マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

ばらの騎士

2017年07月30日 | オペラ
友人のご招待で二期会の「ばらの騎士」を観に東京文化会館へ。

一階の後方サイド席でしたがとても見やすくて良い席でした。

「ばらの騎士」は日本では人気のオペラのようなんですが、その理由をある方がこう仰ってて納得。
日本の女性に馴染みのある「ベルばら」と「リボンの騎士」が合体したような題名だからではないか。原題は全然違うみたいなので、題名が違ってたらこんなには受けなかっただろうと。
なるほど・・・題名って大事ですね。

かく言う私も題名に惹かれた派です。

【主要キャスト】
元帥夫人    林正子
オックス男爵  妻屋秀和
オクタヴィアン 小林由佳
ゾフィー    幸田浩子


舞台は1740 年、マリア・テレジア治世下のウィーン。
オックス男爵の結婚に際し、貴族の結婚の印として贈られる銀のばらを運ぶ使者として、元帥夫人は自分の若い恋人オクタヴィアンを選びます。
花嫁となるゾフィーのもとへ銀のばらを運んだオクタヴィアンでしたが、若い二人は一目ぼれ。ゾフィーを守るため、粗野なふるまいのオックスに一泡ふかせようと一計を案じたオクタヴィアンでしたが、その場に元帥夫人が現れ…
ざっとこんなストーリー

最後は元帥夫人が身を引き、若い二人のハッピーエンドで幕となります。

オクタヴィアンは女性が演じるのですね。以前観たことがあるのに忘れてて、冒頭のラブシーンでアレッ?とびっくりしてしまいました。この役は女性が男性を演じながら女装もするという複雑な役で。まるで宝塚の男役みたい。何故か観てるうちにオクタヴィアンが天華えまちゃんに見えてきました。

シュトラウスの音楽が美しく、素晴らしい歌声に酔いしれて大満足で劇場を後にしました。

Yさん、ありがとうございましたm(__)m

オペラ 「ルチア」

2017年03月24日 | オペラ
新国立劇場で観てきました。

休憩を2回挟んでの3時間15分、たまーに睡魔に襲われたけどとてもわかり易い作品で楽しめました。

ルチアはヒロインの名前で、物語はロミジュリのような悲劇です。

舞台はメリー女王が即位したばかりの英国。(キルトを穿いてたからスコットランドかも?)

ルチアの兄エンリーコは家を守るためにルチアとアルトゥーロを政略結婚させようとしている。だが、ルチアには結婚を約束した恋人がいるので拒絶される。その恋人が実はエンリーコの敵のエドガルドだと知って激怒したエンリーコはエドガルドが不実な男だという嘘の手紙をルチアに見せ、無理やりアルトゥーロと結婚させてしまう。

ルチアが結婚承諾書に嫌々サインをした時、エドガルドが現れルチアを不実な女だと罵る。

婚礼の夜、ルチアは花婿のアルトゥーロを刺し殺してしまう。
正気を失ったルチアがハムレットのオフィーリアのように歌いながら彷徨う姿が哀れを誘う。

この時、血染めのドレスを着たルチアが、アルトゥーロの生首を刺した槍を振り回しながら彷徨う様子はかなりオドロオドロしかった。

エンリーコと決闘の約束をしたエドガルドが墓場で待っていると葬列がやってくる。それは精神を病んで衰弱死してしまったルチアの葬列だった。
エドガルドはルチアを抱きしめながら共に天国で結ばれようと歌い死んでゆく。

・・・ざっとこんなお話です。

オペラはヨーロッパの歴史や神話や宗教が絡んでくると複雑で難解なこともありますが、こういう単純なラブストーリーは分かりやすいし感情移入しやすくて初心者には良いですね。

ガエターノ・ドニゼッティー(愛の妙薬の作者)の曲はとても美しく、心地良い調べと素晴らしい歌声にうっとりでした




セビリアの理髪師

2016年12月07日 | オペラ


ロッシーニの曲はすごく耳に心地よく時々うつらうつら・・・船を漕いでいた私です。

内容は一人の女をめぐる恋のさやあて、ドタバタ、スッタモンダあってのハッピーエンドですが、最近夜な夜な報われない系の悲恋ものばかり観ていたせいか、「セビリア~」のチャラさは物足りないわ~!

楽しくハッピーなミュージカルも心がウキウキしていいけど、こころの深いところにグサッと刺さる様な感動のあるものを今の私は求めてるみたいです。


オペラ「アンドレア・シェニエ」

2016年04月23日 | オペラ
初台のオペラパレスにて「アンドレア・シェニエ」を観てきました。

「1789」と同じフランス革命前夜~ロベスピエールの恐怖政治の時代。

背景にはモクモクと湧き上がる暗雲が・・・「1789」と同じ。何か意味があるのでしょうか?

ストーリーは花組で蘭寿とむさんが主演された舞台と同じなんですが、オペラの方は1幕が単調に感じて、時々うとうと。

途中鳴り響く太鼓の音が次第に大きくなるに連れ、紗幕に映るギロチン台が増殖していく映像がとても不気味で気分が悪くなりました。

斬新な演出といえばそうなんでしょうが、好きではありません。

宝塚で観た「アンドレア・シェニエ」の方が楽しめました。

オペラ「魔笛」

2016年01月28日 | オペラ
初台のオペラハウスで観てきました。1回の休憩を挟んで2時間55分。オペラにしてはわりと短めです。

今日も学生さんの団体が入っていましたが、「魔笛」は曲も美しく聴きやすいしパパゲーノがコミカルでくすっと笑わせてくれたりと初心者には打ってつけの作品ですよね。

前奏を聴いてるだけで「こんな旋律を生み出せるなんて・・・やっぱりモーツアルトって天才~」と思ってしまいます。

でもストーリーは単純なようにみえるけどなかなか奥深い・・・

本日のキャストは全員日本人だったのですが、声は良いのですが声量がね~もったいないな!

やはり本場の方との体格の違い故でしょうか。オペラは体が楽器ですからね。

そう言えば以前花組で「アンドレア・シェニエ」やったし、今度星組さんで「こうもり」をやるけど、「魔笛」は宝塚でやったことあるのかな?

オペラ「トスカ」

2015年11月24日 | オペラ
東京オペラシティーのオペラパレスで「トスカ」鑑賞。


ロビーにはクリスマスツリーが

「トスカ」はお話もわかりやすくてオペラ初心者にはピッタリ。男子高校生と思しき制服姿の男子が大勢いらっしゃいましたが、皆さんお行儀よく鑑賞してらっしゃいました。

プッチーニの美しい旋律にうっとり・・・あまりの心地よさに1幕はついうとうと。2幕はハラハラドキドキの展開に眠くなる暇なんて無し。

「星は光りぬ」の前奏のところでは、ゾクゾクっと。

「トスカ」大好きです

オペラ「椿姫」

2015年05月26日 | オペラ
初台のオペラパレスにて「椿姫」鑑賞。演出と衣装はヴァンサン・プサール。

素晴らしかった~

「椿姫」を観て、こんなに美しい音楽と感動的なストーリーだと感じたのは初めて。

かなり以前、METのゼフィレッリ演出で評判の「椿姫」を観た時には、セットの豪華絢爛さに目を奪われ、肝心な音楽が心に入ってこなかった・・・というか「乾杯の歌」位しか記憶に無い。若かったせいもあるかもしれないけど。

この歳になると、それぞれの人の立場や気持ちが理解出来るだけに切なさもひとしお。

特にアルフレードの父ジェルモンがヴィオレッタに息子と別れるように迫る歌には、胸を打たれました。(同じように息子と娘を持つ母として聴いてて泣きそうになった

この歌の後の拍手とブラヴォーの嵐は凄かった。

ホント感動的だった。

オケピに三角形に張り出した舞台、セットとしてあるのは後ろの背景画や天上から吊り下げられたシャンデリア、一台のピアノというシンプルさ、しかし鏡張りの床や壁によってとてもゴージャスな感じで。

そのシンプルさのお陰でそれぞれの心情が美しい旋律とともにす~っと心に入ってきたのかもしれない。

今日の「椿姫」を観られて本当にラッキー。

素晴らしい公演でした。

オペラ「運命の力」

2015年04月14日 | オペラ
オペラパレスでヴェルディーのオペラ「運命の力」を観てきました。

面白かった~

何の予備知識もなく観たのですが、単純なストーリーでとてもわかりやすい上に音楽が素晴らしい。ヴェルディーって天才ね

演出も面白く現代的なようなクラシックなような・・・

1幕ラストの修道院の場面が特に素敵で感動しました。修道士たちが一斉に手に持ったキャンドルを灯すところ。

キリスト教色が強くテーマは罪と赦し。そしてキリスト教徒にとっては死=この世の苦しみから解き放たれて神に召されるということなのですね。

あらすじは、
セビリアのカラトラーヴァ侯爵の娘レオノーラとインカの王族の末裔であるアルヴァーロは侯爵が結婚を許さないため駆け落ちしようとしている。ところが侯爵に見つかってしまい、アルヴァーロは敵意のないことを示そうと拳銃を床に投げるが、運悪く暴発して侯爵に命中し侯爵は娘を呪いながら死んでしまう。

アルヴァーロは不運を嘆きながら逃げだす。

レオノーラの兄ドン・カルロは復讐しようと二人を追う。

アルヴァーロと離れ離れになったレオノーラは修道院に逃げ込み山上の庵に匿われる。

戦場でアルヴァーロは男を助け親友となる。しかしそれはレオノーラの兄ドン・カルロだった。

アルヴァーロはラファエッロ神父と名を変え修道院で暮らしているとドン・カルロがやってきて決闘を申し込む。

断り続けるアルヴァーロだがドン・カルロの執拗な侮辱に耐え切れず彼を刺してしまう。

山上の隠者にドン・カルロを看取ってもらおうと庵を訪れたアルヴァーロはそこでレオノーラと驚きの再会をしドン・カルロを殺めたことを告げる。驚いて駆けつけたレオノーラは兄ドン・カルロに刺されアルヴァーロに看取られ息絶える。

とこんな感じ。

本当にアルヴァーロって間が悪いというか運が悪くてお気の毒。誰ひとり悪人はいないのに運命の力によって翻弄され次々と悲劇が起こるのです。

愛するものを失って最後一人残されたアルヴァーロが哀れ。

時間も休憩を挟んで3時間半と丁度良く、オペラも歌舞伎もこれくらいの長さだと眠くならなくていいですね。







オペラ マノン・レスコー

2015年03月18日 | オペラ
初台のオペラパレスで「マノン・レスコー」を鑑賞。

蝶々夫人でお馴染みのプッチーニの作品です。

粗筋はというと、

美少女マノンは父の命令で修道院に送られる途中、立ち寄ったアミアンの宿屋で出合った青年デ・グリューに一目惚れされ、二人で駆け落ちする。

密かにマノンを誘拐して自分の愛人にしようと狙っていた金持ちの大蔵大臣ジェロントは悔しがり二人を追う。

パリに逃げたマノンとデ・グリューだったが、貧乏暮らしに嫌気が差したマノンはジェロントの愛妾となり豪奢な生活をしていた。

しかし愛のない豪奢な生活に満たされないマノンは、兄に頼んでデ・グリューを呼び寄せる。

二人が逢引しているところにジェロントが現れ、マノンは姦通罪で捕らえられ囚人としてアメリカへ流刑となる。

マノンと離れがたいデ・グリューは役人に頼み込んで同行を許してもらう。

アメリカに着いた二人を待っていたのは、過酷な運命だった。

砂漠のような荒野をさすらう内にマノンは次第に衰弱していき、やがてデ・グリューの腕の中で息絶えるのだった。

と、ざっとこんな感じ。

始まる前に粗筋を読んで、なんてくだらない三文芝居なんだろ・・・と思ったのですが、音楽の力は偉大なり。

つまらない筋なのに、陳腐な歌詞が壮大なオーケストラの奏でるメロディーに乗ってオペラ歌手から発せられた瞬間に心に切なく響いてくるからあら不思議。

これが芸術というものなのでしょうか?

考えてみれば、狂言や文楽、歌舞伎もしかり。心中物とかね。

結構、内容はグダグダの他愛もないものが多いですよね。

享楽的な小悪魔マノンに振り回されるデ・グリューが哀れですが、一貫して変わらないその純愛ぶりは素晴らしい。

それにしてもこれほどまでにデ・グリューに愛されるマノンが羨ましくもあります。

舞台作品て本も勿論大事ですが、演出・音楽・美術によって駄作にも名作にもなるのだなあと改めて感じたのでした。








オペラ ドン・カルロ

2014年12月09日 | オペラ
ヴェルディーのオペラ「ドン・カルロ」。

面白かったです。

来日キャストの声の良さ・歌の巧さヴェルディーのメロディーの美しさににうっとり。

わかりやすく共感できるストーリーで観て良かったと思いました。

オペラって感情移入できないとホントに辛い時ありますもんね。

そんなわけでオペラ初心者にはお勧め。


劇場ロビーのツリー

オペラ パルジファル

2014年10月09日 | オペラ
初台のオペラパレスにてワーグナーの大作オペラ「パルジファル」を観てきました。

なんと5時間40分の長丁場。正直言って疲れました~

舞台上にあるのは矩形を組み合わせたジグザグの1本の道だけ。

その道の色が変わったり部分的に上下したりするだけのシンプルなセット。

ロング・アンド・ワインディング・ロードって感じでしょうか。

キリスト教徒と異教徒の話だと思うのですが、その道の向こうにいるのはどうみても橙色の袈裟を着たお坊さんのようで私の頭の中は???

あらすじを読んではいたものの、難解で哲学的な訳詞を読みつつワーグナーの美しい旋律にうっとりしてるといつの間にか夢の中へ。

終わった後、姉が「前に観たMETのパルジファルはオーソドックな演出で解りやすかったけど、今日のはどういう演出の意図なんだろうね?METはセットも綺麗でカウフマンは美男子だったから説得力あったよ。」と言ってましたが、私も次は普通の演出で観てみたいと思いました。

演出家の話では、キリスト教と仏教には似ているところがあるのでキリスト教か仏教かということは大した問題ではない。ワーグナーは、聖杯を守る騎士団=余計なものが一杯付いて形骸化したキリスト教、として密かに糾弾しているのだそうです。
そしてキーワードの「共苦によって知を得る」というのは、人々の苦しみを共に分かつ(同情する)ことによって悟りを開くということを意味しているのだとも言っています。
彼は仏教徒の多い日本人に理解しやすい様にというコンセプトで、悟りへの道の途上にお坊さんを配したのかな?と考えると腑に落ちます。

それにしてカテコも含めると約6時間の長丁場、演じる方も観る方も体力勝負。

でもワーグナーの音楽って本当に美しく麻薬的です。

久しぶりにルードヴィッヒが観たくなりました。

オペラ「アラベッラ」

2014年06月03日 | オペラ
初台のオペラパレスでオペラ「アラベッラ」観劇。

開演前にあらすじを読んでいたら既視感が。

ギャンブル好きな父親のせいで破産寸前の貴族の一家。美貌の姉と経済的な理由から女なのに男として育てられた妹、占いに一家の未来を託す母。

両親は、美貌の姉を大金持ちと結婚させようと・・・

途中まで見て、前に同じオペラを観たこととに気づいた私。

そういえば、宝塚花組さんの「アンドレア・シェニエ」の元となったオペラも観たことないと思っていたら、引き出しからオペラ「アンドレア・シェニエ」のプログラムが出てきた。全然記憶になかったのでビックリ。

なんか心配になってきた・・・


オペラ 死の都

2014年03月25日 | オペラ
恐ろしげな題名とはうらはらにとても美しいメロディーの楽曲で綴られたオペラでした。



ストーリーは

最愛の妻に先立たれた男が、妻の面影を慕って家の中に妻の想い出の部屋を造りまるでそこを神殿のように神聖化している。(これが死の都)

男はそこに篭って日がな一日鬱々と暮らしている。

ある日、彼は妻と瓜二つの踊り子に会う。

踊り子への情欲と妻への貞節との間で悩み苦しむあまり、踊り子を絞め殺してしまう。

・・・・目が覚めてすべては幻想だったことが分かる。

男は、死の都から出て行こうと決意し旅立つのだった。

ざっくり言うとこんな感じの物語。




オペラ カルメン

2014年01月22日 | オペラ
初台のオペラハウスにてオペラ「カルメン」鑑賞。

本や映画・オペラなどで何度か観たことがあるので、ストーリーはよく分かっていて馴染みのある演目です。

今日は男子校の団体鑑賞会だったらしく男子生徒さんが多数いました。

皆さん大人しくご観劇。やはり知ってる曲が多いので聴いてて楽しいですよね。

「目が悪いので字幕の字が見えなくて歌詞の内容がよくわからなかった」と話してた生徒さんもいましたけど。残念。字幕があるときは眼鏡は必需品だよね

カルメン役のケテワン・ケモクリーゼさんは、美貌と美声と情熱的な演技でカルメンにピッタリ。

相手役のホセ=ガストン・リベロさんもよく伸びる心地よいテノールで素晴らしかったです。

エスカミーリョ=ドミトリー・ウリアノフさんは、堂々たる体格でいかにも強そうな闘牛士のようでした。

勿論こちらの歌唱も素晴らしかった。

今まではカルメンは男を振り回す悪い女、というイメージだったけど、今日観てちょっとイメージが変わりました。  
その美貌のために多くの男性にチヤホヤされ自由を愛するカルメンと、愛する者のためには牢獄に入ることも厭わないしカルメンを独占したいホセの生き方・愛し方があまりに違いすぎて起きた悲劇なんだなと感じました。

だからカルメンはそんなに悪い女には思えなかった。

二度の休憩をはさみ約3時間半でしたが、面白くてあっという間でした。

次回は「死の都」です。

オペラ ホフマン物語

2013年12月10日 | オペラ
初台のオペラハウスにて「ホフマン物語」観劇。

「天国と地獄」で知られるオッフェンバックのオペラです。

詩人ホフマンが語る恋物語が芯になっていますが、これが現実のものなのか彼の頭の中にある妄想なのか・・・ちょっと村上春樹チックなお話です。

セットがとても斬新で凝っていて素敵でした。

出演者の衣装もカラフルでダークブルーを基調にした舞台に映えてとても美しかったです。

休憩の時に「今日の凄くいいですね」とお話しているマダム達がいらしたけど、この舞台イマイチだなぁ・・・と思った私って

風邪薬を飲んだためか時々睡魔に襲われて・・・ところどころの記憶しかないせいかも

今日は高校生の団体が鑑賞していたのですが、爆睡している生徒さんも。

高校生には退屈な演目だったかもしれませんね。

私もまだまだ修行が足りないなぁ

気を取り直してオペラハウスの中にはこんなツリーが