[5月2日10:58.天候:曇 東京都千代田区神田佐久間町 東京メトロ秋葉原駅→ヨドバシAkiba]
〔足元に、ご注意ください。あきはばら、秋葉原。南千住行きです〕
稲生達を乗せた日比谷線電車が、秋葉原駅に到着する。
日比谷線には、まだホームドアは設置されていない。
電車を降りると、すぐに発車メロディが鳴った。
AKB48の“恋するフォーチュンクッキー”である。
秋葉原駅ならではの、ご当地メロディと言えよう。
〔2番線は、発車致します。閉まるドアに、ご注意ください。駆け込み乗車は、おやめください。JR線、つくばエクスプレス線はお乗り換えです〕
階段を昇っていると、電車が巻き起こした強風で、2人のローブがバタバタと靡く。
しかし、マリアのスカートはその内側にある為、あまり影響はない。
稲生:「それじゃ、ヨドバシにでも行くか」
3番出口から出ると、すぐ目の前にヨドバシカメラとJR秋葉原駅がある。
当たり前だが、JRの券売機で地下鉄のキップは買えないので念の為(意外とこういう間違いをする上京者は多い)。
〔まあるい緑の山手線♪真ん中通るは中央線♪……〕(都営新宿線も真ん中を通っているのだが、この歌ができた時、まだ都営新宿線は開通していなかった)
同僚警備員:「あっ、雲羽さん!店内の撮影は禁止ですよ!」
雲羽:「うぉっ、ヤベッ!」
警備隊長:「また、オマエか……」
雲羽:「股尾前科?それはネット界で有名な、よく事故を起こす某JR運転士のことですか!?」
警備隊長:「オマエ、そんなだから昇格保留食らうんだぞ?せっかく試験に受かったのに……」
雲羽:「折伏やった結果がこれだよ!」
警備隊長:「オマエ、また宗教の勧誘に来たのか?」
雲羽:「宗教の勧誘じゃないです!映画の撮影です!」
警備隊長:「ゲロったな。ちょっと防災センターまで来い!」
ガシッ!ズール、ズール……。(警備員数名に連行される雲羽)
雲羽:「あ~れ~……」
多摩:「すいません、これください」
店員:「ありがとうございます」
尚、多摩準急名誉監督は客のフリして逃げたという。
[同日13:00.天候:晴 東京都千代田区神田花岡町 ヨドバシAkiba8Fレストランフロア→6F]
午前中は家電関係を購入した2人。
昼食はレストランフロアで、とんかつ定食を食べた。
マリア:「日本料理っぽくなっていたけど、ポークカツレツだよな?」
稲生:「そうです」
マリア:「ああいうので良かったら、ミカエラ辺りに言えば、屋敷でも作ってもらえるような気がする」
稲生:「ほんと!?」
屋敷では日本料理は殆ど出されない。
ロシア料理かイギリス料理が中心となるが、イギリス料理はバリエーションが少ないので、近隣諸国の料理が出てくることもある。
さすがに見かねた専属メイド人形のダニエラが、夜食にお握りを作ってくれることはあったが。
マリア:「ああ。後で言っておこう」
稲生:「助かるよ!」
エスカレーターで6階まで降りる。
尚、家電は大きい物は後で屋敷に配達してもらう形式をとった。
もっとも、最終的にはエレーナが運ぶことになるだろうが。
稲生:「あっ、ガチャがある」
マリア:「Gacha?」
稲生:「最近のガチャは凝ってるなぁ……。この鉄道信号機なんて、鉄ヲタが買うのかな?」
マリア:「ワンチャン、ルーシーが欲しがるかもね」
ダンテ一門の鉄ヲタが稲生なら、鉄子はルーシーである。
もっとも、稲生が鉄道全般とそれに付随する路線バスが範疇(なので、BRTも乗り鉄の範囲に含める派)なのに対し、ルーシーは高速鉄道(日本で言えば新幹線)や高速列車(日本で言えば新幹線や特急列車)に拘る派である。
稲生:「あとは、この“光る魔導書”っぽいグッズとか」
マリア:「魔法陣が超テキトー……」
稲生:「電気スタンドとか、カンテラのミニチュアとか。一応ちゃんと光る」
マリア:「……これは欲しいかも」
稲生:「キャラ系だとペンギンとか、ぐでたまとか……」
マリア:「この辺、日本ならではか?」
稲生:「車とかデコトラとか……」
マリア:「フムフム……」
稲生:「東京の名所のミニチュアとか……」
マリア:「スカイツリーと都庁か……」
稲生:「冷蔵庫と扇風機、石油ファンヒーターやテレビのミニチュア」
マリア:「もう何でもアリだなw」
尚、作者はバスの降車ボタンをゲットしましたw
[同日14:31.天候:晴 東京都千代田区外神田 JR秋葉原駅→京浜東北線1470A電車1号車内]
〔まもなく1番線に、快速、南浦和行きが参ります。危ないですから、黄色い点字ブロックまでお下がりください。次は、上野に止まります。御徒町へは、山手線を、ご利用ください〕
殆どヨドバシAkiba内で過ごした2人。
そろそろ稲生の実家に行く時間となったので、駅に移動する。
マリア:「大抵あそこで全部手に入るというのが凄いな」
稲生:「ヨドバシでも手に入らないモノは、電気街へ行けばいいってことだよ」
薄い本、エログッズに関しましては【お察しください】。
〔あきはばら~、秋葉原~。ご乗車、ありがとうございます。次は、上野に止まります〕
1番後ろの車両に乗り込んだ2人、
空いているブルーの座席に腰かけた。
すぐに発車メロディが鳴るが、汎用のもので、こちらは秋葉原ご当地メロディというわけではない。
〔1番線の京浜東北線、ドアが閉まります。ご注意ください。次の電車を、ご利用ください〕
車両とホームドアが閉まってから、電車が走り出す。
駆け込み乗車があったのか、再開閉が何度かあった。
発車が遅れた為か、少し急発進気味で発車する。
その為、稲生の隣に座っているマリアが、やや稲生に寄り掛かる形となった。
〔次は上野、上野。お出口は、右側です。新幹線、高崎線、宇都宮線、常磐線、京成線、地下鉄銀座線と地下鉄日比谷線はお乗り換えです。上野の次は、田端に止まります〕
〔The next station is Ueno.JK30.The doors on the right side will open.Please change here for the Shinkansen,the Takasaki line,the Utsunomiya line,the Joban line,the Keisei line,the Ginza subway line and the Hibiya subway line.The stops after Ueno,will be Tabata.〕
稲生:「一度家に行って荷物を置いて、そこから母さんとイオンモールに行くことになるだろうね」
マリア:「なるほど。分かった」
山手線との並行区間は駅間距離が短く、こうして話している間に、既に御徒町駅を通過していた。
〔足元に、ご注意ください。あきはばら、秋葉原。南千住行きです〕
稲生達を乗せた日比谷線電車が、秋葉原駅に到着する。
日比谷線には、まだホームドアは設置されていない。
電車を降りると、すぐに発車メロディが鳴った。
AKB48の“恋するフォーチュンクッキー”である。
秋葉原駅ならではの、ご当地メロディと言えよう。
〔2番線は、発車致します。閉まるドアに、ご注意ください。駆け込み乗車は、おやめください。JR線、つくばエクスプレス線はお乗り換えです〕
階段を昇っていると、電車が巻き起こした強風で、2人のローブがバタバタと靡く。
しかし、マリアのスカートはその内側にある為、あまり影響はない。
稲生:「それじゃ、ヨドバシにでも行くか」
3番出口から出ると、すぐ目の前にヨドバシカメラとJR秋葉原駅がある。
当たり前だが、JRの券売機で地下鉄のキップは買えないので念の為(意外とこういう間違いをする上京者は多い)。
〔まあるい緑の山手線♪真ん中通るは中央線♪……〕(都営新宿線も真ん中を通っているのだが、この歌ができた時、まだ都営新宿線は開通していなかった)
同僚警備員:「あっ、雲羽さん!店内の撮影は禁止ですよ!」
雲羽:「うぉっ、ヤベッ!」
警備隊長:「また、オマエか……」
雲羽:「股尾前科?それはネット界で有名な、よく事故を起こす某JR運転士のことですか!?」
警備隊長:「オマエ、そんなだから昇格保留食らうんだぞ?せっかく試験に受かったのに……」
雲羽:「折伏やった結果がこれだよ!」
警備隊長:「オマエ、また宗教の勧誘に来たのか?」
雲羽:「宗教の勧誘じゃないです!映画の撮影です!」
警備隊長:「ゲロったな。ちょっと防災センターまで来い!」
ガシッ!ズール、ズール……。(警備員数名に連行される雲羽)
雲羽:「あ~れ~……」
多摩:「すいません、これください」
店員:「ありがとうございます」
尚、多摩準急名誉監督は客のフリして逃げたという。
[同日13:00.天候:晴 東京都千代田区神田花岡町 ヨドバシAkiba8Fレストランフロア→6F]
午前中は家電関係を購入した2人。
昼食はレストランフロアで、とんかつ定食を食べた。
マリア:「日本料理っぽくなっていたけど、ポークカツレツだよな?」
稲生:「そうです」
マリア:「ああいうので良かったら、ミカエラ辺りに言えば、屋敷でも作ってもらえるような気がする」
稲生:「ほんと!?」
屋敷では日本料理は殆ど出されない。
ロシア料理かイギリス料理が中心となるが、イギリス料理はバリエーションが少ないので、近隣諸国の料理が出てくることもある。
さすがに見かねた専属メイド人形のダニエラが、夜食にお握りを作ってくれることはあったが。
マリア:「ああ。後で言っておこう」
稲生:「助かるよ!」
エスカレーターで6階まで降りる。
尚、家電は大きい物は後で屋敷に配達してもらう形式をとった。
もっとも、最終的にはエレーナが運ぶことになるだろうが。
稲生:「あっ、ガチャがある」
マリア:「Gacha?」
稲生:「最近のガチャは凝ってるなぁ……。この鉄道信号機なんて、鉄ヲタが買うのかな?」
マリア:「ワンチャン、ルーシーが欲しがるかもね」
ダンテ一門の鉄ヲタが稲生なら、鉄子はルーシーである。
もっとも、稲生が鉄道全般とそれに付随する路線バスが範疇(なので、BRTも乗り鉄の範囲に含める派)なのに対し、ルーシーは高速鉄道(日本で言えば新幹線)や高速列車(日本で言えば新幹線や特急列車)に拘る派である。
稲生:「あとは、この“光る魔導書”っぽいグッズとか」
マリア:「魔法陣が超テキトー……」
稲生:「電気スタンドとか、カンテラのミニチュアとか。一応ちゃんと光る」
マリア:「……これは欲しいかも」
稲生:「キャラ系だとペンギンとか、ぐでたまとか……」
マリア:「この辺、日本ならではか?」
稲生:「車とかデコトラとか……」
マリア:「フムフム……」
稲生:「東京の名所のミニチュアとか……」
マリア:「スカイツリーと都庁か……」
稲生:「冷蔵庫と扇風機、石油ファンヒーターやテレビのミニチュア」
マリア:「もう何でもアリだなw」
尚、作者はバスの降車ボタンをゲットしましたw
[同日14:31.天候:晴 東京都千代田区外神田 JR秋葉原駅→京浜東北線1470A電車1号車内]
〔まもなく1番線に、快速、南浦和行きが参ります。危ないですから、黄色い点字ブロックまでお下がりください。次は、上野に止まります。御徒町へは、山手線を、ご利用ください〕
殆どヨドバシAkiba内で過ごした2人。
そろそろ稲生の実家に行く時間となったので、駅に移動する。
マリア:「大抵あそこで全部手に入るというのが凄いな」
稲生:「ヨドバシでも手に入らないモノは、電気街へ行けばいいってことだよ」
薄い本、エログッズに関しましては【お察しください】。
〔あきはばら~、秋葉原~。ご乗車、ありがとうございます。次は、上野に止まります〕
1番後ろの車両に乗り込んだ2人、
空いているブルーの座席に腰かけた。
すぐに発車メロディが鳴るが、汎用のもので、こちらは秋葉原ご当地メロディというわけではない。
〔1番線の京浜東北線、ドアが閉まります。ご注意ください。次の電車を、ご利用ください〕
車両とホームドアが閉まってから、電車が走り出す。
駆け込み乗車があったのか、再開閉が何度かあった。
発車が遅れた為か、少し急発進気味で発車する。
その為、稲生の隣に座っているマリアが、やや稲生に寄り掛かる形となった。
〔次は上野、上野。お出口は、右側です。新幹線、高崎線、宇都宮線、常磐線、京成線、地下鉄銀座線と地下鉄日比谷線はお乗り換えです。上野の次は、田端に止まります〕
〔The next station is Ueno.JK30.The doors on the right side will open.Please change here for the Shinkansen,the Takasaki line,the Utsunomiya line,the Joban line,the Keisei line,the Ginza subway line and the Hibiya subway line.The stops after Ueno,will be Tabata.〕
稲生:「一度家に行って荷物を置いて、そこから母さんとイオンモールに行くことになるだろうね」
マリア:「なるほど。分かった」
山手線との並行区間は駅間距離が短く、こうして話している間に、既に御徒町駅を通過していた。