Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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今日は夕立が降るも・・・通り雨!

2014-07-31 18:58:08 | Ferrari250TR NART 1958
今日は数日前の天気予報では雨が降る予定だったのですが今朝の天気予報では降水確率は10%と降雨は期待出来ない数字になってしまいましたね。
その天気予報通りに午後から雷が鳴って一時は降雨を期待させましたが結局道路が塗れる程しか降らず水たまりは出来ませんでした。
まあ朝は少し潅水をしていますので野菜たちは元気なものですが、キュウリはそろそろ終わりに近くなりましたね。
茄子とピーマンは小休止、オクラは元気一杯、アジウリは?ですね。
イチジクの葉っぱが一部黄色くなってしまいまして水が不足している事を知らせています・・・今日から少し潅水を始めました。

今日ブログを更新しようと何気なく管理が面を開きましたらブログの順位が過去最高の870位になっていました。
でもこれは7月30日のデータでの話です、その日は水曜日だから更新もしていないのにね・・・?
何ででしょう??全く意味不明ですね。
私のブログにご訪問頂く方ですと水曜日は更新をしない事は良くご存知のはず・・・でもたまに水曜日に更新するからかな~?
実に不思議ですね。


まあブログの順位など余り気にせずに制作を開始しましょうかね。
この所F355に押されて250TRは少々肩身の狭い思いをさせていたかもしれません、実はそんな事は無く淡々と完成に近づいているのでした。
数日前にエンジンをシャーシに載せましたがその後にステアリングギアボックを取付けましたのでそのステアリングギアボックスにフロント左右のアップライトを結ぶ為のタイロッドの中央部分を取付けております。
この部分はラジエターが付けば全く見えませんが・・・。

その接着剤が硬化するまでに点火コイルを取付けます。
この点火コイルは実車ではバルクヘッドを丸く切り抜いて嵌め込む様に取付けられていますので短くカットしたものをバルクヘッドに接着する様な表現に致しました。

どんどん組み付けますよ。
次はエアファンネルです、これも今まで通りファンネルの開いた部分を一部削りまして2つのファンネルを接着します、そしてそれをキャブレターの上に接着してゆく訳です。
本来ですとフライスを使って1.0mmの穴をキャブレターの上側に等間隔で掘ってゆき1.0mmの真鍮線を埋め込んでからファンネルを接着するのですがこのキャブレターの一つ一つの大きさや間隔が少しずつ誤差を持っていますのでフライスで等間隔にすると良い場所にファンネルを固定する事が出来ないんですね・・・ですからここは見た目を優先して接着なんですね。
何でも機械を使えば良いというものでは有りません。
正確ならそれで良いという事でもありません、見た目が大事な部分も有るんですね。

つづいて休み前に検証したヘッドライトの内側の塗そうです。
マスキングをしてシルバーを塗ります。

ここらでシャーシにボディを仮組しておいてエキゾーストパイプを取付けましょう。
エキゾーストを付ける場合は必ずボディとのバランスを確認しないといけませんよエキゾーストの先端がボディの穴の中をくぐるので当たり前なんですけどね。

エキゾーストの最後尾のメガフォンですがここもボディとのバランスが大切な所ですボディより大きく出ていると車検が通りません(笑)いや通らないまでも熱い時に火傷をしてしまいますね。

これもまた余り見えない工作なんですがタイロッドを作ってアップライトと結びます。
画像で真鍮色の部分がそれですね、ボディをかぶせるとほとんど見えません・・・でも大切です。
実車には有るのですから・・・。

続いてラジエターを取付けました。
量産型の250TRではラジエターの右後部に冷却水の為のキャップが付いています。
試作の0666MMでは前側にこれが有りますのでゼッケンサークルの部分に丸い点検口が有りますね。

いよいよボディをシャーシに取付けました。
と言う事はシャーシの方に取付ける部品が無くなったという事です。
これからはボディに部品を取付ける作業が始まるという事ですね。

早々とライト関係が付きました・・・というかまだ接着はしてないですが位置関係を確認しています。
インテークの中のライトは作り置きが無くなったので新たに作っていますのでバルブやレンズはまだ付いていません(笑)

今週中にはNo.17は完成予定ですが・・・一応予定ね。
来週からは最後の250TRを開始する予定・・・これも予定ね。
お盆頃には250TRの全ての制作を完了すると良いですね。
終わりが見えてきたので次を考えなければならなくなりましたね・・・。

今日はちょっとだけ・・・

2014-07-29 20:35:52 | Ferrari F355 1/18
今日は近所の方が亡くなられましたので葬儀の受付の手伝いをしてきました。
さきほどアトリエに到着しましたので少しだけ制作を進めておこうかと思っています。

しかし毎日色々と有るもので今日葬儀の手伝いをしている時に小耳に挟んだのですがご近所の方が今度は心肺停止で救急搬送されたとか言う情報が入って来ました。
無事に回復されればいいのですが・・・。

型取りした吸気管は吸気管とインダクションボックスの寸法が若干違う為にそのままでは使えません。
比較によると吸気管の方がインダクションボックスの幅よりも1.8mmほど幅が狭い様でして・・・1.0mmのプラ板をリューターでドリルレースして円盤を作りましたこれですと厚みが2.0mmですのでパーパーでそれぞれ0.1mmずつ削ってスペーサーにします。
中心には2.0mmのプラ棒を通してセンターを決めます。

長さもそのままではエアクリーナーの位置を後側に移動させないと良くないですね・・・
下側は京商の元々の位置関係です、上側のエアクリーナーはマテル製に合わせて移動したものです。

吸気管をサイズを合わせて拡大してエアクリーナーを後側に移動して吸気管をエンジンルームに納めた所です・・・何とかなりました。

エアクリーナーの前側には初期型の吸気管が付いていた跡が有りますのでパテで埋めて塗装の準備をします。

続いてマフラーです。
完成後にはほとんど見えなくなりますが、マフラーに焼け色をつけて欲しいという事なのでマフラーを外しました。
実車はマフラーをキダスペに交換していらっしゃる様なのですが・・・キダスペとノーマルマフラーは当然ながら形状が違いますので何となくそれ風に塗り直しをするつもりです・・・。


今日は暑いながらも涼しい風が吹いた一日でした

2014-07-28 21:42:39 | Ferrari250TR NART 1958
今日は良かったですね、天気が良かったので暑いながらも湿度がかなり低く風が吹くと大変涼しい・・・こんな天気なら少々気温が高くても過ごしやすいのですが・・・多分カリフォルニアとかこんな感じなんでしょうね。
高温多湿の気候の日本では珍しい感じがします。

F355もアップしましたので250TRも少しは進めないとね・・・
現在製作中の250TR Le Mans1958 No.17ですが実はライトの凹みの塗装で困っていました。
と言うのも普通はこの年の250TRはこれ以外の250TRはほとんどライトの凹みをシルバーで塗ってあります。
ところがこの車だけはその写真が出て来ないのです。
現存する実車は多分何度かのレストアを受けておりますが一応1958年の姿をしていますが当時の状況を細かく分析してレストアしたものではなくそれ風にになっているのは何度か書きました。
ライトの部分もご多分に漏れず黄色のままなんですね・・・。
この数日間ご依頼者の方と連絡をやり取りしましてその処理の方法が決定致しました。
結論から言えば凹みはやはりシルバーであろうという事になりました。
決定的な写真はこれです・・・

この画像はピット前に止まっている1958年の0722TRなんですが私は画像サイズが小さなものしか持っていませんでしたので判断が出来なかったのですがご依頼者様が探してこられたものは私の持っている画像よりも少し大きかった。
それをさらに拡大してみると・・・
向かって左側に写っているライト凹みは明らかにシルバーでした、よってこの部分はシルバーに塗る事に決めました。
本日の時点ではまだ塗っていないのですが明後日には塗れると思います(明日はご近所の葬儀の為に制作はお休みなので・・・)

次は助手席の足元の電装品を組立てます。

そして取り付けです・・・

次はステアリングの塗装です。
サフはウレタン製を筆でさくっと塗っております。
その後に木目のベースとなるクリーム色を塗ります・・・・。

次は木目をブラウンの塗料で塗ります。
余り奇麗にせずにラフで十分と思いますよ・・・。

クリアーオレンジにブラックを混ぜた特製二スカラー(?)を上から塗って仕上げます。
この後ラッカークリアーを一吹きしておきますとスポーク部分の酸化防止が出来ます。

今日は細かな作業が多いですが今度は点火コイルの絶縁体の部分をブラウンで塗りました・・・少しボケていますのでわかり難いのですがコイルが短いと思いませんか?
そうなんですLHDはコクピット前のバルクヘッドの部分に穴を開けて差し込む様にコイルを留めてあるのです。
ですから少々短い・・・。

ステアリングのギアボックを接着したいので後側から爪楊枝を差し込んで仮固定、フロントのスタビライザーは下側から接着しないといけないので少し粘度が上がったエポキシ接着剤を塗っておいてから接着・・・固定の為にピンセットの開く力を使うのはいつもの事ですね(笑)



シリコンが硬化しました

2014-07-28 21:33:35 | Ferrari F355 1/18
F355は先日お客様からのご希望でエンジンの吸気管を後期型にする為にマテル社のミニカーから吸気管を取り外し必要な部分をカットして型枠を組んでシリコンを流しておきました。
詳細な作業は少し前の制作記をご覧頂くとよくわかると思います。
そのシリコンですが既に数日が経過していますので完全に硬化していますのですぐにでもキャストが出来そうです・・・。

早速シリコンを切って原型を取り出しまして・・・

レジンを流し込みました・・・
そうそう、いちいち書きませんが真空注型装置を使いますので気泡は最低限で収まりますよ。

15分程で完全硬化します。
ですが・・・硬化する時にガスが出るのかかなりレジン臭いですね・・・この匂いは余り好きな匂いじゃないですね・・・。

型を割って中身を取り出しました・・・
いかがでしょうか?
完璧なキャスト!?(笑)です

不要な部分をカットして・・・そっくりさんの登場です。

最初は気が付きませんでしたがこんな所に気泡がは入っています。
真空でも抜けなかったんですね・・・

レジンウォッシュのお風呂には入って頂きましてシリコンを除去します。
ついでに元部品もシリコンを落としましょう・・・
この部品は元通りに組立てますよ、お客様にお返しする為にね。

さて吸気管は問題の解決が見えてきましたので一旦置いておきます。
もう一つの問題点であるステアリングですが先日気が付いたスポークとリムの位置のズレが気になりましたので一旦分解して取付け直しました。
いくら気をつけてすり合せをしても僅かには隙間が有りますのでパテで修正をしました、画像はパテを整形している所ですね。

パテでの整形が終わりましたので最後のサフを一吹きしフラットブラックを塗りました。

ステアリングも本体は何とか解決出来ましたので次はセンターモチーフを何とかしないといけませんね。
現在1/18のデカールはほとんど在庫していませんので作ってみようかと黄色のカラーデカールを3.5mmのポンチで丸く切り抜きました。

これを中央に貼付けて後は馬のマークをデカールで印刷して重ねて貼れば、そして透明な樹脂を少し盛ってやればセンターモチーフが完成するな~と思っていたのですがそう言えばお客様に樹脂製のデカールを送って頂いていました・・・
これを使えばそんな苦労をしなくてもOKでした!


そうそう、大事なお知らせが有ります。
明日は近所で不幸が有りましたので葬儀の手伝いの為に制作をお休みします。
多分制作時間は無いかと思います、もしも万が一制作が進められましたら更新をする事も有りかもしれませんが・・・望み薄でしょうね。

毎日厳しい暑さが続きますね、暑中お見舞い申し上げます

2014-07-27 20:55:11 | Ferrari250TR NART 1958
本日も昨日に続き全国で厳しい暑さが続いている様です。
こんな中ですが本日は朝5時起きで早出をしまして草刈りをしました、というのも明日は親戚の中学生のY君に手伝ってもらって芝刈りをしようと思っていまして草刈りの後芝の際刈りをしようと思っていました。
草刈りが完了して遅めの朝食を食べていた所に自宅から電話が・・・近所のおじいさんが亡くなられたらしい。
と言う事は明日か明後日かには葬儀の手伝いが当たる訳でして芝刈りをしようと言う段取りが狂ってしまいました。
Y君も夏休みなので忙しいだろうから早めにスケジュールをキャンセルしましたよ・・・巧くいかないものですね~。
せっかく5時起きしたのに・・・

さてさすがに午前中は眠たかったのですが制作を始めるとぱっちりと目が覚めますね!
まずは小手調べにバッテリーを組立てます。
バッテリーを組立てると言っても事前にターミナルを作っておきましたのでそれを取付けてコードを取付けます。
コードは中の芯線をハンダを流して固めておくと差し込む時にほつれなくていいですよ。
画像では芯線が長く残ったままですが接着剤が硬化してから短く切り詰めておきました。

調子が出てきましたのでエンジンの組立てに移りましょう~。
まずは手間のかかるプラグコードですね、アルミパイプをカットして穴を開けてコードを通して接着・・・文章で書けば一行にもならないのですが。
実際に作業をすると結構時間がかかります、特にアルミパイプの穴を0.3mmのキリで通す時にカットしたパイプを飛ばしてしまって紛失なんて珍しくないですね。
時間を掛けてしっかり作りましょう。

この後にプラグコードを黒く塗りましてエンジンに取付けます。

プラグからデリバリーパイプの間の配線を整えて1本ずつ接着してゆきまして最後にデスビとデリバリーパイプの間のコードも接着です。
2本残っているのは点火コイルに配線されるものですね。

こうなると早くエンジンを載せたい所なんですが下側に付くマスターシリンダーのタンクを接着しておきます。
ここの部分は後ではピンセットが届かないんですよ・・・。

キャブレターの燃料デリバリーパイプを取付けるのですが先だってデリバリーパイプを留める六角ボルトを磨いておきましょう、

一番前側と後側に六角ボルトを差し込んで接着しデリバリーパイプを固定します。
他の4つの穴に0.4mmのキリを通して穴を掃除しておきますと楽ですね。

キャブレターをエンジンに接着します・・・。

そしてエキゾーストを接着です・・・ここまで一体に作ってからエンジンをシャーシに載せますが知恵の輪状態での搭載となります。
これがなかなか大変なんですよ。

はい!載りました~。
このギチギチ感がいいですね~!