花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

筑波・女体山頂の樹氷

2016年03月12日 21時48分00秒 | スポーツ・トレッキング

筑波山の女体山頂周辺が一昨日から雨が雪となり、氷になって
木に張りつき、まさに樹氷になってました。






氷の重みで垂れ下がった樹氷、山頂直下のロープウェイ分岐の入口


山頂から見下ろすロープウェイの鉄塔付近


山頂から直下の樹氷


山頂から湯袋方面




笠間から真壁に抜けたら、筑波山の山頂付近が白く見える。
つつじヶ丘に車を止めて、ロープウェイで山頂に行った。
平地では雨だったのに、山頂では雪だったらしく、女体山の周辺は
樹氷に包まれていた。
花が咲いている様だねと観光客も大喜び。

どろどろの山道を下って御幸ヶ原に抜けると、男体山には樹氷がない
同じ山でも地形と風の影響なのか不思議なものである

私は長靴を履いていたので助かったが、他の人は靴が泥だらけ。
「泥が重いよ」などと言いながら、慎重に歩いている。

時々雲間から薄日が漏れて、天使のハシゴのように光っている
風が冷たくて、カメラを持つ手がかじかむ。

男体山の下の方に大きなツララが有ったと聞いたので、男体山の周回路を
途中まで歩いてみたが、見つけられなかった。

途中で出会った女性が、下の岩場にツララが有りましたよ。と教えて
くれたが、そこはロープの外なので私は行かなかった。

一つだけ男体山の登り口にあるコンクリートのスペースの下に、ツララが
ぶら下がっていたが、それの事を言っていたのか不明である。

カシャカシャと溶けた樹氷が時々降ってくるし、小雪がチラチラ舞いだしたので
長居は無用とロープウェイで降りた。
おかげで駐車料金は400円ですんだ。

もしかすると、明日も樹氷が見られるかも。
ただし天気は良くないらしいので、来られる方は防寒対策と長靴を用意した方が
良いと思う。

オマケ写真

ロープウェイの中から撮影した山頂とロープウェイ
色つきガラスなので色は変だが、すれ違ったロープウェイを
入れて撮影した樹氷







3.11に因んで再録「名も無き勇者に捧げる」

2016年03月12日 00時18分06秒 | 詩・俳句・短歌

ヒナをおんぶする黒鳥、水戸市偕楽園千波湖脇の黄門像脇の池にて撮影、2013年3月


ヒナのアップ


泳ぐヒナ

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2011年3月11日午後2時46分 三陸海岸

防災センターでマイクを握っていた貴女
目の前の海岸には、山のような大津波が迫っていた

「大津波が来ています 早く高台に避難してください」
繰り返し、繰り返し流れる声

25歳の貴女の声を聞いたのは、それが最後だった。

防潮堤の門を閉めて、高台に登った消防団の父は
その間に、家ごと家族を失った事を知った

愛らしい一歳の孫娘の笑顔も 津波がさらって行った。

母を高台まで逃がした息子は
近所のお年寄りと、体の不自由な人を助けようと
山から下りて

再び母の元へは帰らなかった。

原子炉の圧力が上がり、破壊寸前の建屋で
命がけの作業を志願した人達
貴方たちの思いは、誰にも知られないだろう

けれども、運良くこの災害から復興したら
あなたたちのような、幾千万の名も無き勇者達が
救った事を私たちは忘れない

( この未曾有の災害で
災害救助と復興に携わったすべての人々に捧げる mino )


これは5年前のブログに記載したものですが、3.11の記念に再録しました。