マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

髑髏城の七人 花 二回目

2017年06月03日 | 劇団☆新感線
花ドクロ二回目にしてmy楽。


今日も熱く楽しい舞台でした。
小栗旬君の捨之介がいい感じに力が抜けてとても良くなってました。
世捨て人だった捨之介が沙霧の情にほだされてもう一度生きてみようか…と去って行く時の後ろ姿が凄くカッコよくゾクゾクッとしました。

沙霧役の清野菜名さん、初めて観る女優さんでしたが、身体能力が素晴らしいですね。声が少しお疲れ?な感じでしたがあと一週間頑張ってください。
前回、一人だけ浮いた感じに見えた青木崇高さんも髑髏ファミリーにしっくり馴染んでてとても良かったです。
古田新太さんの、マサコ、ミッチーはアドリブではなくちゃんとしたセリフだったんですね。
前回、「前は天海祐希だったのに・・・ノムラサチヨじゃないか~」のところは、「・・・今日はウツミケイコじゃないか~ウツミケイコ師匠に謝れ~」でした。
そして、兄さんの良く研がれた鎌に惚れて「お前はズンコだ~」・・・これは同じでした。ズンコって?あのズンコさんじゃないよね?
古田さんの贋鉄斎が出てきただけで場内は笑いの渦にホント面白いわ~

成河(ソンハ)さんの天魔王は狂気を感じられるように進化してました。
皆さん、素晴らしかったです
千秋楽までお怪我なく駆け抜けられますように。

今日は、稲森いずみさん、剛力彩芽さん、泉ピン子さんがご観劇でした。



髑髏城の七人~花レポ

2017年04月29日 | 劇団☆新感線
3月30日にオープンした新劇場ーIHIステージアラウンド東京ーに行ってきました。

杮落としの演目は、劇団☆新感線による「髑髏城の七人」。

この作品は今まで色んなバージョンを観ているのですが、その度に演出もキャストも変わるので(基本のストーリーは同じ)観る度に違う感動があります。今回は、客席が360度回転する・・・とのことで、どうなっちゃうんだろう?と思っていたら、まあ!面白いこと!!
ちょっと嵌りそうです。
まるでテーマパークのアトラクションみたいに楽しかった。

大筋は今までと同じなんですが、セットを含めた空間がとても立体的に感じられるというか、自分もその中に吸い込まれて行くような感覚に陥るんですよ。

客席正面の壁が開くとその場面でお芝居が繰り広げられるのですが、その両脇にも別のセットが組まれているので、壁が閉じて客席が回転して再び壁が開くと全然別の場面に。
回転している間は閉じてる壁にプロジェクションマッピングのように映像が映し出され、壁の外でもお芝居が続くので暗転による間延び感はゼロ。

兎に角、あれは経験した人でないとわからない感覚かも。超おすすめですよ。

【花】バージョンの主なキャスト   因みに次回の【鳥】バージョンキャストはこちら
                   ↓

捨之介     小栗旬       阿部サダヲ      
無界屋蘭兵衛  山本耕史      早乙女太一
天魔王     成河        森山未來
極楽太夫    りょう       松雪泰子
兵庫      青木崇高
沙霧      清野菜名      清水葉月
狸穴二郎衛門  近藤芳正      梶原善
贋鉄斎     古田新太      池田成志
三五      河野まさと

今回は古田新太さんの贋鉄斎が凄く笑いを取ってて面白かったです。愛刀にマサコとかミッチーとか名付けての一人芝居や兵庫の赤錆の刀を見て「昔は天海祐希だったのにこれじゃ野村さちよじゃないか~!」などアドリブ?炸裂してました。きっとここらへんは日替わりだと思う。

一番拍手喝采だったのは、兵庫のお兄ちゃんの鎌捌き。かっこよくてジーンとするシーンでした。

小栗旬君とりょうさん、青木さんはなかなか良かったのですが、蘭兵衛の山本耕史さんと天魔王の成河さんは期待したほどではなく残念でした。山本耕史君はあの髪型が似合ってないと思うのですが・・・

ワカドクロの時の早乙女太一さんと森山未來君が素晴らしかったので鳥バージョンに期待。

ステージアラウンド東京は、新橋からゆりかもめに乗って市場前で下車し北口に出ると目の前です。(徒歩2~3分?)でも周りは閑散としていてコンビニも何もありません。劇場前には芝生の広場と小さなカフェ?みたいなお店が1軒だけ。
開場前に着いた私たちは広場のベンチに座って持参したサンドウィッチを食べました。これが大正解。
劇場ロビーには大したものが売ってなく(アンパンが300円以上してた)座れるスペースもちょっとしかなかったので。
赤坂ACTの地下ロビーをちょっと広くしたような感じです。

トイレは広くて綺麗ですが1ヶ所だけしかありません。休憩時間は結構大変そう。それと荷物かけのフックがとても高い位置にあるので小柄な方は困るのではないかなと思いました。かなり大柄な私でもやっとでしたので。
これから色々改善されるとは思いますが、困った点などはアンケートに書いてきたほうがいいかもしれないですね。

なんだかんだ言っても、劇団☆新感線の舞台は楽しくてジーンとして元気を貰えるから大好きです。
花バージョンは千秋楽近くにもう一度観に行くので、どんな風に進化してるか楽しみにしてますよ。激しい立ち回りもあるので皆様お怪我のないように

明日はいよいよみりおんちゃんの卒業の日。ライブビューイングで見守りたいと思います。




劇団☆新感線「ヴァン・バン・バーン」

2016年09月12日 | 劇団☆新感線


先日姫も観劇された新感線の舞台を観に赤坂ACTシアターへ。

本日のお席はW列上手寄り。後ろのほうだけど観やすい席でした。すぐ近くにいのうえひでのりさん。

渡辺えりさんやクドカンさんぽい方、ずんちゃんにそっくりな方(もしや本物だったのかな?)の姿も。

立ち見席は二列になっててこの作品の人気ぶりが伺えます。

久々の新感線らし~い面白い舞台でした
(前回観た「乱鴬」がイマイチ新感線ぽくなかったので特にそう感じたのかもしれないけど。)

「メタルマクベス」とか「サイケデリック・ペイン」と同じ系統かな。

楽曲がいいんです千年たっても愛してるとかね。 そしてとにかくカッコイイです。

ストーリー的には突っ込みドコロ満載ですが、面白かったしラストが良かったから全て許せるって感じ。


ここからはネタバレあり。

昔恋した女(かぐや姫)に再びめぐり逢うためにヴァンパイアとなって生き続けている男(今はビジュアル系バンドのヴォーカル・トーシロー)が純愛を貫く物語。ここに歌舞伎町のヤクザとかりけんのホボカタハルコとか沖縄のテルさんとかが絡んで話が展開していく内に、かぐや姫はエイリアンだったということがわかる。千年以上の長きに渡りエイリアンたちは密かに人間の体に寄生して増殖していたのだった。かぐや姫は婚約者を殺したトーシローに恨みを抱き続けていた。トーシローに血を吸われて増殖したヴァンパイアVSエイリアンの闘いが始まる。

ザックリ言うとこんなお話。

生田斗真くん、中村倫也さんは文句なくカッコイイんですが、この子誰?可愛いし上手いよね~と思ったのは神山智洋君でした。(ジャニーズWESTらしい。)

今回は橋本じゅんさんと高田聖子さんが大活躍で随分笑わせて戴きました。

冠さんの歌も迫力あったし、ホントいい曲揃いだった

あ~面白かった。

新感線お約束のガンガンでノリノリのカテコも超楽しかったのですが、一緒に行った新感線ほぼ初体験の友人にはあの轟音は衝撃が強すぎたようで「面白かったけど難聴になりそうだったわ~!」と言ってました。

でも懲りもせず「髑髏城の七人」に行きたいそうです。








劇団☆新感線「乱鴬」

2016年03月20日 | 劇団☆新感線
劇団☆新感線の「乱鴬」を観に、新橋演舞場に行ってきました。



席は1階18列上手の通路際。演舞場って傾斜が緩いので前の人の頭が邪魔で舞台が見にくくて残念。

お芝居はしっとりした人情物の時代劇。

いつもの新感線のようなハチャメチャなシーンはなし。

お芝居にぐいっと引きこまれました。

・・・といってもクスっと笑えるシーンが散りばめられているので面白かったですよ。

古田新太さんの独壇場といった印象が強かったです。

粟根まことさんが美味しい役でしたね。

大東俊介さんも面白かったです。

じゅんさんや聖子さんが出番が少なくてファンとしてはちょっと残念。

もちろん新感線の真骨頂、激しい殺陣も健在でした。

予定調和な終わり方じゃないのも新鮮でした。

上演時間は11:30~15:10 途中に休憩時間が35分入るので、幕間に皆さんお弁当を食べていましたが、

朝が遅かった私達は、終演後に歌舞伎座裏のパリのワイン食堂で遅いランチ。


前菜 蟹とアボカドのタルタル


自家製パンとリエット


メイン オマールテイル


苺のタルト


三色アイスクリーム








劇団☆新感線 オールスターチャンピオン祭り 五右衛門vs轟天

2015年09月02日 | 劇団☆新感線

行って参りましたよ~赤坂ACTシアター 

本日の席は1階G列センターという良いお席。細かい表情までオペラなしでも良く見えます。生声も。

ロビーにはこんなオブジェが 

とにかく新感線らしい熱くて面白い舞台でした~

座席にはこんなものが・・・ばってん風車。


劇中、観客みんなでくるくる回して使います。先日の阿弖流爲といい最近の新感線のお約束になりつつある?

考えてみたら私、じゅんさんの轟天を生で観るのは今回が初めてだったのですが、凄く面白くてカッコ良かったです。じゅんさん、足長いな~なんて思いながら見てました。顔は人間離れしてるし変態なんですけど、心のピュアさが滲み出てるんだな。じゅんさん、大好き

轟天と一緒にタイムスリップして五右衛門を狙うアンドリューの賀来賢人くん、初めて見たのですが健闘してました。第二の浦井くんになれるかな・・・

五右衛門の古田新太さん、五右衛門シリーズは全部観てるんだけど今回は五右衛門としての出番が少なくてちょっと残念。

その代わりキンキラキンのフリフリのドレス姿で美脚を披露してましたね。(体はぶよぶよだけど脚は細い、と言われてました)

ばってん不知火の池田成志さんに「ダイワハウス!ダイワハウス!」と言われて苦笑い。そして「なんでこんな男がもてるんだ?特に世田谷マダム」とも。

あんな風貌だけど色気があるからなんだろうね~やっぱかっこいい

松雪泰子さんのリカちゃんが可愛かった~(でも私の中ではリカちゃん=かなめ様に変換されました。)

色んなミュージカルやドラマやアニメのパロディーも満載。

風の谷のナウシカ、もののけ姫、アルプスの少女ハイジ、マッサン、モーツアルト(ぜんまい仕掛けの女の子)、白鳥の湖、オペラ座の怪人、エリザベート・・・もっとあったけど忘れちゃった。

お祭りらしい賑やかな舞台で、大笑いしながら観てたので3時間20分(休憩入れて)だったけど、あっという間でした。

ネタものらしくシモネタも多かったけど、思ったほど酷くなかった。(どんだけ下品だと思ってたんだか・・)

かなめちゃんには、「薔薇とサムライ」とか「阿修羅城の瞳」のような作品で劇団☆新感線に出て欲しいなと思います。

天海祐希さんのように。

かなめちゃんが演りたがっていた「BASARA」なんてどうかしらね






アカドクロ「髑髏城の七人」

2015年07月05日 | 劇団☆新感線
ゲキシネ第一弾の「アカドクロ」がテレビ(チャンネルNEKO)放映されてたので観ました。

やっぱり劇団☆新感線は迫力あるね~

おちゃらけててもしっかり芯が通ってるので、ラストは感動です

8月は、クドカン×新感線の「メタルマクベス」ですって。

「メタルマクベス」と「アテルイ」「阿修羅城の瞳」「薔薇とサムライ」はDVD持ってますけどめちゃめちゃ面白いですよ。

「SHIROU」と「アオドクロ」もオススメ。泣けます

9月に観に行く「轟天vs五右衛門」も楽しみだな~

大人の新幹線「ラストフラワーズ」

2014年08月12日 | 劇団☆新感線


「ラストフラワーズ」観てきました。赤坂アクトシアター。席は1階S列センターでしたが、とても見やすい席でした。
高いところで芝居するシーンも多いので逆に前方だと見難いかもね。スモークも凄いので前の方の皆さんパタパタ扇いでらっしゃいましたし。今回の舞台は2階席でも十分楽しめそうです。

舞台はね、もう笑った~笑った~面白かったです

さすが大人計画&劇団☆新感線

曲がいいのよ~

特に星野源さんの歌う「ラストフラワーズ」の曲が良かったです。

星野さんファンは必見ね。



新感線や大人計画の役者さん達それぞれがキャラクターを活かした役で熱演。

お馬鹿なスパイ映画「オースティン・パワーズ」みたいなのをイメージしてるといのうえひでのりさんが仰ってたのを何かで読んだけど・・・わかります。

小池栄子さんと高田聖子さんが強烈でした。聖子さん、上手いなぁ~、それにキ・レ・イ。ちょっとデビ夫人に似てた。

古田新太さん、随分スリムになりましたね。ナンバースリーのスーツ姿がめちゃカッコ良かったです。ファットダディーと特務機関の諜報部員とのギャップがイイ。


クドカンと星野さんはいつもながら情けない頼りない役。でも美味しい所をさらって行きました。

じゅんさんは二役を行ったり来たり大忙し。

松尾スズキさんの奇妙な動き(舞踏病?)に爆笑。

皆川猿時さんのキレの良い動きに感心しきり。

河野さんはまたまた何重にも裏切るし。

クドカンを追い回す平岩紙ちゃんのタンバリンを振る姿がめちゃめちゃ可愛かった~

恨みをいつまでも引きずり執念深く報復を繰り返すのではなく、自分の娘を殺めた男さえも引き取って育てるというビッグダディー(ファットダディー?)三蔵の心の広さに希望の光を見ました。

ところで今思ったんだけど、猿とか豚とか三蔵とか・・・西遊記も絡んでるのでしょうかね?

カテコは宝塚のシャンシャンのパクリ?のようで華やかで楽しかったです。

1階後方には立ち見の方が大勢いらっしゃいました。その価値大いにアリです

蒼の乱 東京千秋楽

2014年04月26日 | 劇団☆新感線
千秋楽も大盛り上がりでした。

天海祐希さん、とてもお元気そうで安心しました。最初の登場シーンから素敵でしたが、後半将門御前を名乗って戦うところは正に宝塚の男役素晴らしくカッコ良かったです。

早乙女太一さんの殺陣の早さと美しさは言うまでもなく、クレヨンしんちゃんにはビックリそして爆笑でした。

じゅんさん、最後までお馬さんお疲れ様でした。腰を痛めないかと心配です。



恒例の煎餅撒き。

私は3階席だったので、役者さん達が3階席まで来て手渡ししてくれました。

早乙女太一さんや梶原善さんの煎餅の飛ぶこと飛ぶこと!!

まるでフリスビーのよう。

劇団☆新感線「蒼の乱」

2014年04月23日 | 劇団☆新感線
渋谷の東急シアターオーブにて。
 
本日の席は、1階14列センターでしたが、実質10列目くらい。オペラなしでも良く見えること

天海祐希さんの見目麗しいことそして早乙女太一さんや松山ケンイチさん、新感線の俳優さんたちの激しい殺陣に目を奪われました。

20分の休憩を入れて約3時間半でしたが、全然長く感じません。

天海祐希さんを生の舞台で観るのは久しぶりだったのですが(前回観たのは「おのれナポレオン」)、以前にも増して凛として美しく、とてもお元気そうで安心しました。オペラグラスが要らないくらいの近さなのに、友人と共にしっかりアップの表情もチェック

激しい動きはありませんでしたが歌もあり、天海祐希ファンには必見の舞台です。

松山ケンイチさんもかなり頑張ってらして、セリフもとても聞き取りやすく直情型の小次郎将門を好演していました。

その将門の愛馬「クロマキ」が橋本じゅんさん。 劇団四季の「ライオンキング」の動物のような動きの馬でとても良く出来てて感心。

蒼真と共に外つ国から日の本に来た桔梗に高田聖子さん。じゅんさんと聖子さん、いつもとは違ってあまり笑いを取るシーンは無し。

笑えるシーンは森奈みはるさんの担当。

平幹二朗さんの存在感が凄かったです。

一幕の最初のほうで農民たちが直訴するというシーン、どこかで見たような・・・と思ったらエリザベートのミルクに似てました・・・曲も。

それにしてもシアターオーブはトイレが少なすぎ!特に一階。なんとかして欲しいです。


鉈切り丸

2013年11月29日 | 劇団☆新感線


東急シアターオーブで森田剛主演「鉈切り丸」を観てきました。

リチャード三世を鎌倉時代に置き換えた舞台。

青木豪さんの脚本、いのうえひでのりさんの演出です。

森田剛くんの鉈切り丸(教頼?)が凄まじいばかりの悪行を働くピカレスクロマン。

せむしでびっこで顔には傷がある醜い男。自分が天下を取るために邪魔になるものを言葉巧みに操り滅ぼしていく。

刀で切る度に血しぶきがピューピュー飛ぶさまやリアルな生首など気の弱い人はビックリしちゃうかも。

新感線や歌舞伎で鍛えられてる(?)私でさえも、またかいなって感じだったし。

そんな血なまぐさい中、武士なのに公家のようなおっとりした生瀬さんの頼朝が凄く面白かった。間の取り方と言い、アドリブっぽいせりふといいさすが 山内圭哉さんや政子との三人のシーンは、唯一笑えるホッと出来る場面でした。

若村麻由美さんと建礼門院の麻実れいさんの存在感も凄かったです。


しかし何と言っても森田剛君が素晴らしかった。

幕が開いて、第一声を聞いた瞬間に「これは凄いかも」って思いましたが、本当にそうでした。

大勢の人を死に追いやり、自分の子供や妻、母までも手にかける因果。

蓮の池に亡霊や生霊が現れ鉈切り丸を呪うシーンは、とても美しかったです。

哀れで悲しい最後でした。

死ぬ間際のセリフ、馬をくれ!ではなく鳶よ、おまえの羽をくれ!でしたね。

死んでもなお上から見下そうという・・・どこまでいやな奴なんだ、お前は!

特にファンではない私でも気の毒だな・・・と思ったくらいですから、森田剛くんのファンには辛いお芝居だったかもしれませんね。

皆に醜いと言われ忌み嫌われる役ですし。

毎日毎日、あの体勢で演ずるのはさぞや大変でしょうね。体のあちこちに影響が出そう。

精神的にも肉体的にもキツイ舞台だと思いますが、本当に見事な演技でした。ブラヴォー

劇団☆新感線 五右衛門ロックⅢ

2013年01月09日 | 劇団☆新感線
渋谷のシアターオーブで観劇。

8列目だと思って行ったら実質的には3列目(6列が最前列)でよく見えること凄い臨場感。

今回大活躍するのは三浦春馬君と蒼井優ちゃん。

ふたりとも歌もダンスも殺陣も上手い!!

春馬くんの爽やかな好青年がふっと見せる翳りに友人はキュンとなったそうですが、優ちゃんもとても元気で可愛らしい女盗賊ぶりでした。

特に後半のお銀とのデュエットは良かったなあ。

古田新太さんや高橋由美子さん、高田聖子さん、橋本じゅんさんもいつも通り面白く、準劇団員?の浦井健治君も笑わせてくれます。

しかし今回、一番凄いなあと思ったのは秀吉役の麿赤兒さん。

堂々たる殿様ぶり、やはり重みが違います。

こういう方が一人いるだけで舞台がキュッと引き締まりますね。

最後はオールスタンディングで新年早々元気を貰いました

特別出演の天海祐希さんのシーンも楽しかったですよ。


サイケデリック・ペイン

2012年08月29日 | 劇団☆新感線
森雪之丞×布袋寅泰のロックオペラと聞いてもあまりピンとこなかったんだけど、いのうえひでのりさんの演出で劇団☆新感線の方々も出るし・・・と観に行ってみたらとっても面白かったです~



ミュージカルと言うよりはライブのノリ。

ちゃんとストーリーもあるし最後にはどんでん返しも・・・

メインキャストのバンドの皆さんがメチャメチャカッコイイんです。しかも歌もかなりのもの。

綾野剛さんは歌はもうちょっとという感じでしたが、長い髪を振り乱してギターをかき鳴らす姿はアルフィーの高見沢さんを彷彿とさせました。

前方の通路際の席だったので、彼がそばを通る度にいい香りがフワ~っと

福士誠治さんは、とても歌がお上手でビックリしました。

天使ソフィー役の北乃きいさんが、意外にも(失礼)ビジュアル的にあのアニメチックなキャラクターにぴったりでとても可愛らしく、透明感のある美しい歌声が素晴らしかったです。

ドロンジョ様のような片瀬那奈さんもはまり役でした。

曲も良かったしもう大満足

コンサートシーンなんかオールスタンディングでペンライトもOK

これから行かれる皆様、どうぞ思いっきりはじけて楽しんできてくださいませ。


劇団☆新感線 「シレンとラギ」

2012年06月12日 | 劇団☆新感線
面白かったです。

いつもよりはギャグは控えめでシリアス色が強かったのですが、高橋克実さん、藤原竜也さん、永作博美さんの迫力ある芝居に心はわしづかみ。


キタとミナミに分断された国、争い殺戮が繰り広げられる中で、美しい毒使いの殺し屋シレンとキタの兵士ラギの恋物語が紡がれてゆきます。

歌舞伎や韓流ドラマだったらラストは心中みたいな流れになりそうなところですが、毒煙に倒れた人々を自分たちが持っている力で助けることができると気づいた二人が舞台の奥に去っていく後ろ姿は清々しく希望があり胸にジーンと沁みるものがありました。

アホだけど純粋で虫が大好きで意外にも武闘派の王様を演じた三宅さん、イヌの河野さんが特に面白かったです。