Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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今日も忙しい・・・

2014-08-14 21:21:00 | Ferrari F355 1/18
今日は、昨日のエントリーのコメントにも書きましたが大変忙しかったですね。
まず朝は町内会のお祭り用の飾り付け、その後親戚の仏壇を拝みに回ります。
その後お昼前にはCafeの厨房でフライパンを握りまして・・・から制作、夕方は30分程早く閉店して家内の里に・・・。
お前は一体いつ仕事をしてるんだ!?と言われそうですが、家の跡継ぎ、町内会の役、当然仕事と全てをかけもちですのでお盆は大変忙しいのです。
ただ幸いな事にCafeの最大のお客様であるご婦人方も忙しいのでお客様は少なめですから・・・少し助かります。

そんな中、今日は完成のご報告です。
昨日から仕上げにかかっていた展示ベースは昨夜一度目のウレタンクリアーを塗っておきましたので今日はその研ぎから始めます。
面出しは少し大きめの木片にペーパーを巻付けておいて展示ベースの平面を研ぎます。

木片が見えないって?
そうですね、写真を撮り忘れていまして縁の飾り彫りを研磨しようとした所で思い出したものですから既に木片をペーパーから外しておりました。
木材を展示ベースに使う場合はどうしても毛羽がでますので中研ぎは必須ですね、今回の空研ぎペーパーは240番を使っています。
模型から考えるとかなり荒いものですが木の場合は結構荒めのものを使いますね。
やっと全面を研ぐ事が出来ました・・・もちろん裏もね!

2度目のウレタンクリアーを塗りました。
このクリアーは普通のウレタンクリアーにユニバーサルフラットを入れてフラットクリアーを作りまして艶消しにしています。
そうそうなぜ木製の展示ベースに塗装が必要なのか知っていますか?
木は空気中の水分を吸ったり吐いたりしますので塗っておかないと水分量が変化して割れたり曲がったりするのです。
ですから塗るなら裏も表も塗らないといけません、もしも片側しか塗らなかったら少しずつ曲がってしまうのです。

プレートを嵌め込んで・・・
と言う風に簡単にはいかないんですねクリアーを塗ったので少しプレートが窮屈になっていましたのでプレートのまわりを削って調整を必要としました。

F355を固定致しました。
昨日作ったネジとスペーサーが役に立ちましたね。

後側に余り余裕が無い様に見えますが大丈夫ですよ。

最後にアクリル製のカバーをかぶせまして・・・完成です。

はやっ!

2014-08-12 18:06:28 | Ferrari F355 1/18
本日F355用の展示ベースが届きました。
先日アクリルカバーが来たので速攻で展示ベースを友人のN君に発注しましたが彼が今日その展示ベースを届けてくれました。
えらく早い仕事をして頂きましたね・・・盆開けくらいまでかかってしまうかと思っていましたので助かりましたが、こうなるとプレッシャーが大きくかかってきますね(笑)
届いた展示ベースはこれです!

彼のお父さんが購入されてずっと乾燥させている貴重なチーク材を使っていましてこの状態でまだ未塗装です。

車体番号や年式まで入れたネームプレートはお客様が準備されたものですがベースがプラ製なのでプラの板をなるべく見せない様にする為にほぼ厚み分だけ板を掘ってありまして隙間も無く奇麗に収まります。
この様に与えられた条件でなるべく良い仕上がりを考える事が出来るのがハンドメイドの良い所でしょうか!?

さてすぐにでも展示ベースの塗装に入りたい所なんですがまだやらなければならない作業が有ります。
ミニカーを展示ベースに取付ける作業をしておかないといけないんですね、私が持って行くにしても発送するにしてもケースに入れてそのまま送ってしまったら少々梱包をしてもミニカーが中で動いてケースが割れたりミニカーに傷が付いたるという危険は有ります。
なのでビスで展示ベースに固定しなければならないのです。
その為にはまずスペーサーを作ります、これはミニカーと展示ベースの間の隙間を計測してきっちりは入るスペーサーを削ります。

スペーサーを介して取付けてみました。

これなら斜めにしても落ちたりする事は無さそうですね。

そのままですと少し板の色が明るいのでオイルステインで少し染めてやりました。
乾かしてからクリアーを塗ります・・・まだ先は長そうですね~!

展示ベースの製作依頼をしました

2014-08-10 22:04:03 | Ferrari F355 1/18
昨日外注先からアクリルカバーが届きましたので、昨日のうちに友人の木工をしているN君のところに展示ベースを発注しました。
寸法を決めれば同時発注でも何とかなるかもしれませんがカバーとベースの微妙な寸法が確認出来ないのでアクリルのカバーを先に発注してそれに合わせて展示ベースを作ってもらいます。
またご依頼者のご希望で車の前側にプレートを入れたいので位置を確認したいのです。

車の先端部分を拡大してみますとこんな感じですね・・・
プレートはアクリルカバーの内側から10mm空けてプレートを設置するのがバランスが良い様です。
今回は特にプレートの厚み分埋め込みたいので展示ベースを掘ってもらおうと思っていますので位置合わせは厳しく行なわれなければなりません。

展示ベースが届いたら塗裝して・・・作品をビス止めして納品ですね。


難しいわ~

2014-08-03 09:34:07 | Ferrari F355 1/18
今日も朝鮮半島方面の台風の影響でしょうか降水確率もかなり高いですし雲もかなり厚いですね~。
時折通り雨が降りますが大きく道路を濡らすまででは無いですね。
この辺りで一雨欲しい所ですが・・・

僕は文章を書く事が苦手でしてどちらかと言えば相手と対面してお話をする方が得意だと思っています。
文章を書くって難しいですね~。
自分の真意を伝える事は大変難しいです・・・読み方によっては反対の意味に取られかねない・・・。
数々の過去の自分の失敗を繰り返して欲しくないから、危ない目に遭わせたくないから書いた事が実はとんでもない結果を招いたり・・・ため息ものですわ~。
まあ詳しくは書きませんが・・・余計なおせっかいかもしれませんが願わくは怪我をしないで車趣味を楽しんで欲しいです。
今の僕、もしその時に指の1本でも無くなっていればこの仕事は出来ないですからね、運が良かったんでしょう。
そんな難しい事が有ったなんて全く関係なく当ブログはまたあっさりと新記録を更新していたりします、ウ~ンタイミング悪過ぎ・・・。


さて昨日だいたい完成していたF355ですがご依頼者の方から来たメールを再度読み返して忘れ物は無かったか確認していましたらフェンダーにキャバリーノランパンテの盾のマークが付いていると記述が有りまして慌てて追加しています。
そうだ先日ステアリングの中央に貼ったのはフェンダーに貼る為に送られてきたものでした。
ご依頼者様の車の盾のマークは少し上気味に貼って有る様なのでこれで良いかな~!


そしてお約束の仕事です。
部品取り(ちょっと借りただけですが・・・)をしたホットホイールのF355は元通りにしてお返しするつもりでしたので直しています・・・
と言っても切った部分はもう元には戻りませんが元と同じ強度が出る様に金属のピンを打って接着します。

エンジンルームの後側の壁の熱気抜きの部分ですね・・・ここも金属ピンを打って取付けます。

マフラーも元通りに・・・
ここは接着でしたがビス止めに変更しておきます。
ピンが折れてしまったので仕方の無い処置ですね・・・。

組立てが完了しましたので最後のワックスがけです・・・。

拭き取ってから元の箱に戻して作業完了ですね。
そうそう、輸送中にボンネットが開いたりエンジンフードが開いたりして傷が付くといけないのでますキングテープで仮固定をしておきました。

後は今回制作した作品のケースを特注して作ってもらいましょう。
全てが完成するのはお盆過ぎかな~。

完成が近くなりますと・・・

2014-08-02 18:09:34 | Ferrari F355 1/18
今日は台風12号の影響か曇り時々雨・・・でも余り強く降っていない・・・の天気でしたね。
雨降り前の午前中に湿度の高い中ブルーベリーを3kg収穫しましたので結構汗をかきましたが、ずっと続けているせいか余り熱中症の症状は出てきません。一度経験していますのでそれなりに注意をしていますが、作業前のトマトと継続の力なのかな?
今年は快調ですよ。
8月は暑いのでいつもならただ閉じこもって仕事をしているのですが、今年はちょっと違います色々楽しい予定が有りましてFBつながりの友人である広島のIさんに会いに行きます。Iさんは多分僕よりも歳上の方なんですが模型や自動車に大変深い知識が有ります。
8月後半になるかとは思いますが・・・これが唯一の楽しみですね。

さてF355は気になった部分に手をくわえてゆきます。
まずリアフードのねじれです。
この京商の1/18のミニカーで何が不満なのか・・・と言えばこのリアフードなんです。
このリアフードはダイキャストでは無くプラスチック製なんですね、中国のプラスチックはどうも質が良くない様でして外しておいておいただけで曲がってしまう事も有ります。
以前作ったSAアペルタのリアフードの部品も同様でした。
そんなに温度がかかる様な保管はしていないにも関わらずです・・・。
なのでエンジンフードの歪みを修正する為にドライヤーで暖めて修正しております、これできちんと閉まる様になりました。

他にも気になったのはマフラーエンドです
プラ製で厚みもかなり有りますしなにせシャープな所が無い・・・。
なのでアルミ素材を使って作り直しました。
丁度良い素材が無かったので内径と外径を合わせてアルミの丸棒より削り出しています。

削って整形して磨きました。
これから焼け色で塗装です。

こんな感じで良いのかな?
アルミ素材ですからまずミッチャクロンと言うプライマーを塗っておきましてクリアーオレンジで焼色をつけてゆきます。
エンドの部分はサイレンサーと比べれば温度が上がらないのでそうきつい色をつける訳には行きませんこれくらいにしておきましょう。

接着しました。
寸法を合わせているので何の問題も無く付きました・・・

内側をフラットブラックで塗りまして完成ですね。