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薬王院の御本尊「飯縄大権現(いずなだいごんげん)」は不動明王の仮の姿で、天狗様は随身だそうです。
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11月15日に「高尾山」に登りました。メンバーの御親戚のお計らいで「薬王院の客殿・方丈殿と書院」を見学させて頂きました。この建物は昭和4年火事で焼失し、10年かけて再建されたものです。高尾山の杉を建築材として書院の1階は和風、2階は洋風建築でした。
どちらの天井も「格天井(ごうてんじょう)」で、格子状に組まれた珍しいものでした。ガラスも切り込みガラスと言うか、すべて手作業で細かい模様入りで、手の込んだガラスでした。1階の三つの間の襖絵は狩野派の画家の手で、松・竹・梅・が描かれた荘厳な部屋で、武者隠しや床下からの槍の襲撃に備えて、分厚い畳が敷かれていました。(創建当時をそのまま模して建てられたそうです。)
古い建物ですが、掃除が行き届いて廊下がピカピカに磨かれて黒光りしていたのが、この建物全体の静寂さと相まって心が洗われました。貴重な体験をしました。カメラ撮影不可で、写真が無いのが残念です。