
黄色みが強い(オレンジ色系)の赤には何を混ぜてもこのボディカラーの様な赤にはならないのです。
どちらかと言いますとタミヤのイタリアンレッドに近いカラーなんですよね。
次にウレタンのレッドも試しますが・・・これもちょっと違うのです。
そして旧モデラーズのイタリアンレッド・・・これも少し黄色みが強いですね。

で・・・ピッタリなのが有りました
こちらも旧モデラーズのレッドです
これなら下塗りをホワイトにすれば良い感じになるのではないかと思います。

早速下塗りのホワイトです
勿論少し暗めのレッドなら下塗りをピンクに微調整したりするのですが・・・

ミラーの目処がついたので今度はボディ側の加工をします
ミラーが最初から無かったらしく取付け穴も無いし(目印の凹みは付いています)接着剤の痕も無い・・・忘れていたんでしょうか?

ボディカラーの目処が付いたのでリアのスリットも接着します
と言うのもボディが僅かに収縮していましてスリットを曲げ直ししなければならなかったのです。
このスリット曲げ直しして幅を詰めてやると当然塗料が剥げてしまう恐れが高いのです、なのでボディカラーが見つかってからで無いと作業が出来なかったのです。

ミニカーは展示ベースに留めました
そして塗ったミラーをあてがってみますと・・・
如何でしょう?
色の違いはそうわからないのではないかと思いますね。

そうそう、この完成品ですが4点着地が出来ず少しカタカタするのです
普通なら裏板を剥がして車軸の取り付けを調整して4点着地させるのですがシャーシがビスを使わず接着剤でびっしり取付けられているので剥がせないのですよね。
仕方が無いので・・・ペーパーの上でタイヤを削って4点着地させました。
タイヤが良い具合に劣化して硬化していましたので削りやすかったですが先々タイヤが割れてしまう恐れも有ります。
まあタイヤは作れますから取り替えれば良いのです。

ドアミラーのレッドが硬化しましたのでウレタンクリアーを塗っています
ウレタンクリアーを塗りますとまた少し赤の色相が変わります。

シャーシの部分に穴を開けてミニカーの固定用のビス穴を開けます
これもまたなかなか難しい所で・・・内側の構造がよくわかりませんので無闇に穴を開けるのはダメでしょう
今朝自宅から同様のキットを持ってきまして中の構造を確認しながら穴の位置を決めました

ドアミラーを取付ける前にミニカーを展示ベースに取付けました
この時には当然ながらスペーサーも真鍮の丸棒から削り出しましてミニカーとベース板の間に挟み込んでいます。

ステンレスの板で鏡を作っています
このステンレスの板は0.2mmでエッチングパーツの切れ端を再利用しています・・・勿論材料代はただです(笑)
エッチングの枠とか不要になっても捨てないのですよ・・・こんな時に使います。
削る場合は2枚を重ねてハンダ付けして削っています。
削りが終わったらハンダゴテを当てて分解すれば同じ形状の板が2枚出来ます。
丁寧に削り合わせましょう!!

削りが終わったら上にも書きましたが分解して真鍮板に瞬間接着剤で貼付けます
鏡の様に磨きたいのできちんと固定して作業します
ここをハンダ付けしないのは後で簡単に外したいからですね。
同じ取付けるという作業でもその先の作業を考えての接着方法を考えてゆきます。

リューターにフェルトをバフを付けてバフ掛けしてピカピカに磨きます。
恐らくBBR製のミニカーではアミルテープの様な物を貼って鏡を再現しているのですが・・・

これはステンレス板を使って本当に鏡の様にボディが写り込みますね。
やっぱりこの方が良いと思うのですよね(笑)

さてこれにて作業は完了ですね
この後クリアーカバーを付けていつもの赤いフェルトに包んで紙箱に入れてお客様の元に発送致しました。
明日の午後にはご自宅にお届け出来ると思います。


明日は定休日、ですがやっぱり仕事をするのでしょうね〜。
明日はまたAMGに戻ります。

タイヤとホイールの塗装は続きます

2021-03-28 21:12:47 | Wさんの1/18 AMG560SEC
本日の山陰は朝から強風が吹きまくっていました、雨も時々強く降っていましたね。
お昼頃には風もおさまって雨も止んでいました。
ただ黄砂が飛んで来ている様で雨に濡れた車のウインドウのワイパーを動かしますと白い砂を含んでいましてまるで泥水の様な雨なんですよね。
この時期の山陰では珍しく無いのですが・・・それにしても汚いな〜。

荷物を運ぶ為にガレージとCafeを何往復かしていましたら・・・何となく柿の木が緑になっているのを発見しました。
近寄って良く見ますと新芽が出て来ていました。
やはり春はそこまで来ているんですね〜

あの花の咲かなかった梅の木はまだまったく芽が延びておりません枯れちゃったかな??
まあそんなにいきなり枯れる事も無いのだと思いますが・・・?

さて本業ですね〜
昨日はホイールにデカールを貼りまして乾燥機の中で一晩乾燥させて帰りました。
今朝の仕事はラッカークリアーをパラ吹きします。
下の写真をご覧になりますと・・・ちょっと心配させるかもしれませんが・・・
このブツブツはラッカーシンナーをパラパラと塗った所なのです、この後乾燥して半艶位なクリアーの層が出来ると共にデカールを密着させてくれます。
私はガイヤのクリアーを使っていますがこの時点で厚塗りしますとウレタンクリアーを塗った後でこのラッカークリアーが割れてくるのです。
なのでこの時点でのクリアーの厚塗りはNGなんですよ。

タイヤにもフラットブラックを塗りました。
一応この時点では全面(サイドウォールもトレッド面もという意味)にフラットブラックを塗っています。

画像が良く無いですが・・・デジカメが限界らしいのです。
そろそろ買い替えかそれともスマホにして電話とカメラを一体化するのか・・・どうしたものかと・・・考えています。
ウレタンクリアーを塗りました

次もまた塗装ですよ
タイヤのサイドウォールにグレーを少し混ぜたフラットブラックを塗っています。
トレッドとサイドウォールの艶具合は後でフラットクリアーで調節しますからこの際余り関係無いかもしれません。

塗ったタイヤとホイールを仮組みしてみてチェックをいれています
雰囲気はまずまずでは無いかとおもいますね

そしてまた金切りノコでアルミの丸棒を切っています
これは本当に肉体労働ですよね
息が切れます(笑)

先日作ったのは560SECのホイールだったのですが今日削っているのは60SLのものなのです
こちらの方も作っておかないとね〜後で困る事になりますよね。

金切りノコで切ったアルミの丸棒を旋盤で削ってから金属磨きで磨きます
そしてやっとホイールのリムが完成です
ここまで作業をしますとかなり時間がかかりますね。


明日も忙しいかな??
当方は火曜水曜が定休日なので安来市の飲食券は明日が最終日になります
ひょっとしたら忙しいかな〜??

ホイールディッシュとタイヤの塗装

2021-03-27 21:38:54 | Wさんの1/18 AMG560SEC
本日の山陰も良い天気でしたね〜
天気予報では最高気温が20を越える様なお話だった・・・はずなんですが。
お昼過ぎにお客様を送りに外に出ますと・・・意外と気温が低かったのは気のせいでしょうかね!?
お客様の中には中庭を散歩されておられたりしましたけど・・・私にはちょっと寒かった様な気がします。
厨房は暖か過ぎまして・・・上のトレーナーを一枚脱ぎましたので余計に寒かったのかもしれません。

さて今日も本業ですね。
どんどん進めないと・・・どんどん予定が遅れてきます・・・どうしようかと思案中です。
一昨日でしたか複製しましたホイールのディッシュ部分ですが良く見ますと原型のパテが引けたらしく・・・すこし凹みが出来ています。
これはシリコンが原型の凹んだパテの部分を綺麗にトレースしてしまったという事なのですよね。
まあここまで綺麗にトレースしなくても良いのですけどね(笑)

この部品を旋盤にチャックして回しながら1個ずつ整形してゆきます。
まあ回しながら削りますので綺麗に整形する事は出来ますが・・・
それでも9個の部品を同じ様に削るのはなかなか大変ですね。
そしてホイールボルトを別部品にする為にモールドのホイールボルトの中心に0.6mmの穴を開けました
見えますかね〜??

そして次はその穴を1.2mmのドリルで深さ1.0mm程掘ります
これでモールドのホイールナットは全部無くなってしまったという事ですね
これに六角のボルトを埋め込みたいかな〜と・・・
ホイールボルトの無いホイールの本来の形状はこんな形状が正しいのです・・・と自分を納得させて作業を進めます
が・・・これ以上仕事を遅らすなよ・・・と言うもう一人の自分も居ます。

タイヤを塗装します
このタイヤはトレッドパターンこそ有りますがゴムでは有りません
肌色みたいな色をしたレジン製なので塗装をしないとおおよそタイヤには見えませんよね
下塗りは強力な密着力を持っているウレタンサフェーサーを塗ります

同様にホイールのディッシュ部分にもウレタンサフェーサーを塗っています
まあ削り傷とかも有りますからウレタンサフェ−サーの方が良いと思います(笑)

そしてディッシュの部分にはそれぞれのボディカラーを塗っています
こちらは6.0SLですね
エメラルドブラックだったかな!?

こちらは56SECですね
ちょっと画像が悪いのですが・・・
実物はもう少しいいですよ(笑)

そしてタイヤのサフェーサーが乾きましたので中研ぎをします
サフェーサーを塗りますと表面の凹凸がよくわかる様になります
このタイミングで表面が綺麗になるように中研ぎを入れます
ついでに書くならタイヤの溝に入ってる余分な部分(画像の中にも1個だけ写っていますね)も超綱タガネを使って溝を復活させておきましょう。
この後にはもう一度サフェーサーを塗って表面を整えておきます

次はホイールに取り付ける為のデカールのデータを作ります

問題はデカールを作る時の色なのですよね
この文字は本来は凹み文字になっているのです
が・・・実際には文字が小さすぎて
凹み文字は再現が難しいのです
何せ幅が3.0mm縦が0.8mmほどなので彫り込みが仮に可能でも塗装時に埋まってしまうでしょうしね〜。
と言うことで黒とグレーで印刷してみました
ボディカラーの上でもある程度みえないといけませんのでなかなか難しいですね。

結局使ったのはグレーの方のデカールでした
ブラックですとほとんど読めなかったのです
なのでグレーで印刷したデカールを貼っています
AMGの向きが逆ですが・・・これは色合いを確認するために貼っただけですので向きは見なかったことにしてくださいね(笑)


さて明日も塗装を進めなければなりませんね。
一見、何も問題がないようにみえますが、本当はまだまだ問題がたくさんありますよ(笑)