[6月9日19時30分 天候:曇 静岡県富士宮市富士見ヶ丘 ガスト富士宮バイパス店→ 同市ひばりが丘 セブンイレブンひばりが丘店]
リサは久しぶりの肉料理やスイーツをお腹一杯食べられて満足したようだ。
食べた後、リサはトイレに向かった。
その間、私はタブレットを見て合計金額を確認する。
ガストはファミレスの中ではリーズナブルな値段だが、さすがに大食いのリサの前に、そのリーズナブルは発揮できなかったようだ。
これはカードで支払っておこう。
トイレから出て来たリサは、少し困ったような顔をしていた。
愛原「どうかしたのか?」
リサ「あー……この近くにコンビニとか無い?」
愛原「確か、ホテルの近くにあったぞ?」
リサ「そこ、行ってもいい?」
なるべくなら、雨が降り出す前にホテルに戻りたかったが、何だか切羽詰まった様子のリサに、私はコンビニに寄ることを承諾した。
支払いを済ませて、店の外に出る。
まだ雨は降り出していなかったが、さっきよりも風が強くなっていた。
今度の台風は雨台風よりは、風台風のようである。
リサはスカートの裾を押さえながら、私の後ろについて横断歩道を渡った。
愛原「コンビニで、何か買いたい物があるのか?」
お菓子とかジュースとかかな思ったが、リサはスカートの後ろではなく、今度は前を押さえて言った。
リサ「来そうなの」
愛原「……ああ、そういうことか」
どうやら、ナプキンのストックがもう無いらしい。
ホテルの前を通過し、隣のガソリンスタンドも通過する。
そして、ようやくセブンイレブンに到着した。
リサが先に店の中に入る。
私は私で、何か買って行くことにしよう。
まあ、缶ビールとおつまみかなw
愛原「あっ」
その時、私は酒コーナーに並んでいる、ある物を見つけた。
それは“鬼ころし”。
何故かリサにとっては、暴走を抑える唯一の“薬”である。
リサが暴走した場所は学校だった。
いくら何でも学校に酒は持ち込めないから、それも災いしたのだろう。
愛原「後で飲ませないとな」
私はセブンプレミアムの缶ビールの他に、“鬼ころし”も購入することにした。
他にも、おつまみなど……。
リサ「先生、やっぱり飲むんだ?」
私が下の段の商品を取る為に屈んでいると、リサのスカートが目の前に現れた。
顔を上げると、籠に自分の買いたい商品を入れたリサの姿があった。
籠の中にはナプキンの他に、黒い生理用ショーツも入っていた。
他にはやはり、お菓子とかジュースとか……。
愛原「ホテルに戻ったら、あとは出発まで自由行動だからな」
リサ「そうなの?」
愛原「あ、でも、ホテルの外には出るなよ?」
リサ「分かったよ。それより、買う物が決まったら、早く行こう。アイスが解けちゃう」
リサはお菓子以外にも、アイスをカゴに入れていた。
愛原「分かった分かった。……化粧品とかは要らないの?」
リサ「あー、それ、ホテルに良さげのあったからそれ使う」
愛原「……持って帰れないヤツじゃないだろな?」
リサ「違う違う。ちゃんと、無料配布品だよ」
愛原「そうなのか?それならいいが……」
私達は支払いを済ませて店を出た。
愛原「“鬼ころし”も買ったから、後で飲んどけよ?」
リサ「分かったよ。わたしも先にそれ飲んどけば、あそこまで変化することもなかったのにねぇ……」
愛原「変化してて暴れたことは覚えてるのか?」
リサ「何となく。トイレでゲーゲー吐いた後、頭がボーッとした感じにはなったけどね」
愛原「吐いた時に、Gウィルスとかも吐いたんじゃないか?」
リサ「そうかもね。おかげで、少し体質が変わったかもしれない」
愛原「そうなの?」
リサは悪戯っぽく悪うと、自分の胸を寄せて上げてみた。
リサ「胸、大きくなれるかもね?そしたら先生、約束通り、パ○ズリしてあげれるよ?」
愛原「いつ約束した!?」
リサ「先生、覚えないの?わたしがまだ中学生の時だよ。まあ、先生、だいぶ酔っ払ってたけどね~。中学生にパイ○リさせようとするとかw」
愛原「読者に誤解されるようなことを言うのはやめなさい!」
その時、また強い突風が吹いて、前を歩いていたリサのスカートがピラッと捲れる。
その下にはカルバンクラインの白いショーツがあった。
リサ「おっと!こんなことしてる場合じゃない!早くしないと雨が降って来るよ!」
愛原「全く……」
食欲が満たされて元気になったのはいいが、大人をからかうのはなぁ……。
[同日20時00分 天候:雨 同地区 スーパーホテル富士宮]
ホテルを目前にして、雨がサーッと降って来た。
リサ「わあっ!降って来た降って来た!」
愛原「こりゃたまらん!」
私達は全力ダッシュで、ホテルに戻る。
やや濡れてしまったが、ずぶ濡れというほどでもない。
部屋で乾かせば、明日までには間違いなく乾くレベルだ。
愛原「着いた着いた!」
リサ「ギリセーフ!?」
愛原「……だな」
と、私は思った。
いや、確かに私はセーフだろう。
だが、リサの方はブラウスが透けて、下のブラがうっすら透けてしまっている。
……え?ブラウスの下にキャミソールは着ないのかって?
私が高校生だった頃、女子達、ブラウスの下はそのままブラだったような気がするんだが……。
愛原「すぐに着替えて、乾かせよ。部屋のハンガーあるだろ?」
リサ「うん」
エントランスロビー、エレベーターホールの所に浴衣が置いてある。
私達はこれを手に取った。
リサ「ほら、化粧品」
愛原「ほお……」
女性客向けに、化粧品の無料配布が行われていた。
リサ「こういうホテルの化粧品、何気にいいんだよね」
愛原「なるほどな」
リサ「これ、あれなの?浴衣に着替えて、お風呂に行っていい感じ?」
愛原「らしいな。ところが、向こうの朝食会場には行ってダメらしい」
リサ「ふーん……。自販機コーナーも向こうにあるのにねぇ……」
愛原「飲み物なら、さっき買って来ただろ?」
リサ「まあ、そうなんだけど……」
私達はアメニティを取ると、エレベーターに乗り込んだ。
愛原「それじゃ、あまり夜更かしするなよ?」
リサ「分かってるよ」
私はリサに“鬼ころし”を渡した。
寝る前には、必ず飲むようにと。
リサ「先生は明日、何時に起きるの?」
愛原「6時半くらいかな。朝食はその6時半からやってるらしいんだが、バスの時間が8時半だから。それまでには、さっき通った営業所に行かないと」
リサ「なるほど、分かった」
愛原「それじゃ、また明日」
リサ「うん、また明日」
私とリサは、それぞれ客室の中に入った。
リサは久しぶりの肉料理やスイーツをお腹一杯食べられて満足したようだ。
食べた後、リサはトイレに向かった。
その間、私はタブレットを見て合計金額を確認する。
ガストはファミレスの中ではリーズナブルな値段だが、さすがに大食いのリサの前に、そのリーズナブルは発揮できなかったようだ。
これはカードで支払っておこう。
トイレから出て来たリサは、少し困ったような顔をしていた。
愛原「どうかしたのか?」
リサ「あー……この近くにコンビニとか無い?」
愛原「確か、ホテルの近くにあったぞ?」
リサ「そこ、行ってもいい?」
なるべくなら、雨が降り出す前にホテルに戻りたかったが、何だか切羽詰まった様子のリサに、私はコンビニに寄ることを承諾した。
支払いを済ませて、店の外に出る。
まだ雨は降り出していなかったが、さっきよりも風が強くなっていた。
今度の台風は雨台風よりは、風台風のようである。
リサはスカートの裾を押さえながら、私の後ろについて横断歩道を渡った。
愛原「コンビニで、何か買いたい物があるのか?」
お菓子とかジュースとかかな思ったが、リサはスカートの後ろではなく、今度は前を押さえて言った。
リサ「来そうなの」
愛原「……ああ、そういうことか」
どうやら、ナプキンのストックがもう無いらしい。
ホテルの前を通過し、隣のガソリンスタンドも通過する。
そして、ようやくセブンイレブンに到着した。
リサが先に店の中に入る。
私は私で、何か買って行くことにしよう。
まあ、缶ビールとおつまみかなw
愛原「あっ」
その時、私は酒コーナーに並んでいる、ある物を見つけた。
それは“鬼ころし”。
何故かリサにとっては、暴走を抑える唯一の“薬”である。
リサが暴走した場所は学校だった。
いくら何でも学校に酒は持ち込めないから、それも災いしたのだろう。
愛原「後で飲ませないとな」
私はセブンプレミアムの缶ビールの他に、“鬼ころし”も購入することにした。
他にも、おつまみなど……。
リサ「先生、やっぱり飲むんだ?」
私が下の段の商品を取る為に屈んでいると、リサのスカートが目の前に現れた。
顔を上げると、籠に自分の買いたい商品を入れたリサの姿があった。
籠の中にはナプキンの他に、黒い生理用ショーツも入っていた。
他にはやはり、お菓子とかジュースとか……。
愛原「ホテルに戻ったら、あとは出発まで自由行動だからな」
リサ「そうなの?」
愛原「あ、でも、ホテルの外には出るなよ?」
リサ「分かったよ。それより、買う物が決まったら、早く行こう。アイスが解けちゃう」
リサはお菓子以外にも、アイスをカゴに入れていた。
愛原「分かった分かった。……化粧品とかは要らないの?」
リサ「あー、それ、ホテルに良さげのあったからそれ使う」
愛原「……持って帰れないヤツじゃないだろな?」
リサ「違う違う。ちゃんと、無料配布品だよ」
愛原「そうなのか?それならいいが……」
私達は支払いを済ませて店を出た。
愛原「“鬼ころし”も買ったから、後で飲んどけよ?」
リサ「分かったよ。わたしも先にそれ飲んどけば、あそこまで変化することもなかったのにねぇ……」
愛原「変化してて暴れたことは覚えてるのか?」
リサ「何となく。トイレでゲーゲー吐いた後、頭がボーッとした感じにはなったけどね」
愛原「吐いた時に、Gウィルスとかも吐いたんじゃないか?」
リサ「そうかもね。おかげで、少し体質が変わったかもしれない」
愛原「そうなの?」
リサは悪戯っぽく悪うと、自分の胸を寄せて上げてみた。
リサ「胸、大きくなれるかもね?そしたら先生、約束通り、パ○ズリしてあげれるよ?」
愛原「いつ約束した!?」
リサ「先生、覚えないの?わたしがまだ中学生の時だよ。まあ、先生、だいぶ酔っ払ってたけどね~。中学生にパイ○リさせようとするとかw」
愛原「読者に誤解されるようなことを言うのはやめなさい!」
その時、また強い突風が吹いて、前を歩いていたリサのスカートがピラッと捲れる。
その下にはカルバンクラインの白いショーツがあった。
リサ「おっと!こんなことしてる場合じゃない!早くしないと雨が降って来るよ!」
愛原「全く……」
食欲が満たされて元気になったのはいいが、大人をからかうのはなぁ……。
[同日20時00分 天候:雨 同地区 スーパーホテル富士宮]
ホテルを目前にして、雨がサーッと降って来た。
リサ「わあっ!降って来た降って来た!」
愛原「こりゃたまらん!」
私達は全力ダッシュで、ホテルに戻る。
やや濡れてしまったが、ずぶ濡れというほどでもない。
部屋で乾かせば、明日までには間違いなく乾くレベルだ。
愛原「着いた着いた!」
リサ「ギリセーフ!?」
愛原「……だな」
と、私は思った。
いや、確かに私はセーフだろう。
だが、リサの方はブラウスが透けて、下のブラがうっすら透けてしまっている。
……え?ブラウスの下にキャミソールは着ないのかって?
私が高校生だった頃、女子達、ブラウスの下はそのままブラだったような気がするんだが……。
愛原「すぐに着替えて、乾かせよ。部屋のハンガーあるだろ?」
リサ「うん」
エントランスロビー、エレベーターホールの所に浴衣が置いてある。
私達はこれを手に取った。
リサ「ほら、化粧品」
愛原「ほお……」
女性客向けに、化粧品の無料配布が行われていた。
リサ「こういうホテルの化粧品、何気にいいんだよね」
愛原「なるほどな」
リサ「これ、あれなの?浴衣に着替えて、お風呂に行っていい感じ?」
愛原「らしいな。ところが、向こうの朝食会場には行ってダメらしい」
リサ「ふーん……。自販機コーナーも向こうにあるのにねぇ……」
愛原「飲み物なら、さっき買って来ただろ?」
リサ「まあ、そうなんだけど……」
私達はアメニティを取ると、エレベーターに乗り込んだ。
愛原「それじゃ、あまり夜更かしするなよ?」
リサ「分かってるよ」
私はリサに“鬼ころし”を渡した。
寝る前には、必ず飲むようにと。
リサ「先生は明日、何時に起きるの?」
愛原「6時半くらいかな。朝食はその6時半からやってるらしいんだが、バスの時間が8時半だから。それまでには、さっき通った営業所に行かないと」
リサ「なるほど、分かった」
愛原「それじゃ、また明日」
リサ「うん、また明日」
私とリサは、それぞれ客室の中に入った。