おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2015年版ものづくり白書の19ページの「図112‒23 デジタルカメラの貿易収支の推移」を見ましたが、今日は20ページの「図112‒27 第一次所得収支の推移」を見ます。
下図について白書は、第一次所得収支は、海外資産の増加を背景に拡大基調が続いており、18.1兆円と過去最大の黒字を計上している(1996年以降)。
海外の株式や債券など有価証券投資に対する収益である「証券投資収益」が直近の2014年では11兆円と全体の約6割強を占めているが、海外現地法人の収益である「直接投資収益」も6.5兆円と年々拡大が続いている、とあります。
企業が工場など海外現地法人を開設するために投資を行うと、対外直接投資として認識され、その海外現地法人の収益は直接投資収益として第一次所得収支に計上されます。
つまりは貿易収支に依存して稼ぐだけでなく第一次所得収支で稼ぐことが求められているということですね!
昨日は2015年版ものづくり白書の19ページの「図112‒23 デジタルカメラの貿易収支の推移」を見ましたが、今日は20ページの「図112‒27 第一次所得収支の推移」を見ます。
下図について白書は、第一次所得収支は、海外資産の増加を背景に拡大基調が続いており、18.1兆円と過去最大の黒字を計上している(1996年以降)。
海外の株式や債券など有価証券投資に対する収益である「証券投資収益」が直近の2014年では11兆円と全体の約6割強を占めているが、海外現地法人の収益である「直接投資収益」も6.5兆円と年々拡大が続いている、とあります。
企業が工場など海外現地法人を開設するために投資を行うと、対外直接投資として認識され、その海外現地法人の収益は直接投資収益として第一次所得収支に計上されます。
つまりは貿易収支に依存して稼ぐだけでなく第一次所得収支で稼ぐことが求められているということですね!