Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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昨夜は飲みました~!

2014-06-30 16:31:21 | Ferrari250TR NART 1958
昨夜は結構飲みましたよ~20数人で半分は女性でしたが20L用意した生ビールは全て皆さんの胃袋に消えてゆきました(笑)
その他にも冷酒や焼酎等々が・・・
中にはタクシーで2次会に行かれた方も・・・今日はK子さんも二日酔いで頭が痛かったそうな・・・(笑)
私は二日酔いも無く・・・
朝から一人で片付けをしました、おかげで昨夜のアルコールは完全に体から抜けてゆきました。
中庭はいつもの静けさを取り戻しました。

さて制作を始めましょう。
ここからは完成に向けてラストスパートです!
さて昨日トノカバーの件でご依頼者の方に確認しましたらトノカバーは取付けて欲しいという事でしたのでカバーをとめるホックの頭を作っています。
インセクトピンの一番細い物に金属リングを組み合わせてホックの頭にしました。

トノカバーの部分に穴を開けて先ほどのホックを接着します。
この場合エポキシ接着剤を使いますが穴の中にインセクトピンで接着剤をつけておいてピンを刺すと接着剤がはみ出さないのです・・・ご存知ですよね。

ライトカバーを削り合わせます・・・マスキングテープで部品を保持して合わせてみる方法はエヌエフ方式(!?)ですね。
皆さん良くご存知でしょう。
反対側も・・・

ボンネットのストラップも取り付けておきましょうか・・・

細かな事ですがストラップの金具も0.3mmの洋白線で曲げて作っておきます。

コクピット前側に有るバックミラーを作ります。
前年の1958年には長四角な鏡をもつエアロミラー(?)がついていましたが1959年の実車には丸い鏡をもつシルバーのミラーがついていますので旋盤で削って作ります。

鏡の付く面は鏡の分だけ凹めて置かなければいけません。
ここはエンドミルで削ります。

中央に少し突起が残りましたのでリューターで削り取っておきました、縁も少し厚いのでリューターで仕上げをしています・・・最後は人力なんですね。

まだワイパーが付いていなかったのですが一応完成という事でご依頼者の方と記念撮影です・・・

その後展示ベースを交換し裏にはサインを入れておきました。
ギャラリー用の記念撮影はワイパーを付けてからになりますがご依頼者の方にはギャラリーにアップする承諾を頂いておりますので納品前では有りますが明日あたりにギャラリーにアップしたいですね。

本日はうちわのビアガーデンです~!

2014-06-29 23:09:28 | Ferrari250TR NART 1958
昨日の夕方雨が降って少し心配致しましたが今日はうちわでビアガーデンをする事になっています。
日頃お世話になっている極近いご近所さんや知人、親戚を集めてこっそりと(?)・・・・??
力仕事は私の担当なので屋根に上がって照明を取付けたり、酒屋さんから生ビールサーバーを借りてきたり・・・椅子や机を出したりテントを張ったりと忙しかったです。
これくらい汗をかいておけば美味しく飲めるでしょうか!!


よって今日も早めの更新をしたいですね・・・と言いつつもこんな時間。
昨日に続きボディのパーツを取付けたい所なんですがまだ作っていなかった部品が有りました。
ボンネットのキャッチピンの受けですね、早速旋盤を回して作っています。

ステアリングも取付けました・・・メーターとこのステアリングの相性はばっちりではないかと思います。
最近の皮巻きも捨て難いのですが僕はこのウッドのステアリングと鉄板製の塗装のダッシュボードの組み合わせが好きなんですね。
でも僕が乗れそうな車でこの組み合わせを実現するのは初期のVWビートルかフィアット500くらいでしょうか!?

ウインドフレームも最後の一磨きをくわえますよ~
瞬間接着剤でアルミ板にとめておいてからバフをかけます・・・その前に1000番程度のペーパーでエッチングのハーフのザラつきを削っておきます。

インセクトピンを使ってウインドフレームを取り付けました・・・。

一応トノカバーも接着しておきます。
現在トノカバーを取付けるのか確認中なので一応接着までにしておきます、穴を開けちゃったらもう後には戻れませんからね~。

完成が近くなりました

2014-06-28 22:16:36 | Ferrari250TR NART 1958
今日は夕方に少し雨が降りましたね、朝から蒸し暑い状態だったのでいつ降るのかな??と言う状態だったのです。それでも降らないと小豆が枯れてしまいそうなのでスプリンクラーで散水はしておりますが水道の水を撒くくらいでは雨の替わりにはなりそうに有りません。
その期待の雨もほんの30分程降っただけなので・・・??ですね。
今日は安全協会安来支部の定時総会でした。
開始1時間前に事務方からお電話を頂き今日は司会進行をする事になりました。
何しろ初めての経験なので・・・大変緊張しましたが、今まで参加した色々な総会を思い出してみて臨機応変にこなす事が出来ました。
先程帰宅してホッと胸を撫で下ろした所です。

さて本日の更新は遅くなってしまいましたが・・・毎日更新をうたっていますので今日も更新しましょう。
昨日の続きでライトから・・・と思いましたがステアリングをまだ塗装していなかった事を思い出しましたので・・・FBで広島の角本さんが少し前にステアリングを塗装されていたのを見て思い出しました!
先に塗っておかないとラッカー塗装なので乾燥までに時間がかかるんです。

続いてライトを作りましょう。
アルミ板を1.5cm角くらいに切っておきまして矢坊主でプレスして凹みを付けます。
凹んだ部分は綿棒にコンパウンドを付けてピカピカになるまで磨いておきます、磨けば磨く程写り込みがきれいでライトらしいライトになりますよ。

中央にエポキシ系の接着剤でスチールボールを接着しておきますとこれがライトのバルブの様に見えるから不思議ですね~。

インテークの中にラジエターの保護用のメッシュとライトの固定用のステーを接着しておきます。

先程作ったライトを取り付けておきました。
ドライビングランプなのでレンズカットの無い透明なレンズを使用しています。

次は後ろ側も作りましょうかね~
ドライバー後ろ側の整流板も取り付けましたよ・・・付くべき物が付くと一層完成が近くなりますね。

ついでに凹みをブラックアウトしてフューエルキャップを取り付けました、当たり前では有りますがアルミ製のこの部品はバフ掛けをしてピカピカにしておきます。
せっかく実車と同じ素材を使っているのですからね~

メーターパネルを作ります。
これも以前に作った物と同じですが今回は塗装をしたメーターパネルの裏側にアニメセルを貼っておいてからデカールを裏向きに貼っています。
表側を見てメーターの傾きとか確認しながらの作業になります。

メーターリングやスイッチなどを作って取り付けてからボディにメーターを取り付けました。

テールの楕円形の穴の縁取りも接着です。
ところでこの穴は何の為に有るのでしょうか??トランク内の通気用でしょうか??
ご存知の方がいらっしゃいましたら教えて下さい。

テールランプも接着しました・・・。
そして一足飛びにマフラーも・・・なんて格好良いんでしょう!!

明日は
ボンネットの固定金具やウインドフレームトノカバーなどを取り付けたいですね。
それが終わるとボンネットの革ベルトとスクリーンバックミラーで完成なんじゃないですかね~(笑)


今月中に完成しそうな予感!

2014-06-27 18:28:08 | Ferrari250TR NART 1958
今日も少し蒸し暑い感じですね雨こそ降っていませんが如何にも山陰の梅雨ですね。
文字通り山の陰ですから・・・(笑)

山陰の片田舎のアトリエですが平日にも関わらず色々な方々がいらっしゃいます、そして色々な話を聞きます。
電話もかかります、そうそう昨日の電話はちょっと怒っていましたね・・・誰が・・・って書くと誰かわかっちゃいますので書きませんが(笑)
まあ一生懸命やってもその通りに出来なかったら凹みますよね・・・
まして人を使う(と言うか人に自分の思った通りに仕事をしてもらう)のは大変な事なんです。
そりゃ自分が直接手を下せばそれが一番良いでしょう。
僕は自営業なので一人で制作していますが・・・でもやっぱり一人の力は一人分でしか無いんですね。
だから3年待ちの仕事の山を抱えて多少は歯痒い思いもしている訳・・・
どこで作っても誰を使ってもその苦労は同じなんだよね。
たとえ僕の仕事を息子がするとしても意志の疎通がしっかりしていないと決して僕の思った様には作れないのと同じ事・・・
今のうちに人に作ってもらう事を勉強をしておくと良いと思うんだけどね~。
給料もらいながらそんな勉強をさせてもらっていると思えば、ここが怒る所じゃなくどうしたら自分の気持ちを相手にわかってもらえるか考える部分だと思うんだけどね。

何十年もサラリーマンをしてきた今の僕なら怒らず頭を下げてお願いするでしょうね・・・僕も若い頃なら同じ様に多分怒ったと思いますけどね。
今の僕なら間違いなく頭を下げてお願いします、経験上怒るよりも褒め殺し(古い言葉ですね・・・竹下首相の時でしたね・・・笑)の方が良い場合が多いですね。
相手は多分怒るぞ~と予想している訳ですよそこに頭を下げる事で予想外の事がおきると以外に言う事を聞いてくれるのですよ。
それでもダメならまた考えなければいけませんが・・・(笑)
まあ、この辺りは経験値ですけどね・・・

54歳のおじさんにはもうそんなチャンスは無いからね、今は実戦有るのみです(笑)
メッキ屋さんアクリルケースやさん・・・色々有りましたよ、でも今は良いお付き合いをさせて頂いています。

さて、わかる人にしかわからない独り言はこれくらいにしておいて制作しましょうかね~。
250TRのエアファンネルは左右のファンネルが近くて上側の開いた部分が一部削られて取付けられています、使ったエンジンキットにはこれが再現されてなくて少し残念なので何とかしましょう。
ファンネルをぴったり合わせる為に一面を削りますがコロコロして固定し難い為にまず板に鋸で溝を入れます。
そこにピンセットで押さえて固定します。
削るのはヤスリではなくペーパーを木片に貼付けたもの。
削った部分が光って白く見えていますがこれが平行になる様に削ります。


開いた部分を下向きにして2個合わせます。
勿論削った面を合わせています・・・
そして瞬間接着剤を針の先で1滴!
これで2つのファンネルは一体化しました。

こんな感じですね・・・・

早速ですがエンジンに取り付けます。
取り付け位置は各キャブレターの後側に寄せて接着します。

コクピットの電装板を作りましょうどうせ後4台分は作らないといけないのでここで4台分全て作っておきましょう。

電装板は後4台分作りましたがその内一台分はLHD用にしなくてはならないので配置が反対になりますね・・・気を付けなければ・・・。
完成した部品をシャーシに取付けました。

そうそうシャーシ前側のディティールを取付けなければなりませんでした。
ステアリングのタイロッドを付けましてラジエターを取付けれはやっとボディを載せられますかね~。
ラジエターを付けたらタイロッドが見えなくなってしまいました、まあフラットブラックで塗られている事も有りますが。

シャーシはファンネルを接着しましたので当分触る事が出来ません。
そこでボディにライトを取付けてみましょう。
ボディの凹みにそのままライトを入れると少し後に寄ってしまいます、そこでライトを支えるステーを作りました。
素材は0.5mmの糸ハンダですね。
丸めて接着しています。
ライトはプレスしたアルミ製なのでこの様にリング状の物ですと接着しやすい訳ですね。

ライトを接着しました・・・リングを一つ入れる事でライトとボディの間に隙間が出来まして奥行きが深くなった様に感じますね。


これで作ってストックしていたライトが無くなっちゃいました・・・インテークの中にドライビングをつけたいので明日はライトを作る事から始まりですね・・・明日は雨が降りそうなので心安らかに制作に励めそうです・・・(笑)

HPを修正致しました

2014-06-26 17:18:55 | Ferrari250TR NART 1958
今日は蒸し暑く雨こそ降っていませんが暑くて汗だらけになって午前中だけ畑の作業をしていました。
メロンはウリハ虫が大量発生しまして葉っぱから汁を吸っているらしく一部枯れてきました、このままでは実がなるまでに葉っぱが無くなってしまいそうなので・・・(笑)
やっつけました!!

今月8日をもってYahoo!のジオログとゲストブックのサービスが終了してしまいました。
私のHPは当初これらを使ってHPとしていましたので古いエントリーは見る事が出来なくなってしまいました、まあ私の制作は最新の物が最良の物なので古い物が無くなってしまっても一向に困る事は有りません。
古い物を読んで振り返る事も有るかもしれませんがその都度新しい作り方を考えた方が早いと思いますし良い物が出来るんじゃないかと思っています。

さて制作にかかりましょうかね。
今日はボディの磨きで時間を費やしましたね~しかしボディの磨きというのは画像的にはあまり変わる事がないので面白く有りません・・・しかし時間だけはかかります(笑)
まずは塗料の硬化具合を確認する為にボンネットを磨いてみました
スーパーバフレックス2000番ですね。
白く粉を吹くのは完全に硬化しているからですね!

続いてボディも磨きました、さすがに中一日置いてありますので完全に硬化しています、と言っても磨き頃を外れる程硬化している訳では有りませんのでだいたい良い感じですね。

次は水洗い後、ラプロスの8000番です。
目が細かいのでほんの僅かに艶がよみがえってきます。
全体を丹念に磨きますとコンパウンド磨きが楽になります。

ボディの方も磨きますが面積が結構広いので時間はかかります(笑)
8000番という事も有りますが1/43と言えどもボディを全て磨くには結構な面積のラプロスが必要ですね、ケチっていつまでも使い続けますと余計な傷をつけたりしますのでいい加減に交換しながら磨きましょう。

ラプロス8000番の後はイサムのミラノ2Kコンパウンドで磨きます。
結構良い艶が戻ってきました入り角などはまだ少し曇った状態ですね。

次は3Mのハード1ですね。
当然ですが中性洗剤で洗って今まで使っていたコンパウンドを奇麗に洗い流してからの作業です、古いコンパウンドが残っていますとせっかく一段と細かなコンパウンドを使っても艶が戻りませんよ。
ここでライトの凹みにシルバーグレーを塗装します。
マスキングはしますが少しのはみ出しはクレオスのシンナーをつけた綿棒で拭き取ってしまいました。

次はボディの内側をフラットブラックで塗装をしまして、これもまた僅かなはみ出しはシンナーで拭き取ります。

磨きの最後にウルトラフィニッシュを使って再度全てのボディを磨きました。
この最終磨きが有りますのでその前に内側やライトの凹みの塗装をしてしまった訳ですね。

斜め後からの姿も・・・