山形響創立名誉指揮者の村川千秋先生が、常々「山響と子供たちに音楽を教えるキラキラ会は車の両輪のようなもの」とおっしゃっていました。
弦楽器を個人レッスンするのではなくて(もちろん個人レッスンを皆さん受けていました)、弦合奏を通じてアンサンブルを学ばせ、心豊かな音楽好きな子を育てるという事を目標に掲げて活動したキラキラ会は、残念ながら休会となってしまいました。
しかし、卒会生たちの呼びかけで、本日無事同窓会が開催されました。
会は50年続いたので、私が初めて関わった頃の小学生〜高校生・乳飲み児だった子達が、「もう30歳になりました」「もう40歳なんですよ」「今OO大学に行っています」・・・・時は着実に流れていたんですね。
音楽家のプロを作り上げる会ではないので、ほとんどの子達が立派な社会人になっています。中には、専門性を突き詰めるために音楽大学に進学して、東京のプロオーケストラで活躍している方々もいます。
あの泣きべその子供がしっかりした(少なくても私より)社会人やお母さんになっているのですから、私なんぞおじいちゃんになっているのも頷ける話です。
100人くらい集まった子供たち(元も含め)や父兄たち、この人たちが村川千秋先生の財産の一つなんですね。
素晴らしい活動だと改めて思う次第。山形に来てから関わることが出来て、私も本当に幸せでした。
私も頑張り続けます。
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