Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ストラトス2号車最終組み立てVer.16

2016-12-24 21:34:12 |  Stratos JeansChicago

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本日は12月24日・・・つまりクリスマスイブですね、
山陰は冷たい雨が一日中降っていました、どうやらホワイトクリスマスにはなりそうに有りません。
この様に気温の変化が大きいと体調不良になりそうなので十分注意が必要ですね。
この気温変化でインフルエンザにかかられる方が多いんじゃないかな〜?
皆さん十分注意をしましょう。

最初にも書きましたが本日はクリスマスイブです、明日はクリスマスですから今年も残り1週間になってしまいました。
ここからの1週間はあっという間ですね・・・。
何かしら気ぜわしいと言うか忙しいのです。
予定では明日には九州からミニカーの塗り替えの超特急の仕事が送られてくるはずです、着いたら見積もりと作業を少しでも進めなければなりません。
27日〜28日は定休日なのですが、お店の方と自宅の年末の大掃除が待っています。
29日は通常営業ですが、30日は町内会の役が当たっていまして朝から外仕事です。
31日は予定がないのですが・・・このままですとゆっくり休みという事はないでしょうね〜。
多分、塗り替えの仕事などやらなくてはならない様な気がします・・・(笑)

昨日書きました荷物が予定通り無事に到着しました。
宅配便を持って来てくれるのはいつもの担当の方なんですが・・・顔から笑顔が消えていますね(笑)
お歳暮が終わったと思ったらクリスマスでそのままおせち料理に荷物が移行するのだとか・・・大変なんですね。
それは笑顔も無くなる訳ですよ・・・。

さっそくお客様のEさんと一緒に開封しました。
荷物は完璧に梱包されていましたので問題は何も有りません。
この梱包と言う仕事は人柄が表れますね。
新しい段ボール箱にきちんと並べられてパッキングも完璧、当方が自営業なので名前入りの納品書やお礼状なども全て封筒に入れられていました、その上に
荷物の上下がわかる様に上側が表示されていて、先ほどの伝票が入っている箱にはその表示までして有ります。
それだけでは無いですよ下の荷姿をご覧下さい・・・十字に荷ひもまで掛けてあってそのヒモも全て同じ様に二重に掛けられています。
荷ヒモなど最近見ないでしょ!?最近私も荷ヒモはした事が有りません、この方完璧ですね。
多分この方が模型を作られると完璧な模型なんでしょう・・・この荷物一つでそんな事まで見えてくる。
自分はこれだけの事をしているのかどうか・・・反省と言うか勉強ですよね・・・いや〜実に良い勉強になりますね。


さてそんな勉強をした所で仕事を始めましょう。
本日は完成したいですねストラトス2号車・・・
最初はフロントのスモールランプを取付けます
レンズはアクリルの丸棒から削り出して作るのはもう何回か書いておりますよね。
3号車で作ったあの方法です。

まだ作っていなかった部品が有りました。
ガソリンタンクのキャップですね。
洋白丸棒から本体を削り出してヒンジの部分は洋白線をハンダ付けしています。
3号車の物とは形状が違う様です。
キットにはエッチングの部品が付属していますがメッキのかかった立派な物ですが、厚みが無くて使えません。
私の作品は立体感を大切にしていますから他の物とのバランスで使えないのです。

バフを掛けています。
実車はメッキでピカピカなので洋白製のキャップにはバフを掛けてピカピカにしてやります。
このキャップですがワークスカーではボディの給油口にアルミ板で作られた蓋が付くのですがこの車のボディは穴が有るだけなのでリアフードが閉めてあってもその穴からキャップが見えるのです。
少しでも見える物は手を抜けません・・・!

切り取りました。
光の当たりかたが悪くて光って見えませんが実物はピカピカです。
厚みは有りますがカウルが干渉しますと困りますから干渉しない程度という事にしておきます。

取り付けはガソリンタンクに穴を開けて接着します。
キャップを突っ切りバイトで切断する時にセンターにピンが残る様にしておきまして接着用のピンにします。
細かな部品なので接着強度が上がる様に考えています。
ガソリンタンクのこんな端の方に穴を開けるのはちょっと怖いですが・・・やらなければ前に進みません。

こんな風に穴からキャップが見えます、これが実車通りと言う物です。

反対側も同じ様にしています。
そうそう説明をしていませんでしたがキャップの前側がヒンジの部分で後側に飛び出しているのがロックですね。
簡単そうで複雑な形状です。

ライトカバーの裏側はまだ塗っていませんでしたのでここはフラットブラックにしておきます。
本来はボディカラーかもしれませんが・・・模型映えを考えてフラットブラックですね。

こちらはボンネットのロックです。
エッチングパーツに0.4mmの穴を空けてピンをハンダ付けしました。
普通は接着だけなのですがピンを併用しますと強度が格段に上がります。
この辺りも長い間楽しんで欲しいからですね。

こちらはリアフードのロックですね。
この部品はキット付属のエッチングなのですがハンダを盛って立体感を強調しています。

そしてこれらの細かな部品を取り付けます。特にリアフードのロックはピンを打つ場所が無いのでエッチングのランナーへの取り付け部分を折り曲げて取り付けピンにして取り付けています。
取り付けピンが無いと取り付け強度が極端に落ちてしまいます。

ほぼ完成ですね。
残りは補助灯のカバーのフィッティング、サイドウインドウくらいでしょうか・・・
そうそうドアミラーも有りますね。

反対側から見たらこんな感じ・・・
珍しいカラーリングですよね。
こんなカラーリングもなかなか新鮮ですね。

そしてストラトス1号車を分解する準備をします。
今年中のボディ塗装で来年1月10日頃の完成を予定しています。

ストラトス2号車最終組み立てVer.15

2016-12-23 21:42:58 |  Stratos JeansChicago

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昨日は12月としては記憶にない位暖かでしたね、本日はまた冬に逆戻りで結構寒いです。
しかし。雪が降る程では無い様で雨が降っていました。
FBによりますと北海道はかなり雪が降っているらしくて大変そうですね。
大変と言いますと新潟県糸魚川の商店街の火事は酷いですね〜
昨日は山陰でも風がかなり強かったですからこんな時に火事を起こせばこの様な大災害になってしまうのは恐ろしい事です。
私の自宅も街中に有りますから火の用心を心がけましょう。
火事に遭われた皆様に改めましてお見舞い申し上げます。

ストラトス2号車は最終組立ても終盤にはいっております、年末も近いのでいよいよ追い込みにかかった感じですね。
細かな部品を次々に取り付けております。
まずはフロントのインテークのメッシュです。
普通ならゴム系のクリアボンドで取付けたい所なのですが接着面積が小さいのでここは強力なエポキシ系の接着剤で取付けます。
硬化まで時間がかかりますからマスキングテープで仮止をしておくのはそんな珍しい事では無いでしょう。
ただし一度に全部取付けずに何回かに分けて作業をしています。

リアはテールレンズやバックランプを取付けました・・・ナンバープレートも取り付けていましたね。

アンダーガードはこの時点で取付けます。
取付けボルトはアンダーガードの下側の面にボルトが出ない様に少し掘り込んでから取付けています。
このボルトも一応六角な形状が欲しかったのでアドラーズネストの六角ボルトの「S」サイズを使用しています。
完成後にはほとんど見えませんから完全に自己満足ですね。

細かな物ですがナンバープレートの照明も取付けておきます。
この照明ですが色々なタイプが有りまして迷う所なのですが一応キットの部品に敬意を表してこれを使っています。
多分ラリー車の取材をして作っているはずなので・・・

細かな部分を作っています、なるべくキットの部品を使わずに自分で作ろうと思っています。
しかし、自作の部品を作るよりもキットの部品の方が良い場合も有ります。
それがこの部品です。
何の部品かと言いますと、ストラトスはリトラクタブルヘッドライトなのですが軽量化の為と故障の回避の為(想像ですが)に固定ライトに変更してあるのです。
その為に使われているのがこの部品です。
ライトケースの左右をこの金具で固定しているのです。
ワークスカーではこの部品は見当たりませんがこの車は取材をした時にもこの部品が取り付けてありました。
この部品はベースになったアレナのキットに付属していた部品なのですが、この辺りもきちんと部品化しているのは凄いですね。
これよりも良い部品が出来そうでないのでこれを使いました。

部品の色は・・・ボディカラーで良い様なのですが実車の写真は余り鮮明でなく色までは判断がつかなかったのです。
こんな場合はアレナのインストを確認しますとやはりボディカラーのホワイトでしたのでそれで塗っておきました。
細かな部品なのですが角が立ったパーツです、塗った塗料が剥げやすいので下塗りのウレタンサフとボディカラーはウレタンのホワイトで塗っております、この辺りも耐久性を考えれば配慮して当然の部分でしょう。

ヘッドライトケースを留める為の金具はこんな感じに付いています。
細かな部品ですが大切な部品ですね。

同様にリアのマッドフラップを塗っています。
このマッドフラップは画像で見る限りP.P.系の樹脂で出来ている様に見えます。ゴムで無い様に見えるのは白い色なのですが少し透けている様に見えるのです。
ゴムなら半透明ではないでしょうし半透明ならばP.P.系の樹脂と判断致しました。
そんな素材ですと、どの様な素材で作ったらそれらしく見えるのだろうか?
樹脂系の物ですと接着剤が効かず簡単に脱落してしまうでしょう、結果的には真鍮板にいたしました。
ただ透けを表現する為にボディカラーに少しアイボリーを入れて塗っています。
実車でも樹脂系のマッドフラップは塗る事が出来ないのでボディカラーと同色にはならないのです、質感を変えて塗ってある方が自然で有ると思います。

ボンネットの固定金具を取り付けました。
ここはいつも困る部分なのですが止めた状態でボンネットに付けておくしか無いですね。

リアのフードとスリットの固定にもこのボンネットピンが使ってあります。
アレナのキットのインストにはリアのトランクの両端にもこの部品を取り付ける様になっておりましたが取材した実車には付いていなかったのでここは省略しています。
恐らくですがトランクの開閉は中央のボタンでしていたのではないかと思います。


この様に当時の姿を今の姿に重ねて作ってゆくのもなかなか楽しいですね。

そうそう、明日は関西方面から面白い物が来ます。
そうなんです!キットを買いました。
しかも半端でない数です・・・100個以上有るはず・・・ちょっとまとまった金額になってしまいましたけど。
もちろんショップさんから買った訳では有りません、比較的(!?)最近お知り合いになった個人の方からお譲りいただきました。
関西方面からの荷物は午前中に到着するのですが恐らく夕方までかかっても全てのキットを確認する事が出来ないかもしれませんね。
大変楽しみです。

ストラトス2号車最終組み立てVer.14

2016-12-21 17:58:54 |  Stratos JeansChicago

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本日も天気が良く暖かだった山陰です。
BFで昨年の今日の記事をシェアする表示が出るのですがそれを見ますと昨年の今日もかなり暖かくて過ごしやすい日だった様ですね。
まあ気温が17度も有ったかどうかは定かではないですが、本日は外気温が17度と屋内よりも屋外の方が暖かだった様な気がします。

余談ですが昨日先日買った275GTBの消防車を自宅に持ち帰りましたが、そろそろ棚が一杯になってしまいまして収納するのに一苦労致しました。
棚からはみ出して来てしまったのです。
フェニックス系のキットの棚はこんな感じでもう乗せる場所が無い状態です。
たったのこれだけ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、アネシーもフェニックスも実は2列に並んでいまして実際の所見えている数の2倍の数が有ります。
もう一生作れるだけの数(いやいや作り切れない程の数)所有をしていますが1/43キットの奥は深くてまだまだ知らない未知のキットがゴロゴロしているのも確かですね。最近ヤフオクとかを見ても余り所望するキットが無いのもゴールが近いからでしょうか?(笑)

その下側にはAMRの通称お弁当箱が・・・見えています、これがまた結構な数有るんですよ。



さてそんなキットのお話は置いておきまして、本日は少し前に完成したランチアストラトスのアリタリアカラーの納品でした。
お客様は広島県からはるばると引き取りに来て頂きました。
本来ならば当方から納品にお伺いする所なのですが愛車のドライブのついでに来て頂いた様です。
最後にお車を拝見したのですが国産のスポーツモデルで大き過ぎず小さ過ぎずドアは4枚有ってオマケにツインカムの4気筒ターボで4WDと言いますと大方の方は想像ができますよね。
普段は軽トラに乗っていらっしゃるらしいので未だ走行距離は少なくて大切にされているのがわかります。
一通りお話をして次の制作の打ち合わせもしてキットを置いてお帰りになりました。
もうそろそろご自宅にお帰りになられたでしょうか!?


さて少し時間が有りますので今日も制作を進めておきましょう。
旋盤でABS樹脂の丸棒を削っております。
このABS樹脂の丸棒はその強度の問題から小さい部品を削りだす時でも結構大きめのサイズから削り出してゆきます。
使うのは細くなった部分なのですが画像をご覧になりますと削って捨ててしまう部分がかなり多い事に気が付かれるでしょう。


部品を削り終わりましたので突っ切りバイトで切り落としております。
この形状を見ますともうどこの部品なのか想像出来ますよね。

これがその部品です
4個で2台分ですよ。
そうですテールランプの周りの黒い化粧リングですね。
ここは質感を生かして無塗装で使います。

凹みの部分に3号車で量産しておいたテールレンズを接着しますとこんな感じになります。
もう誰が見てもわかりますね。


この広島のお客様はもう一つ置き土産を・・・
修理という事でこんな完成品を預けて行かれました。
急ぎでは無いですよという事なのでお預かり致しましたがMFHの1/12ですね。
完成品を初めて拝見しました。
これも早めに何とかしなければなりませんね。

ストラトス2号車最終組み立てVer.13

2016-12-20 21:16:10 |  Stratos JeansChicago

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本日はまた定休日でした。
この所時間の経過が非常に早い様な気ましますね、年末だからでしょうか?それとも私だけでしょうか??
そんな山陰の今日の天気は予報と全く違う晴れの天気でした。
予報では50%雨だったのに・・・
本日は遅めの出勤でしてアトリエに到着したらもうお昼でした。
こんなに遅く出勤したのは久しぶりですね。
出勤したらすぐにお昼ご飯!?
そしてお昼休憩をして・・・何も働いていないのですけどね。

午後からは軽く仕事を始めます。

本日の作業はバックランプの製作ですね。
バックランプはリアカウルの後ろ側リアスポイラーの下側に左右に1個ずつ付いているのです。
キットのオリジナル部品はアリタリアの時にも書きましたがメッキをしたエッチング板に透明なエポキシ樹脂を盛ったものですが、実はこれが気に入らないのです。
バックランプは透明なプラスチック製なので透明なエポキシ樹脂で作る・・・これは有る意味正しいかもしれませんが、レンズの内側にレンズカットが有りますので透明な樹脂ながらも実際には白く見るのです。
しかもエポキシ樹脂を盛りますと角が出ず丸い感じにしか盛れないのです。
実車では比較的角の出た長方形の形状なのです。
だからエッチングに盛ってあるエポキシ樹脂を削ぎ落としてしまいます。

0.2mmの塩ビ板にナイフの背で線を入れます。
これをカットしてバックランプのレンズを作ります。
塩ビ板に線を入れたのはレンズカットの代わりですね。

先程入れた線が縦になる様にカットした塩ビ板を妻楊枝に仮止めして裏側にホワイトのラッカーを塗っておきます。
透明な塩ビ板の奥にメッキのエッチング板が見えてしまうと質感が違ってしまいますからね。

キットのバックランプからエポキシ樹脂を外したものに上記の塩ビ板を接着します。
ほんの僅かにメッキのエッチング板が見えるのがポイントですね。

フロントのカウルの前方両端に付く水滴型のウインカーですが、キットの部品はエッチング板の凹みにオレンジをさした物でして少し立体感が不足しています。
どうせエポキシ樹脂を盛るのならこの水滴型のウインカーのエッチングに盛ってくれれば良い感じになるのです。
ウインカーのエッチングを裏向きに使いましてエポキシ樹脂を盛っています、たくさん盛り過ぎますと形状が悪くなりますから程々に盛ってゆきます。

次はヘッドライトや補助灯にスチールボールを使ってライトのバルブを表現しておきました。
ついでにフロントのインテークにメッシュを取り付けておきました。
このエッチングはステンレス製なのでコシが強く外れたがりますからエポキシ接着剤で接着してから硬化するまでマスキングテープで固定しておきます。

並行してリアカウルも組み立てておきます。
トランクフードのプッシュボタンはいつもの様に0.8mmの洋白線から作ります。
リアカウルのルーバーも取り付けておきました。

先程作りましたフェンダー前側のウインカーレンズもクリアーオレンジで塗ってから取り付けておきました。

補助灯のレンズを取り付けました。
補助灯はカバーを脱着するので凸レンズは付けられません。
なので0.1mm程度の透明なフィルムをポンチで抜いたものをレンズにしました。

ヘッドライトのレンズは雰囲気重視で凸レンズを再現しております。
と言っても特別な物では無くバキュームパーツの端切れをポンチで抜いてレンズにしました。
カットを入れる場合は裏側から筋彫りを入れますが今回は補助灯とのバランスをとってレンズカットは無しにしています。

リアカウルにルーフウイングを取り付けました。
ルーフウイングのパーツにピンを取り付けてありますので取り付け強度は十分でしょう。


明日はランチアストラトスのアリタリア仕様の方の納品になる予定です。
明日か明後日にはこのストラトスも完成する予定です・・・その次はストラトスの1号車に取りかかります。
塗装に2〜3日かかったとしても巧くいけば来年の1月10日頃までには完成する予定ですね。

本日休日出勤していたら1本の電話がかかりました・・・
1/18メルセデスベンツ280SE1968のミニカーを塗り直して欲しいらしいのです。
大恩の有る方の車らしいのですが少しご事情が有る様でした。
とりあえずご相談を受ける事にしています・・・もう少しお話を伺わないといけませんね。

ストラトス2号車最終組み立てVer.12

2016-12-19 22:08:46 |  Stratos JeansChicago

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本日の山陰は良い天気でしたよ、適度に気温も上がり15度くらいは有ったのではないかと思いますが過ごしやすい天気でしたね。
まあそれも本日まで、明日からは天気が崩れまして土曜日くらいまでは雨が降る予報が出ています。
冬の天気ですからそんなに暖かい訳は無いですよね、コレも時期ですから仕方がないですよね。

天気が良かったので車を出して少し乗りたかったですが、そこはグッとこらえて仕事です。
本日の最初の仕事はエンジンルームの右前に有る冷却水のリザーブタンクです。
他の車は色々有る様ですが現在製作中の物はこの位置に白いプラスチック製のタンクが取り付けられています。
金属で作っても良いのですが質感を考えるとプラスチックで作るのが良いのではないかと思いまして0.3mmと0.5mmのプラ板を積層して作ろうという所です。
プラ板を切ってみました、この後周りを削って整形してゆきましょう。

3枚の厚みの違うプラ板を接着して取り付け用の細切りのプラ板を側面に接着しました。
この側面に取り付けたプラ板ですが実物も取り付け用のステーとしてこの様な形状になっています
コレだけでも十分にそれらしいのですが、ラジエターキャップが付く部分はタンク部分よりも一段上に上がっていますので穴をあけてここにプラの丸棒を差し込んで持ち上げるつもりです。

その丸棒を取り付けて削ってみた所です。
この高さが微妙でして余り高過ぎても変ですし低過ぎると意味が無いのです。
その微妙な高さ加減が難しいですね。

準備していた4つの角を持つラジエターキャップを取り付けました。
この部品はイタリア製の車に多いタイプでしていつ使うかわからないですが以前に作って準備しておいた物です。
アルファロメオとかランチア/フェラーリとかもこのタイプを良く使っています。
細かな事ですがこの様な部品が雰囲気を盛り上げるのです。

エンジンルームの右前側に取り付けられます。
敢えてプラ板その物の質感ですが、なかなか良い感じだと思うのです。

また旋盤で部品を作っております。
カッターマットの上側の四角いマスが1cm四方なので如何に小さな部品かご理解頂けるかと思います。
多分外径は2.3mm程でしょうか凹んでいる部分は直径2.0mm中心の穴は0.6mmだったかな!?

作った部品は中心の穴にアドラーズネストの六角ボルトを植え込んで部品をフレームに取り付けました。
本来はこの皿の様な部品はフレームと同じ色なのですがラリーカーの中にはこの様な押さえのワッシャーを取り付けた物も有りますのでその仕様にしてみました。
まあ模型的に・・・と言う事を優先してみました。


これでボディ関係はだいたい組み立てる事が終わりました。
ここからはカウル関連になります。
敢えて残っている物を探せばはガソリンタンクの蓋くらいですかね

ここからはフロントとリアのカウルを行きつ戻りつ作ってゆきます、そうなんですよ接着剤が硬化しないと次の部品を取り付けられないのです。
ホイールハウスのインナーを取り付けています、ついつい忘れてしまう部品なんですよね。

次はワイパーとウォッシャーノズルを取り付けました。

次はドアです。
大物を取り付けますと一気に作業が進んだ様に感じますね。

再びフロントカウルに戻ります。
ライトの反射板を取り付けました、人形に目が入った感じがするのは私だけでしょうか!?

ドアの接着剤が硬化した様です。
ドアの前側のチリが比較的大きめなのはドアを開くとドアの前端がボディ面よりも内側に入ってゆくからですね、ストラトスの様に中央部分が出っ張っていてボディ下側が絞られているデザインの車はどうしてもここのチリが大きくなってしまいます。
そうしないとドアを開けた場合にボディと干渉してドアの前端の塗料が剥げてしまうのです。

本日の最後の作業です
ルーフのベンチレーターを取り付けました。
中央の印にマスキングテープの細切りを貼っておきました。