＊ プレゼント ＊

「父の日」のプレゼントが、息子の所から届きました。先日「サクランボ」を天童から送った、お礼の電話をかけてきた時、嫁さんが「プレゼント遅くなってすみません。主人が何か作っていて、それを一緒に送りたいから、出来て来たら送りますから」

私は、母の日のプレゼントは５月に貰っていました。主人と「何だろうね！！」と疑問に思っていました。今日、その品物が届きました。　　
　　　　　　　　

主人へのポロシャツと私への写真集が入っていました。写真集は２０ページからなり「　夢＊想＊花　」（私の庭にて）とタイトルが入っていました。これを見て泣けて泣けて、とめどもなく涙が出てきました。うれし涙だから声を出してもいいだろうと、久しぶりに声を出して泣きました。

昨年暮れ、嫁さんのお母さんからお歳暮の御礼状に「○○さん（息子のこと）が会社を休んでいるようですが、ご存知ですか？娘は内緒にと言ってますが、ことが大きくならないうちに、お知らせだけしておきます。」と。。。

まさに、青天の霹靂　早速嫁さんに電話すると「そうです。でも心配しないで下さい」心配するなと言われても。。。息子はＰＣ関係で仕事は派遣と大して変わらない。今まで２年間お世話になった会社で可愛がって頂いて、そこが打ち切りになり本社に戻ったら、暇で暇で身の置き所がなく、真面目だけが取り柄の不器用な息子は、そこを乗り切れないで悩んでいたみたいです。

「嫁さんも大丈夫！！」主人も「本人が、何か言って来るまで、そっとしておけ」と申します。お正月や春休み、ゴールデンウイークに家族で来ても、本人はしれっとしています。嫁さんに聞くと「まあ～ぼちぼちです」

気の短い私は、よほど本人を詰問しようと何回も思いました。でも、そのために逆に追い込んで、ノイローゼにでもなられたら敵いません。自分のことなら自分が頑張ればよいのですが、息子が頑張るより仕方が有りません。

ただただ、そっと見守るより仕方が有りません。相談してきた時には、会社を辞めようが本人が決めたことを温かく見守って、金銭的な補助が必要なら、それに従おうと思っていました。それが、今日のこのプレゼント！！嫁さんに、お礼の電話をすると「大丈夫です。元気に立ち直ってます」とのこと。。。

なんと、うれしいプレゼントでしょう。うれしくてうれしくておお泣きした次第です。