おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2017年版「中小企業白書」の442ページ「第2-3-42図 新技術の活用における課題」をみましたが、今日は443ページ「第2-3-44図 新技術の活用状況別に見た、経常利益率の傾向」をみます。
下図から新技術の活用状況と経常利益率の傾向との関係を見ると、新技術を活用している企業の方が、経常利益率も増加傾向にあり、新技術を活用している者においては、経常利益率が増加傾向にあるのは 43.5%であるのに対して、新技術を活用していない者においては、28.9%となっていることが分かります。
次に、新技術を活用した効果を業種別に見ると、製造業においては、「業務の効率化・コスト削減」が 47.5%と最も多く、続いて、「人的ミスの削減」が 40.7%、「生産管理、在庫管理の高度化・最適化」が 32.2%となっており、他方で、非製造業においては、「売上高の増加」が 49.2%と最も多く、次いで「利益の増加」が 38.1%、「顧客ニーズの適切な把握」が 33.3%となっていることが分かります。
白書は、製造業においては、業務効率化や生産プロセス等への導入によるコストの削減が効果として期待されており、非製造業では、業績に結び付く効果が期待されている傾向にあること
が分かる、とあります。
確かに新技術は製造業での活用はなんとなく想像できるのですが、非製造業ではどのように使うのか、まずアイデア出しから始めることが求められるのかもしれませんね。
昨日は2017年版「中小企業白書」の442ページ「第2-3-42図 新技術の活用における課題」をみましたが、今日は443ページ「第2-3-44図 新技術の活用状況別に見た、経常利益率の傾向」をみます。
下図から新技術の活用状況と経常利益率の傾向との関係を見ると、新技術を活用している企業の方が、経常利益率も増加傾向にあり、新技術を活用している者においては、経常利益率が増加傾向にあるのは 43.5%であるのに対して、新技術を活用していない者においては、28.9%となっていることが分かります。
次に、新技術を活用した効果を業種別に見ると、製造業においては、「業務の効率化・コスト削減」が 47.5%と最も多く、続いて、「人的ミスの削減」が 40.7%、「生産管理、在庫管理の高度化・最適化」が 32.2%となっており、他方で、非製造業においては、「売上高の増加」が 49.2%と最も多く、次いで「利益の増加」が 38.1%、「顧客ニーズの適切な把握」が 33.3%となっていることが分かります。
白書は、製造業においては、業務効率化や生産プロセス等への導入によるコストの削減が効果として期待されており、非製造業では、業績に結び付く効果が期待されている傾向にあること
が分かる、とあります。
確かに新技術は製造業での活用はなんとなく想像できるのですが、非製造業ではどのように使うのか、まずアイデア出しから始めることが求められるのかもしれませんね。