おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2015年版ものづくり白書の28ページの「図121‒6 生産年齢人口の推移」を見ましたが、今日は28ページの「図121‒8 実質経済成長率の要因分解」を見ます。
下図について白書は、1970年代以降の製造業・非製造業における経済成長を要因分解すると、TFPの牽引者は製造業であることが分かる、としています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/60/7047fd1353e06d56c18e6a585c0231e5.png)
この理由について、製造業においては、2000年から2011年の実質経済成長率は1.50% となっており、非製造業の0.42% と比較すると高い成長率となっている。
そのうち、製造業のTFPは1.99% と我が国の経済成長を牽引していることが分かる。
技術進歩を示す指標の1つであるTFPは、労働投入や資本投入など生産要素の増大では説明できない部分を示すものであり、TFPの伸びを維持・拡大することは、今後の経済成長を支える重要な要素である。
具体的には、製造業で開発された自動化技術がサービス業にも適用されることで、サービス業の効率性の向上にも貢献することなどが挙げられる、とあります。
製造業には技術進歩を通じて、新しいビジネスモデルの提案や、異分野との連携など、培ってきた能力を活用して引き続き経済成長を引っ張っていくことが期待されている、ということですね!
昨日は2015年版ものづくり白書の28ページの「図121‒6 生産年齢人口の推移」を見ましたが、今日は28ページの「図121‒8 実質経済成長率の要因分解」を見ます。
下図について白書は、1970年代以降の製造業・非製造業における経済成長を要因分解すると、TFPの牽引者は製造業であることが分かる、としています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/60/7047fd1353e06d56c18e6a585c0231e5.png)
この理由について、製造業においては、2000年から2011年の実質経済成長率は1.50% となっており、非製造業の0.42% と比較すると高い成長率となっている。
そのうち、製造業のTFPは1.99% と我が国の経済成長を牽引していることが分かる。
技術進歩を示す指標の1つであるTFPは、労働投入や資本投入など生産要素の増大では説明できない部分を示すものであり、TFPの伸びを維持・拡大することは、今後の経済成長を支える重要な要素である。
具体的には、製造業で開発された自動化技術がサービス業にも適用されることで、サービス業の効率性の向上にも貢献することなどが挙げられる、とあります。
製造業には技術進歩を通じて、新しいビジネスモデルの提案や、異分野との連携など、培ってきた能力を活用して引き続き経済成長を引っ張っていくことが期待されている、ということですね!