Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

ウレタンクリアーを塗りました

2022-02-28 20:51:44 | 日産スカイライン1800GL   

本日の山陰は晴れて大変暖かかったですね。
畑で玉ねぎに施肥をしましたが上着を着ていますと額から汗が滴り落ちます。
上着を脱いで作業を進めました。
玉ねぎの施肥は全て完了、明日の雨を待つばかりです。
そして夕方にはラッキョウ・ニンニクにも施肥しておきました。

そして調子に乗ってイチジクの剪定も少し始めました。
まあ流石に全部終わるようなことはありませんが・・・

そして厨房係です
今日もたくさんのお客様がいらっしゃいました、大変ありがたいことです。
午後2時には準備していたランチやパフェが完売してしまいまして、一部のお客様には大変ご迷惑をおかけいたしました。
全部では無いにしても完売するランチが出るって・・・びっくりです。

その後来週からの隣のギャラリーでのイベントの案内ハガキを印刷しながら本業を進めております。



と言っても今日のスカイラインのボディは中研ぎを入れてウレタンクリアーを塗っただけなので・・・
中研ぎの画像を撮るのを忘れていました・・・。
白なので研いでも見えにくいのもありますが(笑)

でウレタンクリアーを塗っています。
スカイラインのエンブレムはデカールで再現ならウレタンクリアーの前に作って貼らないといけませんが他の方法で再現できる目処が経ちましたのでウレタンクリアー仕上げをしたわけですね。

塗ったらボディは触れませんから・・・ひたすら硬化を待たなければなりません。

ボディが触れない時には内装を触ります。
内装はシャーシの一部と一体になっておりましてこんな感じです。
違いを考えながら分解しないといけませんが・・・、まずシートのステッチが違いますから外さないといけません。

エナメルシンナーを流してシートを外しました。
中国製のレジン製のモデルの場合大体はゴム系のクリアーボンドで接着されていますのでエナメルシンナーを流してやれば数分で外れますね。

ちなみに実車のシートですがお客様から送っていただいた内装の写真にはシートカバーが被せられていましたのでどのシートか判別できませんでした。
なのでカタログから推測して作るのが一般的ですね・・・簡単なのはシートカバー付き状態なんですけどね・・・
パテ塗って削って塗れば終わってしまいます・・・が簡単すぎるのでやめておきます(笑)
敢えて面倒な方に進みましょう。

サイド部分のステッチの凹みをつけます。
彫刻刀で溝を掘っています。
その後周囲を柔らかなラインが出るようにペーパーで削っておきました。

マスキングテープを細切りにして貼りました。
パテを盛るにあたって不要な部分にパテをつけたく無いですからね〜。

でパテを盛っています
パテが固まるまでは・・・こちらも触れません・・・。

ここでちょうど時間になってしまいました・・・、続きは3日後ですね。
明日から定休日ですがこの二日間はず〜っと雨が降るらしいですね。
気温が上がったと言うことは南から湿った空気が流れ込んでいると言うことですからある程度は仕方がないですね。
まあこのために今日は頑張って玉ねぎの施肥をしましたからね・・・ほどほどに降っていただきましょう。


再び・・・三度・・・研磨して塗装しました・・・が・・・大変な事が発覚しました

2022-02-27 20:22:15 | Golden Arrow 1929

本日の山陰も比較的穏やかでした、が昨夜というか早朝にはかなり強い風と共に雨も降りましたね。

1時間ほどだったでしょうか・・・安普請の我が家は揺れていました(笑)
目が覚めるくらい酷く風が吹き雨がバラバラと自宅の壁を打ち付けていました。
幸にして5時半くらいには風も収まりまして雨も止みましたが・・・春一番だったんでしょうかね〜!?

春先にはよくある事なのですがちょっと酷かったですね。

出勤時には道路も乾いてきていまして所々に水溜りが有るくらいでしたので今日は畑の玉ねぎの草取りを完了してしまいましょう。
昨日の写真の左側の部分・・・玉ねぎ畑の草取りを本日完了しました。
明日は施肥とイチジクの剪定ですね〜明後日は100%雨らしいので・・・明日まででなんとか終わらせたいです。

そして厨房係・・・今日は昨日の忙しさに懲りてS百合さんにヘルプをお願いしました。
S百合さんもせっかくのお休みなのでゆっくりしたいと思いますが・・・申し訳ないな〜。

お陰で私は早めの厨房係終了です・・・
さて今日はゴールデンアローですね。

前回はボディカラーを塗ったけどメタリックの塗装なので下地の凹凸がよく見えてしまい・・・もう一度ペーパーをかけたところまでご紹介をしていたはずです。

もう一度確認してボディカラーを塗っています。
幸いなことにボディカラーは多めに調色してありますから何度でも塗れます(笑)
タッチアップが発生しても多分大丈夫かな〜。
下の写真では少し赤みが強いゴールドになっていまして・・・多分照明の具合だと思います。

こちらの下の写真が比較的近いと思いますね。
少しシルバーっぽいゴールドです。

ボディカラーが入りますと次はデカールですね。
このモデルは元々完成品だったので未使用のデカールは付いてないのです。
なので作らなければなりませんでした、完成品のミニカーには確かテールエンドのフィンの部分に英国国旗が取り付けられていたと記憶していますが・・・それ以外にはデカールはなかったと思います。
しかし、Lさんから頂いた画像の中にドライバーの後ろ側に何やら文字が入っているのを確認しましたがこれがいつの写真なのかよくわかりません。
スピードトライヤルをした時の写真なら良いのですけどね・・・。
レストアされた博物館の実車写真には取り付けられていないのですが古いモノクロの写真にはこんな感じで写っているのです。
でもこの写真では何と書いてあるのかよくわからないですね。

で頼りはまたLさんでした。
Lさんにまたお願いして送っていただいたのがこちらです・・・こちらの写真には全体は写っていませんが白いヘルメットのドライバーが乗っている事から走行の前か後に撮られたものかと思われます。
この当時のカメラでは走行中の写真はフィルムの感度が悪かったはずなのでこんなに綺麗には写らなかったはずですから・・・。
面白いのは文字の周囲のボディ色が少し明るい長四角になっている事ですね。
メタリックカラーの上にデカールを貼りクリアーコートしますとデカールのニスがある部分はメタリック塗料が溶けず、周囲のニスがない部分はクリアーのシンナー分で塗料が溶けて色が変化する場合があります。
あの時の感じによく似ています(笑)
私たちがラッカーのメタリック塗料の上にデカールを貼る場合は一旦ラッカークリアーを全体に塗ってメタリック粒の移動をさせてからデカールを貼ってクリアーコーティングをしますとニスの部分が目立たなくなります。
今回はその必要が無いみたいなのでそのままクリアーですね。

一緒に送られてきた写真にはもっと鮮明な物もあります。
現在のロゴには無い字体ですね・・・これまで再現したいのではありますが・・・ただ、1/43に縮小しますとロゴの違いまではわからないかもしれませんね。

ただし私が一番ガッカリしたのがこの写真です・・・
わかりますかね〜??

サイドのタンクが写っていますが・・・
博物館で保管されている個体ではこの様にラジエターのようなフィンは内側の下側にしかついていませんでした。
現役当時のこのタンクにはほぼ全面フィンがついていたのですね〜。
サイドのタンクはせっかく塗りましたがやり直しですね〜。

まあ考えればわかる事なんですよね・・・
このタンクはエンジンの冷却水を入れておくためのタンクでして・・・
普通の車ではエンジンで出た熱を冷却水でラジエターに運び熱交換して再びエンジンの冷却に使います。
この場合ラジエターには走行風を当てないと冷やせませんからこれだけの大きなエンジンの冷却を行うためには大きなラジエターが必要になりますよね。
でもそれでは空気抵抗が大きくなるので左右のタンクに冷たい水を入れておいて走行時にはそのタンクの水だけでエンジンの冷却を行うのです。
幸にしてスピードトライアルをしている時間はそんなに長くありませんから左右のタンクの水で充分だったのでしょう。
でもなるべくタンクの水を冷やしたいのでタンクの周囲にフィンの付いた板を取り付けていたのだろうと思います。
ただこのフィンは薄くて大変痛みやすかったのでしょう・・・まして塩湖のような所で走らせたら金属が塩で腐食してしまいレストアした時にはボロボロになっていて再現できなかったのでは無いかと・・・
かろうじて傷みにくい内側の下側だけ残っていたんでしょうね。

そう思って資料を見回しますと・・・
移動する時にはこのフィンの部分に企業か何かのマークの入ったカバーが取り付けられています。
おそらくこのフィンを作っていた会社のロゴではないかと踏んでいるんですけどね(笑)

当時の写真ってこんな感じで質感がわからないので・・・まあ仕方がありません。
もう少し気をつけて見ておけばよかったですね・・・S井さんまたちょっと遅れます(笑)
いい加減なものはお渡しできませんので・・・。

明日はスカイラインかな〜!!

 


ホイールの組み立て

2022-02-26 20:16:27 | Ferrari 488 Pista Piloti

本日の山陰は薄く雲がかかっておりましたが晴れていて暖かだったですね。
朝は出勤してからすぐに玉ねぎの草取り・・・実はまだ終わらないのです。
玉ねぎだけで4400本植えていますからなかなか終わらない・・・
今日は畝を2本分草取りをしました・・・残りは3本分くらいかな・・・もう目処がついてきましたのでこの数日で終わりにして肥料をやりましょう。


少し暖かくなりますと畑の周囲を見回す余裕も出てきます。
スナップエンドウはどうかな?と覗いてみました。
藁で屋根を作っておいたのが功を奏したか・・・あれだけ雪が降って押さえつけられても元気でしたね。
これなら気温が上昇したら一気に伸びてくれるんじゃないでしょうか・・・その為には少し肥料をしておいた方がいいかもしれませんね。
玉ねぎと一緒に肥料をしてやりましょう・・・。

そして恒例の厨房係ですね。
今日はご予約を沢山いただいておりまして・・・有難いことにそのご予約の数が直前に変更になったり、内緒ですが家内がラインを見忘れて予約を準備してなかった・・・幸にして直前にわかって滞りなくランチを召し上がっていただけました(笑)
ご予約でない普通のお客様も沢山お越しいただき厨房係はてんてこまいです。
洗い物が終わったのは午後4時の閉店時間でした・・・。
終わった途端ドッと疲れが出ました・・・。

さてここからは本業です
昨日ホイールにカーボンデカールを貼ったところまでご案内をしていたはずですね。
今日はデカールを貼ったホイールのパーツにラッカークリアーをパラ吹きしました。
理由はデカールの定着と密着を上げる為ですね・・・
なぜウレタンじゃないか・・・ウレタンは厚みが出てきますのでこのタイミングでウレタンを使いますとホイールのリムの凹みにスポークが組み込めなくなってしまうからなのです。
この写真を見ましてもリムにカーボンの模様が見えますね・・・ホイールをカーボンで作ると言うのは究極のホイールなんでしょうけど模型でこれを再現するのも究極の手間がかかってしまいますね。

スポークの方も同様にラッカークリアーをパラ吹きです。
あまり沢山塗りますとそれこそスポークが太くなってしまいますからね・・・。

そしてスポークをリムと接着しています。
スポークとリムの組み間違いをしないように気をつけなければなりません。

エポキシ系の接着剤でガッチリと接着ですね。

そしてウレタンクリアーです。
実物もそうですが・・・ピカピカトロトロです(笑)
ちょっとゴミがかんだ部分もありますのでこの後中研ぎです。

そして磨きますとピカピカ!!
実車のカーボンホイールもこんな感じなのです。
アルミやマグホイールはよくあるのですが、流石にカーボンホイールはこれが初めてですね。

そしてホイールの内側の部分も塗りました、この部分はフラットホワイトなんです。
なぜこの部分がフラットホワイトなのか・・・もう説明しましたかね?
実はこの車のブレーキはカーボンディスクのブレーキなんですがカーボンブレーキは使用しますと真っ赤に燃えるんですよね。
最近のF-1はあまりみなさんご覧になったことがないかもしれませんがブレーキを作動しますとディスクが真っ赤になるのです。
そして火の粉が飛んできます・・・でカーボンホイールが熱害を受けないようにホイールの内側が耐熱塗料のホワイトで塗られているわけなのです。
マスキングでは塗りにくいのでこの部分を別部品にしてくれたんですね。
おかげさまで楽ができますね(お金はかかりますが・・・笑)

続いて気になっているのがドアの内側です。
BBRのモデルってこの辺りを大変省略しているのです。
開閉モデルであってもですよ・・・!!
ドアが開くのですからこの辺りはもっと大事にしてほしいかな〜。

どう言うことかと言いますと、ドアの裏側をフラットブラックで塗りつぶしてあるのです・・・
ドアの内側の造形は正しく作ってあるのに・・・ボディカラーの部分など全く無視ですね。
ここにはコーションマークを貼らなければならないのでボディカラーじゃないと困るんですよ。
それも片側フラットブラック、反対側はボディカラーという訳にもゆかないのです。
実車は左右ともボディカラーです。
仕方がないのでドアの内装を外します。
結構ガッチリ接着されていましてドアパネルが壊れるんじゃないかと心配しました。
エナメルシンナーを流してゆっくり剥がします・・・

とりあえず・・・
クレオスのラッカーシンナーでフラットブラックを拭き取ってみました。
フラットブラックの下は赤い塗装がされていますが・・・ボディカラーの部分に傷がありましてフラットブラックを剥がしてそのままでは使えそうにありません・・・
この部分を塗装することにしました。
この部分の造形は結構正しいのに勿体無いですね。

続きはまた次回・・・3日後かな!?


塗装工程に入ると話題が少ないんですよね〜

2022-02-25 21:12:50 | 日産スカイライン1800GL   

本日の山陰は雲が多いながらも天気は回復してきました。
気温も少し上がってきたように思いますが・・・それでもまだ少し寒いのです。

出勤してすぐに行ったのが玉ねぎ畑の草取りです、今日は畝を1.5本分ですね。
あと畝3本で草取りが完了しますので施肥をしなければなりませんね〜しなければならないことは多々あります(笑)
そして少し片付けをしていたら工務店の担当者のM崎さんがこられまして・・・
来週から再び工事に入りますので片付け状態を確認に来られました。
現場を見てびっくりしておられたみたいですね〜
あまりにも片付けが早かったからかな!?
問題なく来週は工事が出来そうで安心してお帰りになりました・・・。
事前の確認作業は大事ですからね〜。

さて本業に取り掛かりましょう。
今日はスカイラインですね。
ボディは下地のサフまで進んでいます
塗装工程になりますといきなり写真が少なくなってしまうのですよね・・・まあ変化がないと言いましょうか・・・。
まずはお客さまのご希望の車のカラーを実車写真で確認しますとホワイトでした。
ここで間違ってしまっては困りますからね〜。
当時、白いスカイラインは多かったような気がします。
流行りだったのかもしれませんしホワイトは無難だったとか・・・いや、不幸にもぶつけてしまった時に板金塗装に出した場合色の違いが分かりにくいとか・・・色々いわれていましたが。
模型を作る私からしますとホワイトも色合わせは難しいのですよね。
実車の場合本当に純白ということはありませんので多少なりとも調色しているのです。
昨日のゴールデンアローも基礎になったのはブルーゴールドでしたが少し濃い感じがしましたのでシルバーを少し混ぜています・・・まあ余談ですけどね。

で・・・ついでにカタログを確認しますと。
一番下にホワイトがありまして・・・何か味気ないな〜。
普通は○○ホワイトとか書きそうな物ですが・・・「ホワイト」だけだったとは・・・。

で・・・ホワイトを塗りました。
昔の写真で見ますとアイボリー系のホワイトではなくほとんど真っ白で無味無臭・・・といった感じでしたのでほんの少しグレーを隠し味にしておきました。
色味的には・・・言われなければわからない範囲ですね。
調色したことに意味があったのかどうか・・・?ですね。

今夜一晩置いておきまして明日は完全硬化するでしょうから・・・問題がなかったらウレタンクリアーを塗りましょう。
明日は488かな〜。

 


ボディカラー・・・迷います

2022-02-24 21:51:04 | Golden Arrow 1929

本日の山陰は午前中は雪が降っていましたね。
午後からも時々雪って感じかな〜。
午後のティータイムを過ぎるあたりから天候が回復してきました。
晴れ間も見える様になりまして・・・週末は暖かくなるというのが真実味を帯びてきました(笑)

今日もお昼は厨房係です。
そこそこ忙しくて・・・ありがたい限りですね。

午後からは普通に本業を進めます
今日はボディカラーの塗装なのですが・・・
迷いますね。
と言うのもこの車は1929年の車なのでカラー写真がないのですよね。

もちろん今も博物館に入っていますから実物は存在しますが実車のカラーリングは全くわからないのです。
今博物館にあるものはレストアを受けておりますのでボディは塗り変えられています・・・多分!!
今の姿はLさんから写真をいただいていますのでよくわかるのですが、当時の姿は全く?なんですよね。
ちなみに現在の姿はこんな感じ・・・。

ボディカラーはゴールドと決まってます
名前がゴールデンアローですからね・・・イタリアンレッドだったり白地に赤い円だったりすることはないのです

ゴールドですが色々なゴールドがあるんんですね。
今持っているゴールドは4種類です



瓶の裏を見ますと大体の色合いがわかりますね。
最初はブラスにしようかと思っていましたが・・・
まだ少し赤い感じがしますね。

ちなみに左下がブラスです・・・その右側がゴールドなんですが赤味が強すぎますね。
左の上がGX210のブルーゴールドで右の上がGX209のレッドゴールドなんですね
一眼見たら全部ゴールドなんですけどね。

今、博物館に収納されている車を見ますとブルーゴールドのカラーが一番感じが良いかな〜と思いますね。
写真と比べればまだ色が濃い感じがしますが・・・。
写真の表面の反射で白っぽく見えるのも影響があるかと思いますので・・・バランス的にはこれが一番かと思いますね。

とりあえず・・・
ボディに塗ってみました

雰囲気はまずまずかな〜!!

あれ?またサフに戻っているとびっくりされるかもしれませんが・・・
確かに一度ゴールドは塗ったのですが、メタリックカラーを塗りますと下地の凹凸が気になりまして・・・
ボディ全体にサフを塗りまして・・・またやい直しになってしまいました。

こちらのカウルももう一度塗り直しをします
ゴールドが塗ってあっても無くても同じですね〜
ゴールドハゲハゲですね。

明日はスカイラインに移りますよ。
ゴールデンアローは久しぶりの3連チャンでした。