Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

ダンプカーは青森県にむかいました・・・ちょっと寂しくなるのは仕方がないですね。

2022-10-25 20:31:23 | 本日の残業・・・

本日の山陰は曇り時々雨でした。
今日は先日書きました通りご近所の奥さんの葬儀でした。
最近は家族葬が多いので大々的に葬儀を執り行うことが少なくなりましたね〜。
今日の葬儀もその奥様らしい質素なものでした・・・出棺の時にお見送りをさせていただきましたが・・・家族や親戚に見送られて旅立たれるのも良いな〜と感じました。

私の心残りは・・・隣の畑・・・もう少し綺麗にしておけば良かったと言うことです。
この所雨模様で畑がぬかるんでいまして草刈りも耕運作業もできない状態だったんですよね。
まあしょうがないかな〜。

さて今日は最終確認の日です。
よく見ているように見えますが・・・何か忘れ物があったりすることがあります。
この角度で見た時に一箇所忘れ物に気がつきました(笑)

横から見ますと・・・キャビンのヒサシをつけましたからなかなか迫力がありますね。
お父さん喜んでくださるかな〜!?

この斜め後ろからの写真ですが・・・スマホを覗いていてあ〜凄く迫力があるわ〜と思ったのがこの角度でした・・・
実際に眼の高さを考えますとこんな感じなんですよね。

忘れ物を取り付けました・・・わかりますかね?
何をつけたのか・・・(笑)

そうです!!
ヒサシを取り付けますとスピードによって点滅する緑色のランプが見えなくなるのです。
なので実車ではヒサシの部分に移植されているのでした。
といっても車体の部分の緑色のランプが無くなっているわけではありません、ヒサシの部分に追加されていると言うのが正しい表現なのかもしれませんね。

そして発送の準備です。
なにしろ島根県から青森県まで送らなければなりません、運送中の破損を防ぐためにはボディの周囲をガッチリとスポンジで補強しなければなりません。

塗装面には直接マスキングテープが当たらないようにビニールを敷いています。

そしてキャビンの部分や荷台の部分は強度が低めなので縦横にマスキングテープで補強ですね。

そしてアクリルのカバーを被せてからもマスキングテープでカバーを固定です。
他にも微妙にタイヤが浮いていましたので固定用のスペーサーを少し削りまして坐りを調整しておきました。

この後、郵便局から青森県に向かって旅立ちました。
到着は明後日の午前中の予定みたいです・・・
可愛がってもらってね〜と送り出しました。

その後・・・今日は4回目のワクチンだったことを思い出しまして・・・(笑)
ワクチンを打ってからは安静に・・・と言うことだったのでアトリエまで戻ってレンタルギャラリーのハガキを印刷していました。

ワクチンをしてもなかなかゆっくり休めないのが自営業です(笑)
明日も発熱がなければ普通通りに出勤しますよ。
修理が待っていますからね〜。


晃和運輸ダンプカーは本日完成しました〜!!

2022-10-24 21:32:21 | 本日の残業・・・

本日の山陰は午前中は晴れていて気温も低めスキットした天気でした。
午後からは少し雲が多くなりまして夕方には雨が降りそうかな〜といった感じになりました

ちょうどお昼頃から天気が怪しくなってきましたので、Cafeは少し暇です。
明日からお休みなのでちょうど良い具合かな〜(笑)

二日前に起こったショッキングな出来事ですが・・・
やっと皆さんにお話しできるかな・・・
時間が過ぎることで心の痛みが和らぎます。
実は私が草刈りや畑起こしをしている隣の畑のおじさん(今年3月に他界されました)の奥さんが亡くなってしまったんです。
おじさんの分も長生きして頂きたかったのに・・・とても残念です。
明日が葬儀です。

明日はご自宅前で見送りをさせていただく予定です。

午後からは本業開始です。
こんな事が有っても毎日の仕事は進めなければなりません。
今日も秘密の修理からですね〜。
1/18スケールのモデルカーの修理がなぜ時間がかかるのか・・・
それはズバリ掃除なんですよ。
接着剤がウインドウやボディに付いていますよね・・・それを掃除しないとウインドウの接着ができないのです。
接着時に凹凸が見えたりしますし・・・後で接着が剥がれやすくなったりと・・・悪影響が出る事があるのです。
全部エナメルシンナーで剥がしています。

続いて・・・
フライスでの作業です。
修理のためのバキューム型の型に穴をあけています。
バキュームの場合入り角の部分には穴おあけておかないと綺麗な形状に整形できないのです。

アオシマ模型さん!!
部品が本日届きましたよ〜!!
郵便受けを覗いた途端にわかりました。

中の書類を見たのですが・・・
システムが少し変わったんですね。
私の時は(数日前なんですが)注文しますと郵便で振り込み票が送ってきましてその用紙を使って振込をしますと支払いが完了しまして部品が送ってくるのです。
ですが・・・
送金のシステムが変わったらしく・・・

早い対応が出来るようになりました。

追加のタイヤが届きましたので作業が進みます。
リアのタイヤを取り付けました
上から見ますとスペアタイヤもついていますし全部タイヤが付いているのがわかりますよね。
荷台の取り付けは両面テープを使いました・・・まさか修理が入ることはないと思いますが・・・それでも心配なんでね。
両面テープを使いました。

今日は・・・もう一つの心配事で・・・ミラーのステーを取り付けています。
部分的に真鍮線を使っていますのはこの部分が後でハンダ付けが必要だからですね。
多少調整をしながら形状を合わせました。

わかるかな〜!?
斜めにステーが取り付けられています。

しかも強度上の問題があってハンダつけしておきました。

忘れていたリアバンパーを取り付けて見ました。
しかし・・・この角度で写真を写しますとなかなかすごい迫力ですね。

リアバンパーも付いてしまったし・・・
ミラーのステーにもミラーがつきました。
なかなか大変だったですね・・・。

明日は定休日なのです
少しゆっくりできるかな?


後はミラーを残すだけ・・・!?

2022-10-23 22:09:57 | 本日の残業・・・

本日の山陰は雲が多かったのですが、昼間はまだ晴れ時々曇りでした。
夕方になって雨がパラパラ落ちてきまして夜は結構な勢いで雨が降っていました。
自宅に入った途端にど〜っと雨が降ってきまして・・・自宅に帰ってからだったので助かりました。

午前中は畑に耕運機をかけました・・・オクラが植えてった部分ですね。
耕運機をガレージにしまおうと思ったらスナップエンドウの芽が出ていました。

まだまだ弱そうな芽ですが・・・いつか元気に大きくなってくれるでしょう。

少し前にWinPCの入れ替えのために古いPCを外して新しいPCを繋いでテストしたんですが・・・
それと共に古いPCのケースを分解してみました。
この古いPCですが何の問題があったのかと言いますと少し複雑な作業をさせますと冷却のファンがかなり高回転になるのです。
高回転になると言う事は温度が上がっていると言う事でして・・・
何でかな!?と思っていたんですよね。

分解して見ますとファンの内側に埃が溜まっていまして・・・冷却は難しい状態だったのです。
これはもうザックリと埃を取ってしまった状態です。
この後掃除機で吸い取って完全に綺麗にしましたよ。

そしてPCを組み立てました。
この状態でPCを作動させたら・・・冷却ファンが高回転になることは全くなくなりましたね。
新しいPCは要らないんじゃないかと思いますが・・・動作が軽くなったらそれはその方が良いわけでしてね。
それで仕事がいっぱいできる訳では無いかもしれませんけどね〜!?

残業部件ですが・・・一応完成が近くなってきましたが、もう少し色々有るのです。
一番大きいのはキャビンの前側のヒサシとそれを貫通するミラーのステーですね。

今日はプレミアムクロームを塗った上にウレタンクリアーを塗りました。
プレミアムクロームだけですと触るうちに剥げてしまいまして・・・耐久性は低いのです。

ヒサシをキャビンに取り付けました・・・
見た目の雰囲気・・・かなり変わりましたね。

もう一つ

プラモデルのキットに付いていなかった部品を作ります。
キャビンに乗り降りする時に足をかけるステップの部品がついてないのですよね。
仕方がないのでプラ板を組み合わせて作ります。
この部品は溝蓋のグレーチングのような四角い格子のパーツです。
流石にプラ板では完全に抜くわけにはゆきませんが・・・

ソレらしく造形してゆきます。

作った部品をキャビンの取り付けました。

明日はいよいよミラーを作りますと、あとはタイヤが届くのを待つだけですね。

そい言えば今日で非公開の修理は終わりました。
明日は確認してダメな部分を直して発送の準備をします。


もう少しで残業物件が完成ですね

2022-10-22 20:38:40 | 本日の残業・・・

本日の山陰は少し雲が多いですが・・・なんとか晴れています。
天気は今日から下り坂で明日は曇り、明後日は雨の予報が出ていますね。
次のお休みも雨模様かな〜??

今日は出勤してから栗を収穫、そして中庭の草刈りの続きをしようと思っていましたが・・・
ご近所であまりにも急な不幸がありまして・・・草刈りを忘れてしまうほどショッキングでしたね〜。
おまけに今日は中庭の花壇の草取りに来ていただいていますのでその方達の休憩所の設営も私の仕事です。

倉庫の中で草取りの方の休憩所を設営しておりますと・・・ガレージの中で小鳥と鉢合わせしました。
向こうもびっくりしたらしく警戒して出てゆこうとしません・・・
どうもスズメではないみたいなんですが・・・なんていう鳥なんでしょうね?
ガレージの周囲にいるジョウビタキでもなさそうですし・・・??

昨日作った荷台の砂山ですが・・・
ダンプの荷台に乗せて見ました。
細かな部分はまだ調整が必要なんです、荷台の側面には追加のアオリがついていますので荷台の荷物は後のアオリを外して差し込むような取り付け方になります。
その後ろ側に後部のアオリがつきますので砂の荷物とアオリのクリアランスは結構微妙な関係なんですね。
隙間がありますと不自然ですし・・・ピッタリが一番良いのです。
この状態ではよく見ますと後部のアオリとの間に少し隙間ができてしまいますね。
この部分にも砂を付けてクリアランスを詰めておきましょう。

荷台の砂の後ろ側にも砂を追加しましてクリアランスを詰めて見ました・・・この状態で後部のアオリは閉めることができます。
全体の雰囲気はいかがでしょう?
やはり荷台の荷物は有った方が良いですね。

後ろから見ますとこんな感じです。
少し砂が荒いかもしれませんが・・・まあ実物を使いますとまあこんな感じですね。

続いてヒサシです。
これが完成しないとどうにもなりませんからね。

下地ができましたのでガイヤノーツのプレミアムクロームを塗りました。
ここでしっかり乾燥させます・・・急いだり焦ったりは・・・禁物です。
プラスチックが膨らんだのはシンナーと熱の影響も考えられるので加熱乾燥は今回いたしません。

ヒサシの塗装も今回は大丈夫そうです・・・今の所はね(笑)
なので次は荷台の方に戻りましょう。
まだ細かな部分の仕上げが出来てないのです。
次はナンバープレートの反対側(右のテールランプの下側ですね)に同じようなプレートが取り付けられていまして、この部分に最大積載量の表示のステッカーが貼られています。
実車の写真ではかなり汚れていまして見えにくいのですが・・・ベースは白い長四角でその上に最大積載量が黒文字ですね。
実は荷台の後のアオリの部分の営業番号のデカールを作る時に一緒に作っておいたんです。
但し、かなり小さな文字なので白を印刷してから上に黒文字を印刷しますと定着が良くない恐れがありますのでここはクリアーデカールに黒文字だけを印刷しておきました。
何個か作っておきまして一番良い状態のものを1個使います。

白いデカールを長方形にカットして貼っておきまして乾いてから黒文字のデカールを貼りました。
いい加減な乾燥の時に貼りますと下のホワイトデカールごと動いてしまうことがありますので注意が必要ですね。

そうでした!
ご紹介を忘れていましたが・・・昨日作ったスコップですが実車と同じ部分に取り付けています。
特にステーがついているのでは無く荷台の入角の部分に斜めに鉄の棒を溶接しておいてそこに上から差し込んで有る様に見えたので斜めに真鍮線を渡して接着しています。

次はこの車の最後の部品を作ります。
それは・・・こちらです。

多分何かわからないと思いますが・・・ナンバープレートの封印なんです。
一般的にリアのナンバープレートの左側が封印で、右側は普通の六角ボルトと言うのが普通です。
それは緑色の営業用ナンバーでも同じことですね。

これでほぼ完成ですね。
アオシマ模型さん早くタイヤを送ってね・・・!(笑)

タイヤが来たら取り付けて荷台を取り付けます。
多分ですが、タイヤをつける時に荷台がありますと邪魔になってしまう様な気がしますのでまだ取り付けていません。
ヒサシは明日クリアーを塗って明後日には取り付けができますね。
ヒサシがついたらバックミラーを取り付けて完成です・・・。
もうちょっとだけ時間がかかりそうですね。


砂山を作ります

2022-10-21 20:09:54 | 本日の残業・・・

さて本日2回目の更新です。
天気とか午前中の雑用は最初の更新で書きましたのでこちらでは割愛します(笑)

今日は夕方ブランデーの瓶の蓋を開けようとして(家内から頼まれたのです)服にブランデーがかかってしまいまして・・・いい香りなんですけどこのまま車を運転して帰ったら飲酒運転になりそうなくらい匂います。
家内に運転してもらって帰ったのは言うまでもありません。

さて残業物件を進めましょう。

昨日作ったスコップですが・・・
作ったのは良いのですが、皆さんスコップの色ってどんなイメージなのでしょうか?
実車の写真ではもう使い込まれていまして最初の色がわからなくなっていますので・・・自分のイメージでいくしかないな〜と思いまして・・・。

私が使っているスコップ(先がまっすぐな角スコです)は持ち手の部分が赤。中央は木製なので茶色、先の砂をすくう部分はゴールドなんですね。

なのでまずは持ち手の部分にレッドを塗っています

続いて中央の木の部分です。
明るめの茶色にしておきました。
実物はもう少し明るめなんですが・・・色々な木がありますからね。

そして、さらにマスキングしておきましてすくう部分をゴールドに塗っています。
これで良いのかはわかりませんが・・・自分の使っているスコップはこんな配色だったんです。
今まであまり注意して見た事がないので、普段の生活の中で気を付けて観察することが如何に大切なのかよくわかりますね。

続いて・・・荷台の荷物です。
荷台に砂を積めばそれで終わり・・・と思っていますよね。
そう簡単にはいかないのです。
今回のモデルカーはベースがプラモデルなので2台に重量がかかりすぎますと発送で納品する時に壊れてしまいます。
また荷台の砂を固定しておかないと作品が青森に届くまでにケースの中が砂だらけになってしまうでしょう・・・
荷台の砂を固定すると言うのは簡単そうに見えて実は難しいのです。
また重量もできるだけ軽くすると言う事も並行して考えてゆかなければなりません。
ガレージの中からスタイロフォームという断熱材を持ってきました。
これは一般家庭の壁に使う断熱材でして発泡させたスチロール系の樹脂でできています。
ダンプカーの荷台よりも少し小さめにカットしておきます。

続いて荷台の砂山を感じる形状に削って仕上げましょう・・・
実際に荷台に収めて見まして高さや形状を確認します。
今回は砂山が2つの山になる様にしてみました、どんな形状が自然な形状なのか・・・なかなか迷うところではありますが・・・。

で・・・近所の河原から砂を採ってきました。
一般的に砂は川の下流に行くほど細かくなります。
まあ川を流れていくうちに削られて細かくなっていくのです。
一番細かいのは多分鳥取砂丘の砂でしょうね。
砂丘の砂は川から海に流れ出したものが風や波によって再び陸に打ち上げられたものなんですね、つまり川で流れて細かくなった砂が海で波によって再び細かく砕かれているのです。
そして波や風で細かくて軽いものだけが砂丘に打ち上げられるんですね。
最初の方でちょっと書きましたよね、なかなか青森の方が鳥取砂丘に遊びにいらっしゃる事は無いだろうと思いますのでせめて鳥取砂丘を感じてほしいと思っていたのですが・・・調べたら鳥取砂丘の砂は採取が禁じられているのです。
まあこれでは仕方がないので・・・近所の川に行きました。
この川ですが・・・これも考えたら結構ないわく因縁が・・・。
島根県安来市は昔から日本刀の元になる鋼を作っておりまして山中で山を削りまして川に流します、砂と鉄の元になる砂鉄が分離しましてその砂鉄を元に「たたら製鉄」という方法で日本刀の元になる玉鋼を作るのです。
だから今でも近くの川の砂は黒っぽいのです。(下の写真をご覧いただければ黒い粒が多いのに気が付かれると思います)
理由は砂鉄の成分が多い砂だからです。

近所の川から少しだけもらってきた砂は川砂なのでまだ少し荒めなので・・・メッシュでこして細かな目の砂だけ使うことにしました。

スタイロフォームにスプレー糊を吹き付けておきまして砂を接着します。
まずこれが第一弾です。
そして大まかに砂が接着できたら艶消しクリアーのラッカーを吹き付けまして完全に砂を固定しました。

これで明日まで乾燥させて見ましょう。
この方法がダメだったら・・・ちょっと困るかな〜(笑)