雨がちな日が続いていました。畑が進まないなぁ、なんて思いながら、家の中でやりたいことを進めます。(たくさんあるんです♪)
昨日は久々に朝から豆腐作り。思いがけずすんなり固まってくれました。
手作り豆腐は納豆や味噌と違ってなかなか日常に溶け込めていません・・・わりとずっと作業しっぱなしで1時間くらいは掛かってしまうし、そう保存の利くものではないし、ということもあるのですが、1番の理由はこの豆腐が最高!と思えるような出来になかなかならない・・ということにあるのかな・・今後もあきらめず精進を続けます。
だたし、豆腐と一緒に出来上がるおからは最高ですね。美味しいし、安心♪暇にしていた子供たちと一緒に早速おからクッキーを作りました。ハル君もやる気満々で大変だった~
その後中華まん作り。前日からこねてあった天然酵母の生地があったので、具具具~と思っていたら台所にあるのは、ゴボウとにんじんと大根にネギ、じゃが、里芋くらい・・・ゴボウとにんじんを炒めておからも加えて、きんぴらごぼうマンになりました。召し上がった方々の反応はよく覚えていませんが、作った本人(私)的にはなかなか良かったです。
午後は雨で外に出られずぐちゃぐちゃしていた子供たちを連れて近くの図書室にいきました。図書館ではなく、本当にひと部屋の図書室。でも人が少なく(多くても3,4組)、たくさん絵本があって自由に選べる図書室は、うちの子供たちにとっては最高の娯楽&お出かけ場所として重宝しています。
図書室から帰ってみると、「今日は飲み会にすることにしたから、ご飯は自分が作るから(←ま、これはいつものことですが)」と、夫からの留守電。急いで部屋を片付けていつもの仲間と会食となりました。(手作り豆腐は湯豆腐に)
(きんぴらごぼうマン、すでに減ってる・・)
本当にいつもの、よく会うメンバーです。
ふと、もう1年経つんだねぇ、とはじまり、
停電中暗闇の中でラジオを聞いていたのだが、どうしてそんな多数の行方不明者が出ているのか、最初意味がわからずにいたこと、
電気が復旧せずにいた3日目の暗い夕方、ふと開けた冷蔵庫の中が明るくて飛び上がって喜んだこと、
テレビがつくようになったことがうれしかったのもつかの間、津波の悲惨さに目を奪われ衝撃を受けたこと
もう最後になるのかもと思ってお客さんに野菜を配達した話、
知り合いに「お元気で」と声をかけ合って避難したこと、
高速道路では反対側の関東に向かう車線が緊急車両ばかりで緊張したこと、他にもいろいろ。
今となれば笑い話のようなこともあるけれど、あの時は本当に怖かった、と振り返りました。
仲間がいて、それでも買うよといってくれたお客様がいて、たくさんの人たちに支えられ、本当に助けられた1年でした。そしてまだまだ決して笑って話すことなんて出来ない人たちがたくさんいることに、何度も胸が痛んだ1日でした。
つい最近こんな映像を見ました。津波の被害を受けた主に子供たちにひたすらインタビューしているドキュメンタリーです。私達も放射能の問題には悩み辛く思っていることもありますが、そんなレベルでなく真っ只中にいる子供たち、それでも明るい彼らに言葉がありません。こどもは本当に宝だなぁ、宝なのに・・・ 良かったら見てみてください。