5月25日(土曜日)。🌧☁⛅。しっかりと眠って、いつもの8時に起床。ゆうべはディナーの後で特別ショーを見て、帰って来たのは11時過ぎ。楽しかったな。ディナーは常連グループのケイトお姉ちゃん、ティムとヒラリー、エリザベス、ジョーン、テニソンとシャーリーと一緒にテーブルを囲んで賑やか。食事の後のライブオークションで多いに盛り上がって、ワタシもスタンリー劇場を描いた絵が欲しかったんだけど、カレシに「飾れる壁がない」と言われて断念。続いたファンドレイジングでは競売人の「100万円寄付する人、ナプキンを振って」(1人いた!)に始まって、50万円!20万円!10万円!5万円!と畳みかける掛け声で、最後の5万円でワタシも乗っちゃってはぁ~い!とうとう250人の参加者の半分近くがナプキンを振ったもので、まるで白いタオルを振って応援するホッケーの試合みたい。わいわいやっているうちに集まった寄付は何と1600万円。ショーの会場でのサイレントオークションの売上げを加えると、総額は何と2500万円というからすごい!
ディナーの会場
Little Shop of Horrorsで「主演」したオードリーも舞台に
一夜明けて今日はワタシの単独でのお出かけ。ケイトお姉ちゃんに誘われてのオペラ協会のファンドレイジング昼食会で、会場は車でだいたい1時間以上かかるバンクーバーの大学に近いウェスト・ポイントグレイ地区のジェリコ・ビーチにあるロイヤル・バンクーバー・ヨットクラブ。まあ、ずっと昔から芸術支援や文化振興といった社会活動は「ノブレスオブリージュ」を標榜する上流階級の教養あるご婦人たちの活躍の場だったからあたりまえだろうけど、奨学金などでオペラ振興を支援する非営利団体なら、たぶん由緒あるヨットクラブの会員になれるようなクラスの人たちで、今の世の中は上層階級の女性たちもキャリアを持って忙しいだろうから、リタイアしたおばさまやおばあちゃまたちが多いだろうな。
ドアが開くのが午前11時15分と言うことで、ウーバーを呼んだのが10時。携帯のアプリを開いて「Where to」(どこまで?)と言うボックスに行き先を入れる(帰りは「家」が一番上に出て来る)んだけど、名の知られたレストランや公共施設は名前を打ち込むだけで、一緒に出て来る住所の道路名を見て確認するだけ。ずらりと出て来る「オプション」(近くにいる車のリスト)には料金と一緒に「到着予定時刻」が表示されるので、だいたいは1番上に出てくる一番安いのをタップして選択。ドライバーが決まったら名前と顔と車の写真、ナンバープレート、車種が表示されて、「乗る前にプレートを確認して乗る時にドライバーの名前を確認してください」と出て来る。(ドライバーも乗り込んで来る客の名前を確認する。)待ち時間は「あと何分」が車が近づくに従ってリセットされるし、上の地図で車がどこを走っているかをグラフィックで追跡できる。こっちはアプリで車を呼んで、乗って、降りて、アプリでチップとドライバーの評価をするだけの気楽さ。GPS追跡システムのフル活用がウーバーの大成功の鍵だということは一目瞭然で、慣れて来ると病みつきになるはずだな。
ヨットクラブで車を降りたら、ちょうどケイトとティム&ヒラリーとエリザベスと(初対面の)アーマが着いたところで、一緒にクラブハウスの中へ。ほぼ築100年の白い建物はなかなか趣があって、ダイニングホールの窓からはマリーナいっぱいの会員のヨットやボートが見える。昼食会に集まったのは100人ほどで、思った通り大半が中高年の女性(最高齢は101歳!)で、数少ない男性は奥さんに同伴して来た(連れて来られた?)人がほとんど。シャンペンで乾杯し合って、サイレントオークションの(会員が寄付したらしい)アイテムを評定して回って、ランチはロメインレタスのサラダとサーモンのグリル。ここでブリティッシュコロンビア大学のオペラ専攻の修士課程を卒業したばかりのオペラ歌手の卵7人が1曲ずつピアノの伴奏でアリアを歌って聞かせてくれて、イタリア語もドイツ語もわからないけど、感情たっぷりの歌唱で場のイメージが浮かんで来て、オペラは「演劇」なんだと新発。日頃思っている「言葉は音楽、音楽は言葉」と言うワタシの信条に通じるところがあってナットク。その後のデザートで空きができた私たちのテーブルに若い歌手2人が同席して、いろいろと質問して話を聞くことができたのは大収穫。最後にオークションの落札者の発表があって、ケイトお姉ちゃんはすてきなネックレス2本と『ロメオとジュリエット』の絵本を射止めて大満足。お開きになったのは2時半で、ウーバーを呼んで帰って来たけど、思いの外楽しいひとときだった。出会った女性たちがみんな同年代で会話が弾んだせいかな。初めは躊躇したけど、思い切って行って良かった!
キャンディが入ったおみやげ
オペラの未来は明るい
ディナーの会場
Little Shop of Horrorsで「主演」したオードリーも舞台に
一夜明けて今日はワタシの単独でのお出かけ。ケイトお姉ちゃんに誘われてのオペラ協会のファンドレイジング昼食会で、会場は車でだいたい1時間以上かかるバンクーバーの大学に近いウェスト・ポイントグレイ地区のジェリコ・ビーチにあるロイヤル・バンクーバー・ヨットクラブ。まあ、ずっと昔から芸術支援や文化振興といった社会活動は「ノブレスオブリージュ」を標榜する上流階級の教養あるご婦人たちの活躍の場だったからあたりまえだろうけど、奨学金などでオペラ振興を支援する非営利団体なら、たぶん由緒あるヨットクラブの会員になれるようなクラスの人たちで、今の世の中は上層階級の女性たちもキャリアを持って忙しいだろうから、リタイアしたおばさまやおばあちゃまたちが多いだろうな。
ドアが開くのが午前11時15分と言うことで、ウーバーを呼んだのが10時。携帯のアプリを開いて「Where to」(どこまで?)と言うボックスに行き先を入れる(帰りは「家」が一番上に出て来る)んだけど、名の知られたレストランや公共施設は名前を打ち込むだけで、一緒に出て来る住所の道路名を見て確認するだけ。ずらりと出て来る「オプション」(近くにいる車のリスト)には料金と一緒に「到着予定時刻」が表示されるので、だいたいは1番上に出てくる一番安いのをタップして選択。ドライバーが決まったら名前と顔と車の写真、ナンバープレート、車種が表示されて、「乗る前にプレートを確認して乗る時にドライバーの名前を確認してください」と出て来る。(ドライバーも乗り込んで来る客の名前を確認する。)待ち時間は「あと何分」が車が近づくに従ってリセットされるし、上の地図で車がどこを走っているかをグラフィックで追跡できる。こっちはアプリで車を呼んで、乗って、降りて、アプリでチップとドライバーの評価をするだけの気楽さ。GPS追跡システムのフル活用がウーバーの大成功の鍵だということは一目瞭然で、慣れて来ると病みつきになるはずだな。
ヨットクラブで車を降りたら、ちょうどケイトとティム&ヒラリーとエリザベスと(初対面の)アーマが着いたところで、一緒にクラブハウスの中へ。ほぼ築100年の白い建物はなかなか趣があって、ダイニングホールの窓からはマリーナいっぱいの会員のヨットやボートが見える。昼食会に集まったのは100人ほどで、思った通り大半が中高年の女性(最高齢は101歳!)で、数少ない男性は奥さんに同伴して来た(連れて来られた?)人がほとんど。シャンペンで乾杯し合って、サイレントオークションの(会員が寄付したらしい)アイテムを評定して回って、ランチはロメインレタスのサラダとサーモンのグリル。ここでブリティッシュコロンビア大学のオペラ専攻の修士課程を卒業したばかりのオペラ歌手の卵7人が1曲ずつピアノの伴奏でアリアを歌って聞かせてくれて、イタリア語もドイツ語もわからないけど、感情たっぷりの歌唱で場のイメージが浮かんで来て、オペラは「演劇」なんだと新発。日頃思っている「言葉は音楽、音楽は言葉」と言うワタシの信条に通じるところがあってナットク。その後のデザートで空きができた私たちのテーブルに若い歌手2人が同席して、いろいろと質問して話を聞くことができたのは大収穫。最後にオークションの落札者の発表があって、ケイトお姉ちゃんはすてきなネックレス2本と『ロメオとジュリエット』の絵本を射止めて大満足。お開きになったのは2時半で、ウーバーを呼んで帰って来たけど、思いの外楽しいひとときだった。出会った女性たちがみんな同年代で会話が弾んだせいかな。初めは躊躇したけど、思い切って行って良かった!
キャンディが入ったおみやげ
オペラの未来は明るい
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