リタイア暮らしは風の吹くまま

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今日の「絶対に」やることリスト

2023年07月12日 | 日々の風の吹くまま
7月10日(月曜日)。☁🌥。涼しくなっちゃった。わりと風が強いので、バルコニーに出ると寒いくらい。でも、州の内陸部では各地で33度とか37度とかいう猛暑で、dry thunderstormという雨を伴わない雷(雨)による落雷が多発して、この週末だけで新たに87ヵ所で森林火災が発見されたそうで、州全体で燃えている300ヵ所以上のうち、200ヵ所近くが「制御不能」の状態。BC州には60万平方キロもの森林地があって、たっぷり油を含んだ針葉樹林がほとんどだから、特に過疎地の多い内陸地方では何十、何百平方キロにも燃え広がるのはざら。史上最悪の森林火災になった「ドニークリーク火災」はすでに(三重県の面積を上回る)5800平方キロに広がっていて、鎮火のめどはまだ立っていない。

しつこく3年も続いたラニーニャに取って変わったエルニーニョは、今こそオレの出番!みたいに張り切っているようで、「スーパーエルニーニョ」になるという話もある。どのメディアを見ても、環境活動家や学者が気候変動で地球の運命は待ったなしと(警告しているのかどうかわからないけど)声高に言っていて、されど、されど、誰も確固とした解決策を講じる勇気はないらしい。いや、メディアに出て来るくらいだから勇気はあるんだろうけど、みんな「オレ/アタシの言う通りにやるべし」という空想的社会主義みたいな提案(やることリスト)ばっかしで、おまけに「やるのはそっちの仕事」って感じだから、結局は何にも進展しないわけ。ま、他人にやらせれば、うまく行かなくても「失敗したのはオレ/アタシじゃないよ」とそっぽを向いていられるけどね。まあ、権威主義と支配欲と心理操作の構造は人種や文化を問わず今に始まったことじゃなくて、そういう人間は社会活動だけじゃなくて、人間関係のどこにでもいるから、たぶんこの先もほんっとの危機に直面するまで(たぶんそうなっても)何にも変わらないだろうな。でも、ワタシの目で結末を見ることはないのがちょっぴり残念でもあるかな。


忘れないように・・・

今日の「やることリスト」(デスクトップのモニターの下の方にペタペタと貼ってあるポストイットの1枚)の「絶対に」は、クレジットカードの支払いと東京の先生宛にメール書き。銀行のサイトを見たら、あはぁ、今月に入っていい調子に見えていたワタシの虎の子が、また下がっちゃってる。うん、労使とも睨み合ったまま歩み寄りの気配がない港湾ストのカナダ経済への影響とか、中央銀行がまた利上げをやるらしいとか、先が思いやられる森林火災や旱魃と、ここんところあまり良くない材料が増えたからなあ・・・なんて1人前っぽい分析。だけど、大外れじゃないと思うな。世界のできごとをざっと見渡す程度でも、毎日のように投資口座の残高の増減と突き合わせていると、ニュースを読んで、上がり基調、下がり基調のトレンドみたいなものが何となく予測できるようになる。もっとも、投資のプロのトニーが大儲けはできないけど大損もしない安全な配分で運用してくれているからこそ、のんきに眺めていられるんだけどね。

東京の先生宛のメールはハナちゃんのコメントを取り込んで修正した芝居の翻訳ファイルを読んでくださいとお願いすること。ファイルを開いてもう一度じっくり読み直してからPDFファイルに変換して、近況報告と一緒に送信。自分ではかなりいいところまで行ったと思っているけど、先生は何というかな。会ってみるとすごく素敵な老紳士だけど、「先生」となるとなかなか厳しい人で、ワタシには価値ある助言も先生に言わせると「苦言」。カナダ演劇界のレジェンドとも言うべきビルが言わばアウトサイダーのワタシを先生に紹介してくれたのは、一生に一度の願ってもない幸運だったとしか言いようがない。先生にはハナちゃんに現代口語の手ほどきを受けたこと、東京でリハーサル中のユウ君にもファイルを持って行ってもらったことを添えて、よろしくお願いいたしまぁす。そうだ、ユウ君にも修正版を送っておこうっと(と、やることリストに追加)。


船が来なくてさびしいねえ・・・


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