らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

明日は、山形響第216回定期演奏会

2011年11月11日 23時59分50秒 | 山形交響楽団
 今回2回目となる客演指揮者M.ドヴォジンスキ氏の元で、3日間のリハーサルが終了しました。

 彼のリハーサルの進め方は、とても上手いのです。人柄が出ているのだと思いますが、木を見るより森を見ることから始まります。初日のリハーサルの時、いきなり山形響のほとんどの団員さんが演奏した事のないニールセンの交響曲を、全て通すところから始まりました。

 連日の練習の中で、問題のある箇所を的確に取り出し、パート弾きさせます。どんな問題があろうとも、たえず笑顔で(決して真剣さが無いわけではなく)、何度も演奏させます。

 TVの情報番組では、人の話を集中して聞いてることが出来る人間の限界は、たった100秒だそうです。それ以上だと人は話を聞かなくなるらしいです。

 日本語の話す事の出来ないポーランド出身の指揮者のM.ドヴォジンスキ氏は短くわかりやすい英語で説明します。なのでオーケストラ側の集中力も切れないで進むのでしょう。言葉が完璧に通じない分は指揮棒で会話をしています。

 毎日のリハーサルが早く終わったような錯覚を起こしました。

 明日はニールセンやハチャトゥリアン、ペルトと山形では珍しい演目ですが、きっと楽しい演奏会になると思います。時間のある方は是非明日と明後日、山形テルサに来て下さいね。当日券はあるそうですので。

 心配された私の体調(誰も心配していないか・・・)ですが、この8日間で7日も温泉に通ったので、絶好調です。明日は久しぶりに元気に演奏会に出られそうです。最後に今日は結婚記念日でした。何年目か忘れましたけど。
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C.Nielsen<弦楽四重奏曲集2>弦楽四重奏曲第1・2番 オスロ弦楽四重奏団

2011年11月09日 23時59分42秒 | お気に入りのCD
 山形響の定期演奏会リハーサルが始まりました。昨日まで充実した休みを取らせてもらったために、頭の中がすっきりして、もう何年も味わっていない新鮮な気分でリハーサルに向かうことが出来ました。やはりお休みは必要ですね。私には少なくても必要です。本日も帰宅後、寒河江のゆ~チェリーに出かけて、温泉につかってまいりました。

 今回取り上げるC.Nielsenの交響曲第2番「4つの気質」Op.16は、昔~演奏したことがありました。もう15年くらい前でしょうか?なので演奏する前は記憶の彼方だったのですが、練習が進むにつれて、少しずつどこのオケだったか、指揮者は誰だったか、場所はどこだったとか、誰の隣で演奏したなどだんだんと思い出してきます。

 J.シベリウスもそうですが、私はこのC.ニールセンは、演奏して面白い曲だと思います。シベリウスに比べて内向的ではないので、お客様にもその楽しさが伝わると思います。後、2日間の練習でどこまで演奏を高められるかわかりませんが、頑張りますね。

 と久しぶりにC.Nielsenの音楽に浸り刺激されました。以前よく聴いていたCDを紹介します。

 ノルウェーの主要管弦楽団で首席奏者を務める若き走者による~オスロ弦楽四重奏団による演奏です。とはいえ1998年の録音ですので、現在彼らがどういう活動をしているのか?よくわかりません。活動が継続されていれば、「若き」ではたぶん無いですね。立派なベテラン四重奏団になっているはずです。

 このCDには、C.ニールセンの弦楽四重奏曲第1番 ト短調 Op.13と第2番 ヘ短調 Op.5が収録されています。番号と作品番号が逆なのは作曲順と出版順が逆だからでしょう。

 ロマンティックです。特に第2番 ヘ短調の方が好きです。私はたぶんヘ短調の曲を好むからだと思います。ヘ短調はパ~と思いつくだけでもハイドンのOp.20-5やブラームスのヴィオラ(クラリネット)ソナタOp.120-1などがあります。好きですね。内にこもって何にも負けない強い意志みたいなものを感じられる調です。

 もし、土・日の山形響の演奏でC.ニールセンがお気に召したなら、そして弦楽四重奏曲に興味があるなら是非お手にとって聴いてみてくださいね。
HMVジャパン
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自宅湯治2011-4

2011年11月08日 23時59分19秒 | 温泉
 本日もゆっくりした時間が流れ、充実した日になりました。

 5日連続のお休みは、部屋の掃除~整理整頓などの雑事や自分のための練習などを行いつつも心身ともに休むのが目的でしたので、温泉に毎日のように通い(大江町の柏陵テルメ)疲れをとりました。

 普段は聴くことのないCDも何十枚と聴き、溜まっていた録画も見て気分もさっぱりリセットされました。

 1年に1回位はこういう時間が過ごせたら、普段の活動にも力がわくというものです。

 疲れてなんかない!

 と人前では強がってみますが、蓄積された疲労を隠しながら活動していては、全力とは言えませんものね。

 さて、明日からは山形響第216回定期演奏会のリハーサルが始まります。ミハウ・ドヴォジンスキ氏が再登場します。今回は、ペルト:「カントゥス‐ベンジャミン・ブリテンの思い出に」、ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調、ニールセン:交響曲 第2番 ロ短調 「四つの気質」 作品16という山形響では初めての曲が並びます。

 特にニールセンは、J.シベリウスと北欧の作曲家として並び称される作曲家ですが、あまり演奏する機会があまりないので、楽しみです。この二人を私はとても好きです!!

 頑張ります!
 
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あいかの香り~自宅湯治2011-3

2011年11月07日 23時55分14秒 | 山形県
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星の金貨
秋映
林檎

 今日は隣町朝日町の蕎麦処「亀次郎」さんへ。毎月にのように通っていましたが、ここ数ヶ月ご無沙汰でした。秋の新蕎麦を堪能しました。

 付け合わせの「きく」。とても香りがあってこれまた美味しいのです。東京にいたときはきくを食べなかったのですが(私の祖父が観賞用菊栽培の趣味を持っていました。)、山形で初めて食べてから好きになりました。

     

 そして、和合の産直市場で林檎を購入!一番上の写真、右がシナノスイート(少々小ぶりですが)、そして左が「あいかの香り」です。あいかの香りは、長野県の育成で、最初「信州藤牧」と言ったそうですが、園主の長女の名「愛佳」から名前をとって「あいかの香り」と名付けられたらしいです。個体差があるのではっきりは言えませんが、甘みが少し足りない気がしました。食感は抜群に良いです。
 
 仕事上しょうがないのですが、一番林檎の色々な品種が手に入る時期にちょうど山形県を留守にする事が多くて、気づくと来年も食べよう!と決めていた品種が手に入らなくなります。とても悔しい気分です。

 夜は、舟唄温泉に行って温まりました。体が冷え切っていないので温まるのもはやくなり、汗も滝のように噴き出ます。やっと体の隅々まで血が通った感覚です。あと少し。
 
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自宅湯治2011-2

2011年11月05日 23時55分49秒 | 温泉
 昨日の舟唄温泉が効いたらしく、調子の悪かった胃・腸がだいぶ落ち着いて快方に向かっています。

 仕事の事は忘れ、ゆっくりした時間を過ごしています。同僚が頑張っている時に申し訳ない気持ちがありますが、休むのも仕事のうちとある人に言われて、もっともと納得しました。

 今日も舟唄温泉に行きました。土曜日なのですが、雨が降っていてわりと空いていました。

 の~んびりゆっくりと入る熱い湯の気持ちいい事!!

 見る見るうちに血行の悪い青白い足が真っ赤になってゆきます。額から汗が噴き出し、首や肩の痛みも遠のいてゆきます。

 しっかり温まってから上がりました。体も日に日に軽くなってゆきます。
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自宅湯治2011-1

2011年11月04日 23時59分50秒 | 温泉
 山形響は品川きゅりあんでの公演にむけて、今日からリハーサルが始まっています。

 私は諸事情のために今回はお休みをいただきました。今日から5日間はOff日になります。

 8/6以来のお休みになります。約3ヶ月よく体がもったなと自分でも感心します。しかし、色々ガタがきているのは事実で、5日間は自分のメンテナンスに使います。

 ということで、まずは舟唄温泉に行きました。テルメ柏陵へ。

 自宅から一番近い公衆浴場ですが、どこの名湯にも負けません。一番体にしっくりきます。

 奥さんは、当然お仕事で、今日から東京へ向かいました。なので、もの凄く久しぶりに料理しました。

     

 奥さんは嫌いだけど、私は大好きなタマネギたっぷりのカレーを鍋いっぱいに作りました。奥さんが帰ってくる日曜日までは、毎食カレー味の料理になりそうです。
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cafe crimson

2011年11月02日 23時51分39秒 | お気に入りのお店
 喫茶店好きと何度もブログに書いています。今日は私の好きな喫茶店の条件を書いてゆきます。

 もちろん店には車で行けた方がよいです。そして店内は漆喰か木の造りで、落ち着いた感じが好きです。

 広すぎず狭すぎず、出来ればお客様が多くない方が良く、日常から離れた空間があるのはなお良いです。

     

 店内は、珈琲の香りと少しカレーのスパイスの混じったような香り、これだけで得点アップ!

     

 お店の人は愛想は良いが、あまりお客さんを干渉しすぎないで、適度に放っておいてくれると更に得点が加算されます。店内の音楽は音量抑えめで、クラシックか気の利いたボサノバあたり。ジャズでも良いですが、低音がききすぎると疲れちゃいます。

 珈琲が美味しいのは条件として当たり前です。その店独自のデザートがあれば、もう得点で満点にちかいですぞ!!

     

 このフレンチトーストは最高です!

 最後にこれは今の世の中、贅沢な条件ですが、煙草のいただける環境~煙が店内に充満しない~だと私にとって最高の喫茶店になります。

 美味しい珈琲と煙草のニオイは、最高なんです。禁煙権が幅をきかせていますが、私達にとっては充実した時間です。なかなか、味わえませんが・・・。

 と、ここまでの条件を満たしている山形八中前のカフェ クリムゾンさんは、なかなか行けませんが、最高ランクの喫茶店なんです。ランチタイム11時30分~13時30分のお食事は安くて、美味しいですよ。近くの方はどうぞ!!!
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サイレンススズカ

2011年11月01日 23時59分01秒 | 雑記
 今日から霜月。冬の足音がすぐそこまで聞こえるようです。

 ブログで今まで書いてませんが、実は大の競馬ファンです。東京にいた時は後楽園などの場外馬券場に行ったり、競馬場にもたまに足を運んでいました。私が午年生まれということもありますが、馬を見るのが好きで、良い息抜きになっていました。

 私が山形響に入団する前年1998年11月1日に将来を期待された(もちろんレースでも種牡馬としても)サイレンススズカ(父サンデーサイレンス・母ワキア)が、第118回天皇賞にて左前脚手根骨粉砕骨折発症して、安楽死されました。4歳という働き盛りの名馬が予後不良という診断で安楽死させられたのは、私が競馬から少し遠ざかる原因にもなりました。

 ライスシャワーなどレース中の故障で安楽死させられた馬を見てこなかったわけではありませんでしたが、サイレンススズカは、応援もしていたしかなりのショックだったのを10年以上経った今でも思い出します。

 この馬を筆頭に逃げ馬が私の好みです。

 ファンファーレがなって、鼻を切りながら我一番に先頭を走り、第4コーナーを回る頃には後続に少し追いつかれるものの、ゴール前で二の足を使い1着に入った時には、着ていたジャケットをぶんぶんまわして喜んでいました。

 あ~遠い目。上山競馬場が無くなったのも私には寂しいことでした。

 
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