マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

吉良ですがなにか?

2014年11月24日 | 舞台・映画
下北沢の本多劇場で三谷幸喜さんの「吉良ですがなにか?」観劇。

いや~笑った笑った今年観た三谷作品の中で一番面白かったかも。

年齢層は高く男性率も高かったけど客席の反応も凄く良くて一体化してた。

伊東四朗さんは勿論のこと、他の出演者の皆さんの会話のテンポとか間が素晴らしく良くて、寝るヒマなんてなし。

舞台は病院の待合室。トラブルに巻き込まれて父親が怪我をしたらしいという報せを受けて子供たちが集まってくる。
そこに父の愛人も現れて・・・

吉良上野介:伊東四朗
ラヴァー:戸田恵子
長女:馬渕英俚可
次女:瀬戸カトリーヌ
三女:福田沙紀
次女の夫:駿河太郎
三女の夫:伊東孝明
長男:大竹孝一
小林:阿南健治
医者:ラサール石井

この面子で面白くないはずないですね。最後には、あっと驚く?どんでん返しが。

恒例のアンケートのコメント紹介もあり、またまた爆笑。

上演時間はノンストップの1時間40分。これくらいが疲れなくてちょうどいいです。

お土産?にエコバッグとヤクルトタフマンも頂きました。

伊東四朗さん、いつまでもお元気で活躍して欲しいです。

柚希礼音スーパーリサイタル 『REON in BUDOKAN~LEGEND~』

2014年11月23日 | 凰稀かなめ様
星組さんの武道館公演に行って参りました。



オープニングの映像からしてカッコイイ~堕天使風のレオン君。

今の星組にはさほど思い入れは無いものの、やはりトップに君臨する柚希礼音さんの初武道館は観ておかねば・・・とチケットを取ったのですが、いや~来てよかった

思わず「カッコイイ~」と溜息が出るダンス、切々と心情を吐露する歌声、LEGENDメンバーとの愉快なやり取り、お客さんを置き去りにしない観客参加型の演出などなど・・・新参者で星組ファンでない私にとっても楽しめる内容でした。

今までチエさんが演じた役をメンバーがそれぞれの役に扮して勢揃いし、真風涼帆さん演ずる「愛と青春の旅立ち」の鬼軍曹(かなめちゃんが演じた役ですよね)が点呼するところは大爆笑の連続でした。  真風さん、カッコイイし、鶴美 舞夕さんのバトンリベンジには会場中から「ガンバレ~」コールが。

十輝いりすさんの「あたしチエちゃん・・・」には大受け。

音楽学校に入ってから現在に至る迄のチエさんの歩みを紹介する写真や映像が大スクリーンに映しだされたのですが、私のツボはかなめちゃんの露出が多かったことなんですよ。思わずニンマリしちゃいました。

星組時代の「太王四神記Ⅱ」のタムドクとヨン・ホゲのシーンとか、たぶん「愛するには短すぎる」だと思うんだけど紅いスーツを着たかなめちゃん、レオンさんとねねちゃんとかなめちゃんのスリーショットなど、私、まさか今日武道館の大スクリーンでかなめちゃんに遭遇するとは思っていなかったので、テンション最高潮でございました。

星組ファンの人達は、どう思ってたか知らないけどね。

でも、星組時代は色々あったんだろうけどさ、レオンさんはかなめちゃんの事とても可愛がってるように感じるし、かなめちゃんもレオンさんを慕い尊敬しているって感じられるんだなぁ。

先に退団しちゃうかなめちゃんへの思いがあの写真や映像には込められてる気がして感動しちゃった。

DVD出たら買っちゃいそう。

お金かかってるだろうな~と思える超カッコイイ映像を多用した演出も見どころ。

お客さんはほとんどの方が例の七色に変わるREONペンライトを振ってましたよ。私も、同行者が2本買ったので貸して戴いて参加。客席がと~っても綺麗でした あれ1本あるといいかもね。いろんなコンサートで使えそう。平原綾香さんのコンサートでも同じようなやつを持ってる人いたし。

レオンさんと真風さんとねねちゃんはそれぞれ動くお立ち台みたいな(よくジャニーズのコンサートとかで使われるやつね)のに乗って1階スタンド沿いを移動してくれたので、目と鼻の先にレオンちゃんを生で見ることができて大感激。(今日の席は1階スタンド南東A列)

レオンさんは2階スタンドにも行って通路を端から端まで歩いてお客さんとハイタッチ!したり・・サービス精神満点ですね~こんな気さくなところも人気の秘密なんでしょうね。

自分は子供の頃は、とても内気で人前で話そうとすると顔が真っ赤になって上手く話せないような子だったのに、今こうしてこんな大勢の人(8500人と言ってた)の前でお話するようになるなんて・・・ねっ、同期の皆さんねっ、高校の皆さんとアリーナ席を指さしていらっしゃいました。

アリーナ中央辺りにお揃いのオレンジ色のTシャツを着た同期の皆さんと涼紫央さんがいらっしゃいました。

やっぱり普通の人とオーラが全然違います。皆さん退団されてもお綺麗です。

チエさんの人柄が現れているような、カッコイイだけじゃなく暖かくほんわかした気持ちになれるコンサートでした。

本当に行って良かった~

DVD(ブルーレイ?)、やっぱ買いかな


終演後のスクリーンには愛情あふれるちえさん直筆のメッセージが。

上手く撮れなくて全然字が見えませんが・・・






姿月あさと「THE PRAYERⅨ」 

2014年11月21日 | 宝塚
赤坂のサントリーホール小ホールブルーローズにて、姿月あさとさんのコンサートです。

メンバーはヴォーカル姿月あさとさん、ピアニストの西村由紀江さん、チェリストの溝口肇さんの3人。

重厚な雰囲気のサントリーホールに相応しく映画音楽やクラシックを中心とした大人のコンサートでした。

チェロの音が響いた瞬間「なんていい音なんだろう」と感動するほど素晴らしい音色を奏でた溝口さんに、ズンコさんが弓(?)の値段をさり気なく聞き出したところナント2000万円ですって!!!
因みにチェロ本体は8000万円、合計1億円の音色でした

3人のトークがとても面白くて、80分(予定)のコンサートはあっという間。多分100分位はあったんじゃないかな?

ズンコさんは、11月半ばに上気道炎という病気になってある朝起きたら、いきなり声が全然出なくなっていたそうです。

それからずっと声を出しちゃいけないとお医者さんに言われていたので筆談で過ごしていたのだとか。

買い物に行ったら(筆談してるので)外人と間違えられたから外人のふりをしたとか面白いエピソードを沢山お話してくれました。

病気して、自分は何の資格も持ってないからこのまま治らなかったら、この先どうやって生きていったらいいんだろう・・・?と真剣に悩んだそうです。

楽器も弾けないし野菜ソムリエとかの資格もないし・・・と仰ってましたよ。

溝口さんと西村さんも「ボクだって」「私だって」おんなじですよ~と慰めあってました。

話す声はかすれ気味でしたが、お歌は朗々としっかり声が出ていたのでだいぶ回復されてるようではありました。

私が初日に観た「シカゴ」ではちゃんと声が出ていたのに、先日知り合いに「ズンコさんのビリーは声が出てないっていう評判だよ。」と言われ気になっていたのですが、そういうことだったのですね。

早くもとどおりに回復されますように

こういう小さいホールでしっとり聴かせるコンサートもいいですね。とても楽しく充実したひと時が過ごせました。

教会でのバースデイ・コンサートも是非行きたいです











SINGIN`IN THE RAIN 雨に唄えば

2014年11月21日 | ミュージカル


昨日、アダム・クーパー主演のミュージカル「SINGIN`IN THE RAIN 雨に唄えば」を渋谷の東急シアターオーブで観てきました。

今、諸事情により観劇を制限してるので観るのを諦めていたのですが、あまりにも評判が良いのでついフラフラッと。

評判通りの面白く楽しい気持ちになれるミュージカルでした。

特に一幕ラストの土砂降りの中でアダムが水しぶきを上げながら歌い踊るシーンは爽快

前の方のお客さん達は盛大に水しぶきを浴びて悲鳴をあげていました。

私は2階席10列目なので高みの見物 でもとても観やすい席でしたよ。

時代は、無声映画からトーキーへと変わる頃。 映画会社のスター(アダム)と彼と結婚したい看板女優、それにスター(アダム)が心寄せる新人女優。

看板女優はビジュアルはいいものの、甲高い声で馬鹿っぽい舌足らずのしゃべり方、唄もド下手。

苦肉の策で歌の上手な新人女優に吹き替えをさせることにして映画は大当たり。

「あまちゃん」の春子ちゃんを思い出して不憫に・・・

さてさてこの後看板女優にこのことがバレ激怒した看板女優に「あんたは一生私の影武者よ!」的な事を言われショックを受ける新人女優。

ここでスター(アダム)が取った行動とは・・・

ダンスシーンも多く、さすがアダム・クーパー、品のある美しい身のこなしで超カッコ良かったです。

カテコはスタオベで大盛り上がりでした。



因みにカテコは写真撮影OKです。

行こうかどうしようか迷ってる方は是非!

因みに昨日も当日券を求める方が長蛇の列でした。




紫式部ダイアリー

2014年11月19日 | 舞台・映画
渋谷のパルコ劇場にて三谷幸喜さんの「紫式部ダイアリー」を観劇。

今日の席は後ろの一番端っこでしたが、登場人物は紫式部(長澤まさみ)と清少納言(斉藤由貴)それにバーテンの男性の3人だけだしバーのカウンターに座って二人の会話が延々と続くので、声さえちゃんと聞こえれば全然OKです。

こんなこと言うと清少納言さんに突っ込まれそう・・・既に観た方はお分かりですよね?!

舞台はホテルのバー。 明日は「あけぼの賞」とかいう文学賞の発表があるため、選考委員の紫式部と清少納言はここのホテルに泊まっているらしい。

清少納言が紫式部をバーに呼び出したその訳とは・・・

女二人のありがちな会話。あけぼの賞有力候補の新進女流作家の和泉式部に異様な対抗心を燃やす二人。

「美人はいいわね、羨ましい~!」と嫌味を言う清少納言に対して「あんたには美人に生まれた女の苦労がわからないのよ!肌が荒れたらすぐ何かいうくせに、筆が荒れても誰も何も言わない。」と嘆く紫式部。

最初遠慮がちだった紫式部がお酒が入るにつれて馴れ馴れしく言葉遣いも荒っぽくなっていくところや、そんな紫式部に対して妙に引き気味の清少納言が意外でした。私のイメージとは逆。

でも朝日夕刊のコラムに三谷さんが書いてらしたように、作家って書いてる作品からのイメージと本人とはギャップがあるものなのかもね。

ま、そんなところが面白かったです。

ただ「笑の大学」のような可笑しさはなく、ラストも「エッ、これで終わり?」という感じでした。

長澤まさみさんの自由奔放な紫式部がとっても良かったです。通る声で滑舌もいいのでセリフがよく聞こえました。

斉藤由貴さんのちょっとおマヌケな感じの清少納言も可愛げがあって好感が持てました。

REON 2012

2014年11月15日 | 宝塚
2012年の柚希礼音さんのコンサート「REON」を見ました。

チエちゃんのコーナーでは、ちょっとウルウル。

二幕初めの紅ちゃんとチエちゃんには大爆笑。

二人共サービス精神旺盛ですね~

以前、なんかの番組で紅さんが実は歴女で、「桜田門外の変があったところでおにぎり(だったかな?とにかく食べ物)を食べる」とお話されていて面白いだけじゃなく変わってる人だなあ・・・と思ったのですが。

「太陽王」の時のキャラなんてぴったりで凄く面白かったですもんね。

今回は、「風と共に去りぬ」の主演だし、柚希礼音さんの次のトップは紅さんなのかしら?と思っていたら、どうも先日私が大感動したフランツ・ヨーゼフのあの方に決まりだという噂。

トップさんになっちゃうとカッコイイ主役ばかりになっちゃうもんね。面白い紅さんをもっと観たい私にはちょっと嬉しいかも。

じゃあ真風さんは? 背が高くてノーブルな雰囲気だから宙へなんてこともあるのかなぁと妄想している今日此頃であります。

雨に唄えば

2014年11月15日 | ミュージカル
アダム・クーパー主演のミュージカル「SINGIN`IN THE RAIN 雨に唄えば」。

観る予定はなかったのですが、観劇の趣味が同じ友人から「超楽しくて面白かったよ~」と興奮気味のメールを戴いたので、急遽観に行くことに相成りました。

金欠なのに、こうしてどんどんチケットが増えていく・・・まぁ、何事にも興味を持てるうちが華だよね。

マシュー・ボーンの「SWAN LAKE」のアダムは凄かったな~遠い目・・・

千秋楽の公演観たさに始発の電車に乗って渋谷のオーチャードホールに駆けつけ、夜の公演が始まるまで出るかどうかもわからない当日券を求めるために何時間も並んだことを思い出します。あの頃の情熱は何処へ。

久々の再会、楽しみです。レポは後日。


「白夜の誓い」初日映像

2014年11月12日 | 凰稀かなめ様
いよいよ始まってしまいました、凰稀かなめさんのサヨナラ公演。

評判はどうなんだろう?と気がかりだったのですが、初日映像観た限りでは、なんとも麗しくカッコイイかなめ様

フェニックスのショーもきらびやかで特にソフト帽に手を掛ける仕草などかっこ良すぎる~

あの歌が耳から離れません。

泣いたっていいじゃな~い←「泣いたって」じゃなくて「涙だって」だった

観てきた方のレビューでは、かなめちゃんが藤井先生にお願いした「若手をどんどん前に出して欲しい」「次のトップコンビの朝夏まなと×実咲凛音を中心とした場面を」ということが見事に生かされたショーで感動的だったそうです。

単なるトップスター凰稀かなめのサヨナラ公演ではなく、新生宙組へのかなめちゃんの愛情をひしひしと感じたそうです。

早く観たい気持ちと時間よ止まれ!という気持ちがせめぎ合っている・・・最近の私。

でもやっぱり早く生で観たい

そしてこの目に焼き付けたい。


ちもとの八雲もち

2014年11月11日 | グルメ
以前から気になっていたちもとの「八雲もち」を東急百貨店のデパ地下で発見。



羽二重粉と黒糖や寒天等を合わせて練ったふわふわのお餅の中にカシューナッツが入っています。

美味しかった~やっと食べられて大満足。

皆既食

2014年11月11日 | 舞台・映画
シアターコクーンで「皆既食」観劇。

席は1階のG列センター。

この作品はヴェルレーヌとランヴォーの物語。

以前「太陽と月に背いて」というディカプリオ主演の映画もありましたよね。

ヴェルレーヌには生瀬勝久さん。彼を翻弄するランヴォーには岡田将生君。

岡田君の美少年ぶりが凄い。

ヴェルレーヌが虜になるのもごもっとも。

声もセリフも聞き取りやすく生瀬さんを相手に堂々とした演技でした。

彼はこういう狂気を孕んだ役がよく似合うよね。斎藤工さんとか長谷川博己さんもね。

蜷川さんの演出にしては普通っぽい感じでした。

ご臨終

2014年11月10日 | 舞台・映画
新国立劇場小劇場で観劇。

実を言うとこのチケットを取っていたことすっかり忘れてたの。

二人芝居のシリーズ3公演セット券というのを勢いで買ったのが随分昔のことで、その後色々あってすっかり失念してました。

タイトルも暗そうな感じだし・・・と今一つ気が進まぬまま劇場に向かったのですが・・・

来てよかった~  凄いもの見せてもらいました今年見た中でもかなり上位にランクするんじゃないかしら。

温水洋一さんが、もう素晴らしいの一言です。

二人芝居のはずなのに、喋るのは温水さんのみと言ってもいいくらい。

1幕では、江波杏子さんが発した言葉は「メリークリスマス!」だけ。

それでも江波さんは言葉の代わりに目の表情や肩や背中の演技、ちょっとした仕草がどんどん変化していくのがさすが大女優の風格。

2幕では、あっと驚くどんでん返しが。

そして、温かな感動が劇場を包みます。

真ん中の舞台を取り囲むような座席の配置。私の席はC1、最前列でした。とても見やすかったです。

テーマは「みとり」ということだと思うのですが、老人の抱える孤独とか家族とは・・・とか色々なことを考えさせられる作品でした。以前観た草笛光子さんの「6週間のダンスレッスン」とリンクするところも。

暗転が30数回と多く暗くなる度にちょっとウトウトしちゃったところもあったけれど、温水さんのユーモラスな演技、シリアスな中にも笑いがありとても楽しめる舞台でした。

ラストシーンのアマリリスと降りしきる雪の美しかったこと シザーハンズのラストシーンを思い出してうるっとしました

終演後のシアタートークも貴重なお話をたくさん聴けて面白かったです。

この舞台、本当に凄いです。お勧めです。


凰稀かなめ写真集「宙」

2014年11月09日 | 凰稀かなめ様


凄いです この写真集。全ページ美しい~

シャーロット・ランプリングの「愛の嵐」やマレーネ・ディートリッヒのようなショットにドッキリ、かっこいいモード誌のグラビア風あり、ナチュラルな素化粧で沖縄の自然の中に身をゆだねる姿など・・・いろんなカナメちゃんが見られます。

特に気に入ったのは、沖縄の森のなかに佇むかなめちゃん、透明感があって森の精霊(キジムナーとかティンカーベルみたいな)のようで大好き

沖縄では緒月遠麻さんも特別出演。

最後にベルばらの軍服姿のオスカルと純白のドレス姿のオスカルもあります。