甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

信楽さんぽ その2 間が空きすぎ!

2015年11月10日 20時47分56秒 | 滋賀のあれこれ

 冒頭の写真が、今年の信楽の秋のまつりでお買い上げの、焼酎の水割りコップです。ふちが白いのや、白とグレーの組み合わせとか、いろいろありましたが、焼酎は黒だろと勝手に決めて、黒のコップを買いました。ぐい飲みというのでもないし、何というジャンルなのかなあ。

 父が亡くなった2年前は、とても行ける雰囲気ではなかったけれど、久しぶりに行ける気がして、母には黙ってこっそりと行きました。母は誘ったらついてきたかもしれませんが、母と私たちは、何だか陶器の趣味はちがっているのか、一緒に見ていても楽しくないでしょうし、信楽は私たちはとにかく夫婦で行くことにしています。

 慣れたもので、行くまでにどこでトイレに行き、どこでゴハン食べてと、計画的に移動します。今回はたまたま伊賀市のお菓子屋さんに行くという計画もあったので、素早く見終わったら、サッと伊賀市へ行ってお菓子を買うことに決めていました。なかなか計画的です。うちにしては本当に珍しい。


 いつもの信楽小学校にクルマは止めました。ゆっくり出かけたせいか、グランドはぎっしりとクルマが止まっています。でも、以前の何が何でも安い物を買いまくるのだという雰囲気がありません。みんなセカセカしていないのです。どうしたんだろう。

 数年前までは、何だか早い者勝ち、値切った者勝ち、爆買OKという雰囲気でしたが、みんなそれほど焦った雰囲気がありません。まあ、初日じゃなくて、最終日だったせいかもしれません。2日目だったかな……。

 いつもなら、シャトルバスを利用するところですが、私たちは遊びついでに来ているだけで、しかも奥さんの作ってくれたオニギリもあるし、どこかで座ってお昼ゴハンを広げられたら、目標は達成したようなものなので、会場に行くにもこだわりというのか、単純に行かないことにして、今まで歩いていなかった町のディープなところ、山の方の窯元めぐりでもしてみよう的な気分で、町の奥へ入っていきました。

 そのとっかかりが、信楽の銭湯であり、大仏タヌキでした。


 銭湯前の3体のタヌキ。真ん中が阪神タイガースで、さすが滋賀県は関西圏です。たいしたもんだ。滋賀県や奈良県の方が熱烈に支持してくれるから、阪神タイガースは生き残れています。大阪や神戸ではそれなりに熱烈なファンがいてくれるだろうけど、少しずつ空洞化している気がします。

 阪神なんて、別に何ともないよ、という人が増えてきたとしても、滋賀県や奈良県、和歌山県、一部の三重県、徳島県などが支えてくれて、何とか人気球団としてやれているのです。風呂屋さんの玄関にまで飾ってくれるのだから、ありがたいことです。
(2022.6.25 やっと縦じまのタヌキさんはベーブ・ルースだというのに気づきました。ちゃんとヤンキースのマークが入っているじゃないですか! 作者さんすみませんでした。写真をちゃんと見ないで貼り付けて、適当に書いてたんですね。)


 滋賀県と奈良県の合わせ技です。私たちは、こうしていろんなものを組み合わせて、自分たちの生活を楽しんでいるのです。お顔は愛嬌で、とにかく頭を大仏ヘアーにして、ポーズを決めたら、似ていなくても大仏さんです。

 ここから奥の町歩きで見つけたものは以前書きましたので、省略しておいて、町歩きが済んで、坂道を下りてきたら、さすがにお腹が空いて、信楽駅前の役場跡の広場での陶器市はザーッと見て、とりあえずオニギリを食べました。たぶんお昼はだいぶ過ぎていたのかもしれません。


 さあ、目ざすは陶芸の森会場の、作家さんのテントでの好きなモノ探しです。うちの奥さんと私は、これまた趣味が違っていて、「えっ、こんなものを買うの?」「こういう作家さんが好きなんだ」ということがあるんですけど、奥さんお気に入りの作家さんは、ちょっと前には、強気の値段・たくさんのお客・意欲的な展示で頑張ってたし、夫婦仲良くされてたみたいだけど、今年は、奥さんは少しやつれた感じ、というのか所帯じみてきたというのか、若夫婦という感じではなくなっていました。旦那さんも少し年を取られた感じで、作家さん的な雰囲気をさせて、しかも品物は厳選したのかあまりなくて、以前とは少し年月が経った感じです。

 それでも、細面でインテリ風で、長身の、芥川龍之介さんをソフトにした感じの人でした。私の正反対の感じです。まあ、どうせ奥さんはその人の雰囲気が好きらしい。作品もシンプルでオシャレな感じです。でも、少しだけ高くて、有象無象の作家たちとは違うよ、という感じかな。これからビッグになっていくんでしょうかね。まあ、それも精進かもしれない。なかなか職人さんの道も大変です。奥さんは所帯やつれしちゃうんだから。


 そして、私は、焼酎の水割り用のコップを買いました。今日も焼酎入れて飲み、お酒が足らないのか、ワインも追加で飲んで、いい気なモノです。

 それで、何かを買うと、たいてい名刺をもらうことになっていて、よく見てみると、信楽の作家さんではなくて、京都の清水焼の方でした。お名前は「山口直人」さんという方で、友人が信楽にいて、その関係でテントに入れてもらったということでした。やはり、信楽のおまつりなので、外部の人は入れないのだけれど、つながりのある人は、間借りしてお店を開けたということでした。

 今度は、清水焼のおまつりも行ってみたくなりました。たいした食生活をしているわけではないけれど、器が変わると、お酒の気分も変わります。だから、これからもチビチビ、信楽行ったり、伊賀焼きまつりに出かけたりするでしょう。常滑と万古焼きは1回行っただけで、行かなくなっちゃいました。それも趣味の問題かな。 



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