Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ますます迷路に・・・の巻き!?

2013-05-10 20:55:51 | Bluebird 1933
本日は朝から雨模様で昼前にかけて結構強く降って来ました。
昨日少し苗を植えましたが苗にとっては恵みの雨になりましたね、私も潅水をしなくて良かったので助かりました。

本日の制作はまた一層迷路に迷い込んでしまった様で皆さんに完成の報告が出来ません。

朝からデカールの印刷・・・本当に今回は助かりますね~アルプス様様です!


このデカールを貼ってからノーズ/エンジン/ギアボックス/コクピットのカウルをボディにし装着してみますとどうもしっくり来ないんです。
ノーズの色はともかく今度は他のカウルの合が気になってくる・・・。
また始めてしまいました・・・コクピットカウルも・・・

エンジンカウルも・・・・もうどこも当たっていないのにパネルがチグハグになっている様に見えてしまいます・・・もうこれは病気ですね(笑)
まあせっかく直すなら・・・・完璧にと思ってしまう(笑)

そして最終的に塗膜を削ってしまいましたのでメタルが出てしまっているのでサフを塗っております。


いやはや・・・困った物ですね~!

塗装の硬化時間の合間を見てご依頼を頂いた時のメールや打ち合わせ時のやり取りを記憶したメモをひっくり有り返して見積もりを書いていおります。中には打ち合わせしてから1年半も経過した物も有りましたがメモやメールを拝見していると昨日の事の様に思い出されますね。
私の場合見積もりは印刷して郵送になります、これは以前見積もりを保存していたPCが突然壊れてしまいましてデータは全て無くなってしまったと言う苦い思い出に基づいております。
その時でも大部分は2枚ずつ印刷して持っていましたので大きなトラブルは有りませんでした・・・多分。
今日書いた見積もりは2013年後半から2015年前半の制作予定の物で(ショップ及び大阪の某自動車屋さん経由の物は除きます)9人の方に10枚の見積もりを致しましたが、自分は制作を依頼したけど見積もりが届かないなんて方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
PCが壊れた時にメールアドレスや見積もりが無くなっている可能性も有りますから・・・。

本日は営業を終了した後一旦自宅に帰って夕食を食べてもう一度、車で出勤して塗装をしています。
塗装と言うのは硬化まで触れないので大変効率が良く無いですね、しかし効率だけを考えればアトリエで何か食べた方が良いのですが幾ら忙しくても夕食は家族と食べる事にしていますのでこの様な残業になってしまいます。
家族と仕事両立させる為の方法の一つです、家族無しでは自営業は続けられませんからね~。

そうそう、ブルーバードはどうしても本日キリをつけたいのですがキリが付くか付かないかほとんど関係なく次の仕事がやって来ます(笑)次はタメオの1/43フェラーリ312T2でしてニキラウダのマシンで兵庫県のO様からのご依頼です。
明日か明後日には新しいカテゴリーを追加してマイバッハとスーパーセブンとの3本立てを回復したいですね~
・・・そう巧くいけば良いですが・・・




本日の更新は単純明快です!

2013-05-09 19:35:45 | Bluebird 1933
本日の山陰は晴天で暑くなりました!
この所寒暖の差が大きくて体調を崩しやすいので気をつけなければなりませんね。
予報によると明日から数日間は雨模様と言う事なんですが・・・週末の天気が気になりますね。

本日の更新は簡単なんです。
一昨日右側のフロントホイールの整流板を取り付けましたが、メタル製の大きな整流板を細目のステー1本でボディに取り付けている物ですから接着剤が完全硬化するまでボディを触れない状態に有りますので結局一昨日は片側のみ取り付けました。
本日は左側を取り付けました。
こちら側も同様の取り付け方なので完全硬化まではボディを動かせません・・・その他の作業が一切出来ないのです。
まあもっとも完成間際ですから他に余りする事も無い訳なんですが・・・。
下の画像は接着剤が完全硬化後です。


そして先日塗り直したノーズを取り付けてみると何の問題も無く取り付けをする事が出来ました、これで完成!
と言いたい所なのですが気になる事を発見してしまいました。
ノーズの色がボディの色と少し違うのです・・・一難去って又一難です。
デカールの位置は完璧なんですが・・・そしてクリアーを塗ると少し色が変化した様ですね・・・と言う事でクリアーの変化を見越しての調色をして塗り直します。
勿論そのまま上に塗ればノーズのエッジが怠くなりますから一度塗装を剥がして塗り直します。
本日はブルーまで戻しました。

やり直し部分の画像は先日の物と同じ感じになりますのでアップしません、それにしてもやり直しの作業は気が重いです。
しかし心を鬼にしてしなければならない事も有ります。
お客様の喜ばれる顔が見たいですからね~。

他にも約2年後の制作の見積もり(4台)を行なっています。
1年ちょっと先の物(3台)も有ります・・・自分のか?と心当たりの有る方今しばらくお待ちくださいね。
どの見積もりも20日過ぎにはお届けする事が出来るのではないかと思います。


留守の間に溜った雑用が押し寄せて来ています(笑)

2013-05-07 21:32:21 | Bluebird 1933
名古屋オフ会に出席して楽しい時間を過ごさせて頂きました、山陰と言う田舎で隔離されて(?)仕事をしていますと色々情報に疎くなっている事も多々有ります。
たまにはオフ会に出て色々と刺激を頂く事はなかなか良い事であります。
出る前にはレンタルギャラリーなどの印刷物を全て片付けてから出発しましたのでソレラのたぐいの雑用は無いのですが一つ忘れ物をしていました。
一つではありますが大きな物でした。
それというのがコレです!

そう!この時期から始まる中庭の芝刈りです。
380坪程の中庭には芝生が植えてありますのでこの時期から芝刈りをしておかないとダメなんですね。
ブルーバードもいよいよ最終の組み立て部分を残すだけになりましたので接着剤が硬化しないと次ぎの行程に進めない様になってしまいました。
組み立ての合間を見て芝刈りを始めた訳です。
他の物を始めるならば机の上を片付けてからでないと新しい物を組めませんからこの時間の使い方はなかなか良い様な気がします。

そして肝心のブルーバードです。
今日はステアリングロッドの組み立てをする事になっていましたね。
まずは左側からです。
メッキに出していたロッドを削りあわせて接着しました。
接着は後ろ側のロッドから接着しますが前側を接着してしまうとブレーキワイヤーの接着が難しくなってしまいますのでロッドの後ろ側を接着したらブレーキワイヤーを接着して前側のロッドを接着という手順で進めます。

ブレーキワイヤーの取り付けを終わりましたので前側のロッドを取付けます。
この辺りはさんざん仮組をしていますので何の問題も無く取り付けが出来ます。

気になってしょうがないフロントノーズを付けてみます。

左側もステアリング&ブレーキワイヤーを取付けました。

エキゾーストの穴の中にフラットブラックをさしました。
エキゾーストの中が黒くなるとずっと雰囲気が良いですね・・・。
またステアリングのセンターアームの中央に六角ナットを接着しましたここに穴が空いていたのはナットを接着する為だったんですね・・・!

次にフロントのタイヤ/ホイールを接着しました、コレでずっと車らしい形になりましたね。

フロントの足回りを見るとなかなかメカニカルな雰囲気で良いですね、とても戦前の車には見えません(笑)

フロントのホイールの後ろには整流用のカバーが付けられています、この位置決めはなかなか難しいのですがとりあえず片側接着してみました。
なんか凄く格好良くなった様に見えるのは私だけでしょうか??

明日は定休日なのでSAアペルタを進めますが本日新しい実車画像が届きましたので少し考えなければならない部分が出て来ました。
ブルーバードは明後日になりますが反対側の整流カバーとノーズ部分の最終調整をするつもりです。
2年後の製作の為に見積もりをしなければなりませんし、ブルーバードの後に始める新たなフェラーリを準備しておかなければなりません・・・。



いよいよ大詰めですね

2013-05-06 21:13:14 | Bluebird 1933
今日に山陰は天気も良く、気温もかなり高くなって北海道で雪が降っているなんて考えられない天気でしたね。
お陰さまでご来店も多く接客が十分に出来たのか・・・反省材料は多々あります。

約2日間アトリエを留守にしていましたがその間ノーズコーンのウレタンクリアーが硬化するには十分な時間と温度が有った様でカチカチに固まっていました。
2000番を少々とバフレックス3000番を当てて研磨して余分なクリアーを削ぎ落としました。
まあ最低限は削らなければならないクリアーが有りますからこの辺りはしょうがないですね・・・コンパウンドだけと言うのは無理ですね。

コンパウンドをかけて水洗いをして乾燥機で乾かします。
艶は十分の様ですね・・・コレなら使えそうです。


昨日夕方にメッキに出していたパーツが戻って来ました。
本来なら1週間は早く戻って来たはずなのですが私が準備した封筒の切手が料金不足でメッキ屋さんに戻ってしまった様でして再び送り直しになってしまった様でメッキ屋さんにはご迷惑をおかけ致しました。
理由はロッド関係を後で追加した為に僅かに重量が増えてしまった為の様です・・・。
遅れたのは完全に自分のミスですね(笑)


メッキの部品はまだ銅線でつながったままですので銅線を外して余分なハンダを削り落とします。
ホイールは2つに分割した部品構成ですがメッキをかけても組み付けのクリアランスは有りますので円周の部分はヤスリがけは不要です、どんどん組み立ててゆきましょう。

タイヤも接着します。
普通はエポキシ系の接着剤で組みますがこの様な接着ですと接着剤がタイヤ部分にはみ出てしまい汚くなってしまいます。
ホイールとタイヤのクリアランスは最低限なので今回はクリアーボンドをシンナーで薄めた物を使いました。
これならラッカー仕上げをしたタイヤでもエナメルシンナーで拭き取ればタイヤを汚す事無く接着が可能です。

ステアリングロッドのセンターアームのシャフトにブレーキワイヤーを支えるローラーを挟み込みます。
このローラーは接着をせずにクルクル回る状態にしてあります、模型的には固定でも何ら問題が無いのですが・・・
一応雰囲気です。

メッキを掛けると穴も細くなるのか0.5mmのキリが通りません、またロッド側もメッキをかけてあり太くなっていますので0.6mmの穴に開け直します。


タイヤ/ホイールを組み立てましたので早速ボディに取り付けてみました・・・ウ~ンなかなか良い感じですね。

エキゾーストも取り付けてみました・・・
排気管の穴の中はまだブラックをさしていませんが・・・後でフラットブラックをさします。
クロームの焼色はちょっと付けてみたいですね・・・。


明日はステアリングロッドを組み立てる所からです・・・完成は明日か?明後日か?明々後日か?迫って来ましたね。


ノーズコーンが大変な事になっています(笑)

2013-05-03 21:32:29 | Bluebird 1933
本日は天気もよくて今までに比べたら少し暖かい日になりました。
朝からアバルトアセットコルサを刃物まつりの会場に運んで展示、バイクですぐにアトリエに引き返して制作しました。
メールチェックをしていると制作のご依頼のメールを発見!
広島のHさんと言われる方ですがプロバンスのBMW 3.0 CSL Millimetree ART CAR LM76をご希望の様です。
このキットは全面デカールで仕上げるタイプのキットになりますしプロバンスの場合ホイールやタイヤ内装を一工夫するとなかなか良いモデルになるかと思います。
このキットプロバンスから出ている事は知っていましたが、結構人気の高いモデルなのでなかなか入手が叶わず私も持っていません(笑)
いつか欲しいモデルではあります。
そんな貴重なモデルの制作が出来るなんて大変嬉しい事ですね。
まだ決定と言う事ではありませんが、早々にご返事しておきました、高価な作品になりますのでしっかりとご検討頂きましてご返事頂けたらと思います。

そして本日はもうお一人突然のお客様が広島からお見えになりました。
この方はSCALA43のシムカ1000とNSU TT 1000のイエガーマイスターのキットをお持ちになりまして見積もりをご依頼になりました。
近日中に見積もりを発送する予定にしています。
広島のKさん本日はご来店有り難うございました、無事にお帰りになったでしょうか?

今日は2件とも広島の方からのご依頼でしたね、こんな日もあるんですね~!


さて本日の制作はブルーバードのノーズコーンの磨きからですね。
昨日までに再度の塗装が完了していますので次は磨きの作業となります。
まずは表面張力の為にほんの僅か盛り上がった部分を2000番のペーパーで磨いて削ります。
全体にバフレックスの3000番をかけたのがこの画像です。

バフレックスの研磨が終わったら水洗いをして次の工程です。
次はイサムミラノ2Kを使って磨きます。

ここでまずい事に気が付きました・・・なんと旗のデカールが片寄っている!!!
磨いていて気が付きました、ここに来るまで気が付かないなんて・・・

もう一度やり直しと言う事でまた塗り直しております。
動揺しちゃって途中経過は無いですがサフからやっとボディカラーまで戻しました。

デカールも三度印刷!

今度は注意して貼付けて・・・一晩以上置いて水分を乾燥させます。
ここの部分は時間を短縮するわけにはいかないのです・・・


ノーズはまだ塗裝工程に戻れませんので他の部分を組み立てておきます。
フロントのブレーキアームを接着しますがこのアームはワイヤー引っ張られますので真下を向けるのでは無く少し後ろ側になる様にセットしておきます。
このアームを後に引っ張るとアームの中央のシャフトが回転しドラムの内側にあるカムを回してブレーキシューを広げてドラムの回転を止める様になっているはずです。

ナックル部分にもナットやボルトを植え込みます。
この様な場合ボルトは前から後に通して後ろ側にナットがくる様にします。
これもまた外れた時の為にその様な方向に取り付けるのです、ただし何か他の理由がある場合は別ですけどね。

こちらはまだ塗り替え前ですがきちんとカウルが脱着出来ます。
良い感じですが惜しい事にやり直しになってしまいました自分の不注意なんでしょうがないですね。


今度はリアブレーキのワイヤーを付けてみます。
リアブレーキのワイヤーはセンターブレーキアームのカバーから真っすぐにリアホイールの整流カバーに向けて伸びてゆきます。
このワイヤーは弛んでいるとブレーキの効きが悪くなりますのである程度ピンと張った状態で取り付けられていますから実際の取り付けに当たってもその様な配慮が必要になりますね。

実際に取り付けるとこんな感じ・・・
ワイヤーが実際によりをかけて編んでありますのでなかなかそれらしい雰囲気ではないかと思います。


そうそう明日の更新は名古オフ会に参加のため制作の更新はお休みです。
明後日は早めに帰りますので多分夜には更新出来ると思います。
よろしくお願い致します。