「軍縮と核の傘、矛盾せず」バイデン副大統領、安倍氏に(朝日新聞) - goo ニュース
北朝鮮やイランの核保有疑惑は、日本国を始めとした非核保有国に少なからぬ不安を与えてきました。こうした中で、同盟国に対して核の傘の提供するとしたチェコでのオバマ大統領の演説と、軍縮と核の傘は矛盾しないとのバイデン副大統領の発言は、非核保有国の不安に一定の解決の方向を示したように思われるのです。
それは、軍縮の進展の如何に拘わらず、少なくとも核が廃絶されるまでの間、核保有国が、非核保有国に核の傘を提供すると言うものです。NPT体制を維持しながら、非核保有国の不安と不満を解消する方法としては、あるいは、この方法が最も現実的なアプローチであるのかもしれません。もし、核の傘が提供されないとなりますと、非核保有国は、抑止力としての核保有を主張する合理的な根拠を持つことになるからです。
ただ一つ、問題点があるとしますと、何処の国とも同盟を結んでいない非核保有国の安全です。日本国は、日米同盟がありますので、アメリカの核の傘の提供を受けることができますが、核保有国と同盟関係にない国ではこの不安は払拭されません。もし、すべての国に核の傘が保障されるとしますと、核の相互抑止力はアップするのかどうか、検討してみてはどうかと思うのです。
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北朝鮮やイランの核保有疑惑は、日本国を始めとした非核保有国に少なからぬ不安を与えてきました。こうした中で、同盟国に対して核の傘の提供するとしたチェコでのオバマ大統領の演説と、軍縮と核の傘は矛盾しないとのバイデン副大統領の発言は、非核保有国の不安に一定の解決の方向を示したように思われるのです。
それは、軍縮の進展の如何に拘わらず、少なくとも核が廃絶されるまでの間、核保有国が、非核保有国に核の傘を提供すると言うものです。NPT体制を維持しながら、非核保有国の不安と不満を解消する方法としては、あるいは、この方法が最も現実的なアプローチであるのかもしれません。もし、核の傘が提供されないとなりますと、非核保有国は、抑止力としての核保有を主張する合理的な根拠を持つことになるからです。
ただ一つ、問題点があるとしますと、何処の国とも同盟を結んでいない非核保有国の安全です。日本国は、日米同盟がありますので、アメリカの核の傘の提供を受けることができますが、核保有国と同盟関係にない国ではこの不安は払拭されません。もし、すべての国に核の傘が保障されるとしますと、核の相互抑止力はアップするのかどうか、検討してみてはどうかと思うのです。
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