『比較福祉社会学の展開』2024年12月新発売!!2022年『東アジアの高齢者ケア:韓国・台湾のチャレンジ』絶賛販売中!
大学教授キョトンCブログ!!
37年前のブログ!
愛知県春日井市と小牧市の境に住んでいた小生は、名古屋市内の高校に通っていた。
名鉄バスで35分、JR(当時は国鉄)で15分、徒歩5分、しめて55分が通学時間。
高校2年の時、自治会(学生会)執行部の選挙を円滑に進める選挙管理委員会が立ち上がり、その選挙管理委員として選出された。
互選により、委員長はA君、副委員長がM君と小生となった。
選挙が行われ投票結果が確定するまでの短期間の委員会である。
同じクラスのN君に委員として推薦された段階でも、軽く考え固辞はしなかった。
ところがどっこい。
その年度は、自治会(学生会)執行部の立候補者が皆無であった。
皆、受験勉強やクラブ活動で忙しいということのようだ。
この高校は歴史が長いが、学生会を組織する執行部が誕生しなかったのは、我々の年ぐらいだ。
後にも先にもそのような異常事態は存在しない。
学生会の役割は言うまでもなく重要であり、激務だ。1年生の頃、そう思った。
隔週(だっとた思うが、毎月1回か)、アセンブリーという全校集会を開き、学生会会長がスピーチするのである。15分ぐらいはスピーチしていた。
これも隔週だったと思うが、会報を発行し、全校生徒、教員に配布していた。
ワープロがない時代なので、全部、ガリ版で原稿を作成し、手動の輪転機を回して、1枚づつ印刷をしていた。
結局、A-M-Nのお人よし3人トリオが、選挙管理委員のまま、自治会役員の機能を代行した。
本当に我々3人は、<おめでたい>と思う。
今でもその痕跡は残っているが、合理的判断ができなったのである。
選挙管理委員は学生会役員とは違うのだから、代行を拒否すれば良かったのだ。
当時の学生会担当教員は何をしていたのであろうか。
おかげで、小生は、隔週、「学生会便り」の紙面を一人で全て作成し、
全校生徒1250人に配布していた。
当時から社会問題を取り上げ、自分の意見満載の「学生会便り」を発行していた。
現在の小生のブログの源流が、この学生会便りにあったのだ。
当時から、自分の考えたことや意見を他人に伝えたい欲求が強かったようだ。
不思議なことに、内容に関する事前チェックも一切なかった。
制服もなければ、公の媒体で、言いたい放題もできる自由な高校だったのだ。
青二才が書く内容だから、いきがって書いていたはずでR。
当時の学生会担当教員は何をしていたのであろうか。
・・・・・・・
本日夕方から、その高校の全体同窓会組織(旭光会)の講演会がある。
今日は、26期が担当ということで、我らがA君が講演する。
当時は、いがぐり頭であったが、今はフサフサしているようだ。同窓会報の写真を見ると、私同様、MTB族に入っているように見える。
A君は、現在、ある私立学校法人の理事長で高校長も兼任している。
立派になったものだ。
26期の全体同窓会は過去3,4回開かれているが、A君を見かけたことはない。
なので高校卒業以来の再会となる。
二次会もあるので、このブログに書いた話をしてみようと思う。