リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

バイタルサインを測ってストレスをチェックしよう

2020年11月29日 | 日々の風の吹くまま
11月28日(土曜日)。☁☀☀。日が差してくると、やっぱり気持が軽くなっていいな。バルコニーのまぶしい日差しの中で思いっきり伸びをして、さあ、掃除、掃除。この2ヵ月くらいというもの、自分が暮らしていた日常の世界がどこか遠くの別の世界のように感じられて、何となく心理的に漂流しているようで、ときどき(なぜか自分に対して)不機嫌になったり、気が滅入ったような気分になったりしていたんだけど、老後になってやっと手に入れた生きる楽しみをコロナのおかげでもう8ヵ月も邪魔されっぱなしのところへ、雨の日が多い冬が来たせいなのかもしれないな。ワタシだって、いくつになっても感情あふれる生きた人間だからねえ。

夏あたりから横隔膜がやたらとピクピク痙攣するようになって、ひどい咳が出るし、胸焼けはして来るし、おまけに心臓の鼓動がつっかえるような感じもしていたので、カレシ用に買った(けどあまり使われていなかった)パルスオキシメーターでときどき自分の血中酸素濃度(SpO2)と脈拍を測っていた。で、SpO2はだいたい98%か99%で、ときには100%だったりするので、呼吸器系は問題なしだけど、心拍数が90台で100を超えることもあって、ちと速過ぎるような感じ。別に動悸がするわけじゃないからいいんだけど、とカレシに言ったら、「血圧を測ってみろよ」。う~ん、単なるストレスのせいじゃないかと思うけど、と言ったけど、「とにかく測ってみろ」。ふむ、自分はドクターに言われても測るのを嫌がるくせに、ワタシには何かあるとすぐ「医者に行け」と言うカレシ。

それでもカレシがうるさくなる前にと血圧計を持ち出して来て測ったら、何と107/66。何が何でも低過ぎるからもう一度測ったら今度は114/74と出て、いつものワタシの血圧だから、なぁ~んだ。最後に測ったのは夏だったけど、そういえば上が120を超えていたっけなあと思い出して、血圧計の記録を遡ってみてびっくり仰天。3月までは「平常値」だったけど、4月になって上がり始めて、5月中はほとんど毎回上が140台で下は90台。半ばには何と153/88なんて記録があって、ぎょぎょっ。そうだ、血圧が140を超えると同時に平熱がほぼ37度の体温が36度ぎりぎりまで下がって、手足は冷たいし、めまいはするし、胃はむかつくし、あくびは出るしという日があったっけ。あのときは1日で元に戻ったから、ストレスによる自律神経失調だったたんだろうと思っていた。

BC州で3月下旬に出された非常事態宣言は1ヵ月ごとに延長されて来て、先週もまた(なぜか)2週間延長という状態で、雨がちで鬱陶しい日が続く季節になって、コロナ感染よりもメンタルヘルスへの影響を懸念する記事がメディアに載るようになっている。人間は社会的な動物だから大昔から「禁固」という罰があったわけで、外出や社交を規制するロックダウンはまさに「禁固」のようなものだから、親しい人との交流を禁じられてストレスや病気にならない方がおかしい。血中酸素濃度は正常だけど、心拍数と血圧にも注意して、「隠れストレス」をチェックした方がいいかな。でも、あまり気にするとまた横隔膜がぴくぴくして来るから、急な変化がなければそれで良しってことで・・・。


ひと足先にクリスマスツリー