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大学教授キョトンCブログ!!
介護保険の住宅改修サービスは、2度、合計40万円分まで利用できる場合あり。
介護保険の住宅改修サービスは、生涯にわたり1回、20万円分まで利用することができる。
改修はニーズが発生する度に行えばよく、複数回にわたり合計20万円分まで<保険がきく>。
自己負担は10%、合計2万円ということになる。
ところが、同じ要支援高齢者または要介護高齢者が、同一家屋に住まい続ける場合であっても、
再度、住宅改修サービスが利用できる場合がある(引っ越した場合も、再度住宅改修サービスが利用できる)。
つまり生涯にわたって2度、合計40万円分まで、住宅改修サービスを利用することができる場合あり。
そ
れ
は、
3ランク以上、ADL(日常生活動作能力)が悪化した場合だ。
ADLが悪化することにより、住宅改修ニーズが大きく変化するという理由による。
これは、転居した場合にもあてはまるロジックである。
全部で以下の6パターンがある。
①要支援1 → 要介護3
②要支援1 → 要介護4
③要支援1 → 要介護5
④要支援2・要介護1 → 要介護4
⑤要支援2・要介護1 → 要介護5
⑥要介護2 → 要介護5
何と、きめの細かい制度設計をしているのだろう。
日本の介護保険制度には、<影>が山ほどあるが、
このように、誠に人間味あふれる暖かい<設計思想>を有している場合もある。
介護保険制度の、少ない<光>と言える。
これだけ光っているのに、住宅改修施工業者について、何のクレジットもかけていない点では、問題がある。
変な業者を除外するためにも、都道府県あるいは保険者が、許可を与える方式にすべきである。
この点は、思いっ切り<影>。
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昨日のアルコール
350CC の発泡酒 1本
今朝の血圧・脈拍
右・・・126-79-80
左・・・121-72-78
今朝の喉の調子
若干、エヘン虫がいるが、ほぼ復調か。