おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2015年版ものづくり白書の22ページの「図112‒30 国内への利益還元の推移」を見ましたが、今日は22ページの「図112‒31 サービス収支の推移」を見ます。
下図について白書は、直近2014年の赤字額は3.1兆円であり、2000年以降では2.2兆円縮小しており、サービス収支の赤字は2年連続で縮小している、とあります。

この結果について白書は、この間旅行収支の赤字縮小額は3兆円であることから、サービス収支の赤字幅縮小には旅行収支が大きく寄与していることが分かる。
3兆円の旅行収支の改善額のうち、支払の減少が1.4兆円、受取の増加が1.6兆円であり、ここ数年で支払は横ばいで推移する一方で、受取は3年連続で増加している。
訪日外国人旅行者数が前年比で29.4%増加の約1,341万人と過去最高を記録したことが主な要因である、とあります。
このように訪日外国人旅行者数は日本のサービス収支に大きく影響していることが分かります。
この週末に、熊本を中心に大災害が発生しましたが、これにより訪日外国人旅行者数が減少することも日本経済にとって大きなリスクになることが、これからも分かりますね。
昨日は2015年版ものづくり白書の22ページの「図112‒30 国内への利益還元の推移」を見ましたが、今日は22ページの「図112‒31 サービス収支の推移」を見ます。
下図について白書は、直近2014年の赤字額は3.1兆円であり、2000年以降では2.2兆円縮小しており、サービス収支の赤字は2年連続で縮小している、とあります。

この結果について白書は、この間旅行収支の赤字縮小額は3兆円であることから、サービス収支の赤字幅縮小には旅行収支が大きく寄与していることが分かる。
3兆円の旅行収支の改善額のうち、支払の減少が1.4兆円、受取の増加が1.6兆円であり、ここ数年で支払は横ばいで推移する一方で、受取は3年連続で増加している。
訪日外国人旅行者数が前年比で29.4%増加の約1,341万人と過去最高を記録したことが主な要因である、とあります。
このように訪日外国人旅行者数は日本のサービス収支に大きく影響していることが分かります。
この週末に、熊本を中心に大災害が発生しましたが、これにより訪日外国人旅行者数が減少することも日本経済にとって大きなリスクになることが、これからも分かりますね。