殺人の時効40~50年に延長案…法務省中間報告(読売新聞) - goo ニュース
世論調査でも殺人時効撤廃の賛成派は多数を占めており、多くの人々が、人の命を奪った罪は、時が経過しても消えることはないと考えているようです。その一方で、法務省の側は、時効の延期で対処する方針らしく、40年から50年の延長案が提案されていると報じられています。
延長案が提案された理由は、捜査当局が、永久に事件の記録や証拠品を保管することは、困難であるということらしいのですが、この問題は、現在の記録保存システムを用いれば、いとも簡単に解決すると思うのです。何故ならば、現在では、文章は、昔のように書類の束をファイルして保存する必要はなく、わずか数ミリの記憶媒体で膨大な量の文章を保存できるからです。また、DNA鑑定の結果も、同様の方法でデータとして保存することができます。さらに、物証にしても、デジタル写真として保存すれば、永遠に記録として残すことができましょう(もちろん、後に改竄されないための措置が必要ですが・・・)。残る捜査の継続については、義務的な捜査期間にのみ期限を設けるという方法で対処することもできます。
そもそも、時効の制度とは、所有権などの権利関係の安定のために設けられた制度であることを考えますと、殺人のみならず、刑法全般において時効は撤廃しても構わないのではないかと思うのです。
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延長案が提案された理由は、捜査当局が、永久に事件の記録や証拠品を保管することは、困難であるということらしいのですが、この問題は、現在の記録保存システムを用いれば、いとも簡単に解決すると思うのです。何故ならば、現在では、文章は、昔のように書類の束をファイルして保存する必要はなく、わずか数ミリの記憶媒体で膨大な量の文章を保存できるからです。また、DNA鑑定の結果も、同様の方法でデータとして保存することができます。さらに、物証にしても、デジタル写真として保存すれば、永遠に記録として残すことができましょう(もちろん、後に改竄されないための措置が必要ですが・・・)。残る捜査の継続については、義務的な捜査期間にのみ期限を設けるという方法で対処することもできます。
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