らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

指導に行く。後半戦 3!

2013年10月17日 23時59分25秒 | 指導
 夜に、山形大学フィルハーモニーオーケストラのヴィオラパートを指導に行きました。

 こう言っては誤解を招くかもしれませんが、少々詰まりすぎているスケジュールの良い息抜きになります。普段は演奏ばかりしていますからね。たまには元気な若人の演奏に触れないと!!

 だいぶ夜も寒くなってきました。せっかくなので写真を撮ろうとしても、外は暗すぎます。

 第31回定期演奏会に向けた指導で、今回は前半のプログラムを。

 まず、ベルリオーズの「ローマの謝肉祭」序曲。最初の方に、プロオケのオーディションでも出るようなヴィオラのメロディーがあります。7人全員が出席した今回の指導では、パートの音がだいぶ増幅したのが分かります。良い意味でパートとして機能しているというか・・・。1~3年生全員で音楽をしている感じです。なので、弓の配分や圧力、スピードを工夫して、抑揚や音色の変化に取り組み始めました。

 そして、R.ワグナーの「ジークフリード牧歌」。ワグナーやR.シュトラウスの曲って、初心者には難しいんですよね。臨時記号がたくさんだし、半音階も多い。なので、せっかく基礎的に左手のフォームが固まりつつあるモノをぶち壊しかねません。しかし、現在所属している7人全員が、もうヴィオラの経験者なので、ほぼその心配がないのです。意外!?と言っては何ですが、健闘している感じ。音楽になりつつあります。

 この1年、パートの音を大きくしようと(響きを大きくしようと)試みてきましたが、当初の目標は達成されつつあり、音色の変化のためにどうするべきなのか?ダイナミクスの幅を拡げる作業など、次の段階に入っているのかもしれません。

 12/15(日)山形テルサで行われる本番まで、後約2ヶ月。大成功のためにもう一踏ん張り積み重ねられそうです。

 練習室の外の廊下では、VnやCelloの学生さん達が一生懸命練習していました。青春ですな!!
 

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