おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2017年版「中小企業白書」の411ページ「第2-3-20図 新事業展開の成否別に見た、自社の強み」をみましたが、今日は413ページ「第2-3-23図 新事業展開の成否別に見た、市場ニーズ把握に向けた取組状況」をみます。
下図から新事業展開の成否別に市場ニーズの把握に向けた取組状況を概観すると、新事業展開に成功した企業と成功していない企業、いずれも実施割合は高いものの成功している企業の方が、取り組んでいる割合が高いことが分かります。
次に、新事業展開に成功している企業の市場ニーズの把握方法について見ると、新事業展開の成否にかかわらず、「顧客や取引先との日常的なやり取りを通じた情報収集及び分析」の回答割合が高いことが分かります。
この結果について白書は、中小企業にとって、こうした日常的なやり取りは市場ニーズの把握に向けて欠かせない情報収集源となっていることがうかがえる。
新事業展開の成否で回答に差が生じている取組について分析してみると、「インターネットによる情報収集」や「新聞、テレビ等による情報収集」といった取組を挙げることができるが、総じて、新事業展開に成功した企業とそうでない企業で取組には大きな差がない、とあります。
顧客との日常的なやり取りというニーズは、自社しか把握できていない情報なので、成功の要因になるということなのでしょうね!!
昨日は2017年版「中小企業白書」の411ページ「第2-3-20図 新事業展開の成否別に見た、自社の強み」をみましたが、今日は413ページ「第2-3-23図 新事業展開の成否別に見た、市場ニーズ把握に向けた取組状況」をみます。
下図から新事業展開の成否別に市場ニーズの把握に向けた取組状況を概観すると、新事業展開に成功した企業と成功していない企業、いずれも実施割合は高いものの成功している企業の方が、取り組んでいる割合が高いことが分かります。
次に、新事業展開に成功している企業の市場ニーズの把握方法について見ると、新事業展開の成否にかかわらず、「顧客や取引先との日常的なやり取りを通じた情報収集及び分析」の回答割合が高いことが分かります。
この結果について白書は、中小企業にとって、こうした日常的なやり取りは市場ニーズの把握に向けて欠かせない情報収集源となっていることがうかがえる。
新事業展開の成否で回答に差が生じている取組について分析してみると、「インターネットによる情報収集」や「新聞、テレビ等による情報収集」といった取組を挙げることができるが、総じて、新事業展開に成功した企業とそうでない企業で取組には大きな差がない、とあります。
顧客との日常的なやり取りというニーズは、自社しか把握できていない情報なので、成功の要因になるということなのでしょうね!!