Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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最終組立てに入りましたVer.3

2015-06-22 10:56:22 | Ferrari308GT Rainbow
一昨夜の雷には驚きましたね~
爆睡中の事なのですが・・・ウ~ン時間にしたら3時から4時頃でしょうか・・・
酷い雷と雨の音に目が覚めまして状況を理解するのに時間がかかりました(笑)
目は覚めたけどまあしょうが無い・・・と思い再び眠りにつくのですがまた雷鳴が轟きまして目が覚める・・・そんな事を繰り返しながら次に目が覚めた時にはもう何時もの起床時間になっていましてちょっとびっくり致しました。
もう雨の跡は乾いていましてそんな酷い雨が降ったとは想像だに出来なかったですね。
おまけに昨日はあちらこちらから電話やメールが来ました
何でかと言いますと・・・
また新聞に出ていました、今度は山陰中央新報社でして今度も結構大きく出ていましたね~。
まあ悪い事をしている訳では有りませんのでどんなに大きく出ても良いのですが・・・
早速東京のT様にこの新聞を送る為に新聞販売店に新しい物をお願いしましたが『今日新聞に出ていましたね~』と言われて5部も無料で下さいました。
今日中にTさんにお送り致しますので少々お待ち頂きます様お願い致します。

さて本日は夕方から CafeドーフィンとStudio_Rossoの納涼会でして働かなければなりません。
しか~し、その納涼会でビールを飲み過ぎたのか・・・それとも轟く雷鳴で何度も起されたせいかPCに向かって更新をしていると睡魔が襲ってきましてね~。
そのまま寝てしまいました。
だからこの更新は翌日に書いたものなのです・・・(笑)
Rainbowの製作は昼間に進めていたのですけどね~(笑)

そのRainbowの次の仕事はフロントのスモールレンズを作る事ですね。
どうやって作ろうかいろいろ考えました
例えばシルバーを塗っておいてクリアーオレンジを塗る事でも製作は可能ですがやっぱり臨場感には欠けてしまいます。
透明な樹脂の削って塗装仕上げとか・・・
この部分はシャープな仕上げが欲しいのでアクリルのクリアーオレンジの物をカットしてレングを作りました。
しかしアクリルは硬くて折れやすいので切っている途中で何度か飛ばしてしまいまして行方不明になってしまった物も有りますね。
完成後にまた出て来ると思うのですが・・・(笑)

アクリルの表面はバフをかけてピカピカにしておきます、小さい物なので時計ヤットコでつかんでおいてバフがけですね・・・余り強く固定しても割れてしまいますし強くバフをかけますと表面が溶けて歪な形状になってしまいますからゆっくりと回しながらバフをかけます。
裏側はそのままにしておきますとオレンジ色が映えず目立たないので接着面を含む裏側はラッカーシルバーで塗っておく事を忘れてはいけません。

実車写真を良く観察して取り付けをしますが取付けにも十分に気を使わないと前まわりから見た雰囲気がガラッと変わってくる事も有ります。
ウインカーの取付けは黒いグリルからほんの僅か・・・1/43にするとほんの僅かという表現が妥当か・・・くらい奥まった取り付け位置になりますので間違っても飛び出しているのはNGですね。
雰囲気が変わってしまう原因にもなります

そして自家製の跳ね馬マークを取付けますともう間違いなくRainbowですね(笑!)
この跳ね馬のエッチングですがサイズがいろいろ有りましてグリルの上下方向でピッタリ決まる物は意外になかなか無いのです
収まると思ったらちょっと小さかったり・・・足が下にはみ出したり・・・なかなか難しい。

もっと難しいのがこのテールレンズです左右とそれを結ぶ下側が一体に近い構造になっています。
なるべくここは一体のレンズにしたいので一応ミニカーからは複製をかけてありますが・・・ボディの形状を少し直していますので加工を必要としますね。

白いボディカラーを持った車体では赤一色に見えています、まあ中央の部分は少しオレンジがかっている様にも見えますが多分コレは発光した時にオレンジ色に見える様に細工がしてあるのでしょう。
この時は中央部分をオレンジに塗っていますが後で赤一色に塗り直しました・・・発光していない場合には赤一色でも間違いないでしょう

まだ作っていない部品に意外に大物が有りました!(笑)
一番フェラーリらしさを醸し出す部品なんですが・・・
そうですエキゾーストパイプですね~この車はヨーロッパ仕様の308GT4がベースのはずですから4本出しのアンサマフラーじゃなかったかな??
それを作ってみます。
普通なら出口のパイプだけを取付けるのでしょうけれど、それでは私流にならないのでほんのちょっとだけしか見えないサイレンサーから作ります。
使ったのは当方でキャストしたメタルの板です切って削ってそれらしい形状に手直しをします
古いタイプのサイレンサーを作る時の横のフランジ部分は真鍮線を切って丸めて作っています

ハンダ付けをして横のフランジを取付けまして更に整形・・・フランジが余り厚過ぎても変ですし・・・

次はあの特徴的な4本の吹き出し口ですがベースになるのは1.0mmの真鍮線でしてU字に曲げてあるのは片側2本出しにしたいからですね。
パイプの方はメッキの出口と同じ径になる様にする為のパイプですね。

U字型のパイプはこんな感じにするのです
左右でサイレンサーからの出口の位置が違うのは実車通りです。
本来はもう2本エンジン側から入って来るパイプが有りますがエンジンは搭載していないのでそれはさすがに省略ですね。

昨日の製作はここまでですね~
この後は中庭でのBBQと雷の為に寝不足で沈没してしまい更新が出来なかった・・・と言うオチに(笑)

最終組立てに入りましたVer.2

2015-06-20 19:37:11 | Ferrari308GT Rainbow
本日は雨が降る予報だったのです・・・午後からは50%の確率だったのです
しかし雨は一滴も降らず・・・

雨が降るなら外での作業は出来ないし、Rainbowの製作が続いているのでこの辺りで目線を変える為に休日にしようと思っていました
先日も書いた様にこの9月から安来市文化協会では安来市の現代作家展を行なう事になっておりまして、皆さん作品を2点ずつ出品する事になりました。
ジャンルとしては工芸部門になりますので展示は11月になると思われます、しかし手元に何も作品が無いのです。
仕事で製作をしていますと完成すればすぐに納品されてしまうからなのです・・・。
本当なら気に入って手元に残したい物も有りますがご依頼者の事を考えれば一日でも早くご覧になりたいでしょうし・・・
また借りて来た物を展示してもしも破損など有ればなかなか元通りに・・・と言うのも難しいでしょう。
旧作は2~3点有りますがもう既に展示をしていますし・・・口の悪い友人は見た人は多分覚えていないよなどと言うのですが(笑)
元々真面目な正確だけに・・・(本当か??)やはり旧作を出すのは気がひけます。
おまけに少し前に文化協会奨励賞などを頂いた物ですからここは何とか努力だけでもしないといけませんね~。
と言う事で今日からカテゴリーの「ロッソの休日」が復活致します。

と言ってもRainbowはほったらかしに出来ないので・・・少しだけでも前進します。
まずはドアノブです。
これくらいの物なら筋彫りの方が奇麗に決まるかもしれませんが・・・
仮組の時に長方形の穴を彫っておきましてアルミ板でドアノブを作り嵌め込みました。
筋彫りでも同じ様に見えるかもしれませんがドアとは違った部品が付いているという事を表現したかったので別の部品を取付けております・・・。

この黒い線は何でしょうか?
この部品ですが実はドアガラスの下側に付いている水切りなんですね。
この部分はドアガラスに付いた水滴がなるべくドアの内部に入らない様にする部品でして昇降式のドアガラスの車には大体付いております。
カットしてそれを作るのです。

ドアガラスの下側・・・黒い部品が見えますか??

次は何って?
ホイールを良く見て下さい
リムとピアスボルトの有る部分のつなぎ目に斜めになった部分が有りましてその部分にエアバルブを取付けておきました。
小さくて見えないかもしれませんが・・・一応付いています。


今日の製作はここまでですが、今夜もう一度「ロッソの休日」を更新致します。
私がどんな休日を過ごしたのか・・・おたのしみに~!
ちょっと、なかなか無い経験をしております・・・!

「このタイミングか~!」とか「間に合うの?」とかいろいろご意見は有るかと思いますが、まあ取り敢えず走ってみます。

最終組立てに入りました

2015-06-19 17:46:52 | Ferrari308GT Rainbow
昨日の夜から雨がパラパラしておりましたが、雨が降ったと言う感じではなかったですね。
ところが早朝に目が覚めますとしばらく布団の中でうつらうつらしていたのですがどうも雨の音がします・・・
な~んだ今日は雨か・・・と思ってまた寝てしまいました。
起床時間になりまして耳を澄ますけど雨の音が聞こえない・・・
外を見ると曇り・・・
このまま回復するのか?それとも雨が降り続けるのか・・・
それによって本日の服装が違ってきます(笑)
PCを起動して天気を確認すると50%の降水確率ですね。
今日は外の作業は諦めて中用の服装で出勤しました・・・
中庭を見ますと雨をもらって芝生の青さが際立った感じですね~。

と言う事で今日は中仕事を進めましょう、Rainbowも完成が近くなってきましたね。
まず本日一枚目の画像です・・・
なに?昨日の最後の画像と変わらないって?
よく見ましょうボディの内側がブラックアウトされていますね、そうこれが今日最初の仕事でした

次はこの部品を作っています・・・
これは何かって?
この部品はリアウインドウのまわりの内装の部品ですね
リアウインドウを付けたいのですが困った事にその構造上接着部分を隠す為の物が何も無いのです・・・
しかもルーフがオープン状態の為にこの部分は結構よく見えるのです。
なので内装をアルミ板で作ってみました
この部分は実車も何かしら内装が付いているはずなので・・・

部品をフラットブラックで塗装しまして取付けます
ちょっと見え難いですが中央と左右に取付けられていますね・・・このウインドウの下までは内装の部品が上がってきますからここまでで良いのです。

続いてフロントウインドウを作ります
この時代になりますとフロントウインドウも既に接着式になっている様でしてウインドウのウェザーストリップは付いていない様ですね・・・
まあショーカーと言うのは流行の先端の作り方なのでしょうから一向に驚きません。
国産の旧車の中でも初めて接着式になったのはどの車でしょうか?
僕のイメージではトヨタセリカLBのフロントウインドウなどが確か接着式だった様な気がしますが・・・
話しが脱線してしまいましたね(笑)
ウインドウを作りましょう
ウインドウの切り出しはマスキングテープで型取りをしておきまして切りました
そして裏側の端から0.6~7mmの所をマスキングしてブラックで塗ります、普通の1/43完成品ならこの様なブラックの部分を印刷して作るのですが1台分しか必要では有りませんのでひたすらローテクで作りましょう。

フロントウインドウを接着します
マスキングテープを使って仮止めしましたが・・・もうちょっと奇麗に貼れないのか?って自分自身で呆れてしまいました。
まあ取り敢えずきちんと押さえられていますので・・・良い事にしましょう。

早めにタイヤホイールを取付けたいのですが・・・ちょっと問題が出ましたね~。
大きな物ではないのですが
ホイールの半月状の穴の部分から内側が見えてしまうのです。
ベースになったミニカーには何も無いのですが、ハンドメイドモデルを名乗るならここはブレーキディスクを作らなければなりませんね~。
洋白を旋盤で削って作りました・・・
固定はホイールの裏側に接着する予定です

ブレーキディスクだけでも・・・と思いながら作りましたがディスクを作ってみますとやっぱりキャリパーも必要でしょう。
と言う事になりますね。
ただベースの308GT4は2ピストンの対向型の少々しょぼいディスクブレーキキャリパーが付いているはずなのですがあいにくそんなチープなキャリパーは持ち合わせが有りませんでしたのでマクラーレンGT-R用の4ピストンの物を流用・・・ちょっとブレーキが効き過ぎるかもしれませんね・・・それよりも私の製作にブレーキがかからない様にしないといけませんね(爆)
まあ穴の中からほんのちょっとしか見えませんがそれでも何かが有る・・・くらいには見えますから手は抜けませんよ。

これでやっとブレーキをホイールディスクの裏側に接着しておきました。
コチラ側は裏側ですので何も無いです・・・。

タイヤ/ホイール・ブレーキの準備ができましたので早速ボディに組み込みました・・・4輪が接地しますと一層車らしくなりますね。
この車はデザインが現実離れをしていますからボディだけを見ますと車らしくないと言いますか・・・難しい格好をしていますね。
バランスを取るのも難しい様な気がします・・・私だけでしょうか??

サイドウインドウを作ります
サイドウインドウは途中まで下がっているという設定ですね。
一番下まで下げてあると言う設定なら何も作らなくても良いのですが・・・(笑)
一番上まで上げてあるとまとまっていて良い様な感じもしますが動きを感じられないのですね・・・それにサイドウインドウが半分くらい下がっていますと室内もよりよく見えますからね。

作ったばかりのサイドウインドウを取付けました・・・・
如何ですか?良い感じではないかと思いますが・・・。
ついでに先日作ったボディサイドのベルトーネのエンブレムも取付けておきました。

また細かな部品を作っています
多分この画像をご依頼者の方がご覧になられますと何を作っているのかピンときていると思いますが・・・そう途中でご質問を頂いたサイドウインドウの前側の部品ね・・・それです。では何故4枚なのか・・・
途中で無くしてしまうから転ばぬ先の杖で・・・そうじゃないですよ(笑)

実はこの部分は室内側にも同じ様な部品が有りましてサンドイッチしてあるんですね。
だから1台分で4枚必要なのです。


本日は時間が無くなってきましたのでここまでにしておきましょう・・・続きはまた明日ですね。

ボディの研磨とコクピットの製作Ver.4

2015-06-18 22:53:15 | Ferrari308GT Rainbow
昨日は定休日だったですが公私の私が大変忙しくてね~
実は5月の事だったのですが自宅の2階でシロアリが出たのですが同級生のやっている工務店に頼んで最近壁のサイディングを外して調査をしているのですが日はかなり重傷の様でして1階の張りだけでなく2階の張りまでシロアリが食べ散らかしているのがわかったんです。
しかも角の通し柱は雨漏りが有った様で上から下までまんべんなく強度が無い状態に・・・
さすがにこれではまずいので部分的に補強をする事になったのでした。
そんな現場で打ち合わせをしながらお店の中庭で芝刈り&草取りバラ園もきれいになりましたよ。
夜は安来ほろにが会の例会でお出掛け・・・少々飲み過ぎました自宅に帰ったのは随分前に馬車がカボチャに戻ってしまっていた・・・と言う時間でしたね。
またお金が飛んでゆきます・・・(汗)

先日完成したアルファロメオT33/2は先日発送により納品を済ませましたが本日電話を頂きまして作品がお客様の手元に届いた事が確認出来ましたのでギャラリーに画像をアップ致します
ただ使い慣れない娘のカメラなのでなかなか自然な画像が撮れない・・・
そんな画像でもよろしければご覧下さい。

一昨日だったでしょうかステアリングを作りまして塗装まで済ませていましたが取り付けの時間は少し足らなかったので本日最初の作業はこの取り付けをいたしましたステアリングが付きますとダッシュボードが引き締まりますね。

本日はやっとボディの磨きが出来る様になりました
まずは2000番ペーパーで削りますが、塗料の寄りが無い様にクリアーを塗ったのにもかかわらず若干は塗料の寄りが見受けられますからこの寄りを無くす様に削ってゆきます。

ルーフも磨きます
ルーフはご依頼者様の希望でボディに取り付けずシートの後ろ側に格納する様にしています、しかし仕上げは他のボディと同様に仕上げておきます。

ボディの磨きというのは神経を使う仕事です余り連続してこの作業を行いますと注意力が散漫になったりいたしますので他の作業を折り込みながら行ないます
その一つが内装の組み立てなのですが今日はドアの内装を仕上げてゆきます
ドアの中央部分に丸い凹みが有りましてその底の部分は何故かレッドになっているんですね。
この丸い凹みですがただ単なるデザインなのかなにか意味が有るのかわかりませんがこの底に部分だけを赤く塗るというのはなかなか難しい事でしてしかも内装はブラックですのでレッドを塗る為には下塗りにホワイトを塗らなくては発色しません。
こんな小さな丸い部分を正確に2度も塗るのはなかなか至難の業なのです
でもこんな場合デカールを丸くカットして貼付けた方がシャープな出来になるのではないかと・・・
真鍮パイプで簡易的にぴったりの寸法のポンチを作りますと楽に切り抜けますよ。

次はホイールの組み立ても少々
ホイールのセンターにはアルミのハブのカバーが取り付けられています
普通はここにフェラーリのマークとかが入っているのですが・・・この車はアルミのカバーですね。

次はホイールボルトですがこのホイールにはクロームメッキの施されたホイールボルトが取り付けられていましてそれがまた良く目立ちますのでこれを作らないては無いですね。
3番のインセクトピンを研磨して同じ形状に揃えます。

そして頭の部分をバフ掛けしましてピカピカのクロームメッキを施したホイールボルトを制作致しました。

ホイールボルトの穴の部分を少し大きめに加工しまして先程作ったホイールボルトを接着します

1個のホイール辺り5本のボルトを差し込んでみます
4本のホイール辺り5本のホイールボルトをつかいますから全部で20本も作らなければなりません

ステアリングのセンターには何時ものフェラーリのマークが入ります

ボディはやっとピカピカになりましたよ~!

ボディのクリアー塗装及びコクピットの製作Ver.3

2015-06-16 21:23:27 | Ferrari308GT Rainbow
昨夜はほぼ雨が降っていなかったのですが(寝ていてよくわからない)朝起床前からやっと雨が降って来まして出勤時頃まで2時間程度でしょうか、降っていました。と言ってもそう強く降った訳では無く道路がやっと濡れる程度・・・
こうなりますと余計に始末が悪く蒸し暑いし作物には潅水が必要になりますし・・・
でも暑いのは嫌だし昨日は潅水もしてあったので今日は朝から製作を進めます。
その割には一日を通して効率が良く無かった様な気がしますが・・・

一昨日(!?)作ったダッシュボードの吹き出し口はダッシュボードが反射防止の為に完全にフラットブラックに塗られていますがこの部品は恐らくプラスチック製のはずなのでセミグロスブラックに致しました。
フロントガラス越しに完全に見えますから質感の違いを表現したかったのです。

シートは完全に接着しておきましたしシフトレバーの前側の灰皿はセミグロスブラックで塗ってから取り付けましたがこの角度で見て・・・見やすい角度だと思いますが・・・ほとんど見えていませんね。

一昨日塗ったボディのウレタンクリアーは完全に硬化していますので中研ぎをしております。
今回は1200番のペーパーで塗料の寄りを無くす様に研いでいます。

2度目のウレタンクリアーを塗りました
この2度目のウレタンクリアーは筋彫りの脇や角の部分に塗料が溜らない様に塗っています。
塗り方の工夫次第でこの後の磨きがかなり楽になります。
その塗り方は今までにも何度か書いていますので今回は省略します(笑)

ボディは一度に厚く塗らず10~15分程度のインターバルをおいて何度か塗ります。
その間に他の仕事を進めておきましょう
真鍮パイプで簡易的にポンチを作りましてメーターの文字盤を切り取ります

切りとったデカールをメーターパネルに貼りますが実車画像を参考に貼っていますが・・・メーターの配置が何とも適当な感じがするのは私だけでしょうか??

旋盤で真鍮素材を使いましてメーターリングを作ります
スピードとタコは内径が2.0mmその他の補助メーターは内径が1.5mmになる様にしています。

今回メーターリングを作ったのは真鍮素材なのはリングがセミグロスブラックだからですねメッキなら迷いなく洋白を使っていたと思います。
裏側をペーパーで磨いて整えています。

次はステアリングですね
トロンのエッチングに丁度良い穴無しのステアリングスポークが有りましたのでそれを使いました
そのステアリングスポークに合わせてグリップの部分を作っています。
この後切り取るのですが切った時にバラバラになりますと具合が悪いのでハンダ付けしておきました

スポークのエッチングと先程作ったグリップをハンダ付けをします
一見難しい作業の様に見えますが慣れれば簡単です

メーターリングに塗装をしました
この部品はかなり繊細な部品なのでサフを塗らずプライマーとしてミッチャクロンを塗布しましてセミグロスブラックを塗りました。
繊細な部品にはこの方が良いですね

メーターリングやスイッチ類を取り付けました・・・何度見ても雑然とした配置である様な・・・(笑)

そしてダッシュボード中央部分には空調用のレバー類が尽きます
このタイプのレバーはこの時代のイタリア車には多いですね。