Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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塗装行程に入りました

2015-09-06 21:43:14 | アンフィニRX-7
今日は一日中ず~っと雨が降っていましたね。
しかも結構な勢いでふっていましたね~
集中豪雨という程では無いのですが・・・アトリエの前の溝も溢れるか溢れないかの水位がず~ッと続いていました、大きくは溢れなかったから良かったけど。
大雨が降るとちょっと心配ですね。

本日はちょっと息抜きで?RX-7の方を進めてみましょう。
と言うのも今まで空いた時間を使って少しずつ進めておいたのですが部品もだいたい揃って来ましたのでこの辺りで塗装をしておきます。
まずはホイールからですね
ホイールはOZホイールの限定版のゴールドの物を取り付けておられたらしいのでリアクト製のメタル製を使っております。
もちろんカラーはゴールドです。

あれ?
ホイールボルトの穴を開けておくのを忘れていましたので割り出し円テーブルであけておきました。
この後もう一度塗装をしておきました。

ホイールにはOZのマークが入っています。
デカールはもちろん存在しませんのでデータを作ってデカールを印刷します・・・
出来た物が2種類有ると言う事は何らかの違いが有るという事なんですが・・・わかりますか?
実は上側のOZはレーザープリンターで印刷したもの、下側はアルプスプリンターを使って印刷したものです
良く見ますとアルプスの方はOZの文字の下側のラインがギザギザになっています。
レーザープリンターの方は細い線がまずまずの精度で印刷されています。
但し現在の所白いトナーを持っていませんので白印刷はレーザープリンターでは出来ません。
そしてアルプスプリンターでは白の印刷の上側にカラー印刷を重ねて印刷し下地の塗色にかかわらず透けの少ない重ね印刷が出来ますがレーザープリンターでは2度レーザープリンターを通す事になりますので僅かながら印刷ズレが出てしまいます。
白の印刷が可能であれば2枚のデカールを貼る事で解決出来る事なのですが今度はデカールの厚みが気に鳴る事になりますね。
まあ完璧な物はなかなか難しいですね、白のトナーと重ね印刷でズレが出ない方法が有ればレーザープリンターでデカールを印刷すれば完璧なんですけどね(笑)

作ったデカールを貼ってみました
細いラインがきれいに入っているのがわかりますね。
これ位ならOKですね~。

シートも塗り始めました
シートは赤いフルバケで背面はブラックだった様なのでこの後マスキングをして塗り分けましょう。

シャーシは余り加工をしなくても良いのですが木製ベースに止める為のねじ穴を準備しておかなければなりません。
1.6mmの下穴をあけておいてタップを立ててネジを切っておきます。

ボディは純正のタッチアップペイントを使い少しクリーム色がかった純正色を再現してみました。
私も同じカラーのFD3Sに乗っていましたから真っ白ではない事を知っていましたのでタッチアップペイントを使ってみました。

明日はウレタンクリアーを塗る事になると思います。


初期型から中期型に変更

2015-08-22 22:37:53 | アンフィニRX-7
ここからが今日の製作?
ご依頼を頂いている車はお客様が過去にお乗りになっていた車で中期型、ボディカラーは純正のホワイトバケットシート(左右?カラーも?かどうかはわからないので明日Telで確認しよう)ホイールはOZレーシング・・・マフラーは・・・多分変わっているだろうね~そうそうナンバープレートも聞かなければ・・・(笑)

ミニカーは初期型なので中期型に変更をしなければなりません。
中期型の特徴はリアウイングですね
初期型はリアスポイラーの両端が下側に下がっていますが中期型はポルシェ930ターボの様にウイング形状になっています。

テールランプはこの様な丸形の物になっています
この画像は当時マツダディーラーに行ってもらって来たカタログからです、今になってやっと役に立ちました~!(笑)

初期型のリアスポイラーの両端の下がっている部分をカットしてプラ板で作り直しましょう。
やってみればそう難しい物じゃないですよ~。

ザックリと削って形状を整えた物ですがまだ左右の形状が揃っていませんね。
白い部分はプラ板、黄色な部分は元々のミニカーの部品です。この部分の形状は同じなんですね~。
継ぎ目にポリパテを盛ります・・・パテの温度が高かったのか硬化剤を混ぜたら硬化が早く表面がボロボロになてしまいました。
何か問題が出そうになったらもう一度やり直しましょう~(笑)

ボディ側の取り付け穴は余りにも大きな物が開いていましてね~ウイングを載せてみると穴が丸見えになってしまうので一旦穴を埋めて真鍮線のピン穴を開け直しましょう。

パテを削って整形します。
リアウイングはこの時点ではボディに乗っているだけです・・・

ウイングの取り付けピンを一旦切り取りまして真鍮製のピンに取り変えました。
これなら穴が見える様な事は有りません。

コクピット内の内装とレーシング43のランチアストラトスから外して来たフルバケットシートを入れて元々のミニカーのシャーシを組んでみました。
少し車高が高い様な感じがしますね。
ノーマルだとこんな物かな~私が乗っていたのは2台とも少しローダウンしてあった様なのでそれで車高が高い様な気がするのかな??

ドアミラーはミニカーの物を使いますが鏡の部分を少し掘り込んでおきます
ミニカーは厚めのアルミテープを貼ってあるだけなのです・・・この辺りは少し手を入れておきましょう。

車高ですが・・・やはり少し落としたいのでボディの取り付けビスの部分を削っておきます。
ホイルアーチのインナーがボディに当たれば下がりませんが合わせてみると少しクリアランスが有りますのでここを削ればクリアランス部分だけ下がります。

ボディをシャーシに合わせてみます・・・少しローダウン出来ました
こんな物で良いかな!

ここでもう一つの難題・・・
ホイールはOZレーシングなんですがこれはレーシング43のラリーカーから持ってくる訳にもゆかず・・・
丁度良い所にリアクトのマクラーレン用という物が有りまして少し幅を詰めなければなりませんが直径はなかなか良い様ですね。
タイヤはミニカーの物を使います。

RX-7のノーマルホイールは使えないですね・・・ブレーキディスクはミニカーの物が使えそうですね

リアクトのマクラーレンホイールの内側を旋盤で削ってタイヤに合わせます・・・
ホワイトメタルを旋盤のチャックにくわえる場合は力加減に注意しないと素材が柔らかいのでホイールが歪みやすいので注意が必要です。
又刃物はよく切れる物を使って下さいね。

OZホイールを使う為にはホイールのシャフトを2.0mmの物に変更しなければなりません
なかなか格好良いじゃないですか??

新しいカテゴリーを追加しました

2015-07-26 18:38:15 | アンフィニRX-7
お昼過ぎに無事京都から戻ってまいりました。
昨夜は正式には京都産業大学のフェンシング部新入生歓迎コンパなのですがOBの皆さんの参加数が多かったので同窓会と言いますかOB会の様相が強かったですね~。
まあ現役の学生諸君は準備から接待まで大変だったと思います、一部の学生さんは当日まだ前期試験の最中という事で何とも忙しかったんじゃないかな~。
試験の予定も決まっていると思いますので試験期間を外してスケジュールを決められる方が良いのかな!?なんて書きますと煙たがられるのかな~(笑)
当日は33年ぶりに大学を訪問してみました・・・
いや~かなりキャンパスが広がっていた事にびっくりしてしまいました、また前期の試験中という事も有りまして談話スペースで勉強をしている学生さんを見ますと昔と随分違うと思いましたね~。
当時は自分がわからない部分が出題されると反省文を書いたら単位をくれたとか・・・事の真相はわかりませんが当時はまことしやかにそう言われていました。
下の画像は初代学長の荒木さんの言葉ですね~今読んでも良い事が書いてありますね~!

そして、当時4年間住んでいた下宿に行ってみました。
北区上賀茂東上の段の藤林荘
当時新築して数年くらいだったので今は35年を超えているはず・・・まだ有りました!!
入学に先立って下宿を決めに来たのですがどうしても気に入らず両親に下宿を変わると言っておりましたが・・・結局4年間住んでしまいましたね~風呂/台所/洗濯機/トイレは共同でした、お風呂は夕方5時にジャンケンで順番を決めるのですが5時にいない場合は帰って来た時に黒板に自分の名前を書いておくシステム・・・また電気温水器だったので順番が後の方になりますと冬はお湯が出なくなってお風呂に入れなかった・・・(笑)

中もちょっとだけ・・・(笑)
さすがに35年以上経過していますとと暗くて狭いですね~
2階の左側の2つ目が私が住んでいた部屋ですね。
窓枠にまだ塗料が付いているのかな?現在も住んでいらっしゃいますので未確認(笑)


さて本日から新しいカテゴリーを追加しました
今までキャロルとRX-7はその他のジャンルでお伝えしておりましたが正式にゴーサインが出ていますのでこれよりスタートさせることになります。
まずはRX-7の方ですねこちらはダイキャストボディの塗り替えです。
しかし筋彫りはなるべく深く細く掘り直しをしていますので本日はサフを塗ってみました。
これでまだ十分でない部分を見つけて手直しをしておく作戦ですね。


サフを塗ってわかるのはこのボディ少しメリハリが利いていない様な気がします・・・
まあデータを作ったのかメーカーさんから出て来た物をそのままなのか伺い知る事は出来ませんが・・・少なくとも手でワックスを削って原型を作る様なやり方をすればもっとメリハリが利くと思う(実際作り手の手加減でどうにでもなる)けど・・・ミニカーとしてはこれが限界かな~。