チベットで1000人以上拘束=中国に改善要求-アムネスティ(時事通信) - goo ニュース
四川大地震の被害報道の陰に隠れてか、チベット問題への関心が薄らいでいるように見えるのは、大変残念なことです。何故ならば、中国政府によるチベットに対する弾圧は、今でも続いているからです。
アムネスティ―・インターナショナルの声明の中でも指摘されておりますように、中国政府が、チベット人による抵抗運動を政治犯と見なし、不当な拘束を行っていることは確かなことです。中国政府は、表面的にはダライ・ラマ14世率いるチベット亡命政府との非公式の交渉を継続しつつ、実際には、弾圧の手を緩めてはいないのです。しかも、自国中心主義に染まった”愛国主義者”達が、政府の弾圧政策の指示に回っているのですから、事態は、一層深刻と言えそうです。
四川大地震にあっては、チベット族やチャン族といった少数民族と漢民族との和解と協力が見られたとする報道がある一方で、被災地からの避難を名目とした少数民族の強制移住が進められているとの重大な指摘もあります。
思いますに、中国政府によるチベット弾圧も、国民の利己的な”愛国主義”も、ひとえに共産主義というイデオロギーを同根とした遵法精神の欠如に原因があるのかもしれません。遵法精神が欠如しますと、勝手に自分流のルールをつくったり、平気でルールを破ってしまったりするのです。我が国においても、行き過ぎた自己中心主義が数多くの凶悪な犯罪事件を引き起こしていますが、自己抑制や相互性のない思想が、モンスター・ステートを生み出していると言えなくもありません。我が国を含めて、国際社会は、中国が暴走しないよう、国際社会のルールを説き、ブレーキの役割を果たさなくてはならないと思うのです。
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四川大地震の被害報道の陰に隠れてか、チベット問題への関心が薄らいでいるように見えるのは、大変残念なことです。何故ならば、中国政府によるチベットに対する弾圧は、今でも続いているからです。
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四川大地震にあっては、チベット族やチャン族といった少数民族と漢民族との和解と協力が見られたとする報道がある一方で、被災地からの避難を名目とした少数民族の強制移住が進められているとの重大な指摘もあります。
思いますに、中国政府によるチベット弾圧も、国民の利己的な”愛国主義”も、ひとえに共産主義というイデオロギーを同根とした遵法精神の欠如に原因があるのかもしれません。遵法精神が欠如しますと、勝手に自分流のルールをつくったり、平気でルールを破ってしまったりするのです。我が国においても、行き過ぎた自己中心主義が数多くの凶悪な犯罪事件を引き起こしていますが、自己抑制や相互性のない思想が、モンスター・ステートを生み出していると言えなくもありません。我が国を含めて、国際社会は、中国が暴走しないよう、国際社会のルールを説き、ブレーキの役割を果たさなくてはならないと思うのです。
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