7月8日(土曜日)。🌤☀。まともに涼しくなった感じ。きのうの最高気温は何と22度。猛暑が峠を越したなんてもんじゃなくて、坂を転がり落ちたと言った方がいいかも。ミニミニのサマードレスでは涼し過ぎるから、普通にスカートとTシャツ。風もあるので、窓とパティオドアの開け閉めに注意していないと、サーモスタットが勘違いしてヒーターを入れちゃって、猛暑のさ中に暖房なんて冗談にもならないな。エアコンなしでしのげるのはいいんだけど、それはそれで相応の手間がかかるのよね。
おとといあたりから東の空がやけに霞んでいるなあと思っていたら、フレーザーバレー地域のミッション市の近くで水曜日の夜から燃えだした山火事が、折からの風で2日間で38ヘクタールに燃え広がって、今50人の消火隊が燃え広がるのを食い止めるのに苦戦している状態だというニュース。ミッションはニューウェストミンスターから50キロくらいのところにあって、山火事の現場はさらに北へ20キロくらい。キャンプ場などがある大きな湖と州立公園になっている小さな湖の間のようで、どうやら人間の火の不始末が原因らしい。メトロバンクーバーのすぐ外のアボッツフォードやケイラの農場のあるチリワックから煙が見えるんだそうで、それでそっちの方向の空がかすんでいるんだろうな。でも、煙は火事を煽っている風がメトロバンクーバーに広がって来るのを抑えてくれているようで、大気の質の指数(AQHI)は普通と変わらない「2」(低リスク)で、予報も明日あさっては夜になってせいぜい「3」。バルコニーに出て見ても、漂って来るのはバーベキューの煙りの匂い・・・。
山火事はこっちの方角・・・
燃えるのは夕暮れの雲だけでいい
あまり暑くないのを幸い、今日のランチは我が家自慢のチキンスープ。鶏もも2個を茹でている間に、冷凍してあった自家製の骨がらブロスに硬くなって来たにんにくの花茎を入れて、火が通ったところで取り出して、定番のニンジンとセロリと生のタイムをひと束入れて、そこへ今日はヤマブキタケとミニトマト2個。鶏ももの茹で汁の灰汁と油をすくい取ってスープに足して、ゆで上がった鶏ももは骨を外して、肉を手でむしって加えて、後は塩胡椒で味を調節。ランチとしてはちょっと手間はかかるけど、じっくりと10時間もかけて作ったブロスが主役と言ったところかな。塩を控えめにしているので、その日の野菜が「隠し味」になって生きて来る。今日はほのかなトマトの酸味が隠し味で、チキンスープのお供は無塩のトルティヤチップ。冬の寒い日の熱々スープは身体が温まっていいけど、暑い夏に汗をかきかき食べる熱々スープも乙なもの。内臓を冷やさずに汗で身体の外側を冷やすので、夏バテ予防にもいいらしい。
午後はのんびり洗濯機を回して、のんびりと小説版の『Mr. Puddles』のエピソード2を紡ぐだけ。バセットハウンドの老犬Puddlesが見守る中で、マミーがダディにビッグニュースを伝えるところで、はて、パパの反応やいかに。もう20年近くも前にコメディ映画にするつもりで書き始めたのが二転三転して、今やっと小説ということで落ち着いたわけだけど、ずっと考えあぐねていた飼い主夫婦である「マミー」と「ダディ」の性格付けがはっきり見えて来て、当初のコメディからちょっぴりダークな家族模様の物語に方向転換。これも芝居の日本語訳の過程で言葉では描写されていない登場人物の性格や人間関係について(付け焼き刃ながら)猛勉強させてもらったおかげ。そうだ、翻訳のバージョン4を「完」にして東京の先生に送って、原作者のドロシーにも報告しなくちゃ。こっちはこれから売り込みという高いハードルが待っているわけだけど、ここまで来たら腕をまくってやるっきゃないよね。
おとといあたりから東の空がやけに霞んでいるなあと思っていたら、フレーザーバレー地域のミッション市の近くで水曜日の夜から燃えだした山火事が、折からの風で2日間で38ヘクタールに燃え広がって、今50人の消火隊が燃え広がるのを食い止めるのに苦戦している状態だというニュース。ミッションはニューウェストミンスターから50キロくらいのところにあって、山火事の現場はさらに北へ20キロくらい。キャンプ場などがある大きな湖と州立公園になっている小さな湖の間のようで、どうやら人間の火の不始末が原因らしい。メトロバンクーバーのすぐ外のアボッツフォードやケイラの農場のあるチリワックから煙が見えるんだそうで、それでそっちの方向の空がかすんでいるんだろうな。でも、煙は火事を煽っている風がメトロバンクーバーに広がって来るのを抑えてくれているようで、大気の質の指数(AQHI)は普通と変わらない「2」(低リスク)で、予報も明日あさっては夜になってせいぜい「3」。バルコニーに出て見ても、漂って来るのはバーベキューの煙りの匂い・・・。
山火事はこっちの方角・・・
燃えるのは夕暮れの雲だけでいい
あまり暑くないのを幸い、今日のランチは我が家自慢のチキンスープ。鶏もも2個を茹でている間に、冷凍してあった自家製の骨がらブロスに硬くなって来たにんにくの花茎を入れて、火が通ったところで取り出して、定番のニンジンとセロリと生のタイムをひと束入れて、そこへ今日はヤマブキタケとミニトマト2個。鶏ももの茹で汁の灰汁と油をすくい取ってスープに足して、ゆで上がった鶏ももは骨を外して、肉を手でむしって加えて、後は塩胡椒で味を調節。ランチとしてはちょっと手間はかかるけど、じっくりと10時間もかけて作ったブロスが主役と言ったところかな。塩を控えめにしているので、その日の野菜が「隠し味」になって生きて来る。今日はほのかなトマトの酸味が隠し味で、チキンスープのお供は無塩のトルティヤチップ。冬の寒い日の熱々スープは身体が温まっていいけど、暑い夏に汗をかきかき食べる熱々スープも乙なもの。内臓を冷やさずに汗で身体の外側を冷やすので、夏バテ予防にもいいらしい。
午後はのんびり洗濯機を回して、のんびりと小説版の『Mr. Puddles』のエピソード2を紡ぐだけ。バセットハウンドの老犬Puddlesが見守る中で、マミーがダディにビッグニュースを伝えるところで、はて、パパの反応やいかに。もう20年近くも前にコメディ映画にするつもりで書き始めたのが二転三転して、今やっと小説ということで落ち着いたわけだけど、ずっと考えあぐねていた飼い主夫婦である「マミー」と「ダディ」の性格付けがはっきり見えて来て、当初のコメディからちょっぴりダークな家族模様の物語に方向転換。これも芝居の日本語訳の過程で言葉では描写されていない登場人物の性格や人間関係について(付け焼き刃ながら)猛勉強させてもらったおかげ。そうだ、翻訳のバージョン4を「完」にして東京の先生に送って、原作者のドロシーにも報告しなくちゃ。こっちはこれから売り込みという高いハードルが待っているわけだけど、ここまで来たら腕をまくってやるっきゃないよね。
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