最近読んだ本で印象に残ったのは
江上剛作 「我 弁明せず」
昨今、自己弁護ばかりする政財界人 特に、政治家たちにうんざりしている。
弁明をしない! この言葉が気に入って読んでみようと思いました。
特に昭和初期、戦争に突入しようとする時代背景が詳しく綴られています。
(私が、学んだ時代の社会の教科書には、幕末までは詳しく載っていましたが
明治・大正・昭和時代はさらっとしか触れてないような気がしました。臭いものには蓋を見たいで~~)
池田 成彬(いけだ しげあき)略歴
戦前の政治家、財界人。第14代日本銀行総裁、大蔵大臣兼商工大臣、内閣参議(第一次近衛内閣・平沼内閣・第2次近衛内閣)、枢密顧問官(東條内閣)、
平沼内閣が潰れると、元老・西園寺公望から首相打診があったが陸軍が阿部信行を推したため立ち消えとなり「幻の首相」となった
慶應義塾時代に学生達が食堂の食事が悪いと抗議のボイコットをした際、「(勉強をするために寮に入ったのに)
飯がまずいからと言ってストライキをするのか」と呆れ果て、一人だけこれに加わらなかった。
留学経験からアメリカと戦争すべきではないとし、太平洋戦争に反対し東条英機と対峙した。
池田は東条に軍門に降ることを条件として、長男の兵役免除を提案されたが断った。(長男は戦死)
(Wikipedia より)
(お偉いさんには、必ずこのような子弟に対する甘い駆け引きがあったと思います。
自分の孫・子は免れると安易な気持ちで、憲法九条を変えようとする政治家たちは許せません)
終戦記念日を前にして、興味のある方は一読してください。