本日の山陰も天気が良くて降水確率は0%(だったと思う)
気温はそれにつられるように上がってゆきまして30度近くあったんじゃないでしょうかね出勤してオクラを収穫し・・・ナニワノイバラを運んで焼却処分していますと暑いです。
最近、涼しい日が続いていますから少し暑いと体がこたえますね。
剪定くずは大部分運んで片付きましたが・・・まだ箒ではいて綺麗にしておかないと枝が落ちていると踏んでしまって怪我をすることもるのです。
汗をカキカキ控え室に戻りますと・・・
もうアトリエまでは戻る時間がなさそうですね。
と言うことで午後から本業開始ですね。
今日も修理です。
昨日の続きですが・・・
BBRの250GTOでしたね。
スペーサーとネジの締め具合に問題がありリアの車高が下がってしまった部分を直します。
スペーサーの部分の写真は昨日ご覧いただきましたので今日は車体側です・・・
この下の写真で気がつかれることはありませんか?
私は2つ気がつきました。
まずは車体を固定するビスはかなり締め込まれていたらしくこんなにタイヤが変形しています。
潰れたまま変形しちゃったんですね。
もう一つはボディの裏板になるシャーシの止めネジがないのです。
つまりシャーシはボディに接着されてしまっていると言うことなんですね・・・つまり簡単には分解できないと言うことなのです。
でも直さなければなりませんので分解しました。
まあ思った通りグルーでべっとりと接着されていました。
グルーなのでボディとベース板の間のネジを強く締めたままにしておきますと・・・少しづつですが車高が下がってきます。
この様なモデルの場合この車軸を支えるのはボディとの間にあるグルーの樹脂なんですが・・・下の写真をご覧になれば分かるように車軸の上側にはほとんどグルーがない状態までボディが車軸に押し付けられていますね。
まずはリアの車高調整です。
目分量で見た感じではフロントよりもリアが0.5mm低い様に見えます。
シャフトの通る部分に0.5mmのプラ板を差し込んで車高を0.5mm上げます。
グルーは温度の変化で柔らかくなって車高が変わりやすいのでエポキシ接着剤に変更します。
せっかくなので長く楽しんでほしいのです。
0.5mmですがこれでマフラーを引きずってしまう様なことはないと思います。
車高の方が一段落しましたのでコレでリアウインドウの方に戻ります。
リアウインドウはステンレスのエッチングなのですが経年変化で表面に酸化皮膜ができています・・・つまり光り方が鈍くなっているのです。
せっかくなのでコンパウンドを使って少し磨いておきましょう。
今回はウインドウモールだけが外れていましてウインドウ自体はまだしっかりとボディについていましたので外すことはしませんでした。
無理に剥がすとウインドウを傷めてしまう恐れがあるからなのです。
磨いたモールをウインドウに戻します。
250GTOの修理完了です。
残りはサイドウインドウを引き違いに直すのかどうかなんですけど・・・多分今頃はお客様は悩んでいらっしゃるのかもしれませんね。
サイドウインドウの部分はご返事をいただいてから手をつけることにいたしますのでこのモデルはしばらく休憩です。
修理をしていましたら・・・
新しい修理物件が届きました。
ちょっと大きめ?それとも沢山入っている?
届いた荷物はこのあと中を確認しまして・・・何が入っていたのかは・・・後日のお楽しみですね。
荷物を送られたお客様だけが自分の荷物が届いているのを確認出来るかと思います。
続いて昨日修理をしたF40ですがワイパーを取り付けてボディをクリーニングして修理完了ですね。
続いてT代さんのF40の修理です。
と言っても見積もり状態です。
リアウインドウの後ろ側が浮いていますね・・・おまけにその後ろのエア抜きの部分の蓋も浮き上がっています。
この部分は左右が強く接着されていますので中央が浮きやすいのです。
少し前にお買い上げいただいたイオタですが・・・コクピット内の助手席シートの脇についているグリップ部分が外れてしまっていました。
送った時は大丈夫だったのですが接着剤が緩んでいたらしく輸送途中に振動で外れてしまったらしいです。
シャーシを分解してコクピットのパーツを取り出しますとかなり手間がかかりまして必要ない部分まで分解しなければならなくなります。
なのでサイドウインドウを外して部品にアクセスします。
部品を取り付けましてサイドウインドウを元通り取り付けますと修理完了ですね。
修理は結構時間がかかりますね。
この1週間くらいかかりそうな感じがします・・・。
残業もやりたいのですけどね〜。
体がふたつ欲しいくらいです(笑)