Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

KOBELCO Panther250Xの組立て

2018-06-30 18:00:15 | その他
本日の山陰は朝から雨模様です
昨日と違って大変強く降る事は有りませんがそれでも時折ザ〜ッと来ますね。
昨日は島根鳥取両県に竜巻警報が出ていたらしいです・・・しかしながら聞き及ぶ所では山陰両県とも竜巻の被害は無かったらしい。
しかしながら滋賀県では竜巻過突風の被害が出た様で心からお見舞い申し上げます。
TVのニュースで屋根の飛んでしまった和風のお宅が写っていましたが・・・昨日、出勤時に見た西の空は異常に黒い雲でした。
あんな空は今まで見た事が無かったです・・・

雨が続きますと余り良い事が無いですね〜
湿度が高くてジメジメしていますし・・・畑仕事もままなりません。
ラッカーを塗れば艶消しになってしまうしね〜(笑)
良い考えも浮かび難いんじゃないかな〜
「まあこういう日も有るさ」とサラッと受け流す事も必要ですわ!
全国の元気が無い皆さんまあ良い事も有りますよ・・・今は挫けないで耐えましょう・・・これって私の事?(笑)
いやいや僕は余り考え込まない方ですから・・・楽天的なんです。

さて今日は午後から安来市文化協会の理事会、夕方には安来市の交通安全協会安来支部の理事会となかなか多忙なんです。
その間を縫う様にして仕事を進めます。
今日は予定通りにKOBELCO Panther250Xの組み立てに進みます
ただしまだ塗らないといけない部品や作らないといけない部品が有りますからすぐに完成という訳にはゆかないでしょう。

まずはブームの部分から
差し込み式のブームですが一応抜け留めの金具が付いています
この金具を少し調整してやらないと引っ掛かりが強過ぎたり弱過ぎたりすると不具合の原因となります。
まあ力いっぱい引っ張ればどんな頑丈な金具でも抜けてしまいますが、それでも調整しながらまとまりの良い所にしておきましょう。

何本か有るブームを刺して重ねて見ました・・・
先の部分だけ黄色で後はブルーの縁になっています・・・
ここが黄色い個体も有るみたいなんですが、お客様はこちら側が好みという事で・・・そのご希望にそって塗っています
ここの部品はプラスチックなのですがバリを削っておいたので比較的綺麗な状態になっていますね。

メインのブームです
こちらは全体がブルーです
ブームの内側にはなるべく塗料が飛ばない様に塗ったつもりなのですが・・・
塗料が付いてしまいますと動きが悪くなってしまいますし傷が付いてしまうのでその調整はなかなかシビアです。

メインのブームに内側のブームを刺して重ねています・・・
動きは良い感じですね〜
塗料も思ったよりも薄いらしくて良好な動きです
メインのブームの角度を変える為の油圧のシリンダーも取付けました
このシリンダーの取り付け部分は稼働しますのでピンを打ち込んで固定する様になっています、この動きも固過ぎてもダメだしゆるくてもピンが抜けやすくなります。
なかなか調整に時間がかかりますね

ブームを支える金具を介して車体に取付けられます
その金具を付けてみました
この金具とブームが干渉してしまうと車体に傷が付いてしまうのでこれもまた調整をしながら行ないましょう。
ここで株式会社ミックの文字が赤い滑車に少しだけかぶってしまう事が発覚・・・
もう少し前側にしておけば良かったかも・・・でも反対側とズレてしまうしね。
有る程度は仕方が無いかも・・・実車もこうなっていたり・・・しないかな〜!?

メインのブームの部分にブームの先の方に付ける追加のブームが収納されているのですがこれは脱着しないといけないので軽く差し込める様に差し込みの部分を削って調整をしておきます
緑は元々の樹脂の色なので仕方が無いですね。

その収納はこんな感じになります
ここに収納されるという事は株式会社ミックの文字を前側にずらして付けてもやっぱり見え難い訳ですね・・・言い訳?(笑)

次はキャビンの部分を進めましょう
コクピットの中がレッドやグリーンになっていますのでさすがにこのままではオペレーターの方も仕事がやり難いでしょうから・・・
落ち着く様にグレーに塗っておきます
しかも反射が眩しいと手元が狂う可能性が有りますから艶消しです・・・意味が有るのか??

操縦席のガラスに傷がいっぱい入っています

このままではいくら何でも・・・と思いますので細かなペーパーをかけて磨き直しましょう
内側は磨くのが不可能なんですが・・・外側だけでも何とか綺麗にしたい物ですね

どうもガラスのプラスチックの傷が内側に付いているらしく・・・有る程度までしか綺麗になりませんね〜
まあしないよりは良いのでこれでご勘弁して頂きましょう(笑)


明日は狩猟免許の講習の為に一日留守になります、皆さんよろしくお願い致します
閉店後にアトリエに戻って仕事を進める様なスケジュールになります。

修理

2018-06-29 21:47:11 | その他
本日の山陰はかなりの荒れ模様でしたね〜
昨夜と言うか早朝に雨の音で目が覚めまして・・・
そこからは目が冴えて寝られませんでした
と言うのも雨音や雷そして強風と屋外はかなり賑やかでした〜
出勤してみますとアトリエの前は水没した跡がありありと残る感じでしてゴミが道路の上に散乱していました。
少し片付けかけましたがまた雨が強くなりまして・・・それもかなりの降りかたで道路が再び水没してしまいまして掃除も中止です。

かなりの降りかただったのでガレージの中の浸水も覚悟してせっかく乾燥したタマネギをネットの袋に入れて釣りして避難させました。
ニンニクはガレージ内の軽トラックの荷台の上に避難させておきました。

そしてガレージ内のFerrariさんは雨の降る屋外に出すわけにもゆきませんから、ガレージ内で少し持ち上げておきました。
どうしたかって?
ジャッキで持ち上げましてタイヤの下に木材を入れまして持ち上げておきました。
これで30cmくらい浸水しても問題はないと思われます(笑)

浸水対策をしておりましたら早くもお昼を過ぎてしまいました
まあ万全の準備をしていると何事も起こらないものなんですよね〜
今日も何も起こらなかった・・・(笑)ただ疲れただけとも言います。
蒸し暑いガレージの中で必死の対応をしますから暑くて暑くて・・・汗だらけになってしまいました。

さて疲れていても暑くても仕事を始めます
本日は昨日の続きでF50の修理を続行します
昨日はウインドウを外したところのタッチアップまで済ませていましたのでフロントウインドウを取り付けます
ウインドウは接着剤で取り付けますが効果まではきちんとマスキングテープで固定しておかなければなりません。

リアのグリルメッシュも取り付けました
F50のリアグリルメッシュは酷く浮いたことは余り無いのですがこの車のは少し酷く浮いていましたね。
収縮が大きかったのかもしれません
でmとりあえず何とか収まりました。

昨日修理したF40コンペツォーネの最終チェックになりました
ワイパーをつける前にクリーニングをしていましたがルーフの部分に引っかいた様な傷を発見しましてモールの部分をマスキングしておきましてボディの傷の部分をラプロス8000番で削りました
そしてコンパウンドをかけています
これで何とか傷は消えるはずです・・・。

次は梱包に向けてクリアーカバーも掃除します
少し汚れていましたのでコンパウンドからワックスまでフルコースでクリーニングしました
おかげでスッキリしました
取り出すときにお客様が手を滑らせる事が無い様に気をつけていただかなければ・・・

そして懸案の・・・いやいや私が気がつかなかったデカールの張り替えですね
この様に一旦左右とも外します
剥げた片側だけで良いじゃ無いかと思われるかもしれませんがデカールって印刷した時によって少しずつ色が違うのです
ですから貼り替えの時には左右とも貼り替えなければ左右が違ったものになりますので左右とも貼り替えなのです。

こちらはもともと剥げていた側です・・・
少し糊が残っていますのでこれもまた綺麗にしておかなければなりません。

デカールを貼りましました
この後ワイパーを取り付けまして修理完了になります
明日はお客様の元に発送させていただきます。


明日はKOBELCO Panther250Xの組み立てを始めましょう。
そうだ!もうお一方修理がありましたそちらも始めましょう。

KOBELCO Panther250Xの塗装 Ver.6

2018-06-28 21:06:13 | その他
本日の山陰は昨夜からの雨が降ったり止んだりを繰り返しておりました
昨夜何度も雨の音で目が覚める位降っていましたから多分アトリエの前の道路は水没しただろうと・・・思っていました。
出勤してから確認しますとやっぱり水没していた様でゴミがいっぱい流れて来ていました。
それを掃除してから側溝の流れが良くなる様に少し水草を取って掃除しておきました。
少しと言っても私の所の土地に面している側溝は100m近く有りますのでそれを全て掃除するのはなかなか大変な事でした。
掃除をしているうちにまた雨が降って来まして最後はいい加減な所で完了という事にしてしまいました。
残りは水草が乾いてから片付けましょう。

雨模様なので一見仕事に集中出来そうなんですが・・・実はそうでもなく・・・
今日は厨房係のK子さんがお休みなので私が代理厨房係をしなければなりませんでした11時から14時までのランチタイムは本業は球形ですね。
それでも朝の内に・・・KOBELCO Panther250Xのボディを研いでおきます。
しかしながら建機の場合はボディ表面が凸凹していますので完全な鏡面仕上げには出来ません。
デカールの上側を中心にデカールの段が見えなくなるかギリギリの部分まで研いでおきます。
全部を綺麗にしようと思うと下地を出す原因になりますからね〜ここは余り無理をしない方が良いでしょう。

厨房係が完了して少し落ち着いてから2度目のウレタンクリアーを塗っておきました。
Nさん、もうデカールの透明な部分はほぼ見えませんこんな感じで如何でしょうか?


さてここからは修理ですね〜
同じ様なミニカーが有りますのでお話がダブってしまう部分も有るかもしれませんが・・・
次の患者さんはLSJのF40コンペツォーネです、先日買った物と同じ物ですがミニカー自体は別の物です。
中身を取り出してみて少し違和感が有ったのはこの箱の内側です
底の方にJSJとメイクアップの文字が透かしの様に入っています・・・なんでこんな事になっているのだろう?
写ってしまう様な印刷物は何一つ無いですし・・・エラー箱でしょうか???

ご依頼のあったフロントウインドウ/リアウインドウ/リアグリルメッシュを取り外しました
ついでに追加のリアスポイラーも・・・なぜならこの部品エッチング製でして取り付けのビスが見える方を後側にして貼付けてあるのですがなんと裏にはられていました・・・つまり取付けビスの方を接着面にして有るのです。
剥がしたら塗料まで剥げてしまいまして・・・敢えなく塗り直しになってしまいました。

今度は簡単に剥げない様にウレタンサフを塗ってからセミグロスブラックを塗っています
多分実車はカーボンなんでしょうけれど・・・ミニカーとしてのオリジナル度を優先してカーボンデカールなどは貼っていません。
修理の場合ディティールアップよりもオリジナルを優先させる事になるのです・・・それがマニアと言うもの(笑)

リアグリルメッシュですが接着剤がビッシリとこびりついていますのでエナメルシンナーを綿棒に含ませて擦り落とします。
綺麗に剥がしておかないとメッシュが凹凸になったり致しますから・・・この辺りは基本を大事にしましょう。

全てのウインドウを掃除してから接着し直しまして接着剤の硬化を待ちましょう。
まだワイパーを取付けなければなりませんので完成とは言え無いのです・・・。

そして2台めです
同じ車なのでよくわからないかもしれませんがここからは間違いなく2台めですよ!
以前どこかのショップさんに修理を出されたことがあるらしいです・・・が少し強めの接着剤で付けられたらしくてボディが収縮してもリアウインドウが外れなかったらしくて中央部分が凹んで変形しております
こういう場合は外しても変形したリアウインドウは元に戻らず使用不能になってしまう例が90%くらいの確率ですかね〜。
だいたいダメなんですよね〜

見積もりには無かったけどリアグリルも膨らんできていますね
中央に支柱があるタイプ(つまりメッシュが2分割になったタイプ)はボディが収縮していても分かりにくいのですが・・・膨れたものをそのままにしておきますと大体外れるようになります。

リアの追加リップやウインドウ関係など接着が外れたものを全て取り外しました

外したリアウインドウはこんな感じ・・・
外した状態でもこんな風に凹んだまま裏から押し出してもすぐに凹んだ状態になってしまうのです。
こうなってしまいますともう使えません・・・。

リアグリルメッシュは裏の接着剤を綺麗に掃除するのはもう当然のことです
この患者さんの場合はメッシュの幅を削って詰めてやらないと元の部分には収まりませんでした。
ボディの収縮の度合いによって違うのです、元のところに入る場合もありますし今回の様に接着できない事も有りますのでなかなか難しいですね。

続きまして、いつもの様にウインドウ周りのフラットブラックをタッチアップします
しなくても見えないかもしれませんが・・・それでも万が一見えたら困りますから、転ばぬ先の杖.ですね。

部品どりのF40からリアウインドウを外しました
右側のものが部品どりですね・・・左側のは修理中のものです。
このリアウインドウなら使えそうなので大丈夫でしょう。
もう部品どりのリアウインドウの残りが少なくなってきました・・・なくなったら作らないとダメかもしれませんね〜。

直したところの写真はありません・・・本日は同じ仕様の車を直していますので同じ様なものを載せてもね〜面白くないですから・・・。

次の患者さんですね
今度はF50です
みなさんよくご存知の車です!
フロントウインドウとリアグリルの修理の予定です
まずはワイパーから取り外し・・・
ワイパーはフロントウインドウにブレードの部分が接着されていますのでウインドウはボディに残したまま接着剤を掃除いたします。

フロントウインドウを取り外しましてこちらも接着剤を掃除いたします。
修理の場合掃除は仕事の70%位を占めますかね〜
綺麗にしないと接着も上手くいかないし仕上がりも悪い訳です

ボディ側も掃除をしまして、タッチアップを済ませておきました



ここで本日の作業時間が終了になってしまいました、この続きはまた明日になります。

KOBELCO Panther250Xの塗装 Ver.5

2018-06-27 20:38:39 | その他
本日は定休日の2日目です
最近自宅の近所の家が立て替えになりますので家の解体をしているのですが、作業が朝の8時半からキッチリ始まります。
定休日だからと言ってグズグズしていますと解体の音で急かされている様な気がします・・・(笑)
まあご近所なのでお互い様なのです
鉄道脇にご自宅が有る場合も同じかもしれませんね〜電車が来ますと踏切の警報機が鳴り出して時間がわかるというヤツですね(笑)
どの様な家が建つのか楽しみですね〜

本日は出勤しましたら郵便局に行って荷物を発送し、少し遠くのホームセンターまで調子の悪かった薪割り機を修理に出しておきました。
先日まで当方の足として活躍してくれていたホンダライフを友人に譲ったので軽自動車審査協会まで名義変更に行って来ました
松江市って軽自動車でも車庫証明が必要なんですね〜
うっかりしていました!!

但し名義変更後に警察に提出する事になっているらしく・・・取り敢えず名義変更は出来ました。
友人の為に松江警察署まで遠回りをして書類を入手して名義変更が終わった車検証と共に届けておきました。
私が知っているのに友人に伝わっていなかったら運転免許証から減点が有るらしいので・・・ここまでは私の責任ですよね。

お昼前にアトリエに戻りますと仕事を開始致します。
先日お客様から指摘のあったリアのフェンダーの塗り分けをしておきましょう
後側はキャビンが乗っかっているのでステップの滑り止めは無いと思っていました
何かの参考画像を見たらそうなっていたので・・・てっきりそうなっている物だと思っていましたがこの機種には付いていたらしい・・・。
よって追加して塗り直しをします
最初に塗った時はシルバーを塗ってからマスキングしてブルーを塗りましたが今回はそう言う訳にもいかなそうなので普通にマスキングします。

最初に塗るのは中央、左右の3ヶ所ずつを塗ります。
両端は幅が違うので後から塗ります。

シルバーが乾きましたので次は変形した物をマスキングします
ちょっと面倒なのですが最初に外形をマスクしていましたので全部剥がさずに周囲だけはそのまま残しています、ここから追加してマスキングしてゆきます。
これは縦の配置がズレたりしない様にする為ですね。

ついでにブームの一部が赤い塗り分けになっていますのでここをマスキングして塗りました。
ここは忘れていた訳では無くマスキングの都合上後にしていた部分です。

同じ様な形状の物がここにも有ります
恐らくブームの角度のセンサーか何かが入っているのでは無いでしょうか!?
確か無理な使い方をしますと最近は警告が発せられる筈です。

シルバーも塗り終わりましてね〜
只今乾燥中です・・・少し時間をおかなければなりませんね〜。
ラッカーが柔らかいうちはウレタンクリアーを塗れませんから・・・。

ウレタンクリアーを塗る前にコクピットのドア下に有るシルバーの部分を塗っておきました
これはお客様からミニカーの写真をお送り頂いた時にこの部分にもシルバーの滑り止めのパネルが付いている様に見えたのでお客様とご相談の上塗っておく事にしました。
塗るなら今のうちですからね〜。

ここでデカールを溶かす為のシンナー多めのラッカークリアーを塗っておきました
と言っても艶が出る程には塗っていません
デカールの上にパラッと乗るくらいですね〜。

ラッカーが乾くまで少々他の仕事をしておきましょう
先日デカールの無い部分にだけウレタンクリアーを塗っておきましたがもう既にカチカチに硬化していますのでマスキングテープを剥がしましょう
まずはブームの部分ですね
先の部分だけしか塗っていません、理由はこの部分はスライドしますので厚くなりますとスライドが固くなってしまいますし塗っても剥げる可能性が高いですからね。

ブームの部分です
本体の大きな部分はイエロー、足の部分は一部イエローそして他の部分はシルバーです
黒い部分はネジになっていて高さを調節する様になっています。
ネジの部分は塗っても剥げてしまいますから塗っていません、黒染めのままですね。

そして、その他の部品ですね
まだ塗り足らない部分が有るかもしれませんのでそれは組立てをしながら塗ってゆくつもりです

乾燥機で45分も経過しますとパラ吹きしたラッカークリアーも硬化してきますから1回目のウレタンクリアーを塗りました

ブームの部分はこんな感じですね
デカールのクリアーの部分は少し段が有りますがそう目立ちません
完全の硬化したらペーパーをかけて少し均してからもう一度ウレタンクリアーを塗ります。


ウレタンクリアーが硬化するまで手待ちになりますのでここで修理を入れてゆきます
まずはLSJのF40コンペツォーネ・・・フロントとリアのウインドウそしてリアグリルがダメですね〜
良く出来ているんだけどね〜

まあ丁寧に送って頂きました・・・

これは訳有って後回しにしています・・・実は僕のだから(笑)
ついつい買っちゃった!

こちらは本当の修理でご依頼品です
まずは分解致します
問題が有るのはフロント左のクリアランスランプカバーとその周辺の傷らしいです
そしてもう定番のフロント/リアウインドウ、そしてリアグルルメッシュ・・・もう散々修理してきました(笑)
全部外しました!

本当はお客様のご依頼の中にはリアウインドウは無かったのですが・・・確か!?
ピンセットで少し当たってみましたら音からして外れています、なので一緒に修理します。
修理完了でお送りしてもまたすぐに戻ってきそうですから(笑)送料も無駄になりますので・・・見積もりには入れてないのでお代は頂けないでしょう(笑)


フロントはクリアランスランプのカバーを外してみました
ランプカバーの左に傷が見えますね〜右側には傷は無いですが少し塗料の凹凸が有る様な気がします。
まあ良いでしょう周りを少し研磨してから磨いておきます。
この傷でしょうか?ピンセットが当たった様な傷?

研磨に先立ちましてランプの中にコンパウンドや研磨カスが入らない様にマスキングテープでカバーをしておきましょう。

最初に8000番のラプロスで研磨してからコンパウンドをかけましたが傷が消えない・・・
もう少し深いらしい・・・
バフレックスの3000番で研磨してラプロス8000番そしてコンパウンドで磨きます

拡大してみますと・・・如何でしょう?綺麗になりましたね〜。
もう傷は有りません
この研磨の作業ですが・・・どこまでも綺麗になるという訳では有りませんクリアーの層が無くなってボディカラーが出てしまうとそれで終了になってしまいます、なかなか気を抜けない作業の連続なんです。
・・・!?フロントサイドのウインカーが無い!綿棒が当たってどっかに飛んじゃったみたい・・・。
まあ御心配無く部品取りから外して取付けますから御心配無く!

ウインカー復活しました・・・(笑)

見積もりをお送りした時にお客様からメールが来まして
フロントのフェンダーに付いているデカールを交換して欲しいと・・・なんでかな?と思っていたのですが・・・こう言う事ですか!!
了解です・・・
剥げちゃっていますね。

反対側は大丈夫そうですが・・・

フロントとリアのウインドウを取付けました
接着剤が硬化するまでマスキングテープの細切りで止めておきましょう。
既にリアグリルは完了しています。


明日はKOBELCO Panther250Xを研磨して2度目のウレタンクリアーを塗りましょう。
修理もあと2台F40が有ります・・・(汗)

そろそろミニピックアップも始めなければ・・・冗談抜きで超忙しいです。


KOBELCO Panther250Xの塗装 Ver.4

2018-06-26 20:37:15 | その他
本日の山陰は今にも雨が降りそうな天気でした・・・夕方までは全く降らなかったですが湿度は高いし気温も高い外では過ごし難い天気でしたね〜。
これなら一層の事ザ〜ッと雨が降ってくれた方が涼しくなりそうな物です。

そう言えば今日は日本全国地震で揺れまくりましたね〜
朝一番午前7時ごろに島根で地震
夕方5時ごろに広島、その数分後に北海道、夜には千葉と東北で地震があったようです
私の住んでいる安来市では朝夕に2度も揺れました
それでも震度が4程度みたいなのでまだ良かったと思います。
これ以上強いと色々と被害が出てきますからね〜。
被害が無いことを信じますが・・・


本日は定休日なのですが、家内のお客様がいらっしゃるという事でいつもの時間通りに出勤しました。
蒸し暑い中ですが雨が降らないので畑の作物に潅水をしておきまして・・・こちらが汗をかいて汗だらけです・・・!

畑の作業はこの後ジャガイモを掘る事になりますが・・・この雨が通り過ぎてから掘った方が良いでしょうね〜
今ですと湿度が高くて掘ったジャガイモが乾きませんから・・・

さてこんな日はさっさとアトリエに入りまして仕事をします

昨日印刷したデカールもリキッドデカールフィルムが完全に硬化していますのでカットして貼りましょう。
最初はブームに付く会社名の部分ですね
参考になりますのはこの小さなミニカーです・・・1/150くらいでしょうかね〜
ブームの上側にワイヤーの巻き取り機が有りますのでそれに合わせて・・・

貼ってみました〜!
大きさも丁度良い感じですね。

反対側も同じ位置に貼っています
ただし左側はブームの先に付ける延長用のブームが装着されますので見え難い位置ですが・・・サンプルがそうなので・・・。

エンジンルームの後側のデカールはこんな感じです
感じからしますと・・・これ位の大きさが良いのですが・・・
ちょっと大きくて中央の凸部分には収まりませんね〜

左側がサンプルのミニカーなのですが貼付ける部分の形状が貼るのに都合の良い形状(大きさ!?)になっていまして文字がそこそこ大きくても収まっています。
しかし塗り替え中の物はこんな形状なのでMicの文字を少し小さくした物を作り直しています・・・
一見幅だけ詰めれば上下方向には大きめな物を貼ることが出来ますが、縦横の比率を変えてしまいますと別物の印象になってしまうので縦横の比率は変更せずに全体を少し小さめにしています・・・奇しくもドアの物と同じ大きさです。
同様に後部の両サイドには注意喚起のシールが貼られていますのでそれも作り直しています。
と言うのもボディカラーを剥がした時に一緒に消滅してしまっていますので・・・作り直しですね。
さすがにこれもお客様の作られたインレタの中には有りませんでした。

エンジンルームのアクセスドアにも企業名が入ります
こちらは前側ドアの幅一杯にマーキングされていまして貼る位置はドアのロックのモールドのすぐ上ですね
手前に小さい物を置いて比較しています・・・
スケールから言いますと少し高い位置なんですがロックのモールドがこの位置なのでこれ以上下がらない・・・。

少し困ったのが・・・こちらです・・・
Panther250Xのネームなんですが反対側のエンジンルーム側面に有ります
このデカールはホワイトのベース部分とブラックの文字部分の2重貼りで処理しますベースのホワイトを貼った時点でNGでした
前後の長さが少し長過ぎました・・・
ちょっと作り直しします

次はブームのMicのロゴです
企業名はブームの元の部分に入れられていますがブームの中程より少し上にMicのロゴが入ります
しかしながら左サイドの部分にはこんな膨らみが有って・・・
この膨らみを避けてはりますとこんな感じになります

でも本当に困ったのは右サイド面ですね〜
こんな配管(配線を通す管と思われます)が有るのでこの位置にしか付かないのです
左右は少しずれてしまうのですが左右を一度に見る事は無いのでこの位置に貼ってみました。
これでも高さがギリギリなんですけどね〜。

ちょっと見え難いですがエンジンルームの左側のデカールを貼ってみました
Panther250Xもプリンターの限界でここまでしか印刷出来ませんでした・・・まあ無いよりも良いかな。

キャビンの右サイドのデカールを貼り終えたので記念写真ですね〜
手前側の参考物件と比較してみていただければいいかな!?

もう一つ困ったものが・・・
ブームの下面ですが「吊り荷の下に入らない」という文字ですがだいたいクレーンのメインのブームの下側には書かれていますので是非入れたいのですがブームの上下を司る油圧シリンダーが付く部分が少々邪魔なんです
この長さにしか入れられない・・・
斜めの部分にかければもう少し長くできますがやっぱり少し不細工なんですね〜
これが自然に見える中での最長の長さで入れてみました・・・問題はもう一つ
メインのブームはその構造上中央に分割ラインがあるのです。
まあ文字の位置をきっちり合わせればそう目立たないですからこれでゆきましょう。

この三角のマークをご存知でしょうか?
このマークは緩和標章と言われるものです
緩和標章というのは、保安基準の緩和を許可された車両であることを示すマークです。
保安基準の車両制限を超える車両であるため、大型車両でしか見かけないマークというわけだったのですがこのミニカーにも塗装を剥がす前には入っていましたのでデカールを作って追加しておきました。


明日もお休みなのでゆっくりとしたいところなんですが・・・この塗装の続きとF40の修理行います。