リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

昼前に1日が終わったような気分

2015年09月15日 | 日々の風の吹くまま
朝、自然に目が覚めて、ベッドの中でう~んと伸びをして、またくるっと丸くなって、カレシが
目を覚ますまでうとうと。そろそろ起きようかと言って、2人してごそごそと起きるのがだいた
い8時半。引越しの全日程が終わってからまだ一度も目覚ましをかけていない。こんなにの
どかな毎日が来るなんて、ほんの1ヵ月前までは想像すらできなかった。こういうのを幸せ
と言うんだろうな。小さな幸せなんてもんじゃなくて、ときにはなぜか涙がこぼれて来てしまう
ような幸せ。神さまが一生懸命のご褒美にくれたんだと思う。ほんとにLife is good。

今日は消防法で義務付けられている年に一度の防火装置の点検の日で、管理会社からの
通知には、検査員が部屋に立ち入るので必ず誰か成人が在宅していること、留守の場合
は出直し検査の費用を請求すると書いてあった。何の作業にしても上から始めることになっ
ているらしく、26階から20階までは午前8時半から10時半の間と言うことで、新しい生活
時間なら早起きは不要。ちなみに高層棟には全部で168戸あって、26階は3戸、25、24、
23階が各5戸、22階から17階までが各7戸、16階から7階までが各8戸、6階から3階ま
でが各10戸で、2階はパティオ付きの6戸という構成になっていて、全館禁煙。

洗濯を始めたところで天井の火災警報器がピチョピチョさえずり始めて、15分ほどでドアを
ノックする音。「おはようございまぁす」と検査員のお兄ちゃんが入って来て、天井の煙探知
器に何かシュッと吹きかけたとたんにビーコビーコと甲高い警報。思わず耳に指を突っ込ん
だけど、お兄ちゃんが持っていた板であおいだら鳴り止んだ。そうやって我が家に3ヵ所に
ある探知器をチェックして「すべて正常です」。チェックシートにちょこっと書き込んで、我が
家の玄関ドアのすぐ向かいにある非常階段を下りて行った。しばらくしてさえずり続けてい
た火災警報も止まったから、20階までが終わったのかな。

まだ10時にもならないのに、検査が終わったら何だか1日の仕事が終わったような気分に
なって、2人とも何だかだらけて気合が入らない。でもまあ、こうやって2人揃ってのんびりと
だらけるのも悪くないな。ランドリールームでは乾燥機がピロロン、ピロン、ピロロンロンと
(聞き覚えのある)メロディを奏でて洗濯ものが乾いたことを知らせてくれている。はいはい、
わかってるってば・・・。