７月３１日（土曜日）。☁🌧🌥。目が覚めたら何となくどょ～んと薄暗い感じで、内陸の山林火災の煙がもうここまで来たのかと思ってブラインドを上げたら、あぁら、灰色っぽい雲がびっしりの正真正銘の曇り空。ヒートドームの炎暑の最中だった１日は曇りだったから、異常高温警報発令中の３１日も曇りで７月は終わりってわけで、マザーネイチャーの冗談としては上出来な方かな。すっかり忘れていたけど、８月２日はBCデイのハッピーマンデイなので、今日から三連休。でも、私たちにはごく普通の日なので、普通に朝ご飯を食べて、普通にいつもの土曜日家事（掃除と洗濯）。でも、ダスターをかけていてふと外を見たら、あはっ、ルーフデッキにポツポツと水玉模様。雨だぁ～とデッキに飛び出して、思い切り広げた腕に当たる雨粒の心地の良さと来たら。雨は１０分ほどで止んでしまったけど、雨なし記録は４６日でストップして、新聞サイトに「バンクーバーっ子が歓喜」の見出し。
夏の三連休は遠出をする人が多いんだけど、今回は規制解除のステップ３に入ってから最初の三連休ということで、バンクーバー島へ行くフェリーは木曜日から満員御礼。みんなずっと会えないでいた家族や友だちとの積もり積もった話があるんだろうな。連休初日の今日は、バンクーバー島のビクトリアやナナイモ行きのフェリーの予約が満杯で、BCフェリーがどうしても行かなければならない用事のある人はバスの利用を検討するようにと呼びかけていた。長距離バスは最優先で乗船できるので、バスの切符を買えば確実にフェリーに乗れるわけだけど、呼びかけを聞いて、じゃあバスで行こうという人が増えたら、バスが満席でフェリーに乗れないってことになりそうだな。まあ、バスに乗れなければ、歩行客として乗る手もあるけど、それだったら行き先で誰かに迎えに来てもらわないと困るかな。切羽詰まったら、ヘリコプターやバンクーバーの港からビクトリアの港まで水上飛行機の定期便を利用する手もあるけど、とにかく溜まりに溜まった旅行欲が爆発したという感じ。
バンクーバー島に向かう人達が多いのは、内陸で大規模な山林火災が多発しているところに、人気一番の行楽地であるオカナガン湖一帯の地域がコロナの新規感染者数の激増で「クラスター」に認定されてステップ２の規制に戻ってしまったせいで、「じゃあ、バンクーバー島に行こうか」ということになったからだろうな。何しろ大気の質の指数AQHIが健康に対して「高リスク」から「極めて高リスク」のレベルになっていて、場所によっては地球上でもっともひどい大気汚染のレベルに達しているというくらいだから、健康に良くないし、第一に遊べるところもないしね。それに、観光客にぞろぞろと来られたって、消火活動や避難活動の邪魔になるだけかもしれないしね。
土曜日の家事が済んだらもうお昼で、休む暇もなくランチの支度。今日はカレシが大好きな焼きそば。といっても、別に特別なレシピがあるわけじゃなくて、スーパーで売っている中華麺を水に浸して油抜きをしている間に、冷蔵庫にあるありあわせの野菜や、使い残しの肉があればそれを混ぜ込んで炒めるだけで、カレシの大好物になっているのは仕上げに紅しょうがを入れるから。さて、雨が止んだまま、曇ったままで夜になって、ちょっと蒸している感じがするけど、暑いのか涼しいのかよくわからない。午後１０時。AQHIが健康リスクが中の「４」になった。やぁ～だ。明日から８月・・・。