おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2018年版「中小企業白書」の275ページ「第 2-5-7 図 直近 3 年間の設備投資実績(後継者有無別)」をみましたが、今日は276ページ「第 2-5-9 図 中小企業の経常利益の分布」をみます。
下図から個々の中小企業の利益水準のばらつきについて確認すると、約21%の中小企業が経常赤字となっていることが確認できます。
次に、経常赤字企業の設備投資動向を確認すると、赤字企業は黒字企業に比べて設備投資実施率、設備投資額、営業キャッシュフロー設備投資比率のいずれについても低いことが見て取れます。
この結果について白書は、中小企業全体で見た利益水準は良好である一方、一部の中小企業は経常赤字の状態にあり、これらの企業の中には資金面の制約によって、設備投資を十分に実施できていない企業が存在する可能性も示唆される、とあります。
経常赤字が21%というのは感覚的に少ないように感じるのは、私だけなのでしょうか。いずれにしても設備投資は利益率を高めるということです。読み進んでいきます!!
昨日は2018年版「中小企業白書」の275ページ「第 2-5-7 図 直近 3 年間の設備投資実績(後継者有無別)」をみましたが、今日は276ページ「第 2-5-9 図 中小企業の経常利益の分布」をみます。
下図から個々の中小企業の利益水準のばらつきについて確認すると、約21%の中小企業が経常赤字となっていることが確認できます。
次に、経常赤字企業の設備投資動向を確認すると、赤字企業は黒字企業に比べて設備投資実施率、設備投資額、営業キャッシュフロー設備投資比率のいずれについても低いことが見て取れます。
この結果について白書は、中小企業全体で見た利益水準は良好である一方、一部の中小企業は経常赤字の状態にあり、これらの企業の中には資金面の制約によって、設備投資を十分に実施できていない企業が存在する可能性も示唆される、とあります。
経常赤字が21%というのは感覚的に少ないように感じるのは、私だけなのでしょうか。いずれにしても設備投資は利益率を高めるということです。読み進んでいきます!!