らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

C.Nielsen<弦楽四重奏曲集2>弦楽四重奏曲第1・2番 オスロ弦楽四重奏団

2011年11月09日 23時59分42秒 | お気に入りのCD
 山形響の定期演奏会リハーサルが始まりました。昨日まで充実した休みを取らせてもらったために、頭の中がすっきりして、もう何年も味わっていない新鮮な気分でリハーサルに向かうことが出来ました。やはりお休みは必要ですね。私には少なくても必要です。本日も帰宅後、寒河江のゆ~チェリーに出かけて、温泉につかってまいりました。

 今回取り上げるC.Nielsenの交響曲第2番「4つの気質」Op.16は、昔~演奏したことがありました。もう15年くらい前でしょうか?なので演奏する前は記憶の彼方だったのですが、練習が進むにつれて、少しずつどこのオケだったか、指揮者は誰だったか、場所はどこだったとか、誰の隣で演奏したなどだんだんと思い出してきます。

 J.シベリウスもそうですが、私はこのC.ニールセンは、演奏して面白い曲だと思います。シベリウスに比べて内向的ではないので、お客様にもその楽しさが伝わると思います。後、2日間の練習でどこまで演奏を高められるかわかりませんが、頑張りますね。

 と久しぶりにC.Nielsenの音楽に浸り刺激されました。以前よく聴いていたCDを紹介します。

 ノルウェーの主要管弦楽団で首席奏者を務める若き走者による~オスロ弦楽四重奏団による演奏です。とはいえ1998年の録音ですので、現在彼らがどういう活動をしているのか?よくわかりません。活動が継続されていれば、「若き」ではたぶん無いですね。立派なベテラン四重奏団になっているはずです。

 このCDには、C.ニールセンの弦楽四重奏曲第1番 ト短調 Op.13と第2番 ヘ短調 Op.5が収録されています。番号と作品番号が逆なのは作曲順と出版順が逆だからでしょう。

 ロマンティックです。特に第2番 ヘ短調の方が好きです。私はたぶんヘ短調の曲を好むからだと思います。ヘ短調はパ~と思いつくだけでもハイドンのOp.20-5やブラームスのヴィオラ(クラリネット)ソナタOp.120-1などがあります。好きですね。内にこもって何にも負けない強い意志みたいなものを感じられる調です。

 もし、土・日の山形響の演奏でC.ニールセンがお気に召したなら、そして弦楽四重奏曲に興味があるなら是非お手にとって聴いてみてくださいね。
HMVジャパン
コメント (2)
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