Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

ホイールの制作Ver.2

2015-10-31 22:44:50 | Osca Dromos Zagato
今日の山陰は結構寒かったですね~、昨日くらいから朝寒くなってきまして朝の内だけストーブを焚いています。
いずれそのうちに一日中ストーブを焚かなければならなくなってしまうんでしょうね~。
いよいよ今日で10月が終わります、明日から11月ですね。
今年も本当に早く過ぎてゆきます・・・余分な時間は無いですね、年末が近くなりますとつくづく感じますね。

さて前置きはいい加減にして制作を始めます。
昨日はホイールの表側を加工しましたが本日は裏側の切削を行ないます。
まずリムの外周に近い部分に出っ張りが残る様に切削致しました。
この部分の幅は0.2mmほど残る様にしています。

そして内径を削ります・・・もちろん旋盤でね。
こんな部分を削る時には中グリバイトというのを使います。
穴の中をえぐる様に削れるんですよ・・・表側まで全部削ってはいけませんよ表側は2mmほど残しておいてその部分にホイールのスポークを接着しなければならないのですから。

結構な時間を使ってやっと5台分20個のホイールリムを加工致しましたが、これで終わりでは有りません。

ホイールリムの加工だけを行なっていた訳では有りません、ホイールのスポークの加工もしておきます。
現在の所スポークの周りにレジンのリムを残した状態ですが最終的に使うのはスポークの部分だけを使う事にいたしました。
リムの部分を残して真鍮製のリムと合わせますとこの部分の形状が今一歩実車と合わないのです・・・なるべく実車に合わせたいですからね~。

次は加工したホイールには至る部分にカエリが出ていましてこれがまた正確な加工を邪魔しているんですね~。
ホイール内径に近いドリルの柄の方にペーパーを貼付けまして削っておきます。
この内径が近いというのがポイントです、小さい物の方が楽なのですが部分的に削ってしまう可能性が有りますから内径に近い方が形状を変えずに加工する事が出来るのです。

いよいよホイールを組み立てます。
先程削ったスポークをリムに接着しますがセンターを出しながら接着するのには時間がかかりますね~。

さてホイールに目処がついたので次はタイヤですね。タイヤは以前作った車で丁度良い物が有りましたので倉庫の方に仕舞ってあったシリコン型を引っぱり出しましてタイヤを増産しておきます。(笑)

コチラは現在並行で製作をしているマツダキャロル360のミニカーのタイヤから型取りしたシリコン型にも樹脂を流しておきました。上手くいけば良いですね。

そしてこれがOsca用のタイヤですね・・・幅の狭い方の物がそれです。

今年終わりか来年始めに作らなければならないランチアストラトスのラリー仕様の為にコチラのタイヤも増産しておきます。
何しろフルディティールを2台になってしまいましたから・・・。
フルディティールなのでフロントのタイヤが3個なんですね・・・。

このタイヤの樹脂は硬化までにかなりの温度と時間を費やしますので他の作業をしておきます。
コクピットの内装の下側に少し余分な部分がついていますのでこれを削り取っています。
この作業が十分で無いとドアの内装がつかなくなってしまいます。

5台分の内装を加工致しました。
腕がパンパンですね(笑)
この頃腕の筋肉を鍛えていないですね~。

温風乾燥機にかけて45分を2回かけてやっと9割がた硬化しました、左側がフロント用、右がリア用ですが今回はフロント用を4本使います

本邦初公開!!ミニカーのゴムタイヤを原型にして樹脂製のタイヤを複製致しまして大成功ですね。
どちらが市販ミニカーのタイヤでしょう?・・・
もちろん右側が複製品で左側が原型となったミニカーのタイヤです、湯口がついているからわかりますよね~。

これが全て複製品のキャロルのタイヤです・・・実に良い感じに複製出来ましたからこのまま後何セットか作っておきましょう。
そう言えば先日ご相談が有ったBMWイセッタもこのサイズのタイヤだったと思うんですよね~少し多めに作っておきましょう。

トレッドもこんなに綺麗に出ていますよ(笑)
如何にもバイアスタイヤ!と言う様なトレッドパターンが泣かせますね~(笑)
真空注型装置を使うからこんなに綺麗に複製が出来るんですね~



ホイールの制作Ver.1

2015-10-30 22:43:20 | Osca Dromos Zagato
天気予報によりますと昨夜は3時から朝6時までの間に40%の確率で雨が降るらしかったのですが、まあ降ったには降ったらしいのですが余りにも降水量が少なくてせっかく植えたタマネギの苗がしんなりしています。
真夏の様に気温が高かったらひとたまりも無かったでしょう・・・。
今日は残ったニンニクを植えておきました、こちらはまだ芽も根も出ていないので少々雨が降らなくても大丈夫なんですが・・・まあニンニクはこれで一区切り付けておきましょう。
数はまだ数えていませんが400以上は植えたはずです、その数字が正しければ昨年の1.5倍ほどですね。
そして残っていた高菜の苗も先日までオクラを植えていた所に植えておきました。
こちらもこれで一区切り・・・
後はグリーンのレタスとタマネギ、そしてラディッシュの種を蒔けば年内の植え付けと種まきは終了です。
後は草取りと収穫だけです(笑)
まあこれも結構大変なんですが・・・

さてOsca Dromosの制作も完成の時期が決まりました。
と言うのもまだ書けませんが・・・このモデルにかかわっている第三者の方のスケジュールも有りますから完成時間が決まってしまいました。
制作をしていますと時間を決めて制作を進める事が今まで少なかったので何となくプレッシャーがかかりますが、世の中の大部分の方は仕事の進め方に付いて時間が決められている場合が多い事を元サラリーマンの私は知っていますので自分だけじゃないさ!と思い聞かせております。
いろいろ考えますと最初の頃はもっと制作に時間がかからなかった、今はかなり時間をかけての製作になっていますが・・・
これは果たして内容の濃い仕事をしているからでしょうか?それともタイムテーブルが見えなくなってしまって無駄に時間をかけていないか考える(反省すべき部分)所ですね・・・。
今回の様に時間の決められた仕事を頂いた時にチャンスと考えなければなりませんね。

さて今日はホイールの制作です。
ホイールはABC製のキットからのコピーなんですがこのホイールは何やら金型で作られている様で多分どこかのミニカーメーカーから引っぱって来た物の様です、材質もプラなのです。
それをコピーしたのがこの部品なのですがリムはただのパイプ状の物にそれらしいスポークが取り付けられているのですがどうもリムが薄いのが気になります。
スポークを切り取って新たに作ったリムに取り付けてみようかと思います。
スポークを切り取る時に斜めに45度の角度で切り取ります・・・中にはこれに耐えられずこんな事になってしまう物もいくつか有ります。

またシリコン型が破損したらしくこの様にスポークの穴の部分が抜けてない物が3つだけ有りました・・・これもNGですね。

他の物は旋盤で斜め45度にカットしてスポーク部分だけになりました。

その一つを良く見てみますとリムの部分が出っ張っていますが、実車はFF用のオフセットのホイールが使われているのです。
エンジンやミッションはスバルインプレッサやレガシイなどに使われている水平対抗の4気筒でミッションもスバルですから現代風のホイールをチョイスしていても不思議じゃない。
実車はリムの部分よりもスポークの部分が出っ張っている事を確認していますので作り替えるならこの部分も再現したいですね。
このスポークは少し気泡が入ってしまっていますね、使うならパテで修正を必要とします。

リムの部分を削ってスポークの部分が出っ張るように削ります。
この作業は旋盤ではちょっと難しいのでもう少し小回りが効くように木工旋盤を使用します。

削りますとこんな感じになる様にいたします。
まだ最終決定はしていないのですが1本だけリムを試作してみてから組み合わせてみて結論を出します。

では次に試作のリムを作ります。
旋盤で真鍮の丸棒を削ります。
一応目標の寸法は外径10mm内径8mm幅は5.2mmというところですね。
最初は6.5mmで穴をあけておいて8.0mmまで拡大致します。

スポークの切り取り角度の45度に合う様に真鍮の丸棒の厚みの部分を45度のリーマで削ります。
角度を合わせるのがポイントですね、実車もここは斜めになっています。

あくまでも試作ですが・・・
こんな感じです。

量産用のリムを削ります。
削る切削量と手順を控えながらの作業ですね・・・
何しろ同じ物を最低でも16個(4台分)巧くいけば20個(5台分)挽かなければなりませんから。

2次試作品・・・
ホイールリムの内側が斜めになっていますね、しかも元のホイールのリムが薄い事・・・これは変ですね。
これを複製してレジンで作れば良かったかもしれませんが・・・リムはやはり旋盤で挽いた方が良い様な気がします。


明日は全てのホイールを完成させたいですね。

ボディの修正Ver.2及びボディカラーの調色・・・ホイールの形状を検討します

2015-10-29 22:30:53 | Osca Dromos Zagato
今日は雨こそ降らなかったですが晴れたり曇ったり・・・一時期本当に雨が降りそうなほど暗くなったりしていましたがそれでも夕方まで雨が降る事は無かったですね。まあひとまず良かったです。
昨日はお休みだったのですが、休めるはずも無く・・・
朝一番でかかりつけの病院で健康診断
先生が風邪気味で・・・ダメじゃん!と突っ込みを入れておきました(笑)
この先生は帆船模型を作られるんですが・・・最近は作れていないらしい・・・健康診断が10月いっぱいなので忙しいのかな?

午前中は畑・・・午後からは頼まれ物のデカールのデータを作っていました。
おかげで今日の午前中はタマネギの苗を植える事が出来ました。
まだ1/3程ですが来年の為の準備ですね~。
タマネギについてはダイアリーの方で明日ご紹介出来るかと思います・・・今日はね~一生懸命作業していたら写真を撮るのを忘れていたんですよ(笑)

まあ前置きはこれくらいにしておきまして制作ですね。
今日も実はボディのパテを盛ったり削ったりしています。
修正は心ゆくまでやっておかないと後で後悔する事になってしまいますからね。
取り敢えず一昨日盛ったパテを削っています、さすがに時間を一日空けていますから乾燥機を使わなくてもパテはカチカチですね。

まだ整わない部分が有ります・・・僕が下手なのかな?
いやいや「心ゆくまで」ですよね
納得する所までやらなければいけません・・・再びパテを盛っています。
これは一番良くないボディです、他のはパテの盛る場所も量もかなり少なくなって来ています。
完了に近くなった・・・と思っておきましょう。

ボディの表面が整ってきましたのでホイールアーチの内側を修正しておきます。
これまでボール状のビットでザックリと削っただけだったので今度は丸いビット(ゴム製の物)のサンドペーパーを取付けて削ります。
これで結構きれいに削れたり致します。

まだ何となく凹んでいる様に見えます
本来ならサフを入れてみ無いとわからないかもしれませんが・・・もう一度だけ修正しておきましょう。
ボディはこれが終わりますと筋彫りを掘る事になりますね、まあ消えた部分だけを掘り直しますので難しい事は無いのです。

先日(もう1週間も経過してしまいました)実車を見に行ったのですがボディカラーを何とかしておかないとボディが出来ても塗る事が出来ません。
そして記憶が新しいうちに塗料を調色しておかなければならないでしょう。
こちらが写真に撮って来たボディカラーですね・・・と言ってもこの画像は参考にするだけです。
デジカメの画像は色が補正されてしまう様で色味がきちんとわかる事は少ないのです。
ですからサンプルを持って行ってボディカラーと一緒に写真を撮る事でその方向性を記録しようとしている訳です。
まあこれでも100%では有りません。
3枚もって行ったサンプルですがNo.1の一番明るいカラーよりもまだ赤い感じですね。
こんな場合は最初から調色をやりまします。


こんな場合は私がよく使うのが実車のタッチアップカラーですね。
少し前になりますが安全協会で朝の国道交差点に立哨するのですが只今製作中のOscaのボディカラーのイメージに一番近い車を探すのです。
朝の国道は通勤時間帯でもありましてありとあらゆる色の車が走っていますのでさしずめこんなときは色見本が私の為に走っている感じですね(笑)
そして気が付きました・・・現行の車で感じが近いのは日産の旧型ノートのレッドメタリックもう少し濃いのはマツダのソウルレッドですね。
調色する時に混ぜ物が多い色からですとなかなか合わせ難いので今回はマツダのソウルレッドをベースにしてみました。
こちらは知人のマツダディーラー勤務の方に社員割引で買って頂いたタッチアップペイントです。
当然ながら新型ロードスターのカタログも頂きました・・・まあ買えはしませんが・・・。
サンプルの色とディスプレイの色を比べてみますと濃いけど色の傾向は近い様に見えます・・・

ソウルレッドをシンナーで薄めてそのまま塗ってみましたが少しレッドがストレート過ぎますね。
少しクレオスのシアンとシルバーを追加してみました。
そうそうこのタッチアップを使うのはクレオスのカラーと混ぜる事が出来るからなんですね。
調色の際に色味を良く知っているカラーが使えるメリットが有りますね。
さすがにマツダののタッチペンを買ってそのままで色が合う様な甘い事は有りません(笑)
塗ってみるとあまりにもストレートに赤い・・・
なので少しシアンを入れてみます・・・ちょっと赤みが弱くなりました。
メタリックの調子が弱い様なので少しシルバーを追加・・・
ちょっと違うんだよね~

そこで・・・・クリアーレッドを加えて・・・・こんな感じにしました。
ここで使うのはレッドじゃなくてクリアーレッドですよ(!)
イメージとしてはサンプルNo.1と比較して赤みの強い物・・・と言う感じです。

左側はクリアーレッドを少し入れて調整したもの・・・いい感じなのでもう少し入れてみたのがその右側です。
右側はメタリックが見え難いですがこれは光線の角度による物。

角度を変えて写真を撮ってみました。
右側の下側の奈良に持って行ったサンプルがNo.1のサンプルその上側が今日調色したもの、左側はPCのディスプレイ・・・
今日調色した物とディスプレイの色は感じが似ていると思います・・・どうでしょう?
まあディスプレイは透過式の照明、塗った物は反射光なので全く同じではないのでしょうが、傾向は似てきたと思うんだけど。

次に考えなければならないのが塗る対象物の大きさによって色の明るさが違って来る事です。
大きな物に塗る場合どちらかと言えば明るめに見えます、同じ色を塗っても小さい物に塗ると暗く見える様です。
なので1/43のミニカーに実車の塗料を塗ってみますと少し暗めになってしまいます・・・
これを調整する為に調色した色にクリアーを混ぜて少し明るめの色にいたします。
サンプル左側は元色、右側はクリアーを混ぜたもの・・・
光線の具合も有りますが右側が少し明るめの色あいになっています、これで塗ってみましょう。

部品の加工はボディだけでは有りません
内装も余分なバリを切って削って整形しております、この内装は薄いので強度が無いから加工は注意深くね!!

次はいったい何台分有るかわからないくらいのホイールです・・・
取合えずバリを切りますが・・・

このホイールも問題が有るんです・・・
リムの部分があまりにも薄すぎるのです・・・

ウ~ン、どういう事かと言いますと実車はこんな感じなんですよ・・・

付け加えますが実車のホイールはシルバーで塗ってありますね、決して素地のクリアー仕上げでは有りませんね。
写真ではどちらかわかり難い印象なんですが、実車を見ているだけにどちらが正解かすぐにわかります。

ボディの修正

2015-10-27 23:46:17 | Osca Dromos Zagato
今日は午後から雨という予報でしたが・・・予報通りに雨が降りましたね。
と言っても一時的に道路が濡れるくらいだった様です知人が隣町の松江市からクルマで帰って来たけど安来市に入ると同時位に雨が降って来たそうな・・・つまり松江市はその時点では雨が降っていなかったという事ですね。
本日は午前中は何時もの畑仕事・・・・
ニンニクの種芋を追加して植えておきました・・・今度は種芋が余ってしまった・・・どうしよう・・・(笑)
穴空きマルチを追加するとまた種芋が足らなくなりそうだし・・・(笑)

そして本日午後からは安来市文化協会の現代作家展の当番でした・・・いつもなら事務員さんが居るのですが今日は事務員さんの子供さんの通われる高校のマラソン大会らしく豚汁の炊き出しだったらしい・・・
私も同じ学校だったのだけど・・・そんなの無かった様な気がします。
まあ特別な用件が有ればお互い様の部分も有りますので当番で出掛けます。
展示は夕方4時までで終了なのでその後片付けです・・・まだまだ帰れません。

おお急ぎでアトリエに帰ると午後5時を少し回ったくらいでした。
何もしない訳にはゆきませんのでボディに盛っておいたパテを研ぎます。
まずは1台目・・・

やっと3台完了・・・奥に見える3つ重なったボディが完了済みね(笑)

そして、最後の1台です。


そして再びパテを盛ります・・・
最初に盛ったパテよりは格段に少ないですね。


この後すぐに自宅に帰る事は出来ません・・・
本日はソフトクリームマシンの洗浄日なのでソフトクリームマシンを全て分解して洗浄しまして再び組み立てます。
それが終わったら知人のS木さんから頼まれていたデカールを作りました・・・どうも上手くいかないので明日もう一度データを作ります・・・まあ最低限は終わったので迷惑をかける事は無さそうですが・・・。
自宅に帰ったのが午後10時を過ぎた頃でした・・・ここからご飯を食べてお風呂に入ってブログを更新したら12時前です。
明日は朝一で健康診断です・・・それが終わったらアトリエに出勤・・・
何と忙しいですね~。

Make Up Eidolon Collection 1/43 Ferrari250GTO修理

2015-10-26 20:56:22 | その他
毎日色々なご依頼を頂くのですが・・・
こんなご依頼も有ったり致します。

アイドロンコレクションのフェラーリ250GTOと言いますと惜しまれながら販売終了になってしまいましたが、未だにそのファンの方は多くて不幸にも壊れてしまった物は修理してでも・・・と言う根強いファンの方も多いのです。
余談ですが他にもフェラーリのF40LMとか古い!?ノーマルのF40とかの修理もご相談を頂く事が多いですね、こちらも結構ファンの方がいらっしゃいますね。
多分・・・この方達にとってはBBRとかじゃなくてやっぱりアイドロンなのでしょう・・・。

今回の修理は保管状況に問題が有ったのか?わかりませんがウインドウの剥離してしまったFerrari 250GTOを修理致します。
まずは剥離しかけたウインドウとモールをエナメルシンナーで剥離致します。
そして内部や外部の細かな部品で脱落している物は無いか確認致します・・・
今回はリアのナンバー灯の片側とフロントのジャッキアップポイントが片側脱落していました。
修理にあたってはオリジナルのケースから一旦外して作業用の台に組み替えて行なっています、オリジナルの台の上で作業をしますと傷を付けてしまう恐れが有りますし場合によっては接着剤や塗料が付いてしまう事も有りますからね。
注意深く作業をする訳です・・・。

ウインドウは新しい素材を使って切り出します。
接着剤を完全に落とすのは難しいですし傷が付きますから新しく作った方が断然良いのです。
モールは傷を付けない様に掃除して使いましょう。
フロントとリアのウインドウは完全に新しい物です。
ナンバー灯は同じ部品を旋盤で挽きまして取付けています、これは左右で大きさが違いますと目立ちますから注意が必要ですね。
ノギスで計るのは当たり前ですが見た目でも確認します、寸法が例え同じでも形状が違いますと大きさが違って見える事も有りますからね。

収納するケースは当店のオリジナルにする事になりましたのでボディの下に付きますスペーサーを削り出しました。フロントとリアは直径を変えないとシャーシの裏側に干渉してしまいます。
なるべく広い面でビスの力を受けたいのでなるべく大きくしています。
(と言っても見た目の問題も有りますから・・・見苦しくならない範囲でね・・・笑)

これで完成ですね・・・
お客様が引き取りに来られるまで当アトリエの一番安全な場所でお休み頂きましょう。