[5月10日21時00分 天候:雨 沖縄県那覇市某所 那覇中央ホテル7階客室]
和室の4人部屋で寛ぐリサ達。
リサ「愛原先生が見回りに来るまで、あと1時間……」
リサは私服に着替えてゴロゴロしていた。
スカートの下に穿いている、学校用の緑ブルマが見え隠れしている。
リサ「わたしが着替えている最中に愛原先生が入って来て、『ラッキースケベ』を提供して、愛原先生のハートをガッツリゲット作戦だ!協力頼む」
レイチェル「分かりました」
レイチェル、何故かバスタオル1枚。
リサ「何故ッ!?」
レイチェル「シャワーを浴びてきたところです」
レイチェルはバスルームを指さした。
レイチェル「寝る前に、シャワー浴びる方はどうぞ」
小島「あー……私は湯船に浸かりたいな」
ビジネスホテルの3点ユニットバスなので、洗い場は無い。
大浴場もあるのだが、それとは別にここの風呂も使えることになっていた。
リサ「分かった。じゃあ、わたしがお湯を入れてくる」
小島「そんな!魔王様にやって頂けるなんて……」
リサ「お湯の温度は100度でいいかな。で、お醤油とみりんと砂糖と……」
小島「食べる気!?」
淀橋「魔王様が美味しく頂きました」
レイチェル「リサ、人食いは即殺処分ですよ」
リサ「ちっ……。もうちょっとでコジマの煮込みが食べれると思ったのに……」
淀橋「夕食あれだけ一杯食べたのに……」
と、そこへ部屋のドアがノックされた。
リサ「おー、愛原先生、来たー!」キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
淀橋「まだ、見回りの時間に早くね?」
小島「何か注意事項でも言いに来たんじゃない?」
リサはドアに飛びついた。
リサ「はーい!」
そして、ドアを開ける。
しかし、そこにいたのは愛原では無かった。
我那覇絵恋「こーんばーんわー!」
リサ「エレン!?」
そこには我那覇絵恋が立っていた。
私服のワンピース姿であったが、何故かズブ濡れだ。
絵恋「差し入れ持って来たの。用意するのに時間が掛かっちゃったから、遅くなっちゃった」
絵恋の手にはバスケットがあり、雨に濡れないよう、上からビニールのカバーが掛けられていた。
リサ「こんな時間に、よくホテルに入れたな?先生達に見つかったら怒られるよ?」
絵恋「このままここに泊まっちゃおうかなぁ!?」
リサ「ダメだって。これから愛原先生達が来る。バレたら追い出されるに決まってる」
絵恋「じゃあ、バレる前に食べて。これ、私の手作りクッキー」
淀橋「美味しそう!」
小島「お茶でも入れようか!」
絵恋「あ、それならジュースも持って来たの。これ飲んで」
淀橋「なーんだ!絵恋は気が利くねー!」
絵恋「リサさんの為だもーん!」
だがそのジュース、どれもペットボトル入りのなのだが、ボトルが黒く塗られていて、中身が分からない。
リサ「何だこれ?中身は?」
絵恋「コーヒーにオレンジジュース、ウーロン茶とコーラよ」
リサ「何でわざわざ黒く塗ってあるの?」
絵恋「沖縄で流行ってる、パーティー用の飲み物なのよ。ロシアンルーレット的な」
淀橋「それ本当?」
絵恋「リサさん、どれにする!?」
リサ「……まずは持って来た本人が毒見するべきなんじゃないかな?」
淀橋「毒見って……w」
淀橋はリサの発言に思わぬ吹いたが、リサを見て急に表情を硬くした。
淀橋「……!?」
絵恋「な、なに、リサさん?」
リサ「いいから、飲んでみなよ」
絵恋「わ、私のは自分のがあるから……。これ!」
絵恋は同じように、黒いペットボトルを取り出した。
リサ「そこにあるのを選んで飲めよ」
絵恋「わ、分かったわよ……」
絵恋は既にテーブルに置いたペットボトルのうち、1本を手に取り、その蓋を開けた。
そして、それを口に持って行き、ゴクゴクと飲み始める。
リサ「あの臭い……!」
レイチェル「エレン、ちょっとそのボトル、貸してください」
だが、レイチェルがそのペットボトルを取る前に、絵恋は一気飲みしてしまった。
絵恋「ぷはぁーっ!美味しいよ!?絶対にハマるから飲んでみて!このクッキーに合うわよ!」
淀橋「た、確かに美味しそうだけど……」
小島「リサとレイチェル、一体どうしたの?」
リサは絵恋が飲み干したペットボトルの臭いを嗅いだ。
リサ「くっ……この臭い……!」
レイチェル「中身は何ですか!?」
絵恋「だぁかぁらぁ、ジュースだって言ってるじゃない」
リサ「この臭い……絶対に違う」
絵恋はテーブルに置いてある別の1本を取り出した。
絵恋「本当に美味しいのよ?淀橋さんも飲んでみて」
絵恋はガシッと淀橋を掴むと、グイッと自分の所に引き寄せた。
淀橋「ちょっ、ちょっと、絵恋!?」
絵恋は口でペットボトルの蓋を開けた。
その口には牙が生えており、絵恋の瞳が赤く変色している。
淀橋「え、絵恋……舌が黒いよ……?」
絵恋「あー?」
絵恋はズルッと自分の舌を出した。
リサの鬼形態の舌も、人間のよりやや長かったりするが、絵恋のはそれ以上……それどころではない……。
絵恋「私の舌が何だってぇ……?」
淀橋「キャアアアアアッ!!」
絵恋の舌は2~3メートルもある長いものと変化していた。
淀橋は何とか絵恋を振りほどき、リサの所に逃げる。
リサ「お、おま……!何があった……!?」
絵恋「『あの御方』にね、色々と良くしてもらったのよ。つ、次は……オマエ達の番だ!!」
絵恋は見る見るうちに変化していった。
レイチェル「Emergency!Emergency!HQ!HQ!こちらレイチェル!未確認のBOWと遭遇!直ちに応援を!HQ!HQ!」
和室の4人部屋で寛ぐリサ達。
リサ「愛原先生が見回りに来るまで、あと1時間……」
リサは私服に着替えてゴロゴロしていた。
スカートの下に穿いている、学校用の緑ブルマが見え隠れしている。
リサ「わたしが着替えている最中に愛原先生が入って来て、『ラッキースケベ』を提供して、愛原先生のハートをガッツリゲット作戦だ!協力頼む」
レイチェル「分かりました」
レイチェル、何故かバスタオル1枚。
リサ「何故ッ!?」
レイチェル「シャワーを浴びてきたところです」
レイチェルはバスルームを指さした。
レイチェル「寝る前に、シャワー浴びる方はどうぞ」
小島「あー……私は湯船に浸かりたいな」
ビジネスホテルの3点ユニットバスなので、洗い場は無い。
大浴場もあるのだが、それとは別にここの風呂も使えることになっていた。
リサ「分かった。じゃあ、わたしがお湯を入れてくる」
小島「そんな!魔王様にやって頂けるなんて……」
リサ「お湯の温度は100度でいいかな。で、お醤油とみりんと砂糖と……」
小島「食べる気!?」
淀橋「魔王様が美味しく頂きました」
レイチェル「リサ、人食いは即殺処分ですよ」
リサ「ちっ……。もうちょっとでコジマの煮込みが食べれると思ったのに……」
淀橋「夕食あれだけ一杯食べたのに……」
と、そこへ部屋のドアがノックされた。
リサ「おー、愛原先生、来たー!」キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
淀橋「まだ、見回りの時間に早くね?」
小島「何か注意事項でも言いに来たんじゃない?」
リサはドアに飛びついた。
リサ「はーい!」
そして、ドアを開ける。
しかし、そこにいたのは愛原では無かった。
我那覇絵恋「こーんばーんわー!」
リサ「エレン!?」
そこには我那覇絵恋が立っていた。
私服のワンピース姿であったが、何故かズブ濡れだ。
絵恋「差し入れ持って来たの。用意するのに時間が掛かっちゃったから、遅くなっちゃった」
絵恋の手にはバスケットがあり、雨に濡れないよう、上からビニールのカバーが掛けられていた。
リサ「こんな時間に、よくホテルに入れたな?先生達に見つかったら怒られるよ?」
絵恋「このままここに泊まっちゃおうかなぁ!?」
リサ「ダメだって。これから愛原先生達が来る。バレたら追い出されるに決まってる」
絵恋「じゃあ、バレる前に食べて。これ、私の手作りクッキー」
淀橋「美味しそう!」
小島「お茶でも入れようか!」
絵恋「あ、それならジュースも持って来たの。これ飲んで」
淀橋「なーんだ!絵恋は気が利くねー!」
絵恋「リサさんの為だもーん!」
だがそのジュース、どれもペットボトル入りのなのだが、ボトルが黒く塗られていて、中身が分からない。
リサ「何だこれ?中身は?」
絵恋「コーヒーにオレンジジュース、ウーロン茶とコーラよ」
リサ「何でわざわざ黒く塗ってあるの?」
絵恋「沖縄で流行ってる、パーティー用の飲み物なのよ。ロシアンルーレット的な」
淀橋「それ本当?」
絵恋「リサさん、どれにする!?」
リサ「……まずは持って来た本人が毒見するべきなんじゃないかな?」
淀橋「毒見って……w」
淀橋はリサの発言に思わぬ吹いたが、リサを見て急に表情を硬くした。
淀橋「……!?」
絵恋「な、なに、リサさん?」
リサ「いいから、飲んでみなよ」
絵恋「わ、私のは自分のがあるから……。これ!」
絵恋は同じように、黒いペットボトルを取り出した。
リサ「そこにあるのを選んで飲めよ」
絵恋「わ、分かったわよ……」
絵恋は既にテーブルに置いたペットボトルのうち、1本を手に取り、その蓋を開けた。
そして、それを口に持って行き、ゴクゴクと飲み始める。
リサ「あの臭い……!」
レイチェル「エレン、ちょっとそのボトル、貸してください」
だが、レイチェルがそのペットボトルを取る前に、絵恋は一気飲みしてしまった。
絵恋「ぷはぁーっ!美味しいよ!?絶対にハマるから飲んでみて!このクッキーに合うわよ!」
淀橋「た、確かに美味しそうだけど……」
小島「リサとレイチェル、一体どうしたの?」
リサは絵恋が飲み干したペットボトルの臭いを嗅いだ。
リサ「くっ……この臭い……!」
レイチェル「中身は何ですか!?」
絵恋「だぁかぁらぁ、ジュースだって言ってるじゃない」
リサ「この臭い……絶対に違う」
絵恋はテーブルに置いてある別の1本を取り出した。
絵恋「本当に美味しいのよ?淀橋さんも飲んでみて」
絵恋はガシッと淀橋を掴むと、グイッと自分の所に引き寄せた。
淀橋「ちょっ、ちょっと、絵恋!?」
絵恋は口でペットボトルの蓋を開けた。
その口には牙が生えており、絵恋の瞳が赤く変色している。
淀橋「え、絵恋……舌が黒いよ……?」
絵恋「あー?」
絵恋はズルッと自分の舌を出した。
リサの鬼形態の舌も、人間のよりやや長かったりするが、絵恋のはそれ以上……それどころではない……。
絵恋「私の舌が何だってぇ……?」
淀橋「キャアアアアアッ!!」
絵恋の舌は2~3メートルもある長いものと変化していた。
淀橋は何とか絵恋を振りほどき、リサの所に逃げる。
リサ「お、おま……!何があった……!?」
絵恋「『あの御方』にね、色々と良くしてもらったのよ。つ、次は……オマエ達の番だ!!」
絵恋は見る見るうちに変化していった。
レイチェル「Emergency!Emergency!HQ!HQ!こちらレイチェル!未確認のBOWと遭遇!直ちに応援を!HQ!HQ!」
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