マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

グランド・ブタペスト・ホテル

2014年06月30日 | 舞台・映画
以前から気になっていた映画「グランド・ブタペスト・ホテル」を観てきました。

場所は日比谷のシャンテシネ、平日昼間なのに結構混んでました。

この作品は、ベルリン国際映画祭で銀熊賞・審査員グランプリを受賞したそうです。

ウェス・アンダーソン監督の最高傑作との声も。

評判通りとっても面白かったですよ~

古き良き時代のノスタルジーを感じさせる「グランド・ブタペスト・ホテル」が舞台。

作家がさびれた「グランド・ブタペスト・ホテル」で出会った一人の老人はこのホテルのオーナーその人だった。

大金持ちのオーナーなのにもかかわらず、何故か彼は最上階のエレベーターよりも狭いと言われる使用人部屋に逗留していた。

「あなたはどうしてこのホテルを買ったのですか?」と尋ねる作家に彼は語り始める。

戦争で親兄弟を殺された難民だった彼が色々なホテルを転々としてベルボーイとして働き始めた1930年代の「グランド・ブタペスト・ホテル」。

そこで彼は伝説のコンシェルジュに出会い、彼に気に入られ愛弟子となる。

レイフ・ファインズが演じるコンシェルジュが素晴らしいです。完璧主義者でありながらとっても人間的でチャーミング。愛すべき人物。刑務所で囚人たちが彼を脱走させるために協力を惜しまないのも、コンシェルジュの秘密結社クロスキーズの仲間たちが彼を助けるのも納得。

このコンシェルジュのお得意様の伯爵夫人が変死し彼に遺産として絵画を残したことから、彼が夫人を殺したのではと嫌疑をかけられ夫人の一族(特に長男)に命を狙われることに。

本当の犯人は?そして絵画に隠された秘密とは?そして単なるベルボーイが何故億万長者に成れたのか?・・・スリリングなミステリーなんですが、思わずくすっと笑っちゃうシーンが満載でとてもユーモアに溢れています。

極上のエンターテインメントという言葉がピッタリ。

観たあと、なんだか幸せな気持ちになりました。

観てる時には全然気づかなかったのですが、キャストがとても豪華。

レイフ・ファインズ、エドワード・ノートン、ジェフ・ゴールドブラム、ジュード・ロウ他、しかも観てる時には分からないほど(見たことある人だなぁと思っただけ)皆さん役になりきってました。これって凄いです。

華やかなりし頃のホテルの外観や贅を凝らした内装も見どころの一つ。

とっても洒落た映画でした。



宝塚宙組「ベルサイユのばら オスカル編」

2014年06月27日 | 凰稀かなめ様
本日、宝塚歌劇の「ベルサイユのばら」観客動員500万人達成だそうです

そうとは知らずに、こんな記念すべき日に前から3列目という素晴らしい席で「ベルばら」を観られるなんて、私って何て強運な女なの  

【本日のキャスト】

オスカル   凰稀かなめ
アンドレ   朝夏まなと
アラン    緒月遠麻
ジェローデル 七海ひろき
ベルナール  蓮水ゆうや

さて肝心の宙組「オスカル編」ですが、素晴らしいの一言。

オスカルの凰稀かなめさんが美しく凛々しく男らしいそして深い演技に心揺さぶられる。

朝夏まなとさんのアンドレは私のイメージにぴったりでとても素敵

とにかく宙組の男役さん達、皆さん粒ぞろい。スラリとした長身に小さな顔、オープニングのシーンから目は舞台に釘付けに。

オスカルの登場シーンも派手ですが、そこはクールビューティーの宙組(・・・と勝手に思ってる私)、ゴテゴテしてなくて洗練されててカッコ良かった~

小さい時のオスカルとアンドレのシーンとかは割愛されてて、その代わりにジャルジェ将軍が狂言回しのように喋る喋る。膨大なセリフの量でした。

宮廷のシーンもないので国王やマリーアントワネットやフェルゼンも出てこない。

ジャルジェ将軍の家族と親衛隊や近衛隊、市民のみ。

オスカルがいるだけで十分華やかなのですが、殆ど男だけなので彩りを添えるためなのかやたらと賑やかなお姉さんたちが出てきます。

などなど、ちょっと気になるところはあるものの、今まで観た「ベルばら」の中では一番感動した舞台でした。

ペガサスのシーンも良かったです。

後半のショーで金髪のロン毛で踊る凰稀かなめさんは両性具有的な妖艶さ。ちょっと麻実れいさんに似てました。

オスカルの凛々しいんだけど女らしいところ(決して女々しくはない!)もよく表現されていました。

今日の特別カテコでは、スペシャルゲストに涼風真世さんが登場。凰稀かなめさんに花束を渡した時、凰稀さんの「嬉しい~」という可愛らしい声が聞こえました。

最後には涼風さんも一緒に銀橋を渡ってご挨拶。

二人のカナメさんが並んでるのを見て身体が震えちゃった。


アンドレ・アラン・ジェローデルのキャストを替えてまた観に行きます。

何度でも観たい~


海辺のカフカ

2014年06月26日 | 舞台・映画


「海辺のカフカ」を観てきました。

K列でしたけど実質7列めくらいなので舞台に近く、良く見えました。

村上春樹さんのあの独特な世界観をどう表現するのだろう?と思っていたのですが、さすが蜷川さん!お見事

透明な箱に入ったトラックや図書館や森などのセットが動く度に、時空を超え夢と現実が混沌としてまさに「海辺のカフカ」の世界。

本を読んだ時一番印象に残ったのが猫とお話ができるナカタさんだったのですが、ナカタを演じられた木場克己さんが素晴らしいのなんのって。

私がイメージしてたナカタさんそのものでした。ナカタさんの出てるシーンは、全て良かった。

ジョニーウォーカーが猫の体を切り裂いて心臓を取り出し食べてしまうシーンは、凄くリアルで思わず目を背けたくなりましたけどね。冷蔵庫に血だらけの猫の首が並んでるところもゾーッとします。

原作通り空からはイワシが降ってきますし。

ナカタさんとトラック野郎のホシノさんとのやり取りは、特にほのぼのしてて良いですね。

図書館の藤木直人さんと宮沢りえさんは、その周りの空気だけ美しく澄み切っているようなオーラが漂っていて大好きなシーンです。

カフカを演じた新人の古畑くん。その役柄か、無表情で淡々とした語り口。カテコでりえさんに肩を抱かれお辞儀を促された時初めて見せた初々しい笑顔が印象的でした。

カフカの分身?であるカラスの柿澤勇人さんは、カフカ少年によく似ていますね。ロミジュリの時とは、また全然違っていて役者さんて本当に凄いな・・・

原作読んでから映画や舞台を観るとがっかりすることが多いけど、この舞台はそんなこと全然なかったです。

美しいセットを見るだけでも価値あると思います。

今日は、神田うのさんが観にいらしてました。りえさんと同じくらい細かった~!

西島秀俊さん

2014年06月26日 | ドラマ
ずっと以前から活躍されていて気になる俳優さんではありましたが、最近のメディアへの露出ぶりは凄いですね。

ドラマだけではなく、CM キングなのでは?と思うほど沢山のCMに出てらっしゃいますよね。

ドラマとはまた違った自然体のふわっと包み込んでくれるような優しい雰囲気の西島さん、いいですよね。

芸能人に疎い夫までもが「こいつ最近良く出るなあ・・・」と認知していたのでびっくり。

北野武監督の映画「ドールズ」で菅野美穂さんとひたすら歩き続けていた姿と「ダブルフェイス」や「MOZU」のハードボイルドな姿・・・振り幅が大きいですがどちらも物静かでストイックで孤独という点は同じ。

そんな中では「ストロベリーナイト」の菊田が一番好きかも

女性誌でも特集されてるし。今心惹かれる大人の男

西島さんと並んで長谷川博己さんや井浦新さん、大沢たかおさんの名があるのも納得。

皆さん、素敵です

ノア~約束の舟~

2014年06月23日 | 舞台・映画
「ノア」を観てきました。監督はあの「ブラック・スワン」を作った方。

これはかの有名な旧約聖書にある「ノアの方舟」のお話で超スペクタクルな作品。

単なるスペクタクル映画だと思いきやなかなか深い人間ドラマでした。

堕落した人間と世に蔓延る悪を一蹴してこの世をリセットするという神の予言めいた夢を見たノアは、家族と生きものを守るために方舟を作り始めます。

カインの一族に父親を殺され自分の土地を追われ、苦労して作った方舟も乗っ取られそうになったりと正しい平和主義者のノアにはこれでもかと試練が続きます。


ノアの一家と世界中のあらゆる種類の鳥や動物ひとつがいずつを残して、大洪水によって全人類が滅びてしまう・・・とここまでは聖書通りだったのですが、大詰めでとんでもないことに 

神の本当の意思は、悪事を働かない動物は生かして人間は絶滅させるものだと考えるノア。神に与えられた使命を全うしようとするノアは、神の使者と言うよりはまるで鬼か悪魔のようで、これから生まれてくる孫が男だったら生かしておくが女だったら殺すとまで言い出す始末。

まさに危険な狂信者のように自らを神の代行者だとして突っ走る。

神の言葉ではなく自分の意思で行動すると言い放つ彼らの敵役のほうが現代の我々にとっては人間臭く感じられます。

神と家族の間に立って葛藤し苦しむノアを演じたラッセル・クロウが凄かったです。

ノアの祖父役のアンソニー・ホプキンスがとてもいい味わい。

妻役のジェニファー・コネリーと養女のエマ・ワトソン(ハーマイオニーを演じた女優さん)につい感情移入して観ちゃいました。


CG映像も見ごたえありますが、自然と人間の関係、神の言葉を守るか自分の意志で決定するか?、家族の中で起こる様々な問題など色々考えさせられることが多い示唆に富む映画でした。

最後に神の意思よりも人間としての慈悲をとったノアに人類の未来への希望を見ました。


白蓮れんれん

2014年06月20日 | 
三浦しをん「神去なあなあ日常」と林真理子「白蓮れんれん」を読みました。

どちらも面白かった。

特に「神去~」は読みやすくて面白いので半日で読めちゃった。確かあの映画の原作ですよね。
「ウォーターボーイズ」の監督さん・・・ど忘れしたあ、そうそう矢口史靖監督の「WOOD JOB」。
映画も面白かったのかな~

ヘタレな勇気くんの成長ぶりが可愛い。染谷悠太さん、ピッタリだ!
ヨキは伊藤英明さんとか、こちらもまさにイメージ通り。

「白蓮~」の主人公柳原白蓮は「花子とアン」の蓮子さんのことだけど、「花子~」ではかなりデフォルメされてるんだなあと思いましたね。実際はかなりドロドロ。

朝ドラだけど、脚本が中園ミホさんだけにこれからの展開が気になります。

白蓮さんは、大正三美人の一人と謳われた美女だそうです。写真で見た限りでは、竹久夢二の絵のような儚げな楚々とした美人。林さんの本から受けた印象では、クールで芯が強そうな木村多江さんとか木村文乃さんのイメージ。でも心の中には真っ赤に燃えたぎる情熱を秘めているのです。


シスター・アクト

2014年06月17日 | ミュージカル
シスター・アクト二度目の観劇です。



【本日のキャスト】 デロリス  森公美子
          カーティス 大澄賢也

森公美子デロリス、もう最高~

大きな胸と身体をゆっさゆっさと揺らしながらところ狭しと走り回り歌い踊るその姿は、ユーモラスで見ているだけで楽しく元気になれます。

歌がど下手なシスター達に、歌の指導をするシーンなんか凄い迫力で鳥肌もの。

その容姿のせいか、男に捨てられ仕事にもありつけない哀愁とか説得力あります。

シスターたちとの心の絆の強さも今日のほうがひしひしと伝わってきました。

2度目で全体の流れが解っていたということもあるかもしれないですけどね。

カーティス役の大澄賢也さんは、線が細くヌメっとした爬虫類のような感じであまりボスキャラではないような。

強面で直情径行型のボス吉村光夫さんのカーティスのほうが私好み。

今日は、高校生の団体が1階後方や2階に入ってましたが、ノリもよくカテコも大盛り上がりでしたよ。

瀬奈さんの方は洗練されたミュージカル、モリクミさんの方はソウルフルなライブ的ノリ。

どちらのデロリスも素敵でした

この作品、千秋楽に向かってどんどん良くなりそうな予感

オーシャンズ・イレブン

2014年06月16日 | ミュージカル
渋谷の東急シアターオーブに香取慎吾主演のミュージカル「オーシャンズ・イレブン」を観に行ってきました。

いや~予想していた以上に面白かったな~

香取慎吾さんのオーラが半端じゃない!クールでダンディーな男らしさが素敵

山本耕史さんが面白すぎる!

橋本さとしさんの敵役が渋くてカッコイイ~!

観月ありささんは、スタイル抜群で綺麗!

霧矢大夢さんがダイナミック。

フランク莉奈ちゃんがめちゃキュート。

オーシャンズの皆さん、それぞれ個性豊かで面白い。

この作品は映画の「オーシャンズ・イレブン」を元に小池修一郎先生が作ったオリジナルミュージカルだそうで。

宝塚でも星組と花組で上演されてたそうですが、残念ながら私は観ていません。

因みにその時のダニー・オーシャン(香取慎吾さんの役)は柚希礼音さんと蘭寿とむさんですって。

さぞやカッコ良かったでしょうなあ・・・そういえばスマスマに蘭寿とむさん達男役トップさんが出た時、スマップの皆さんにカッコイイ男の仕草を伝授してましたよね。

そのせいか時々香取くんの中に宝塚の男役的かっこよさを感じました。

立ち姿とかダンスの振付も宝塚っぽくて素敵でしたよ。

香取くんはテレビで見る時と違って、張りのある声でとても滑舌も良く立派な座長さんでした。いかにも包容力あるリーダーって感じ。

結構客席降りとか通路を走り回ったりもするので1階は美味しいです。

私の席は1階の後ろのほうだったけど、オペラ片手に十分楽しめました。

最前両サイドにはラスベガスシートなるものもあり、素敵な特典もあるみたいです。開演前に舞台上で繰り広げられているゲームにも参加できるんですって。注目浴びるのでドレスアップしていかないと恥ずかしいかも。私には無理

舞台がラスベガスなので華やかなショーやイリュージョン?もあり楽しいのは勿論のこと、斉藤暁さんのロシア人富豪とか山本耕史君の変な医者とか坂元健児さんの中国雑技団とか香取くんとジャニーズJr.のフライングとか見どころ満載。

心からホントに面白かったね~と言える舞台でした。

そういえば6月9日にコクーン歌舞伎を観に行った時、舞台上で勘九郎さんが「今日シアターオーブで盗人が11人の舞台が開幕したそうですが、こちらは3人で数では負けているけどあちらに負けないように頑張ります」というようなことを仰ってましたっけ。

香取くんと山本くんのコンビが凄く良かったのも新選組繋がりだね~微笑ましいくらい。

どちらの舞台も若手が頑張っているのも観ていて清々しく気持ちが良かったです。





ミュージカル 「シスター・アクト~天使にラブソングを~」

2014年06月15日 | ミュージカル
「ベス」以来の久しぶりの帝劇。

瀬奈×吉村コンビの「シスター・アクト」のチケットを友人から頂いたもので。

実は、既に森クミ×大澄コンビのチケットを取っていたので、財政的な問題もあり、ダブルキャストだけど今回はコレ1回だけでいいや・・・と諦めていたのですが、ラッキーです。 

開演前には、ロビーの階段でゴスペルのミニコンサートもあり観る前からテンションが上ります

正直言って、映画版の「天使にラブソングを」でデロリス役だったウーピー・ゴールドバーグの印象があまりにも強烈だったので、キャストの写真を見た限りでは彼女にビジュアルが近い森公美子さんの方が適役に思えたんですよね。そういう人きっと多いと思います。



あのスリムで男前な瀬奈じゅんさんが破天荒なヤクザの情婦のデロリスをどう演じるのかしら?と興味津々で観に行ったのですが、さすがの演技力とパワフルな歌声に圧倒されました。

最初は、ドリームガールズのダイアナ・ロスみたい・・・と思いましたが、

終わった時には、彼女のデロリスしか考えられないくらいに。

逆にまだ観てないんだけど、モリクミさんはあんなに歌いまくり動きまくりで大丈夫なんだろうか???と心配になったほど。

ヤクザの吉村光夫さんともいいコンビでした。

修道院の鳳蘭さんと村井国夫さんもいい味出していました。結構このお二人が出るシーンは笑いが多かったです。

キラキラのド派手なお衣装と美しいステンドグラスや照明も華やかで気持ちが高揚します

帰りには、ヤクザのイケメン4人組がロビーでお見送りしてくれました。

映画と同じようにとっても楽しいミュージカルで、お客さんも皆んなニコニコして劇場を後にしていましたよ。

瀬奈さんのデロリスどうなんだろう?と迷っている方に是非オススメしたいです。

次回はモリクミさんと大澄賢也コンビをレポします。

浅野忠信さんと室井滋さん

2014年06月13日 | ドラマ
最近見る度に「渋い大人の男と言ったらこの人でしょう!!」と思うのが、浅野忠信さん。

NHKの「ロング・グッドバイ」でのかっこよさと言ったらありませんでした。

ダンディーな男とはこういう男のことをいうんだろうな。

服の着こなしは言うに及ばずそのさりげない仕草や佇まいが。

滝藤賢一さんに教えてあげたいくらいです。

でも年を聞いてビックリまだ41才なんですね。もっとずっとオ・ト・ナの感じです。いい意味で。

そして「花子とアン」のおっ母の室井滋さん。

素晴らしい演技です。

心にいろんな思いを抱えているのに黙って皆んなを暖かく包み込むようなその眼差しに何度涙したことか。

特にハナの妹のモモが北海道に嫁いでいく事になった週は感動の嵐でした。

面白いドラマや舞台ってこういう素晴らしい脇を固める方々がいてこそ成り立つものなんだなあとつくづく思います。




Kバレエ「ロミオとジュリエット」

2014年06月12日 | バレエ
渋谷のオーチャードホールにてKバレエカンパニーの「ロミオとジュリエット」。



1幕55分、休憩25分、2幕65分の約2時間半の舞台。

【本日のキャスト】
ロミオ     熊川哲也
ジュリエット  ロベルタ・マルケス
マキューシオ  伊坂文月
ティボルト   遅沢佑介
ベンヴォーリオ 井澤諒
ロザライン   山田蘭
パリス     宮尾俊太郎



熊哲さんとロベルタ・マルケスさんのロミジュリコンビ素敵

とても可愛いカップルでした。

熊哲さん、とても40過ぎとは思えないピュアな少年ぽさが凄いです。

ロベルタ・マルケスさんが可愛いのなんのって

純粋で可憐なその雰囲気と愛らしい表情はまさにジュリエットそのもの。

昔映画で見たオリビア・ハッセーのジュリエットに似ていました。

パリスと結婚させられるのを嫌がって拗ねるところなんか、とってもキュート。

でもそんなに嫌われちゃうパリスの宮尾俊太郎さんに同情しちゃいました。

ベンヴォーリオの井澤諒さんの踊りに拍手喝采でした。

ラストシーンも美しく、心が洗われるような舞台でした。

kバレエらしいゴージャスで美しい衣装も見どころ。

そういえばもうすぐ国立新美術館でバレエ・リュス展が始まりますね。

見に行かなくちゃ。

熊川・マルケスコンビがあまりにも素敵だったので、思わず休憩中に「カルメン」のチケットを買ってしまいました。

チケット売り場は、長蛇の列だったから同じ様に感じた方が多かったのね、きっと。

バルテュス展

2014年06月10日 | 美術館・展覧会
上野の東京都美術館で開催中の「バルテュス展」に。

少女の絵がやはり眼を引きます。





嵐が丘に感動して描いたという挿絵もありました。ヒースクリーフはバルテュスの自画像に似ていました。


スイスのグランシャレのアトリエを再現した部屋が素敵。窓の外の風景が朝から昼、夜と移ろう様子が。窓からの光を大切にしたバルテュスらしい。

バルテュス愛用の着物(里見浩太朗さんや勝新さんから贈られた物)等の愛用の品、奥様の節子さんやお嬢様との写真など・・・の展示もあり興味深かったです。



KAZAN

2014年06月10日 | グルメ
上野で「バルテュス展」を見た後、銀座のKAZANでランチ。

KAZANは銀座6丁目にあるシーフードメインのお店です。


冷たいコンソメジュレのカクテル


相方のは渡蟹と人参のムース


本来はキャッツアイオイスター(生牡蠣)なのですが、海老のカクテルに変えて頂きました。


前菜スペシャリテ イトヨリダイの昆布じめ


ロシア産甘エビと白桃の冷たいフェデリーニ


ニューカレドニア産天使の海老のエビフライ(又はお魚のカダイフ包み)


近海穴子とサマートリュフを黒米のリゾットで


デザート コーヒー

3500円のスペシャルランチ(税別)

とても美味しかった~特に白桃と海老のフェデリーニは絶品

暑い夏には、嬉しいですね。

8月まではこのメニューが楽しめるようです。

お店の方の感じもとても良くて大満足