万国時事周覧

世界中で起こっている様々な出来事について、政治学および統治学を研究する学者の視点から、寸評を書いています。

最悪の場合は対北戦争を覚悟

2009年03月12日 18時39分09秒 | 国際政治
北朝鮮、「衛星」発射予告…「4月4日~8日」報道も(読売新聞) - goo ニュース
 北朝鮮は、日本国をはじめ、周辺諸国の度重なる牽制にも拘わらず、ミサイル実験を敢行という観測が流れています。この情報が事実であるならば、日本国は、最悪に至った場合、戦争を覚悟しなくてはならないと思うのです。

 何故ならば、双方の宣言通りに事態が進めば、その先には武力衝突が待っているからです。日本国が、もしミサイルが発射されれば迎撃ミサイルで撃ち落とすと明言する一方で、北朝鮮は、ミサイル(人工衛星?)が迎撃されたならば、報復手段に出ると言っているます。この言葉どおりに両国が行動するならば、日本国は、北朝鮮からの攻撃に対して自衛権を発動し、防衛戦争を戦わなくてはならなくなるのです。

 杞憂で済めば良いのですが、北朝鮮の行動パターンは、常に冒険主義です。日本国は、最悪の事態に対する準備を怠ってはならないと思うのです。

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コメント (14)
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