台湾船10隻が日本領海に侵入、尖閣沖事故に抗議か(読売新聞) - goo ニュース
馬総統の就任以来、台湾は、大きく親共産中国政策に舵を切ったようです。今回の日本領海侵犯事件も、台湾の海岸巡防署の護衛船が付き添っていたというのですから、台湾政府が関わっていることは明なようです。戦争も辞さないとの台湾側の強硬な発言も聞こえてくるのですが、それでは、日本国政府は、この問題に、どのように対処したらよいのでしょうか。
最も望ましい解決方法とは、やはり、国際司法裁判所に尖閣諸島の領有権問題を委託することではないか、と思うのです。
その理由は、第一に、客観的、かつ、中立的な司法の場での解決の方が、双方が納得することができることです。日本国の尖閣諸島領有は、1895年1月に先占により成立しており、台湾の領有権主張は、1968年の国連による調査報告の結果、天然ガスや石油の埋蔵の可能性が指摘されてからのことです。明らかに、日本国の法的な立場が強いながらも、司法判決があれば、台湾も諦めがつきます。
第二に、台湾が、国際司法裁判所における当事国になることは、国際社会における台湾の独立的な立場を強化することになります。今回の騒動は、日台関係に楔を打ち込むための中国の分離作戦があるとの指摘がありますが、もし、そうであるとしましたら、台湾が、尖閣諸島の領有権問題で国際社会の表舞台に登場してくることは、中国にとっては誤算となります。
第三に、もし、日台間で国際司法裁判所への委託の合意が成立するとしますと、中国もまた、同訴訟への参加を表明せざるを得なくなるかもしれません。中国は、かねてより、尖閣諸島については、司法解決では自国の立場が不利であることを自ら認めていますので、中国を、国際司法裁判所に引き出すチャンスとなるかもしれません。
このように考えますと、日本国政府のとるべき政策は、台湾に対して、国際司法裁判所への委託同意を申し出ることではないか、と思うのです。
よろしければ、クリックをお願い申し上げます。
馬総統の就任以来、台湾は、大きく親共産中国政策に舵を切ったようです。今回の日本領海侵犯事件も、台湾の海岸巡防署の護衛船が付き添っていたというのですから、台湾政府が関わっていることは明なようです。戦争も辞さないとの台湾側の強硬な発言も聞こえてくるのですが、それでは、日本国政府は、この問題に、どのように対処したらよいのでしょうか。
最も望ましい解決方法とは、やはり、国際司法裁判所に尖閣諸島の領有権問題を委託することではないか、と思うのです。
その理由は、第一に、客観的、かつ、中立的な司法の場での解決の方が、双方が納得することができることです。日本国の尖閣諸島領有は、1895年1月に先占により成立しており、台湾の領有権主張は、1968年の国連による調査報告の結果、天然ガスや石油の埋蔵の可能性が指摘されてからのことです。明らかに、日本国の法的な立場が強いながらも、司法判決があれば、台湾も諦めがつきます。
第二に、台湾が、国際司法裁判所における当事国になることは、国際社会における台湾の独立的な立場を強化することになります。今回の騒動は、日台関係に楔を打ち込むための中国の分離作戦があるとの指摘がありますが、もし、そうであるとしましたら、台湾が、尖閣諸島の領有権問題で国際社会の表舞台に登場してくることは、中国にとっては誤算となります。
第三に、もし、日台間で国際司法裁判所への委託の合意が成立するとしますと、中国もまた、同訴訟への参加を表明せざるを得なくなるかもしれません。中国は、かねてより、尖閣諸島については、司法解決では自国の立場が不利であることを自ら認めていますので、中国を、国際司法裁判所に引き出すチャンスとなるかもしれません。
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