リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

パリではトコジラミが大発生、ナポリでは火山が鳴動?

2023年10月06日 | 日々の風の吹くまま
10月5日(木曜日)。☁🌤☀。ちょっと夏っぽいような気配。予報では週末まで20度を超える陽気だけど、感謝祭の月曜日からはまた雨がちの寒々とした週。でも、感謝祭は伝統的に家族が集まって、七面鳥を焼いて、飲んで食べてする祭日だから、天気はあまり関係ないかな。我が家は2人だけだから、どうしようか。フリーザーから鴨のももと脂を出して来て、久しぶりにコンフィを作ろうかな。

週の初めには206円くらいだったガソリンが、どうしてか知らないけどいきなり186円になって、きのうなんかリビングの窓から見えるガソリンスタンドは1日中給油しに来る車が引きも切らずで、道路にまで行列ができる始末。けさはさらに2円くらい下がっていたけど、行列はできなかったのは、みんな満タンだからかな。我が家のチビ車に給油したのはいつだったかな。何しろ1年に千キロしか走らないもので、給油も年に3回くらいだから思い出せないけど、200円くらいしていたと思う。まあ、ガソリン価格はしょっちゅう乱高下するから、高い時、安い時は運次第なのかもしれないな。

ニュースサイトを見ていたら、ナポリに近いところで火山が鳴動しているらしいと言う話。おいおい。私たちの船は30日の朝にナポリに入港して、翌日31日の夕方までいることになっていて、ポンペイとアマルフィ海岸の観光を予約してあるけど、大丈夫かいな。まあ、シルバーシーが情報を集めて、何らかの安全措置を取るだろうけどね。フランスでトコジラミが大量に発生して、パリでは映画館や電車の中で噛まれる人が続発しているらしい。トコジラミというのは南京虫のことで、英語ではbed bugと呼んでいるもの。だいぶ前だけど、バンクーバーでもホテルなどでトコジラミが大発生してひと騒ぎしたことがあったな。観光客の荷物に便乗して渡来したと言っていたっけ。パリでは(たぶん発展途上国からの)移民に疑いの目が向けられているそうだけど、世界中から観光客が集まるんだから、どこから来たかなんてわからないよね。私たちは帰りの便がパリで乗継になっているけど、1時間半の滞在だから「ベッド虫」に遭遇する確率は低そう。実は我が家にもトコジラミがいるんだけど、サンフランシスコの科学館で買って来たぬいぐるみ。アメリカのGiant Microbesと言うメーカーが教育玩具として作っているもので、細菌やウィルス(もちろんコロナもあり)、臓器やがん細胞から害虫まで実に多彩。(日本でも売っているらしい。)はしかのウィルスなんかあんまりカワイイもので、つい買いたくなっちゃったりしてね。



今日はマーケットの日なので、スーパーは明日にしようと思っていたら、あら、バナナがないし、スパゲティーニもない。と言うことで、急遽スーパー行きを繰り上げて、牛乳やコーヒー、オリーブ油、カレシのクッキーも買い込んで、ヴィクターの店に寄ってサーロとボルシチミックスと豚ヒレとベーコンを買って来て、とんぼ返りで反対方向のマーケットへ。ケイラ(出産まであと1ヵ月)のテントでべか菜にレタスにニンジンにじゃがいもにラディッシュににんにく。ポールのテントでおいしそうな野生のシャンテレルときのこのミックス。となりにいたおばさんがシャンテレルのパックの量が多過ぎると悩んでいたので、要るだけ取って残りはワタシが買ってもいいと提案したら、結局ポールの威勢のいい勧めに乗ってパックを丸ごと買って行ったので、「オレって商売上手だろ」。あはは、先週はプロモーションのビデオで大根役者ぶりを発揮して、今週はきのこのたたき売り。冬の間はポートムーディのマーケットで親友のマットと隣り合わせのテントで商売するんだそうで、まじめ人間のマットとずっこけたポールのコンビっておもしろそう。マーケットに行けるのもあと2回かあ・・・。


シャンテレルとミックス(ヤマブシタケ、シイタケ、ヒラタケ、ベビーエリンギ)

ヨーロッパへのフライトをチェックしていて知ったこと

2023年10月06日 | 日々の風の吹くまま
10月4日(水曜日)。☁。週中のこぶの日だけど、連休明けの短い週だから「こぶ」はないのかな。調子が出かけたところで週末になって、また三連休。アメリカよりひと足先にサンクスギビングデイ(感謝祭)。夏がちょっとだけ戻って来るらしく、金曜日の予想最高気温は22度。もっとも肝心の感謝祭の月曜日は雨模様に戻るらしい。当てにならない天気予報が当たればの話だけど。

カレシの生徒のユウ君はオーディションに受かって、何と南アフリカまで行くんだそうで、ニューヨーク経由で丸々1日がかり。それでほんの数日の仕事でまた1日がかりで帰って来るというから、若いからできることとはいえ、世界を股にかけての役者稼業は楽じゃないな。一方で、ドイツと日本を行き来している渡り鳥の友だちは、手荷物なし、機内持込みもリュック1個だけという格安料金の便で日本に帰着。荷造りがないし、重いスーツケースを運ばなくてもいいし、預けたのが出て来るのを待たなくてもいいしで、これまでの最短記録だったとか。日本のパスポートなら入国管理も「外国人用」の長蛇の列に並ばなくてもいいしね。そういう話につられた感じで、ワタシもKLMの予約を確認。シルバーシーが送って来たインボイスの中にあったPNRナンバーを入力したら、アカウントなしであっさりログイン。まず2人のパスポート番号を登録したら、ローマ行きの便と一緒に帰りのベニス発のエールフランスの便も表示されていてびっくり。午前6時25分だったベニスからの便が6時55分に変更になっていたので、うわ、30分よけいに寝られるっ。(パリでの乗り換えの時間が30分減るけど・・・。)




どっちもオンラインのチェックインの開始時刻が太字で表示してあって、スクロールして行くと、行程ごとに航空会社、便名、出発時刻、機材、座席番号(矢印をクリックすると座席表が出る)、手荷物の数、食事の回数。PNRナンバーは4つのフライトを通して2人とも同じだから、すごく便利。座席は、国際線はフル装備のフルフラットで、EU域内は大きめのシート3席の真ん中にテーブルを取り付けた、プレミアムエコノミーをちょっと良くしたような形式。座席マップはクラスごとに色分けしてあって、後ろの方にごく少数だけど2席で1席みたいなのがあったので、何だろうと思ってググってみたら、何と超肥満体の乗客用の席。(「プライバシーを求めるカップル用」なんて書いてあったりするけど、「超メタボ様用」なんて書けないからね。)まあ、最近はどこに行ってもびっくり仰天するような超肥満体がいるのに、エコノミーの座席は小さくなる一方で、「幅の広い」人は席に座れなかったり、隣の席に身体がはみ出して苦情が出たりしていたから、ところどころに並んだ2席をくっつけて(窓際の席は空席にして)専用席を設けたんだろうな。料金がどうなのかは不明だけど、航空会社としては苦肉の策というところかな。(カナダではかなり前から最高裁が超肥満体の人が1席分の料金で2席を占拠するのを「権利」として認めているしね。)

出発便が26日午後5時45分ということを確認して、念のためスケジュールをPDFでダウンロードして、サイトを閉じたけど、KLMのサイトは実にすっきりしたデザインで、すごく使いやすくて、春に乗った時よりも改良されているという印象。エールフランスとKLMはひとつのグループになっているから、グループ外の航空会社を乗り継いだり、利用したりする場合はどんな具合か知らないけどね。それにしてもPNRって、政府が個人情報を把握できるとしても、テロや国際犯罪が横行する現代は、脛に傷がない身なら、利便性を享受するための必要悪というところかな。何しろ、善人も悪人も一緒に同じ飛行機に乗って世界を飛んで回れるんだから、自衛策と言えないこともないしね。ま、これで今日の「やること」はおしまい。